Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

おうちごはん(夫作)

2013-11-30 23:34:28 | 日記
今日は11月の最終週の土曜日ということで、夫も茶道のお稽古がなく、一日家に
居てくれる日です

私は朝から娘の世話の合間を見てお化粧をしたり着替えたりと、自分の身支度を
進めていました。というのも、今日は夫に娘を預けて、久しぶりにお料理教室へ
行くことになっていたのです

娘も生後2ヶ月になって、来年からは夫と交互に娘の世話をすることになるので、
そろそろ夫と娘の2人の状態に慣れておいてもらわなければと思っていました

せっかくでかけるなら何か有意義なことをしようと考え、産後はお休みしていた
お料理教室に行かせてもらうことにしました

レッスンは2時間~3時間かかるので、実は今日までに何度か、夫には1時間くらい
ずつ娘の世話をしてもらう機会を数回設けて練習を重ねてきました。その結果を
見て大丈夫そうだと判断したので、今日は予定通りお料理教室へ行くことに

でかける前に授乳やおむつ替えなどを済ませて、ミルクの準備もしてから家を
出ました。久しぶりに一人で数時間おでかけができる解放感と、どうしても2人の
様子が気になってしまう気持ちとが入り混じっていました

お料理教室についてからは久しぶりのレッスンがただただ楽しくて、気が付けば
家を出て3時間近くが経過していました
(レッスン内容は別記事にて)

レッスンが終わって急いで帰宅すると、ぐっすりと寝入っている娘と、ちょっと
お疲れ気味の夫が待っていました(笑)

結構大変だったようですが、夫は「世話をしてると可愛いと思う気持ちが増すと
みなみちゃんが言ってたのが良くわかったよ~」と言っていて、娘への愛情が
さらに深くなったようです。私が帰宅してからもずっと娘をかまっていました。
子煩悩な夫で本当に助かります

また夫がお休みの日は娘を預かってもらってお料理教室に行かせてもらえるよう
なので、年末までにまた何度か行くつもりです。どうもありがとう

夜は私が娘の世話をしている間に夫がディナーを作ってくれたので、少し早めに
娘を寝かしつけて、ゆっくりお食事を楽しみました


前菜は久しぶりにバーニャカウダにしました。カブとブロッコリーは父の趣味の
畑で採れたものですが、どちらも甘くて美味しいです。特にカブは夫もびっくり
するくらいの甘さで、「やっぱり大量生産じゃない丁寧に作られたお野菜は味が
違うね」と感心していました。

父の畑で採れた蕪・ブロッコリー・青梗菜・春菊・ネギ、ご近所の農家さんから
頂いた大根・白菜・キャベツなど、いま我が家の冷蔵庫は冬の野菜でいっぱいに
なっています。どれも無農薬で作られた安心なものばかりでありがたいです


パスタは先日の結婚記念日用に買ったポルチーニがまだ残っていたので、他の
キノコ類も混ぜてペペロンチーノ風のパスタを作ってくれました。ポルチーニが
入ると香りが断然良くなりますね


メインは豚肉のスカロッピーネをレモンソースで。しっかり叩いて繊維を切った
お肉はとても柔らかくて美味しかったです

今日は久しぶりに一人の時間が持てたうえにお料理教室でリフレッシュできて、
本当に楽しい時間を過ごすことができました。協力してくれる夫に感謝です

お料理教室の内容については、明日の記事で書きたいと思います。


初めての予防接種

2013-11-29 23:00:31 | 日記
娘も昨日で生後2ヶ月となり、いよいよ予防接種が始まりました。できる限り私が
産休のうちに予防接種を済ませたいと思って、年内に3ヶ月目の予防接種を受ける
ように、今日は一度目の予防接種に行ってきました

生後2ヵ月目で受けられる予防接種は定期接種がヒブと小児肺炎球菌、任意接種が
ロタとB型肝炎です。この4種類を同時にお願いしようと思っていたのですが、B型
肝炎のワクチンは取り寄せになるということで、今日は受けられませんでした

というわけでヒブ・ロタ・小児肺炎球菌の3種類を受けに病院へ。

待合室には予防接種の子供たちがたくさんいて、幼稚園くらいの子たちが注射を
されて大泣きしているのを見ていたら、娘の順番がくるのが不安になりました。
まだこんなに小さい子に痛い思いをさせるのが可哀想で...

いよいよ順番がきて診察室に入ると、おじいちゃん先生がにこやかに迎えてくれ
ました。まずは経口摂取型のロタから。これはシロップ状のものを与えるので、
甘くて赤ちゃんでも抵抗なく飲んでくれます

次にヒブと小児肺炎球菌。先生の指示に従って私が娘をしっかり抱いて押さえ、
その間に先生が手早く注射。娘は驚いたのか注射した直後数秒は泣きましたが、
それだけであとはケロリとしていて、2本目も同じく数秒のみ

打つ直前は私のほうが心配でドキドキして、看護婦さんにも「緊張しちゃうね。
でも大丈夫よ~」なんて言われてたくらいでしたが、意外にも娘が泣かなかった
ので、なんだか気が抜けてしまいました

これからまだ何度も予防接種に行かなければいけないので、あまり泣かない子で
安心しました。次は年末に、3か月目の予防接種を受けに行きます


2回目の結婚記念日(ディナー)

2013-11-28 23:53:20 | 日記

紅葉狩りから帰宅すると、ちょうど宅急便が届いたところでした。かなり大きな
箱なので何かなと思って開けてみると、なんと夫から結婚記念日のお祝いで、
素敵なフラワーアレンジメントのプレゼントでした


赤い薔薇を中心に、深い臙脂のカーネーション、ブルーバード、松ぼっくり、
リンゴ、コルダータ、サンキライ、シキミア、ユーカリなどが使われている、
冬らしい色使いのとっても素敵なアレンジメントでした

温かみのある色使いで木の実を入れて、とリクエストして作ってもらったようで
私好みの可愛らしいアレンジメント。カードに「いつもありがとう。これからもよろしくね」というメッセージが添えられた、素敵なプレゼントです

こちらこそ、いつも大切にしてくれて本当にありがとう。結婚して二年経っても
変わらない夫の優しさに、毎日幸せをもらっています

夕方まで少しゆっくりしたあとは、ディナーの準備に取り掛かりました。


今日の主役はなんといってもフレッシュのフンギ・ポルチーニ。これだけ立派な
ポルチーニを一番美味しく食べるには、やはりシンプルにソテーにするのが一番
なのだそうです。楽しみ~

ポルチーニは調理する前のお掃除(ほこりや泥をとったりなど)に時間がかかり
ますが、夫が一生懸命綺麗にしてくれました

いつもより早めに娘の入浴と授乳を済ませ、寝かしつけたところでディナーに


今日は記念日なので、10ヶ月ぶりに私もお酒を飲むことにしました。夜の授乳は
ミルクに切り替えて、今夜は楽しみます。まずはシャンパンで乾杯


一皿目は冷たい前菜として前菜5種盛り合わせを用意しました。3種類のテリーヌは
左から野菜・お魚・お肉のもの。普段はお惣菜を買わないのですが、テリーヌは
自宅で作るのが大変なので、夫に買ってきてもらいました

このテリーヌはきちんとした手作りでとても美味しくて、特にお肉のテリーヌが
しっかりしたレストランで食べるものと遜色ないほど美味しかったのです。夫も
気に入ったようで、また買おうね、と言っていました

ほかには私の手作りの人参のラペと、生ハムを


二皿目は温かい前菜として、フレッシュポルチーニのソテーを。ポルチーニを
オリーブオイルでソテーして塩を振り、タイムで少し香り付けをしたものです。

フレッシュポルチーニはナッツのような香りといわれますが、まさにその通り。
とっても香ばしく、歯ごたえはプリプリで、本当に素晴らしい美味しさでした
これから毎年秋にはフレッシュポルチーニを食べよう、と夫と約束しました


三皿目はズワイガニとホタテのパスタです。下仁田ネギを加えて作りました。
ズワイガニの出汁がとても効いていて、ネギの香りと相まって美味しいです


メインの前に赤ワインもあけました。私の場合は赤ワインは酔いやすいので、
一杯だけにしておきました。夜中娘をだっこするのにふらつくといけないので


四皿目は牛フィレ肉のステーキにルッコラを添えて、タリアータ風にバルサミコ
ソースで頂きました。普段はさっぱりした赤身のお肉が好きな私たちですが、
今日はA5ランクの牛フィレ肉を用意しました。しっかり霜降り肉なのに脂っこく
なくて、珍しくぺろりと食べてしまいました

付け合せはミニトマト&バジルと、カボチャとミックスビーンズのサラダを


デザートはいちごのミルクレープを。お料理をしっかり食べた後なので、夫は
ギブアップしていましたが、私の場合甘いものは別腹です(笑)


食後はデザートワインを楽しみました。こちらのワインは私たちの結婚式でも
デザートワインとして提供したもので、私たちにとっても思い出のワインです

2004年ものなのですが、日本に入ってきたこのこのビンテージのこのワインは、
これからの記念日に一本ずつあけるために、インポーターさんにお願いして全て
私たちが買い取りをさせて頂きました

また来年の記念日にも、次の一本をあける予定です




デザートワインを飲みながら、夫と二人で結婚式のアルバムを見ていました。
まだたった二年前のことなのにとても懐かしくて、たくさんの人達に祝福されて
幸せだったあの日の思い出を、二人で語り合いました

あの日が人生最良の日だと思っていた私たちも、そのあとにもっともっと幸せな
日々が待っていて、娘という宝物まで授かることができて本当に幸せです

あの日の気持ちをいつまでも忘れないように、これからもお互いを思い遣って、
大切にしあって過ごしていきたいと思います

幸せで素敵な毎日を過ごさせてくれて、本当にありがとう


2回目の結婚記念日(紅葉狩り)

2013-11-27 23:45:54 | 日記
今日で結婚してからちょうど二年。二回目の結婚記念日を迎えました

今年は娘がいるため、あちこちにおでかけをしたり外食したりが出来ないので、
近場でのんびりと過ごすことになりました

朝起きたらとても良いお天気だったので、娘を連れて紅葉狩りに行くことに。
寝起きの夫にすぐに身支度をしてもらって、車でおでかけしました。


行った先はこの時期毎年訪れている、とあるお寺です。こちらのお寺では初夏は
花菖蒲や紫陽花、秋は紅葉、冬は椿、春は桜と、どの時期にも素敵な景色を見る
ことが出来るのでお気に入りの場所


山門の奥を覗いてみると、暖かな光の中に一面の紅葉が広がっています。夫に
ベビーカーを押してもらって、いざ紅葉狩りへ


門をくぐってすぐに見えるのは赤・黄・緑の、紅葉のトンネル。この場所は下に
紫陽花が植えられているので、初夏には紫陽花の通路に変わります


紅葉のトンネルをくぐってすぐ見えるのが、お寺の顔でもある朱塗りの五重塔。
お寺の境内は高低差のあるつくりになっていて、五重塔は一番高いところに建て
られています。塔の下には一面の紫陽花があって、初夏には絶景です


せっかくなので、近くで写真を撮っていた方にお願いをして、娘と一緒にスリー
ショットを撮ってもらいました。おでかけ先でのスリーショットは初めてです


五重塔を通り過ぎて少し進むと、また小高くなった場所があって、階段を上れば
お堂があります。ここから眺める景色が広々として気に入っています


境内にはいくつもの建物がありますが、年月を経た木造建築がとても美しくて、
地元にいながらまるで京都に来たかのような気分にさせてくれますね。窓に映る
紅葉もとても美しいです。


初夏は涼しい葉ずれの音を聞かせてくれる竹林も、今は紅葉に彩られています。
赤・黄・緑のコントラストが綺麗ですね


こちらは菖蒲園ですが、その奥には大銀杏と長い渡り廊下があります。花菖蒲の
見ごろの時期にこの渡り廊下を渡ってみたいと思うのですが、今は檀家さんしか
入れなくなってしまったようで残念





境内はどこもかしこも楓の木ばかりで、これでもかというほど紅葉を見ることが
できました。平日にも関わらずたくさんの方が訪れるのもうなずけます


さきほど菖蒲園から見た大銀杏の下まで来てみると、あたり一面が銀杏の絨毯に
なっていました。銀杏は葉がまだ綺麗なうちに落ちるので、色合いがとても綺麗
ですね。ただ、見た目は良いのですが臭いが強いのが難点です



ご本堂に参拝をして境内をもう少し散策しました。朱塗りの鳥居の奥にもとても
紅葉の綺麗な場所があるのですが、あまり陽が差さず寒いので、娘の体調を考え
今回はパスしました


娘をだっこして紅葉の前でのツーショット。本人は目が見えていないので、風を
感じるくらいしかできませんが、春には桜、秋には紅葉と、日本の美しい景色を
たくさん見せてあげたいです




1時間ほど境内を一巡りして紅葉を存分に楽しんで、私も夫も大満足です。今日は
日差しも暖かく風もほとんどなかったので、娘を連れておでかけするには絶好の
機会でした。紅葉もちょうど見ごろで、タイミングが良かったです


ちょうどお昼を過ぎてお腹が減ってきたので、参道にあるお蕎麦屋さんでご飯を
食べることにしました。娘を連れて外食するのは初めてなので、泣き出さないか
ドキドキしてしまいます


こちらのお蕎麦屋さんでは、店先でご主人が手打ちした出来立てのお蕎麦を頂く
ことができます。木曽のお蕎麦にこだわって作っていらっしゃるので、お蕎麦に
うるさい夫もお気に入りのお店ですが、シーズン限定の店舗なのが残念です


私は温かいものが食べたかったので、天ぷら蕎麦をお願いしました。新そばを
楽しむにはざるが一番良いのですが、秋や冬にはあんまりざる蕎麦を食べる気に
なれません。夫は温かい山菜蕎麦とざる蕎麦をオーダーしていました

娘はちょうどお蕎麦が到着したところで泣き出してしまったのですが、なんとか
ごまかしてお蕎麦を食べ終わり、急いで車に戻って帰宅しました

長くなりましたので、この後は次の記事に続きます。


秋の味覚・ポルチーニ茸を入手しました

2013-11-26 23:50:09 | 季節行事
早いもので、明日で二度目の結婚記念日を迎えます

昨年11月は「結婚記念月間」と銘打ち、数週間にわたって夫が色々なイベントを
準備してくれましたが、今年はまだ小さい娘がいるのであまり凝ったことは出来
ません。外食も考えましたが、やはりまだまだ難しそうです

というわけで、自宅でもいつもと違ったディナーを楽しめるように、夫が素敵な
食材の手配をしてくれました


イタリア料理でこの時期の目玉といえば秋の味覚のフンギ・ポルチーニです。
日本ではまだフレッシュのポルチーニを一般の家庭で手に入れるのは難いため、
あまり目にすることのない食材です


明日はいつもと違う食材を、ということで、夫が取り寄せてくれました。今回は
イタリア産ではなくフランス産のポルチーニ。今年のヨーロッパは天候が悪く、
ポルチーニの出来があまりよくなかったそうなのですが、その時期に一番状態の
良いものを手配してくださる業者さんがフランス産を勧めて下さったようです


木箱に詰められたポルチーニは全部で500g。大きさを携帯と比較してみると、
かなり大きなポルチーニであることがわかると思いますなんて贅沢

レストランでは何度かフレッシュポルチーニを食べましたが、調理されていない
状態のものを見るのは初めてです。袋を開けた瞬間からとても良い香りがして、
明日のディナーが今から楽しみでなりません