京都旅行も終わり、いよいよ今日からは伊勢・志摩旅行の始まりです
今朝は6時ごろに起きて身支度を済ませ、昨日着た着物を畳んでスーツケースの中
に入れてホテルから発送し、8時前にはホテルを出て京都駅へ向かいました。
京都駅で朝食を買って、近鉄の特急車両に乗り込みます。京都から伊勢までは
近鉄特急で2時間ほど。今日は伊勢付近でジャニーズのコンサートが開催されるの
だそうで電車は満席。空きが無く喫煙席しか取れなかったのですが、乗客の9割は
10代~20代と思われる若い女性で、タバコを吸う人も居ませんでした
車内ではパンとカフェラテで朝食を済ませました。食べている間に聞こえてくる
周りの会話は、若い女性らしく恋バナや身の回りのイケメン話で、可愛いなぁと
思いながら微笑ましく聞いていました
朝食を食べて小鳥のさえずり(若い子達の会話)をBGMにウトウトしていると、
気付けば伊勢市駅に到着していました。改札の近くで夫と待ち合わせをしていた
のですが、夫の姿を見つけた瞬間、とてもホッとしました。やはり一人旅は少し
不安だったので、これから2日一緒に行動できると思うと安心ですね
伊勢神宮は外宮→内宮の順番で参拝するのが基本とのことですので、まずは伊勢
市駅から徒歩数分の外宮へ。
表参道からてくてく歩いていくと、外宮への入口である「火除橋」が現れます。
火除橋を渡って手水舎で手と口を清め、鳥居をくぐっていよいよ境内へ。
鳥居の脇には勾玉池と呼ばれる勾玉の形をした美しい池がありました。池の中に
舞台が浮かんでいて、こちらでは観月会などが行われるそうです
心が洗われるような清浄な空気が漂う緑豊かな道をすすんで、まずはご正宮へ。
外宮では、天照大神のお食事を司る神である「豊受大神」をお祀りしています。
衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神だそうです。
20年に一度建て替えられることが前提なので、木造りのとても簡素な社殿です。
外側からしか写真の撮影はできないのですが、ちょうど建てられて20年が経った
社殿は自然の雨風にさらされて、屋根には苔や植物等が生えていました。自然と
一体となった、なんとも堂々とした存在感がありました
このすぐ横には真新しい木の香り漂う新社殿が既に建てられていて、屋根などを
遠目で確認することができました
正宮での参拝が終わって、別宮へ行く途中に、2つのパワースポットがあります。
ひとつは三つの石が並んだ「三つ石」。ここは式年遷宮の際にお払いをする場所
だそうで、手を翳すと温もりを感じられるそうなのですが...感じませんでした
もうひとつは川に橋のように架かる「亀石」。横から見ると大亀が手足を広げた
ような形に見えるのですが、ちょうど人が少なかったので、頭をナデナデさせて
もらいました
疲れないようにさっくり見てまわろうと思っていたので、別宮は「風の宮」のみ
参拝しました。本当は豊受大神の荒御魂をお祀りする「多賀宮」なども参拝した
ほうが良いのでしょうが、外宮から張り切ってしまうと大変なので…
外宮の出口付近には厩舎がありました。神事で使う神馬のための建物ですが、
残念ながらお馬さんは居ませんでした。こちらで神馬を見られるのは珍しいこと
なのだそうです。神宮の神馬は皇室の御料牧場で育てられて、皇室行事や皇族の
方々の乗馬で活躍したあと、こちらへ贈られるのだそうです
外宮を出てから目の前のバス停でバスに乗り、10分ほどで内宮に到着します。
内宮は、さすがに外宮とは規模が全くちがいました。まずは内宮の表玄関である
五十鈴川に架かる「宇治橋」を渡るのですが、その前に大きな鳥居があります。
こちらで一礼をしてから橋を渡ります。長さ100m以上のとても大きな橋です。
橋を渡って美しく整備された神苑を通り過ぎると、右手には五十鈴川御手洗場が
あります。参拝をする前に心身を清める場所ということで、私も冷たい川の水に
手を浸して身を清めました
御手洗場をあとにしてどんどん歩いていくと、境内にはとっても大きな木がたく
さん並んでいました。いったい樹齢何百年なのでしょう
さらに進んで、いよいよ内宮のご正宮へ参拝します。長~い石段の下からの撮影
となりますが、せっかくなのでお腹の赤ちゃんと一緒に撮ってもらいました。
ゆっくりゆっくり進んで社殿の前まで行って、お参りをさせて頂きました
ご正宮を参拝したあとは内宮のはずれにある子安神社へ。こちらは木華開耶姫を
ご祭神とする神社で、縁結び・子授け・安産・子育てなどが祈願できます。私も
無事な出産を願って、夫ともどもお参りをさせて頂きました
さらっと回りましたが、念願だったお伊勢参りも無事にすんで、ちょうどお腹が
減ってきたので、内宮前に広がる「おはらい町」を散策しながら、ランチをとる
ことにしました。
おはらい町は宇治橋から五十鈴川に沿って続く石畳の通りで、伊勢特有の切妻・
入母屋・妻入り様式の街並みが軒を連ねています。ここまで完璧に長い街並みの
景観が保たれたまま存在している場所は珍しいですね
酒屋さんの軒先には、きちんと杉玉も吊るされていました。
まずははらごしらえを、ということで、ランチに食べようと決めていたてこね
寿司を食べに老舗の「すし九」さんへ。軒先には、とっても可愛らしいてるてる
坊主が吊るされていました
かなりの行列ができていましたが、15分ほど待って店内へ。五十鈴川を見下ろす
2階の窓際の席に案内して頂き、景色を見ながら待つこと20分ほどでおまちかねの
「てこね寿司」がやってきました
てこね寿司は志摩南部の漁師料理で、鰹漁に出た漁師さんたちが釣った鰹の身を
船上で醤油漬けにし、用意していた酢飯と一緒に手で豪快に混ぜ合わせて食べた
のが始まりだそうです。
シソを混ぜた酢飯の上に秘伝の醤油で漬けた肉厚の鰹の切り身がたっぷりと乗せ
られて、桶に入って提供されます。こんなにたくさん食べられるかなぁと思って
いたのですが、酢飯がとっても美味しくて、完食してしまいました
お腹いっぱい食べて満足したあとには、おはらい町に隣接する「おかげ横丁」を
見て歩きました。おかげ横丁はお伊勢参り(おかげ参り)で賑わう江戸時代末期
~明治初期の門前町の町並みを再現したテーマパークのような一角で、伊勢名物
「赤福」を製造する会社が運営しています。
この時期は茶屋の縁側でカキ氷を食べている人がいたり、横丁の道には紫陽花が
たくさん飾られていたりと、とても風情のある場所です
広場で大きな音がしていたので行ってみると、一日に何度か行われている「神恩
太鼓」の演奏がちょうど始まったところでした。大きな太鼓を前にした男女が、
気合のこもった演奏を繰り広げます
とっても力強くて大きな音に、お腹の赤ちゃんもびっくりしたのか、まるで踊る
ように動いていました。「なになになになにっ」と慌てている様子が目に
浮かんで、可愛かったです(笑)
ひとしきり散策を楽しんでからお目当ての赤福氷を食べに行きました。伊勢と
いえばやはり赤福ですが、夏はカキ氷の中に赤福が隠れている「赤福氷」が有名
です。抹茶ベースのカキ氷と赤福が良く合います
赤福を食べたあとは、おはらい町の裏手に流れる五十鈴川のほとりで少し休憩を
しました。朝から歩き続けて足が熱を持っていたので、冷たい川水に足を浸して
休めます。近所の子が水着で川遊びをしていたりして、田舎の風景を存分に楽し
ませてもらいました
内宮前からまたバスに乗って伊勢市駅に戻り、近鉄特急を使って鵜方へ。夫の
親友に迎えに来てもらって、本日の宿泊地である「合歓の郷」へ移動しました。
今年の4月にリニューアルしたばかりの「ホテル合歓」。合歓の郷にはいくつか
宿泊施設がありますが、こちらの建物がメインです。
開放的なロビーには可愛らしいシャンデリアが下がっていて、ロビー左手にある
ラウンジはとても明るくゆっくりできそうなスペースでした
お部屋には合歓の郷から海への景色が一望できる大きな窓があり、とても眺めが
良かったです。ツインのベッドのほかにクッションに囲まれた3畳程のスペース
があって、とても寛げそうな場所です。これならば小さい子がいても安心して
遊ばせておくことができそうですね
お部屋に荷物を置いて、すぐにディナーのレストランへ向かいます。ホテルの
1Fにある「The Dining」が今日のディナー会場でした。今日は夫の親友ご夫妻の
ほかに、夫と親友の共通の友人も来てくださって、ご夫妻の2歳の長女を含めて、
6人でのお食事となりました
レストランはテーブル同士のスペースをたっぷりと取った作りで、天井も高くて
とても開放的な雰囲気。いかにもリゾートホテルらしいゆったりとした造り。
前菜は農園野菜のバーニャカウダ。皆さんはシャンパンを飲んでいたのですが、
私は残念ながら妊婦なので、伊勢のみかんジュースを頂きました。
2品目はホタテのタルティーニ。自家製のパンとともに。
3品目は伊勢アナゴのフリット、伊勢屋豆兵衛の豆乳のエスプーマと共に。
パスタは三重県産ベーコンのスパゲッティーアマトリチャーナ。
そしてメインの前に、鮑も出して頂きました。私たち夫婦は貝類が苦手なので、
とびっきり美味しいものをほんの少しだけとお願いしました。出して頂いた鮑は
とってもクリーミーで美味しくて、鮑を美味しいと感じたのは初めてでした
伊勢地方では、妊娠中に鮑を食べると目の綺麗な子が生まれるという言い伝えが
あるそうなので、伊勢にきたら鮑を食べたいと思っていたのです
そしてメインは旬魚のロースト トマトの濃厚ソースに海の香りを添えて。
(魚の種類を忘れてしまいました…)
お肉には普段こちらでは扱っていないという松阪牛をお願いしました。三重まで
きたら絶対松阪牛が食べたいと思っていたのでワガママをお願いしたのですが、
色々なツテを使ってこの一皿が実現しました。どうもありがとうございます
普段は脂が苦手で赤身のお肉しか食べない私たちですが、こちらの松阪牛は脂が
しっかり乗っていてもそれほどしつこくなく、ほどよい甘みを感じながら食べる
ことができました。それにしてもこの一皿で○万円。松阪牛は高いのですね
デザートにはセミフレッドのホットチョコレートソースがけを頂きました。
たくさん食べてたくさんお話をして、2歳の女の子の可愛さも充分堪能させて頂き
ました。気がつけば泡もの、白、赤、と着々とワインを空けていたようですが、
私は一口も飲ませてもらえなかったのが残念です。少しくらいなら...?と思った
のですが、夫が断固反対して
そういえば、今日のディナーで夫は女の子の可愛さを再確認したらしく、男の子
への夢はきっぱり諦めたようです。夫の親友もお嬢さんを溺愛していましたが、
私への過保護ぶりと甘やかしぶりを見る限りは、夫はそれ以上に溺愛するように
なりそうで、今から心配です(笑)私が厳しく躾けなければ…
ディナーのあとはそれぞれお部屋に帰ったのですが、シャワーを浴びてから男性
3人は別のお部屋で飲みなおすようですので、私は旅の疲れもあったため、ひと足
お先に眠ることにします
積もる話もあるでしょうし、きっと明け方まで飲んでいるのでしょうね
今朝は6時ごろに起きて身支度を済ませ、昨日着た着物を畳んでスーツケースの中
に入れてホテルから発送し、8時前にはホテルを出て京都駅へ向かいました。
京都駅で朝食を買って、近鉄の特急車両に乗り込みます。京都から伊勢までは
近鉄特急で2時間ほど。今日は伊勢付近でジャニーズのコンサートが開催されるの
だそうで電車は満席。空きが無く喫煙席しか取れなかったのですが、乗客の9割は
10代~20代と思われる若い女性で、タバコを吸う人も居ませんでした
車内ではパンとカフェラテで朝食を済ませました。食べている間に聞こえてくる
周りの会話は、若い女性らしく恋バナや身の回りのイケメン話で、可愛いなぁと
思いながら微笑ましく聞いていました
朝食を食べて小鳥のさえずり(若い子達の会話)をBGMにウトウトしていると、
気付けば伊勢市駅に到着していました。改札の近くで夫と待ち合わせをしていた
のですが、夫の姿を見つけた瞬間、とてもホッとしました。やはり一人旅は少し
不安だったので、これから2日一緒に行動できると思うと安心ですね
伊勢神宮は外宮→内宮の順番で参拝するのが基本とのことですので、まずは伊勢
市駅から徒歩数分の外宮へ。
表参道からてくてく歩いていくと、外宮への入口である「火除橋」が現れます。
火除橋を渡って手水舎で手と口を清め、鳥居をくぐっていよいよ境内へ。
鳥居の脇には勾玉池と呼ばれる勾玉の形をした美しい池がありました。池の中に
舞台が浮かんでいて、こちらでは観月会などが行われるそうです
心が洗われるような清浄な空気が漂う緑豊かな道をすすんで、まずはご正宮へ。
外宮では、天照大神のお食事を司る神である「豊受大神」をお祀りしています。
衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神だそうです。
20年に一度建て替えられることが前提なので、木造りのとても簡素な社殿です。
外側からしか写真の撮影はできないのですが、ちょうど建てられて20年が経った
社殿は自然の雨風にさらされて、屋根には苔や植物等が生えていました。自然と
一体となった、なんとも堂々とした存在感がありました
このすぐ横には真新しい木の香り漂う新社殿が既に建てられていて、屋根などを
遠目で確認することができました
正宮での参拝が終わって、別宮へ行く途中に、2つのパワースポットがあります。
ひとつは三つの石が並んだ「三つ石」。ここは式年遷宮の際にお払いをする場所
だそうで、手を翳すと温もりを感じられるそうなのですが...感じませんでした
もうひとつは川に橋のように架かる「亀石」。横から見ると大亀が手足を広げた
ような形に見えるのですが、ちょうど人が少なかったので、頭をナデナデさせて
もらいました
疲れないようにさっくり見てまわろうと思っていたので、別宮は「風の宮」のみ
参拝しました。本当は豊受大神の荒御魂をお祀りする「多賀宮」なども参拝した
ほうが良いのでしょうが、外宮から張り切ってしまうと大変なので…
外宮の出口付近には厩舎がありました。神事で使う神馬のための建物ですが、
残念ながらお馬さんは居ませんでした。こちらで神馬を見られるのは珍しいこと
なのだそうです。神宮の神馬は皇室の御料牧場で育てられて、皇室行事や皇族の
方々の乗馬で活躍したあと、こちらへ贈られるのだそうです
外宮を出てから目の前のバス停でバスに乗り、10分ほどで内宮に到着します。
内宮は、さすがに外宮とは規模が全くちがいました。まずは内宮の表玄関である
五十鈴川に架かる「宇治橋」を渡るのですが、その前に大きな鳥居があります。
こちらで一礼をしてから橋を渡ります。長さ100m以上のとても大きな橋です。
橋を渡って美しく整備された神苑を通り過ぎると、右手には五十鈴川御手洗場が
あります。参拝をする前に心身を清める場所ということで、私も冷たい川の水に
手を浸して身を清めました
御手洗場をあとにしてどんどん歩いていくと、境内にはとっても大きな木がたく
さん並んでいました。いったい樹齢何百年なのでしょう
さらに進んで、いよいよ内宮のご正宮へ参拝します。長~い石段の下からの撮影
となりますが、せっかくなのでお腹の赤ちゃんと一緒に撮ってもらいました。
ゆっくりゆっくり進んで社殿の前まで行って、お参りをさせて頂きました
ご正宮を参拝したあとは内宮のはずれにある子安神社へ。こちらは木華開耶姫を
ご祭神とする神社で、縁結び・子授け・安産・子育てなどが祈願できます。私も
無事な出産を願って、夫ともどもお参りをさせて頂きました
さらっと回りましたが、念願だったお伊勢参りも無事にすんで、ちょうどお腹が
減ってきたので、内宮前に広がる「おはらい町」を散策しながら、ランチをとる
ことにしました。
おはらい町は宇治橋から五十鈴川に沿って続く石畳の通りで、伊勢特有の切妻・
入母屋・妻入り様式の街並みが軒を連ねています。ここまで完璧に長い街並みの
景観が保たれたまま存在している場所は珍しいですね
酒屋さんの軒先には、きちんと杉玉も吊るされていました。
まずははらごしらえを、ということで、ランチに食べようと決めていたてこね
寿司を食べに老舗の「すし九」さんへ。軒先には、とっても可愛らしいてるてる
坊主が吊るされていました
かなりの行列ができていましたが、15分ほど待って店内へ。五十鈴川を見下ろす
2階の窓際の席に案内して頂き、景色を見ながら待つこと20分ほどでおまちかねの
「てこね寿司」がやってきました
てこね寿司は志摩南部の漁師料理で、鰹漁に出た漁師さんたちが釣った鰹の身を
船上で醤油漬けにし、用意していた酢飯と一緒に手で豪快に混ぜ合わせて食べた
のが始まりだそうです。
シソを混ぜた酢飯の上に秘伝の醤油で漬けた肉厚の鰹の切り身がたっぷりと乗せ
られて、桶に入って提供されます。こんなにたくさん食べられるかなぁと思って
いたのですが、酢飯がとっても美味しくて、完食してしまいました
お腹いっぱい食べて満足したあとには、おはらい町に隣接する「おかげ横丁」を
見て歩きました。おかげ横丁はお伊勢参り(おかげ参り)で賑わう江戸時代末期
~明治初期の門前町の町並みを再現したテーマパークのような一角で、伊勢名物
「赤福」を製造する会社が運営しています。
この時期は茶屋の縁側でカキ氷を食べている人がいたり、横丁の道には紫陽花が
たくさん飾られていたりと、とても風情のある場所です
広場で大きな音がしていたので行ってみると、一日に何度か行われている「神恩
太鼓」の演奏がちょうど始まったところでした。大きな太鼓を前にした男女が、
気合のこもった演奏を繰り広げます
とっても力強くて大きな音に、お腹の赤ちゃんもびっくりしたのか、まるで踊る
ように動いていました。「なになになになにっ」と慌てている様子が目に
浮かんで、可愛かったです(笑)
ひとしきり散策を楽しんでからお目当ての赤福氷を食べに行きました。伊勢と
いえばやはり赤福ですが、夏はカキ氷の中に赤福が隠れている「赤福氷」が有名
です。抹茶ベースのカキ氷と赤福が良く合います
赤福を食べたあとは、おはらい町の裏手に流れる五十鈴川のほとりで少し休憩を
しました。朝から歩き続けて足が熱を持っていたので、冷たい川水に足を浸して
休めます。近所の子が水着で川遊びをしていたりして、田舎の風景を存分に楽し
ませてもらいました
内宮前からまたバスに乗って伊勢市駅に戻り、近鉄特急を使って鵜方へ。夫の
親友に迎えに来てもらって、本日の宿泊地である「合歓の郷」へ移動しました。
今年の4月にリニューアルしたばかりの「ホテル合歓」。合歓の郷にはいくつか
宿泊施設がありますが、こちらの建物がメインです。
開放的なロビーには可愛らしいシャンデリアが下がっていて、ロビー左手にある
ラウンジはとても明るくゆっくりできそうなスペースでした
お部屋には合歓の郷から海への景色が一望できる大きな窓があり、とても眺めが
良かったです。ツインのベッドのほかにクッションに囲まれた3畳程のスペース
があって、とても寛げそうな場所です。これならば小さい子がいても安心して
遊ばせておくことができそうですね
お部屋に荷物を置いて、すぐにディナーのレストランへ向かいます。ホテルの
1Fにある「The Dining」が今日のディナー会場でした。今日は夫の親友ご夫妻の
ほかに、夫と親友の共通の友人も来てくださって、ご夫妻の2歳の長女を含めて、
6人でのお食事となりました
レストランはテーブル同士のスペースをたっぷりと取った作りで、天井も高くて
とても開放的な雰囲気。いかにもリゾートホテルらしいゆったりとした造り。
前菜は農園野菜のバーニャカウダ。皆さんはシャンパンを飲んでいたのですが、
私は残念ながら妊婦なので、伊勢のみかんジュースを頂きました。
2品目はホタテのタルティーニ。自家製のパンとともに。
3品目は伊勢アナゴのフリット、伊勢屋豆兵衛の豆乳のエスプーマと共に。
パスタは三重県産ベーコンのスパゲッティーアマトリチャーナ。
そしてメインの前に、鮑も出して頂きました。私たち夫婦は貝類が苦手なので、
とびっきり美味しいものをほんの少しだけとお願いしました。出して頂いた鮑は
とってもクリーミーで美味しくて、鮑を美味しいと感じたのは初めてでした
伊勢地方では、妊娠中に鮑を食べると目の綺麗な子が生まれるという言い伝えが
あるそうなので、伊勢にきたら鮑を食べたいと思っていたのです
そしてメインは旬魚のロースト トマトの濃厚ソースに海の香りを添えて。
(魚の種類を忘れてしまいました…)
お肉には普段こちらでは扱っていないという松阪牛をお願いしました。三重まで
きたら絶対松阪牛が食べたいと思っていたのでワガママをお願いしたのですが、
色々なツテを使ってこの一皿が実現しました。どうもありがとうございます
普段は脂が苦手で赤身のお肉しか食べない私たちですが、こちらの松阪牛は脂が
しっかり乗っていてもそれほどしつこくなく、ほどよい甘みを感じながら食べる
ことができました。それにしてもこの一皿で○万円。松阪牛は高いのですね
デザートにはセミフレッドのホットチョコレートソースがけを頂きました。
たくさん食べてたくさんお話をして、2歳の女の子の可愛さも充分堪能させて頂き
ました。気がつけば泡もの、白、赤、と着々とワインを空けていたようですが、
私は一口も飲ませてもらえなかったのが残念です。少しくらいなら...?と思った
のですが、夫が断固反対して
そういえば、今日のディナーで夫は女の子の可愛さを再確認したらしく、男の子
への夢はきっぱり諦めたようです。夫の親友もお嬢さんを溺愛していましたが、
私への過保護ぶりと甘やかしぶりを見る限りは、夫はそれ以上に溺愛するように
なりそうで、今から心配です(笑)私が厳しく躾けなければ…
ディナーのあとはそれぞれお部屋に帰ったのですが、シャワーを浴びてから男性
3人は別のお部屋で飲みなおすようですので、私は旅の疲れもあったため、ひと足
お先に眠ることにします
積もる話もあるでしょうし、きっと明け方まで飲んでいるのでしょうね