今日は楽しみにしていたフランス料理の日。イタリアンや懐石のように毎月開催
されるのではないせいか、いつも次回のレッスンが待ち遠しくてたまりません
それでも先生は、小さいお子様がいながら年に8回はレッスンをしようと頑張って
下さっているので、できる限り予定を合わせて毎回参加したいと思っています
今日はいつもとは違ってフィンガーフードをメインにお料理を作っていきます。
フランスではディナーの前に、お酒と一緒にナッツやドライフルーツなど簡単な
おつまみを食べながら気軽におしゃべりを楽しむ習慣があるそうです
その時間を「アペリティフ(食前酒)」からとって「アペロ」と最近は一部雑誌
などでは呼んでいるようですね。今日はその「アペロ」をテーマにして前菜から
デザートまでを作っていきます
でも、本来のアペロは何も準備していないけれど気軽に飲んでね、という集まり
なので、こういったお料理は作らないのだそう。それをお料理教室でどうやって
レッスンにすれば良いかと考えて、色々メニューを用意してくださったとか
というわけで、品数は多いもののどれもとても簡単に作れるお料理ばかりです
まずはウェルカムドリンクから。いつもお教室ではアルコールは出さないので、
今日もノンアルコールで作ります。カクテルのモヒートならぬ「桃ヒート」。
グラスに小さめに切った桃、ちぎったミント、レモン汁を入れて軽く潰したら、
輪切りのレモンを入れて、ピーチシロップ・氷・炭酸水を入れて混ぜ、ミントを
上に飾れば完成です
ピーチシロップをピーチリキュールに変えればきちんとカクテルになりますよ
テーブルセッティングは秋の夕暮れをイメージして、深い色のテーブルクロスに
秋らしい花を飾り、シックな色合いの食器とガラス類でまとめて。手でつまんで
食べられるお料理が多いので、ナイフは置かずカトラリーはフォークのみ。
カトラリーレストも気軽なものということで、ワインやシャンパンのコルクを。
ディスプレイコーナーはバーカウンター風になっています。色々なお酒を置いて
ここからご自由に、ということですね
では、お料理を作っていきましょう。1品目はトマトジュレのカプレーゼ。無塩の
トマトジュース半量・塩・お砂糖を鍋に入れて温めます。そこに水でふやかして
おいたゼラチンを加えて溶かして、残りのトマトジュースを加えて混ぜ合わせ、
グラスに注ぎ冷蔵庫で冷やし固めます。
こちらは固まったら上にミニトマト・モツァレラチーズ・バジルを飾れば完成
次にデザートを作ります。今日のデザートは3種類ありますが、調理といえるのは
こちらの1種類だけ。塩キャラメルのムースです。
大きめの鍋にお砂糖を入れて火にかけ、溶けてキャラメル色になってから温めて
おいた牛乳を少しずつ加えて火を止めます。このときに牛乳がぶくぶく泡立って
あふれそうになるので、お鍋は大きめ、入れるのは少しずつがオススメです
卵黄・お砂糖・塩をボウルに入れて泡だて器で混ぜて、お鍋のキャラメル牛乳を
少しずつ混ぜます。水でふやかしておいたゼラチンも加え、ゼラチンが溶けたら
生クリームを加えます。
1cm角にカットした缶詰の洋ナシをグラスに入れ、その上にボウルの中身を注ぎ
冷蔵庫で冷やし固めます。
生クリームとお砂糖を泡立てたものにコーヒーもしくはカルーアミルクを混ぜ、
固まったムースの上に乗せて、その上にチョコクランチもしくは刻んだナッツを
散らせば完成です
前菜2品目は採れたてラディッシュ。フランスではラディッシュにバターと粗塩を
付けて食べるのが一般的なのですが、そのラディッシュを畑から収穫するような
演出で、楽しみながら食べられる1品
黒オリーブとパン粉をミキサーにかけて細かく刻んで、それをオーブンシートに
広げて150度のオーブンで30分ほど焼いて乾燥させます。これを土に見立てて
ラディッシュに切れ込みを入れてバターを詰め、オリーブとパン粉で作った土を
器に敷き詰めて、その上にラディッシュを置きます。スプラウトなどを植えて、
雑草が生えている雰囲気にすれば完成
次はメイン料理作り。メインはケフタ・ヨーグルトソース。ケフタはモロッコの
言葉で挽き肉という意味で、もともとモロッコ料理ですが、フランスでもとても
良く食べられているお料理です。
ボウルに牛挽肉・みじん切りの玉ねぎとニンニク・刻みミント・卵白・クミン・
パプリカパウダー・シナモン・塩コショウ・ナツメグを入れて、粘りが出るまで
混ぜ合わせます。
少しだけ取り分けて置いて、残りを人数分に分け竹串にきりたんぽのように巻き
付けたら、フライパンで焼くだけ。
添えるヨーグルトソースはヨーグルト・刻みきゅうり・オリーブオイル・塩を、
混ぜ合わせるだけの簡単なもの。
ついでにもう1品作ってしまいますね。前菜3品目は椎茸のファルシ。取り分けて
おいたケフタのタネを椎茸に詰めて、ラディッシュで使ったオリーブの土を上に
かけたら、200度のオーブンで10分ほど焼くだけ。
椎茸のファルシを焼くときに、小分けにした舞茸・シメジ・マッシュルームなど
きのこ類にオリーブオイルをかけて一緒にオーブンで焼きます。これはメインの
付け合せにもなる、前菜4品目のきのこのサラダ用に
焼き上がったきのこは、お醤油・マスタード・わさび・オリーブオイルを混ぜて
作ったドレッシングと和え、さらに水菜やクレソンなどと合わせて出来上がり。
前菜5品目はサーモンのタルタル。きゅうりと赤玉ねぎは3mmの角切りにして、
サーモンは7mmほどの角切りに。白ワインビネガー・マスタード・塩コショウ・
オリーブオイルのドレッシングで和えておきます。
水500ml:酢大さじ2を沸騰させお箸でぐるぐるかき混ぜて、渦を巻いた湯の中心に
あらかじめ割っておいたうずらの卵を落とし、1分半茹でてポーチドエッグに。
それをサーモンのうえに乗せてセルフィーユを飾れば完成です
前菜6品目はニース風サラダのタルティーヌ。こんがりトーストしたバゲットに
クリームチーズをぬり、その上に茹でたうずらの卵・きゅうり・ミニトマト・
ツナ・黒オリーブを乗せれば出来上がり。
前菜7品目も同じくタルティーヌで、こちらは茄子と無花果のタルティーヌです。
イカスミのバゲットをトーストして、クリームチーズと白味噌を合わせたものを
塗ったら、上に焼き茄子と無花果を乗せて、セルフィーユを飾るだけ
前菜8品目はマグロの漬け・ピスタチオ風味。お醤油・わさび・オリーブオイルを
混ぜて作った漬けダレにマグロを上下返して5分ずつ漬け込み、3cmの角切りに
したら、上に刻んだピスタチオをまぶして完成
前菜9品目はヨーグルトのヴェリーヌサラダ。グレープフルーツときゅうりを少し
小さ目にカットして、はちみつ・オリーブオイル・塩コショウのドレッシングで
和えておき、水切りしたヨーグルトをグラスに入れ、その上に乗せるだけ。
これで全てのお料理が完成しましたのでお料理をテーブルに並べました。とても
素敵なテーブルにお料理が乗ると、いかにもパーティーらしい雰囲気で素敵
お料理は種類毎に高低差を付けたお皿に盛り付けて華やかに。このような素敵な
パーティーにお呼ばれしたら、とっても嬉しいですよね
食前酒は白豪銀針という中国の白茶と青りんご(グラニースミス)から作られた
スパークリングティー。ほのかなお茶の香りと林檎の酸味で、ノンアルコールの
ドリンクなのに、ちょっとアルコールが入っているかのような気になります
それぞれのお皿に前菜を取って、試食がスタート。色とりどりの小さなお料理が
とっても可愛らしくて、食べるのがもったいなくなってしまいます
まぐろの漬け・ピスタチオ風味
ヨーグルトのヴェリーヌサラダ
サーモンのタルタル
トマトジュレのカプレーゼ
ニース風サラダのタルティーヌ
茄子と無花果のタルティーヌ
採れたてラディッシュ
椎茸のファルシ
メインのお料理もアペロらしく、小さな食器も活用して。お皿の中でもこうして
高低差をつけるだけで、グンとおしゃれに見えますね
きのこのサラダ
ケフタ・ヨーグルトソース
そしてこちらはデザート。1品だけはきちんと作りましたが、あとはとても簡単な
ものを用意しました。タルティーヌはトーストしたバゲットにクリームチーズを
塗って無花果を乗せ、ピペットにメープルシロップを入れて添えたもの。
塩キャラメルのムース
無花果のメイプルタルティーヌ
バウムクーヘン&ポッキー
紅茶は秋らしくLUPICIAの「CHAUD LES MARRONS!」。ドライマロンブレンドの
紅茶で、本当に栗らしい香りがします。お好みでブランデーを入れても美味しい
そうですよ。毎月変わる紅茶も楽しみです
今日はたくさんの可愛らしいお料理を習うことが出来てとても楽しかったです。
ちょうど来月末に両家の両親を招いて娘の誕生日パーティーを行う予定なので、
その日のメニューにさせてもらおうと思っています
されるのではないせいか、いつも次回のレッスンが待ち遠しくてたまりません
それでも先生は、小さいお子様がいながら年に8回はレッスンをしようと頑張って
下さっているので、できる限り予定を合わせて毎回参加したいと思っています
今日はいつもとは違ってフィンガーフードをメインにお料理を作っていきます。
フランスではディナーの前に、お酒と一緒にナッツやドライフルーツなど簡単な
おつまみを食べながら気軽におしゃべりを楽しむ習慣があるそうです
その時間を「アペリティフ(食前酒)」からとって「アペロ」と最近は一部雑誌
などでは呼んでいるようですね。今日はその「アペロ」をテーマにして前菜から
デザートまでを作っていきます
でも、本来のアペロは何も準備していないけれど気軽に飲んでね、という集まり
なので、こういったお料理は作らないのだそう。それをお料理教室でどうやって
レッスンにすれば良いかと考えて、色々メニューを用意してくださったとか
というわけで、品数は多いもののどれもとても簡単に作れるお料理ばかりです
まずはウェルカムドリンクから。いつもお教室ではアルコールは出さないので、
今日もノンアルコールで作ります。カクテルのモヒートならぬ「桃ヒート」。
グラスに小さめに切った桃、ちぎったミント、レモン汁を入れて軽く潰したら、
輪切りのレモンを入れて、ピーチシロップ・氷・炭酸水を入れて混ぜ、ミントを
上に飾れば完成です
ピーチシロップをピーチリキュールに変えればきちんとカクテルになりますよ
テーブルセッティングは秋の夕暮れをイメージして、深い色のテーブルクロスに
秋らしい花を飾り、シックな色合いの食器とガラス類でまとめて。手でつまんで
食べられるお料理が多いので、ナイフは置かずカトラリーはフォークのみ。
カトラリーレストも気軽なものということで、ワインやシャンパンのコルクを。
ディスプレイコーナーはバーカウンター風になっています。色々なお酒を置いて
ここからご自由に、ということですね
では、お料理を作っていきましょう。1品目はトマトジュレのカプレーゼ。無塩の
トマトジュース半量・塩・お砂糖を鍋に入れて温めます。そこに水でふやかして
おいたゼラチンを加えて溶かして、残りのトマトジュースを加えて混ぜ合わせ、
グラスに注ぎ冷蔵庫で冷やし固めます。
こちらは固まったら上にミニトマト・モツァレラチーズ・バジルを飾れば完成
次にデザートを作ります。今日のデザートは3種類ありますが、調理といえるのは
こちらの1種類だけ。塩キャラメルのムースです。
大きめの鍋にお砂糖を入れて火にかけ、溶けてキャラメル色になってから温めて
おいた牛乳を少しずつ加えて火を止めます。このときに牛乳がぶくぶく泡立って
あふれそうになるので、お鍋は大きめ、入れるのは少しずつがオススメです
卵黄・お砂糖・塩をボウルに入れて泡だて器で混ぜて、お鍋のキャラメル牛乳を
少しずつ混ぜます。水でふやかしておいたゼラチンも加え、ゼラチンが溶けたら
生クリームを加えます。
1cm角にカットした缶詰の洋ナシをグラスに入れ、その上にボウルの中身を注ぎ
冷蔵庫で冷やし固めます。
生クリームとお砂糖を泡立てたものにコーヒーもしくはカルーアミルクを混ぜ、
固まったムースの上に乗せて、その上にチョコクランチもしくは刻んだナッツを
散らせば完成です
前菜2品目は採れたてラディッシュ。フランスではラディッシュにバターと粗塩を
付けて食べるのが一般的なのですが、そのラディッシュを畑から収穫するような
演出で、楽しみながら食べられる1品
黒オリーブとパン粉をミキサーにかけて細かく刻んで、それをオーブンシートに
広げて150度のオーブンで30分ほど焼いて乾燥させます。これを土に見立てて
ラディッシュに切れ込みを入れてバターを詰め、オリーブとパン粉で作った土を
器に敷き詰めて、その上にラディッシュを置きます。スプラウトなどを植えて、
雑草が生えている雰囲気にすれば完成
次はメイン料理作り。メインはケフタ・ヨーグルトソース。ケフタはモロッコの
言葉で挽き肉という意味で、もともとモロッコ料理ですが、フランスでもとても
良く食べられているお料理です。
ボウルに牛挽肉・みじん切りの玉ねぎとニンニク・刻みミント・卵白・クミン・
パプリカパウダー・シナモン・塩コショウ・ナツメグを入れて、粘りが出るまで
混ぜ合わせます。
少しだけ取り分けて置いて、残りを人数分に分け竹串にきりたんぽのように巻き
付けたら、フライパンで焼くだけ。
添えるヨーグルトソースはヨーグルト・刻みきゅうり・オリーブオイル・塩を、
混ぜ合わせるだけの簡単なもの。
ついでにもう1品作ってしまいますね。前菜3品目は椎茸のファルシ。取り分けて
おいたケフタのタネを椎茸に詰めて、ラディッシュで使ったオリーブの土を上に
かけたら、200度のオーブンで10分ほど焼くだけ。
椎茸のファルシを焼くときに、小分けにした舞茸・シメジ・マッシュルームなど
きのこ類にオリーブオイルをかけて一緒にオーブンで焼きます。これはメインの
付け合せにもなる、前菜4品目のきのこのサラダ用に
焼き上がったきのこは、お醤油・マスタード・わさび・オリーブオイルを混ぜて
作ったドレッシングと和え、さらに水菜やクレソンなどと合わせて出来上がり。
前菜5品目はサーモンのタルタル。きゅうりと赤玉ねぎは3mmの角切りにして、
サーモンは7mmほどの角切りに。白ワインビネガー・マスタード・塩コショウ・
オリーブオイルのドレッシングで和えておきます。
水500ml:酢大さじ2を沸騰させお箸でぐるぐるかき混ぜて、渦を巻いた湯の中心に
あらかじめ割っておいたうずらの卵を落とし、1分半茹でてポーチドエッグに。
それをサーモンのうえに乗せてセルフィーユを飾れば完成です
前菜6品目はニース風サラダのタルティーヌ。こんがりトーストしたバゲットに
クリームチーズをぬり、その上に茹でたうずらの卵・きゅうり・ミニトマト・
ツナ・黒オリーブを乗せれば出来上がり。
前菜7品目も同じくタルティーヌで、こちらは茄子と無花果のタルティーヌです。
イカスミのバゲットをトーストして、クリームチーズと白味噌を合わせたものを
塗ったら、上に焼き茄子と無花果を乗せて、セルフィーユを飾るだけ
前菜8品目はマグロの漬け・ピスタチオ風味。お醤油・わさび・オリーブオイルを
混ぜて作った漬けダレにマグロを上下返して5分ずつ漬け込み、3cmの角切りに
したら、上に刻んだピスタチオをまぶして完成
前菜9品目はヨーグルトのヴェリーヌサラダ。グレープフルーツときゅうりを少し
小さ目にカットして、はちみつ・オリーブオイル・塩コショウのドレッシングで
和えておき、水切りしたヨーグルトをグラスに入れ、その上に乗せるだけ。
これで全てのお料理が完成しましたのでお料理をテーブルに並べました。とても
素敵なテーブルにお料理が乗ると、いかにもパーティーらしい雰囲気で素敵
お料理は種類毎に高低差を付けたお皿に盛り付けて華やかに。このような素敵な
パーティーにお呼ばれしたら、とっても嬉しいですよね
食前酒は白豪銀針という中国の白茶と青りんご(グラニースミス)から作られた
スパークリングティー。ほのかなお茶の香りと林檎の酸味で、ノンアルコールの
ドリンクなのに、ちょっとアルコールが入っているかのような気になります
それぞれのお皿に前菜を取って、試食がスタート。色とりどりの小さなお料理が
とっても可愛らしくて、食べるのがもったいなくなってしまいます
まぐろの漬け・ピスタチオ風味
ヨーグルトのヴェリーヌサラダ
サーモンのタルタル
トマトジュレのカプレーゼ
ニース風サラダのタルティーヌ
茄子と無花果のタルティーヌ
採れたてラディッシュ
椎茸のファルシ
メインのお料理もアペロらしく、小さな食器も活用して。お皿の中でもこうして
高低差をつけるだけで、グンとおしゃれに見えますね
きのこのサラダ
ケフタ・ヨーグルトソース
そしてこちらはデザート。1品だけはきちんと作りましたが、あとはとても簡単な
ものを用意しました。タルティーヌはトーストしたバゲットにクリームチーズを
塗って無花果を乗せ、ピペットにメープルシロップを入れて添えたもの。
塩キャラメルのムース
無花果のメイプルタルティーヌ
バウムクーヘン&ポッキー
紅茶は秋らしくLUPICIAの「CHAUD LES MARRONS!」。ドライマロンブレンドの
紅茶で、本当に栗らしい香りがします。お好みでブランデーを入れても美味しい
そうですよ。毎月変わる紅茶も楽しみです
今日はたくさんの可愛らしいお料理を習うことが出来てとても楽しかったです。
ちょうど来月末に両家の両親を招いて娘の誕生日パーティーを行う予定なので、
その日のメニューにさせてもらおうと思っています