休日に悪天候が続き、山に行けない日が続きました。
見た事ない花が咲いていました。
今回も、テンクラAとテンクラCが混じり合うお天気。
でも、迷いは無く、午前中勝負、多分山頂は霧だから登りで景色を楽しむぞ〜と早朝出かけました。
十勝岳温泉登山口に車は一台だけ。
まだ山に入っている人居ない?
入山記録に一名いました。
人が居るだけで安心です。
上空に雲があります。
ヌッカクシ富良野川。
昨秋氾濫があった様で、川幅が広がっています。
崩落場所。登山道が崩れていて、とても危ない。
要注意場所、何とかクリア。
急登を上がると、いつも出会うコヨウラクツツジ。
小さくて可愛い。これも花です。
周りが明るくなって来て、三段山が見える様になって来た。
クロウスゴ
ほら、青空まで見えてるよ!
でも、今日は身体の調子がイマイチ。
咳喘息みたいな空咳が続き、喉がゼーゼーして呼吸が苦しい。
最近こういう事多くなって来ているな。病院に行こうかな。
上ホロカメットク山との分岐です。
流石に今の時期は雪渓歩きです。
打ち抜きに気をつければ、雪渓歩きも楽なのです。
分岐を越えて登り切ると晴れて来ました。
富良野岳です。わーい。
今後曇る可能性もあるから、写真撮っておこう!
三峰山もかっこいい。それにしても、この時期にしては雪渓が少ない様な気がします。
登山道をズームで。
気をつけなければ。
あ、ショウジョウバカマ。雪融け直ぐに咲く花です。
長い雪渓です。
ここは、地図やGPS、YAMAPで確認しながら歩かないと、道迷いしそうです。
長い緩やかな道の脇にはサンカヨウがあるはず。
目を凝らして探して、二輪ほど見つけました。
蕾はいっぱいあったから、少し季節が早かったかな?
エンレイソウ。森林公園等のエンレイソウはオオバナが(白)多いよね。
標高の高いところでは見た事ないなぁ。
登りの途中で振り返ると、十勝岳まで見えています。
そして梯子段まで来ました。
エゾノハクサンイチゲの咲き始めです。
エゾイチゲも可愛い。
そして、三峰山との分岐、肩まで来ました。
ここまで結構時間がかかりました。
さぁここからお花畑。
時期が早いから咲いているかな?
ミヤマキンバイが咲いていました!
ミネズオウが咲いていると、テンション上がります。
コメバツガザクラ!
小さくて可愛い花がいっぱい!
小さくて可愛い花がいっぱい!
エゾコザクラだ。
エゾノハクサンイチゲ
斜面にエゾコザクラがいっぱい。
なんか嬉しいなぁ。
そうこうしているうちに、少しづつ霧が掛かっています。
着くまで持つかなぁ。
あと30分持って欲しい。
斜面のエゾノハクサンイチゲは満開とは言えないけれど、良い感じで咲き始めています。
見た事ない花が咲いていました。
家に帰って調べてみました。
チシマアマナと言うのだそうです。
初めまして。
だんだん雲が掛かる登山道。
後ろを振り返る、今通って来た道。
そう言えばこの時期、この辺りに雪渓があり、ツアーの方たちが軽アイゼン装着してた場面に遭遇したっけ。道産子は雪に慣れているから夏靴でも平気だけれど、本州の方は、相当に恐怖を感じるみたいです。
今年はもう雪渓はありませんでした。
キバナシャクナゲが可愛く咲いてます。
ホソバイワベンケイの赤ちゃん。
イワウメ。
この花は咲き始め。
これからいっぱい咲くと思います。
そして山頂に到着。
今日は時間が掛かったなぁ。
3時間35分。
今までで1番遅いかも。
でも良いや、今年の夏山のピーク踏めたし。
その日その日の体調もあるからね。
少し休んで、直ぐ下山。
ほぼ霧状態。
時々雨。
上りとは全く違う条件で下山です。
雪渓歩きは霧の時が危険です。
霧で踏み跡を見失うからです。
長い雪渓歩きにスマホのバッテリーが切れない様に、途中で充電しました。
エンレイソウの赤ちゃん。
手のひらサイズで可愛い。
そして、いつもと違う場所でサンカヨウ発見!
今回の登山は、この花が目的でした。
ずっと霧の中を歩いて(時々晴れる)最後の分岐を越えて目の前に三段山が見えるはずなのに、みえないと、夢の中にいる様な不思議な感覚です。
一瞬見えた。
でもまた直ぐに霧の中。
その中でナナカマドの蛍光色が目立ちました。
崩落場所を何とかクリアして、登山口までの長い道。
雨降って来てレインウエアとザックカバーを装着。
ザックの中が濡れると嫌なんだ。
そんなこんなで時間って掛かるよね。
道端にエゾノツガザクラ。
雨に濡れたミツバオウレン。
そして無事に、登山口に戻って来ました。
6時間45分。
登りで、3時間35分
山頂で10休憩
下山、3時間
シーズン1回目の夏山登山はやっぱり疲れます。