懐かしい～～

今日、フルートのレッスンだった。
練習曲も順調に進み、先生が次の曲を用意してくれていた。
所見で弾いてみて、「楽譜をコピーしてください」とのこと。
実はこの曲、NHK教育で放送された時に作った楽譜集なのだとか。
いやー懐かしい。
画像右側の染みだらけの楽譜集。
田舎では楽器を教えてくれるところはピアノ以外は無く、テレビで音楽教室があると好きで見ていたものだった。
特にバイオリンとギターが好きで、ギターは楽譜をお取り寄せしていた。
（子供なのによく注文したなー）
わたしでもこういう譜面を見て練習していた時期が有ったのかと思うと、その頃の自分が愛おしい。
で、このころのギター教室の先生は「荘村清志」さんで、素敵なおにいさんだなーと思って憧れていた。この名前で調べてみたら、現在60歳。でも今もカッコイイ。
この人のおかげで「武満徹」という音楽家を知ることができた。
「ソル」とか「タレガ」とか「カルカッシ」とかギター音楽の作曲家の名前を覚えたものだ。
お山も好きだけど、別の感覚で音楽も好き。クラシックの良さを再認識する。

教えることと教わること

お稽古事を続けていると、現在の仕事について考えさせられる事がある。
日々人に「教える」ことを生業にしているが、このことについて人から学んだことが無い。すべて独学で学んだことばかり。
時々「この教え方でいいのかな？」と考えることもある。

今週２度中国語のLessonがあった。
先週の学習が非常に解りづらく、ちょっとへこんでのlessonだった。
しかし、今週教えてくれた若い先生が非常に分かり易い例題を出してくれて、文法を応用し例文をつくる作業もひじょうに楽しかったのである。

教える側は教わる側より、そのことに対して知識があるわけだから難しいことも知っているのも当たり前だけど、学習意欲が沸く内容にして欲しいと強く思った。

6月中旬に試験があるため放課後講習を行っている。
内容は難しい内容の物もあるが、なんとか理解しやすい例題を作りたい。
放課後の１時間半を集中して勉強して貰いたい。

教える立場と教わる立場両方経験出来るのは、稀かもしれない。
学生の学習意欲を失わせないように、毎日あれこれ考えている今日この頃である。