Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

テラスで野点をしました / お弁当でお花見ランチ

2021-02-28 23:06:00 | 茶道

今日は朝からとても暖かくて風もなく、穏やかな天気でしたね☀️



去年に続いて、今年も満開となったお隣の梅が見える我が家のテラスで野点🍵を行ました♪



去年はまだ小さかったミモザも今年は立派に成長し、梅に合わせるように咲いてくれました💕


また、去年は陽射しが暑いくらいだったので、今年は日除け代わりにと幅2m近くもある野点傘を設置していたので、野点傘の赤・ミモザの黄色・梅のピンクのコントラストがとても綺麗です❤️



今年はこの野点用にゴザを新調して、3畳サイズのゴザを客座に。点前座には被毛氈を敷いて、茶道口と水屋にあたる通路には1畳もののゴザを用意しました😊




今日はコロナ対策で4部制のお茶席としたため参加される人数は事前に把握していたのですが、上生菓子は当日買いに行く時間が取れないため、ことしもお菓子は棹物にしました💦


今日のお菓子は源吉兆庵の「花むらし」。桜の香りが豊かな蒸し菓子です。


そして小さいお客様もいらっしゃる予定だったので、可愛らしい「おいり」と菱おこしも用意しました❤️



1席目は実家の両親。娘には七五三用に仕立てた千總の紫色の振袖に、私の使っていない袋帯を母に頼んで半幅帯に仕立て直してもらった白地に桧扇柄の帯を締めて♪



2席目には梅の持ち主であるお隣の方と、お向かいのお家の方を。3席目はご近所の小学校のお友達ファミリー。初めての抹茶にも挑戦する意欲満々で、なんと飲み干してくれました👏




そして最後の4席目は保育園時代からのお友達ファミリー。娘にもお点前をしてもらいました(と言っても、お茶を入れてお湯を入れて点てるところだけですが)。1年ぶりのお点前ですが、上手に点てられていましたよ😊




お茶席を片付けたあとは、お友達ファミリーとお花見ランチ。簡単なお花見弁当🍱を作っておいたので、テラスにテーブルを出してのランチタイムとなりました💕


ぽかぽかお天気が気持ちよく、子供たちも楽しく遊んで、大人も夕方までテラスや室内でおしゃべりを楽しみました❤️


お茶のお稽古(白地紅白梅柄小紋) / 息子とぜんざい作り / おうちごはん(イタリア料理:基本・3月)

2021-02-27 23:43:00 | 着物

もうすっかり暖かくなって、梅も満開になってきたこの頃😊



今日を逃すともう着られなくなってしまうかな❓と思って、こちらの着物をえらびました💕



こちらの着物は別誂えではない既製の反物から仕立てた着物のなかで、特に気に入っている一枚です。とても華やかなので、袖が13寸にしか仕立てられなかったのが悔やまれる着物です💦



着物は地模様のある白い綸子地に、その地色を全て覆い尽くすかのように、白と赤の濃淡で染められた大振りの紅白八重梅がたっぷりの金彩を使って描かれている小紋。


帯は塩瀬地を深い黒に染め上げ、几帳や投扇興、前帯には貝合わせなど王朝風の文様を描いた別誂えの染め名古屋帯。


帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に、赤で蝶々が表現された輪出し。


帯締めは白~鶸色のグラデーションになった組紐。


今日のお稽古は長板の濃茶点前をさせて頂きました。

お菓子はこの時期らしく「うぐいす餅」で大石堂製。

お軸は利休忌にちなんで利休像と時世の句が描かれた画讃。時世の句は「人生七十 力囲希咄 吾這寶剣祖佛共殺」。

お花は初釜と同じウグイスカグラと曙椿が生けられていました。


午後からは夫とバトンタッチをして、子供たちと一緒に帰宅🚙💨




先日保育園のおやつでぜんざいが出たそうで、それをまた食べたいと言っていた息子。ちょうど母が小豆を煮て持ってきてくれてあったので、息子と一緒に白玉ぜんざいを作りました♪



自分でこねて丸めて茹でた白玉団子は美味しかったようで、珍しくおかわりをして食べていました❤️


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました🍽


【イタリア料理教室:基本編・3月】



前菜はアスパラガスのグリーンポタージュ。春らしい緑のパスタは、さすがいまが旬なだけあって、濃厚な味わいの美味しいスープに仕上がりました💕



パスタ🍝はブカティーニ・アマトリチャーナ。新婚旅行のローマで食べた思い出のパスタです。ブカティーニはかなり太麺ですが、中心が空洞なので、食感が面白いですね😊



メインは山菜と魚介のフリット。のはずですが、時期が早かったのか山菜が手に入らなかったので、今日はオクラやアスパラやミニトマトといった身近な野菜と舞茸、そして鯛をフリットにして💕

2月の和小物たち

2021-02-26 23:24:00 | 着物

2月は日数が少ないので、ひと月が過ぎるのがとても早い気がしますね💦


今月も着物👘を着たときに活躍してくれた和小物たちを仕舞う前にご紹介します😊



2月の豆簪は2種類あって、ピンクと白の、一輪の八重梅たち。祇園の金竹堂製。

帯に挟む扇子は小さめの花が可愛らしい紅白梅模様のもので、浅草の文扇堂製。

懐中時計を付ける根付は、紅梅を模した匂い袋で、京都の松栄堂製。



手拭いは可愛らしいピンク地に、紅白梅がランダムに描かれた濱紋様シリーズ。

小風呂敷はピンクと白の市松の地に、手ぬぐいと同じく紅白梅が描かれたもの。

ハンカチは赤と白の市松地に紅梅の模様。

懐紙は紅梅が一枝描かれたシンプルなものを。

一筆箋は紅梅の枝と、梅柄の大和鈴の2種類。


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます


北野天満宮「梅花祭」

2021-02-25 23:21:00 | 京都花街

今日、225日は、平安時代の文人・菅原道真公の忌日にあたります😊


菅原道真公といえば朝廷で右大臣にまでのぼりつめた貴族であり、漢学者・文人としても高名な方ですね💕


しかしながら時の権力者であった藤原氏の思惑によって晩年は大宰府に流され、失意のうちに亡くなったといわれています💦


その後、当時の都であった京では道真公の左遷に関わった貴族たちの相次ぐ死、日照り☀️による不作、疫病😷の流行などと、不可解な出来事が続きます。極めつけは清涼殿への落雷。この落雷⚡️によって藤原氏の貴族が即死。落雷のショックで時の天皇であった醍醐天皇もまもなく亡くなりました。


これらすべては道真公の祟りと考えられて、落雷事件以降、道真公は雷神として都人に恐れられていました😱


そんな中、道長の乳母とされる多治比文子の枕元へ道真公が立ち、「北野の地に祀ってくれれば心も安らぐだろう」と伝えたことから、朝廷が北野の地に社殿を造営し、道真を雷神として祭ったのが京都の北野天満宮の始まりです。


その後、歌人であり優秀な学者でもあったことから学問の神とされて、現在では京都以外にも道真公を祀った天満宮があります😊



(画像は報道系サイトからお借りしました)


京都の北野天満宮では、毎年225日は祭祀が行われ、道真公が梅の花をこよなく愛したことから「梅花御供」を神前にお供えします。それに加えてちょうど梅の咲く時期でもあることから、この祭祀は梅花祭とも呼ばれています❤️



(画像は報道系サイトからお借りしました)


この梅花祭りでは、北野天満宮のすぐそばにある上七軒から芸舞妓さんが総出で参加される野点が開催され、毎年賑わいを見せています💕


もともと上七軒は、室町時代に行われた北野天満宮の再建で残った機材を使って7軒の御茶屋を建てたのが始まりですので、北野天満宮とは縁が深いのです😊



今年はCOVID-19の影響で野点席は中止、芸舞妓さんだけが本殿に入り、献茶を行ったそうです💦

スカイベリー

2021-02-24 23:12:00 | 日記

暖かくなって、いちご🍓がたくさん出回る時期になってきました。


子供たちもいちごが大好きで、毎日朝晩のご飯には必ずデザートとして添えているので、いちご消費量がとても激しい我が家💦



そんな我が家に、先日とっても嬉しいことに、大量のイチゴ🍓の差し入れを頂きました💕


しかもなんと、スカイベリーを4パックも‼️


スカイベリーといえば最近出てきた品種で、あまおうに並ぶ高級いちごです。栃木百名山の「皇海山」にちなみ、大きさ・美しさ・美味しさが大空に届くようにと名付けられたもの😊


栃木の指定農園でしか作られていない希少性もあり、いままでこんなにたくさん見たことがなかったのです。


とってもありがたく、美味しいいちごを味わって頂こうと思います❤️


子供たちも大粒のいちごに大喜びでした😍