☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

フルートレッスン 撃沈。

2016-09-30 06:06:00 | 札幌


3週間ぶりに、フルートレッスンで札幌に行きました。
お天気は良く、車も少なく(対向車は結構多かった)、まぁまぁ普通に到着。

仕事で必要な消耗品を調達。ダイソー、ホーマック、いつもお世話になります。

さて、レッスン。
葦笛の踊りは、ほとんど見てもらってなくて、細かいところは、ほぼ初めて状態。
前回はミニコンサート、その前と更にその前は、花のワルツで終わっていた。

ロングトーン、倍音の練習。

そして、曲に。
頭っからダメだし。
一音一音に、やり直し。

「人より練習量は多いと思うけど、間違った練習してる」
「このままだと、発表会に間に合わない」
等、きつーいお言葉(T . T)

て言うか、見てもらっていない、第三者に聴いてもらっていないので、
練習していても、本当にこれで良いのか?と思いながらの毎日だったから、
間違った練習というより、迷いながらの練習だったんだと思う。

キツイ言葉を貰ったけれど、スタカートをどう克服して良いか、ヒントをもらった。
スタカート、高音はきつい音になり、低音の音量が中音の半分くらい。
最初から最後まで、スタカートばかりのこの曲に、体力は結構使う。

でも、ひとつだけ、褒めてもらった。
B♭が、今までで1番良い、という事。
これくらいの音が、全部に出せるように。

最近、色々悩みながらも、疲れて来ても口の中が狭くならないコツ、みたいなものを見つけた。
まだ途上中だけど、高音の濁りが少なくなってきたと思う。

それにしても、自分が練習している時の悩みが、本当に次元の低いところにあって、情けない。
自分で自分のレベルは、この位。とか、決め付けているから、上達しないんだな。

先生が指導していることって、「この私に、そこまで求める?」と感じるほど、高度なの。
で、「分かっているはず」と言われるほど、要求される。

「普通に聴けば、上手に聞こえるけれど、聴く人が聴けば、すぐ分かる」

それってこの曲だけでなく、今までだってそうです。
一年掛けても、納得できる演奏が出来た訳ではなく、それはそれで理解はしてるんです。

まぁ、12月の発表会が近づいているこの頃は、毎年、ガツンとキツイ言葉があるから、慣れているのは慣れているんだけど…やっぱり凹むわ〜〜。


でも、こういうことに関して、負けず嫌いだからね。
クッソ〜〜(^^;;
頑張るわ
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ファイターズ、リーグ優勝おめでとう!

2016-09-29 06:21:28 | 野球・オリンピックその他のスポーツ








北海道移籍後から応援している、日本ハムファイターズが、
パ・リーグ優勝しました!
2006年に日本一になってからは、常に常勝チーム。
こんなに強いチームだったのか?って思う程。

2006年はリーグ最終日に札幌ドームに行って、応援したよ。
武田勝が投げて、ダルビッシュも中継ぎ。マイケルがクローザーだった。
セギノール、稲葉、小笠原等の打撃も素晴らしく、稲葉ジャンプもできた。

新庄は引退の年。


今年は、最終戦の前まで決まらなかったけれど、チームの雰囲気とか、
勢いがあの時に似ているような気がした。

イチローが出てきた時、投走打のバランスのとれた選手に目を見張った。

今のファイターズの選手って、みんなそう。
子供達のお手本になる選手ばかり。
北海道に来てくれて、本当にありがとう。

大谷、中田は勿論だけど、西川遥輝の成長も誇らしい。
賢介ベテランの落ち着き、レアードの寿司ホームラン!
タックの犠打、大野のリード、陽くんの守備。
どれを取っても、本当に素晴らしい。

しかし、ダルビッシュのような、特別な選手は、ここ何年も出ないと思っていたのに、
翔平みたいな選手が居るんだもの。
そして、育てたのはファイターズの指導者なんだもん、縁の下の力持ちが凄いよね。

いやー今年の秋は、長くなりそう(^^)

本当に本当に、おめでとうございます!
そして、ありがとうございます!

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美しすぎて、言葉も出ない大雪山裾合平2016/9/26

2016-09-27 06:33:56 | 山・散歩・ジョギング
先週22日は、祝日営業したので、その代休を取りました。
姿見ロープウェイから裾合平経由で中岳温泉まで、草紅葉を見に行きました。

朝7時45分のロープウェイに乗り、姿見駅に到着。
一面深い霧に覆われています(T . T)

駅で晴れるのを待つ人が大勢待つ中で、雨具を身につけ、出かけます。


5m先までしか見えない…
今日は晴れ予報なのに〜〜。

それでも見える草紅葉は綺麗で、「晴れろ〜〜」と願っていました。


お天気が悪いと、モチベーションが上がらないなぁ、と思ってタラタラ歩いていましたが…

裾合平分岐に近づいてくると、雲が取れてきました。

わーい!綺麗!


チングルマの草紅葉も、綺麗だよ〜〜!


すご〜い。


分岐まで1時間30分。
ここからが待ちに待った景色。


大塚小塚と草紅葉が美しい。
スケールが大きい。


当麻岳と草紅葉。


熊が岳の裾野の紅葉も美しい。

ゆっくり歩き、目的地の中岳温泉まで2時間17分で到着。


思ったより人は少ないと思っていたけれど、旭岳方面から縦走してきた人達で、結構賑わっていました。

ここで昼食。
茨城から来た男性に、写真を撮って貰いました。

レインウエア着たまま。最初は寒かったけど、下山の途中で脱ぎました。

20分程寛いで、帰ります。


本当にどこを見ても美しく、感動しかありません。


分岐手前の草紅葉。素晴らしい!

裾合平分岐から、当麻乗越方面に少しだけ歩いて見ました。
ピウケナイ沢の水量が多くなってから、歩かなくなった道。
ここも素晴らしい!

草紅葉のオブジェが見られました(^^)

少し歩いて引き返し、見えた景色。

紅葉がまるでお花畑!


分岐を越えて、旭岳と熊が岳を見ながら歩きます。
どこを見ても、全部絶景です。


まだ黄色いナナカマド。まだしばらく楽しめそうです。


広大な眺めを満喫!


朝見えなかった旭岳。
見えましたよ〜!

懐深い大雪山。
神々の遊ぶ庭カムイミンタラ。
こんなにスケールの大きな景色は、滅多に見られません。

登山口まで、車で1時間弱。
思いついて前日に決めたことだけど、こんなに素晴らしい景色に会えて
本当に感動しています。


登り 2時間17分
下り 2時間15分 休憩も含みます。
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秋本番

2016-09-21 06:44:02 | 花・ガーデン
昨日の朝は寒かった〜〜。
今年初めて、気温一桁の朝。

庭を見たら、スモークツリーが真っ白に。



葉の周りに、白く露が付いています。

気温5.5℃。
一気に紅葉が進みそうです。


バラの葉も、露が付いて寒そうだけど、この季節ならではの美しさ。


深い赤に、なぜか感動する。

夏は開放的で、どんどん花も変わっていき、勢いがあります。
でも、秋は、ひとつの花が長〜く咲き、落ち着いてきます。

心の中を映し出す、不思議な力があるようです。

庭の花は少なくなっていくけれど、
ちょっとセンチメンタルな今の季節も、結構好きです(^^)
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大雪山 赤岳の紅葉 2016/9/15

2016-09-17 05:32:16 | 山・散歩・ジョギング

今年の気象がちょっと変ですよね。
6月長雨、7月猛暑、8月9月台風直撃。

紅葉の時期を見計らっていましたが、どうなんだろう?と思いながら出発。
層雲峡に前泊し、赤岳に行きました。
宿の枕が合わず、悪化して最悪の状態。ちょっと不安で出かけました。

9/11から大雪レイクサイトから銀泉台登山口まで、シャトルバスが運行されており、1番のバスに乗り込みました。


いつものように、赤岳登山口。


銀泉台の紅葉は少し早く、しかも霧が掛かって見えずらかった。残念!


登山道脇に、チシマヒョウタンボクの赤い実です。可愛い!


ウメバチソウもまだ咲いてます。


第一花園到着。
この辺りは、夏、雪渓で埋まっていたんだろうなぁ。


ゴゼンタチバナの実も可愛い!


テラスで休憩して、先に進みます。
まだ紅葉していないけれど、ナナカマドの実の中を行きます。


第二花園。

え、ミヤマリンドウ、まだ咲き始め。

アオノツガザクラ、これもまだ蕾がいっぱい!

ミヤマキンバイ。

ニシキツガザクラ。

本当にびっくり。この時期にこんなにお花があるんだもの。

奥の平では、草紅葉が綺麗。




エゾノサワアザミが可愛い。


水面に紅葉が映って綺麗!


何気無い草たちも輝く季節。

コマクサ平。
さすがにコマクサは終わっていたけれど。

葉が黄葉してました。


第三雪渓が見えます。
まだ、色づきは進んでません。


手前からこんな感じ。

そして驚いたことに、第三雪渓のお花が多いことです。

エゾヒメクワガタ

ヨツバシオガマ

チングルマ

コエゾツガザクラ

エゾノツガザクラ

ウサギギク

ミヤマリンドウ

イワギキョウ

そして、第三雪渓を登り切り、ホッとした時に現れた、コマクサ。


夏の登山と変わらない花の多さに、大歓声!


紅葉とお花がいっぺんに楽しめるって事は、本当に珍しいと思います。


第四雪渓を登り切れば、すぐに山頂です。


岩をよじ登って、パチリ。


小泉岳方面は霧で、よく見えませんでした。

山頂は寒いので、第四雪渓まで下り、そこで昼食を摂りました。

お天気は雲が取れず、快晴とは行かなかったですが、概ね良好。

下山もお花と紅葉を楽しんで帰りました。

草紅葉も、お花みたい。


タカネトウウチソウ。


ミヤマリンドウ、開いてます。

そして、第一花園から見下ろすと、綺麗な紅葉が見られました。



ハイオトギリの草紅葉も、本当に綺麗!


首痛も膝痛もあり、満身創痍でゆっくり歩きました。
何事もなく無事帰ってこられて、良い山旅でした。

シャトルバスで大雪レイクサイトに戻り、割引券をもらって、「黒岳の湯」に直行!
良い湯でした!

登り 3時間25分
下り 2時間55分

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庭の花

2016-09-13 06:18:42 | 花・ガーデン
8月中旬頃からの、台風やそれに伴う低気圧の長雨で、庭の花も少なくなってしまいました。
雨が降ると、花の写真も撮りたく無いし、まずは掃除ばかりの日々です。

気温も下がり、日も短くなり、気がつけばもう、9月中旬。

昨日は久しぶりに秋晴れのの1日になったので、お花の写真を撮ってみました。


チャイコフスキー


ガウラ


ストロベリーヒル


バレリーナ


フロックス

可愛いなぁ。頑張ってるなぁ。


コレオプシス


桃色たんぽぽ


秋明菊


スカビオサ

写真を撮ってみると、思ったよりたくさん咲いてます。


ルドベキアヘンリーアイズ


八重咲きギボウシ


七変化



ヒメヒマワリ


エキナセア


トルコキキョウ


アシダンセラ


ヤブラン


ゲンペイシモツケ


カリガネソウ


数えてみると、80種以上咲いてます。
真夏に比べると、花の勢いは減っているけれど、静かに落ち着いた雰囲気も、なかなか良いものです。
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フルートレッスン ミニ発表会

2016-09-09 06:42:59 | 札幌
12月の発表会に向けて、ミニ発表会がありました。

朝7時半に美瑛を出発、早い(^^;;
でも、道路が空いていて、運転は快適。
遅い時間より、早い時間の方が得意かも?

さて、いつものように新さっぽろのレッスン場へ行くと、皆さん音出ししています。
新さっぽろ教室の方は、レッスンの前後で時々お見かけしますが、白石教室の方は、発表会以来です。

8名の参加。
自分以外の演奏を聴けるのが、楽しみです。

やはり皆さん、緊張されていて(自分も含めて)、出だしの音がかすれるけれど、中盤からは取り戻し、自分らしい素敵な音になって行きます。

どの曲も美しくて、素敵です。
楽器も違えば、骨格も違う。
本当に同じ音が無い、個性的な楽器だと感じます。
あ、でも、楽器って、みんなそうかな…

友人のMちゃんも、本当に素敵で、技術もアップ。
いつも難しい曲に挑戦していて、感心します。

来週コンクールに出るNさんも、素晴らしい。
彼女を見ていると、やっぱり若いって良いなぁと感じます。

発表の後は、皆さんでランチ。
こんな機会は少ないので、楽しい時間でした。

で、帰ってきてから、録画した動画を見たの。
酷い、私の演奏。
吹いている時から、ダメだこりゃって思っていたけれど、本当に酷い(T ^ T)

いっぱい言い訳したい事はあるけれど、これが今の実力だわ。
音と立ち姿、本当に直さなきゃ。
動画はリアルに、自分の見えないところを映すね。
今日からの練習に役立ちます。

iPadで余分なところを編集したのに、アップできず、悶々としてます。
音だけでもなんとか保存したいけど。

色々やってみます。
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肩甲骨、大事。

2016-09-07 06:04:06 | 健康
首痛が治らないので、美瑛町の治療院を探し、行ってみました。

しみず整骨院。

首を温めて、電気通して、そしてマッサージ。
丁寧に診て貰った結果、50肩と言われた(^^;;
下向き作業で姿勢が悪いことも。
いや、多分それが1番ダメなんだよね。

で、先生が言うには、首痛は、肩甲骨が凝っているため、なんだとか。
そう言えば整形の味戸先生も言っていた。

マッサージをしてもらい、ちょっと軽くなって支払い。

今までマッサージは行ったことあるけれど、結構な値段がする。
でも、こちら保険適用で安い。ラッキー(^_^)v
初めて行くところって、ちょっと不安があるけど、良かったです。
また行こう!

で、うちで、肩甲骨の凝りを解消するストレッチを調べると、

「肩甲骨はがし」って言うんだね。

肩甲骨、ベリってめくれちゃうイメージだけど…
これが大事なんだね。

両手を肩に当てて、内回し5回、外回し5回。
両手を背中で組んで、上に持ち上げる。
そしてまた肩に手を当てて、内回し5回、外回し5回。
あとは、姿勢を良く保つ事。

続けて行きましょう。


ここ数日、首痛のせいで、寝起きが辛い。

肩甲骨、大事!
実感しました。
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九条武子碑まで

2016-09-02 06:09:08 | 山・散歩・ジョギング
首が痛くて、整形外科で診て貰ったら、背中の筋肉の凝りだということで、
休日は軽くトレッキング + 水泳と決めて、朝から出かけました。

白銀荘から、九条武子の歌碑まで行ってみようという事で、画家さんと2人で出掛けました。

三段山の登山口左側方向に、そのルートは有って、望岳台まで繋がっています。
いきなり倒木(^^;;


塞がっていたけれど、その先に道が見えたので、強行しました。

森の中を歩き、素敵な展望にも出会え、

気持ち良く歩いていたのですが、
富良野川の源流が増水していて、人が渡れる水量ではありません。


やむなく引き返し、望岳台から歌碑を目指しました。
十勝岳、美瑛岳登山道を歩き、少し登ってから工事用の道路?みたいな所を歩きました。

しばらく登り、分岐を見つけます。


ここから溶岩流の流れた跡を越え、すぐ着くかなぁ、と思っていたのに、無い(T ^ T)


諦めて溶岩の上に腰掛け、昼食を食べようとしたけれど、先に続く道がやっぱり気になり行く事にしました。


ハイマツの間を抜ける、日本庭園の様な道。
なかなかいい感じです。

沢の音が聞こえてきます。
けれどなかなか辿り着かない。

望岳台から50分ほど経った時に、突然歌碑が現れました。


こんなに大変な所にあるんだね。
昭和4年7月9日に建立されたそうです。
九条武子と言えば、大正三大美人の1人だそうで、残っている写真も美しい。

九条武子


十勝岳爆発を詠む『九條武子の歌碑』
建立場所 十勝岳山腹泥流跡の這い松の中
建立年月 昭和四年七月九日
『たまゆらに けむりおさめてしずかなる
             山にかへれば 美るにしたしも』
この歌は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)第二十一代法主、大谷光尊氏(明如上人)の次女で、九條良致男爵(貞明皇后の弟)と結婚されたが、四十二才の若さで生涯を閉じた歌人で有名な『九條武子』の短歌で、大正十五年の十勝岳爆発とその被害に心を痛めて詠まれた。
― この短歌はどこで詠まれたのか ―
一般的に歌碑・句碑等は歌人、俳人がその地へ行って詠まれたのを記念して建立されるが、この歌は『九條武子』が仏教婦人会総裁をしていた関係で、昭和二年九月四日旭川で開催された北海道仏教婦人会大会に出席のため来道された時のものである。
大会が終了の翌日、昭和二年九月五日旭山公園への行き帰りに、中天高く呼き上げる遥るかに眺望され、又は十勝岳爆発の被害状況を聞き、遭難死者の霊安らかならんことを祈り、十勝岳の鎮静化を心から念じこの歌を詠まれた。
九條武子は十勝岳爆発に関し次の歌も残している。
◎あきらめの ため息ならず 火の山は
         憤怒の息を 大空にはく
◎けむりはく 十勝の嶽の 上にして
         まさをき空は いよよすみたり
◎十勝嶽 けむりををさめ 横雲の
         動かずてあれば 目にはろばろし
◎あなけうと 十勝の嶽の 吐く煙
         巨岩のごとも むらがりのぼる
これらの歌は九條武子の歌集『裏染』(昭和三年十一月発行)『自孔雀』(昭和四年十二月発行)にて発表された。
― 歌碑建立のいきさつ ―
十勝岳を霊山として仏教的に開発をしたいと明治の末頃から永年にわたって念願し、そして着々と実践されていた上富良野町聞信寺先代住職 故門上浄照師がこの歌碑建立に大きくかかわっていた。
門上浄照師は、十勝岳を精神教化の霊場とすべく大正十年には十勝岳中腹に太子堂を建て、大正十三年には俳人、長谷川零餘子の句『鬼樺の 中の温泉に来ぬ 橇の旅』の句碑建立、昭和二年には俳人で旭川市慶誠寺先代住職である石田慶封師(俳名雨圃子)の句碑『秋晴や 雪をいただく 十勝岳』の建立、安政火口の下流のヌッカクシフラヌイ川の三つの滝に聖徳太子の三経義疏から名をつけた。
九條武子が来旭の折に、今なお噴煙を上げている十勝岳と爆発による悲惨な災害を聞いて歌を詠まれた事を知った門上浄照師は、ぜひ歌碑の建立をと考え申し出たところ『たまゆらの……』の揮毫を御拝受した。この直筆の揮毫は歌碑と同じ大きさで、現在も聞信寺に大切に保存されている。
昭和二年八月末に来道され九月上旬に帰られた九候武子は、翌年の昭和三年二月七日、四十二才の若さで永眠された。九條武子の突然の死を知った門上浄照師は『たまゆらの……』の歌碑を十勝岳に建立しようと考え、檀徒の方々へ援助と協力をお願いした。
昭和四年七月、九條武子の兄で西本願寺法主である大谷光明猊下が、北海道開教百年記念法要に来道される事を知った門上浄照師は、本山に九條武子の歌碑建立とその除幕式に猊下の御臨席を賜りたい旨の文書を提出していたところ、六月八日に本山より電報にて歌碑建立の許可と除幕式出席の連絡が入った。
早速、旭川中学校教諭(現道立旭川東高等学校)の柴原小市氏(大正十四年~昭和六年九月まで在職で物理・地学学者で昭和四年発行の十勝岳爆発災害志に観察記録が掲載されている)と相談、旭川地区は柴原教諭、富良野地区は門上浄照師で寄附を募ることを決め、六月十一日に両者で十勝岳に登り、歌碑の建立場所の選定を行った。
歌碑建立には門上浄照師の熱意にうたれた檀信徒の方々、仏教青年会の労力奉仕による歌碑運搬、登山道路改修に旭野地区の人々の奉仕活動もあって、十勝岳の泥流跡の岩山を台座にした歌碑が完成した。
― 歌碑の除幕式 ―
昭和四年七月九日、九條武子の兄で西本願寺法主、大谷光明猊下をお迎えして除幕式は行われた。
上富良野市街から中茶屋までは元飛沢病院長の飛沢清治氏(中町飛沢尚武氏の父)が購入したばかりのフォードの乗用車で行ったが、その初乗りが光明猊下であったという。
中茶屋からは馬九頭で十勝岳に向う。光明猊下は矢野辰次郎氏の馬に乗られたが、乗馬が達者で歌碑の近くまで馬で行かれた。
大谷光明猊下ご臨席の中で九條武子の歌碑は、柴原小市氏の令嬢、千津子さん(当時八才)の手によって除幕された。
『たまゆらの けむりおさめて しずかなる
             山にかへれば 美るにしたしも』
の歌碑が十勝岳の噴煙を仰ぎ見るなかに建立された。


かみふらのの郷土をさぐる会機関誌から引用させて頂きました。


十勝岳噴火の犠牲者に贈られた、レクイエム。
再びこういう事が起こらない様に、祈るばかりです。
2時間ほどのトレッキングを終え、富良野のプールにGO!

平日で利用者も少なく、しっかり肩をほぐして来ました(^^)
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