Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

11月の和小物たち

2024-11-29 23:49:00 | 着物

もうすぐ11月も終わり。和装時に活躍してくれた和小物達を仕舞う前にご紹介しますね😊



11月の豆簪は4枚の紅葉し始めた楓🍁を模したものです。祇園の「金竹堂」さん製。

帯に挟む扇子は紅葉した伸びやかな楓の枝の柄です。浅草の「文扇堂」さん製。

懐中時計に付ける根付は黄色い楓。京都旅行でお土産物屋さんで購入しました💕



手拭いは生成り地にオレンジの濃淡で楓が描かれたものです。濱文様シリーズ。

小風呂敷はオレンジ地に紅葉した楓と兎が描かれたもの。濱文様シリーズ。

ハンカチは生成りの薄手のガーゼのような生地に、色づいた楓が描かれたもの。

懐紙は色づいた楓と落ち葉拾いの熊手。

一筆箋は吹寄せ、紅葉と御所車、落ち葉の丸の3種類。


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます



お茶のお稽古(千總・紫地紙風船柄小紋)/おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理)

2024-11-23 23:34:00 | 着物

今日は秋晴れと言ったお天気でとても気持ちの良い一日でしたね☀️


今日はそんなお天気と、盛りを迎えた紅葉🍁に映えるひと揃えを選びました😊

こちらの着物は、綺麗な紫色の着物が欲しいなぁと思って、百貨店の担当者さんにお願いして、千總から紫系の小紋ばかり 10反ほど取り寄せて頂いた中で、地色に一目ぼれした一枚。赤みがかった京紫がとても印象的です💕


着物はさらっとした縮緬地を綺麗な京紫に染め上げ、そこに金彩を施した可愛らしい色使いで、ポンポンと紙風船が描かれている千總の小紋。


帯揚げは菱形形地のある白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。

帯締めは鮮やかな蜜柑色の冠組。


今日のお稽古は濃茶の運び点前をさせて頂きました。

お菓子は「柚子薯蕷」で大石堂製。

お軸は「紅葉舞秋風(こうよう しゅうふうにまう)」と書かれた墨蹟。


午後は子供たちの習い事の時間がいつもよりも早かったので、送迎でバタバタとしていたらもう真っ暗な時間に💦


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました🍽️


【イタリア料理教室:シチリア料理編・11月】 - Maria Callas Diary


前菜はインサラータ・リンフォルツォ。ナポリ発祥で、来客が増えるクリスマスの時期に作られることが多い作り置きサラダです💕

パスタ🍝はパスタ・アル・フォルノ。ミートソースに生クリームが入っているのがアクセントになっていて、温めなおしが効くのが嬉しいですね😊


メインはチーズ入り挽き肉のナス巻き。焼いた米ナスでお肉ダネを包んでオーブン焼きにする、いかにも冬らしいお料理です🎵



お茶のお稽古(別誂え・黄色地竜田川柄小小紋)/おうちごはん(イタリア料理:基本・11月)

2024-11-16 23:13:00 | 着物

今日は発表会後久しぶりにピアノ🎹の出張レッスンに来て頂いてから、身支度をしてお茶のお稽古へ。


例年11月頭に着ているのですが、今年は紅葉🍁が遅いので、いつもより時期をずらしてこちらのひと揃えを着ることにしました😊

11月に着るために帯と一緒に別誂えをしたのですが、どちらも秋らしくこっくりした色合いがお気に入りです🎵


着物は松葉地紋のある唐織生地をこっくりとした赤みのある黄色に染め上げて、様々に色づいていく楓と流水を描き、竜田川文様に仕上げた別誂えの小紋。


帯は塩瀬地を落ち着きのある深い赤に染め上げて、銀杏の葉・楓・松葉・枯葉といった秋の葉とともに、桜・梅などの春の花や橘を散らし「春秋吹き寄せ」文様に仕上げた、別誂えの染め名古屋帯。


帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地に、ピンクの絞りで柄を表現した輪出し。

帯締めは蜜柑色の冠組。


今日のお稽古は瓢卓の薄茶点前をさせて頂きました。

お菓子は「亥の子餅」で大石堂製。

お軸は古今和歌集より市原王「一つ松 幾代か経ぬる 吹く風の 音の清きは 年深みかも」という歌が綺麗な色紙に書かれたもの。

茶花は「西王母」椿が活けられていました。


夕方は子供たちのバレエ🩰とサッカー⚽️で送迎や付き添いをしつつ買い出しに行き、夜は子供たちの寝支度を早めに済ませてゆっくりディナーを楽しみました🍽️


イタリア料理教室【基本編・11月】 - Maria Callas Diary


前菜はパッパ・アル・ポモドーロ。硬くなったパン🥖を美味しく食べるためのお料理ですが、イタリアでは離乳食にも使われるようですよ😊

パスタ🍝はボッタルガのスパゲッティ。オイルベースのシンプルなパスタですが、ボッタルガをたっぷりとかけるととっても美味しいのです💕


メインは豚肉のミルク煮。冬らしいミルク煮は、ソースをブレンダーにかけてペースト状にするパターンがお気に入りです🥰



お茶のお稽古(千穂:水色地目取り御所解き柄小紋)/おうちごはん(イタリア料理:基本中級・11月)

2024-11-09 23:49:00 | 着物

2週間続けてお茶のお稽古がお休みでしたので、今日は久しぶりに着物を着られるとあって、朝からウキウキしながらお仕度をしました🎵


単衣~夏物はお手入れが大変なためあまり増やさないので数が少ないのですが、袷は手持ちの着物の数がどんどん増えるので、月3回のお茶のお稽古に毎回違うものを着て行っても「今年は着られなかった…💦」という着物が出て来てしまうようになり、袷の時期のお茶のお稽古は出来る限り振替日を使ってすべて行くようにしたいところです✨



秋も深まってくると着物も深い色を着たくなりますが、今年はまだ気温が高く紅葉も遅めとあって、今日はまだ暖かな陽射しに似合うこちらを選びました😊



こちらの着物は千總の総柄小紋をたくさん誂えていた頃に、地色が気に入って買ったもの。着るたびにこの綺麗な地色にワクワクしています💕


今年はこの着物の一番目立つ柄のピンク色に合わせて、帯を新調しました。同じ柄の白地の帯を持っているのですが、総柄小紋に合わせやすくてとても気に入っていたので、色違いで購入してしまいました😅



着物は落ち着いた水色のサラっとした縮緬地に、ピンクや朱色をポイントカラーとして、抑えた色合いで御所車をメインに御所解き柄が描かれた「千總」の総柄小紋。


帯は織り出しの模様と同じ地模様があるピンク地に、優しい色使いで大きめの華七宝が織り出された、西陣の名門「藤原織物」の唐織の名古屋帯。


帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。

帯締めは明るい蜜柑色の冠組。


今日は11月に入って初めてのお稽古ということで、薄茶運び点前をさせて頂きました。

風炉から炉に切り替わる 11月は、茶道の世界ではお正月。お菓子もそんな時期にふさわしいものをご用意頂いてました💕


お菓子は先生手作りの粟ぜんざい。年に一度、お膳に乗ったこのぜんざいを食べるのを楽しみにしています😊


お軸は「寿似南山(じゅはなんさんのごとし)」と書かれた墨蹟。

茶花は「西王母」椿が竹の花入れに活けられていました。


夕方は子供たちの習い事の送迎をしたり買い出しをしたりして、夜は子供たちの支度を早めに済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました🍽️


イタリア料理教室【基本中級編・11月】 - Maria Callas Diary


前菜はほうれん草のソテー・ローマ風と、トマトとモツァレラチーズのブルスケッタの 2種盛り。この時期のトマト🍅はミニトマトの方が美味しいですね。ブルスケッタを食べると、毎回トスカーナの山の上のレストランで食べたブルスケッタに感動したことを思い出します✨

パスタ🍝はスパゲッティ・ボスカイオーラ。木こり風とも言いますが、山で採れる素材で作るパスタで、たっぷりのキノコにお肉(山では本当は鹿肉🦌とかなのでしょうね)を使ったお料理です🎵


メインはチキンのソテー・ゴルゴンゾーラクリームのソース。このソースは子供たちも大好きなので、今日は多めに作って子供たちのお夕飯にも出しました💕



10月の和小物たち

2024-10-28 23:15:00 | 着物

もうすぐ10月も終わりということで、今月も和装時に活躍してくれた和小物たちを仕舞う前にご紹介します😊



10月の豆簪は鮮やかな黄色が印象的な一輪の菊。祇園の金竹堂さん製。はっきりした黄色がとても可愛らしいのですが、そろそろ派手になってきたので、いずれ娘に譲るつもりで、私は同じ形の白か淡いピンクを買おうかと思っています💕


帯に挟む扇子は可愛いピンクと白の小菊が描かれたもので浅草の文扇堂さん製。

懐中時計に付ける根付は黄色い菊の匂い袋。京都の松栄堂さん製。



手拭いは生成り地に、秋らしく銀杏や楓🍁などの吹寄せ模様で、濱文様シリーズ。

小風呂敷は青みの紫地に、黒い色紙に菊や兎柄🐇の大正浪漫っぽい雰囲気のもの。

ハンカチは生成り地に、大胆な色柄で大きなオレンジや白の菊が描かれたもの。

懐紙は菊や楓などの吹寄せ柄。

一筆箋は万寿菊、乱菊、扇子と菊酒の3柄。


また来年活躍してくれる時期まで、きれいにして大切に仕舞っておきます