Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

11月のデスク飾り

2018-11-30 23:10:33 | 季節行事
11月もそろそろ終わりに近づき、世間では紅葉もピークを過ぎたということで、11月のデスク飾りを仕舞う前にご紹介します


11月らしく紅葉をテーマにした飾り物です。「丸窓から見える景色」といった風情のもので、奥に紅葉した楓の木、点前には朱傘が差しかけられていて、その下には緋毛氈の上に茶釜・茶碗・柄杓が置かれており「秋の野点」が表現されています。飾り物の奥の壁には、一面の紅葉の写真を張りました


直径12cmくらいの小さな世界ですが、晩秋らしい景色が上手に表現されていて、とっても可愛らしいものです。すべてちりめんと紙と緋毛氈で作られています。京都の「夢み屋」さん製


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます




11月の和小物たち

2018-11-29 23:08:57 | 着物

今月は結婚記念日のランチがあったりと着物を着る機会が多くありました。先週末でそれらのイベントが終わりましたので、和装時に活躍してくれた和小物達を仕舞う前にご紹介しますね


11月の豆簪は4枚の紅葉し始めた楓を模したものです。祇園の「金竹堂」さん製。

帯に挟む扇子は紅葉した伸びやかな楓の枝の柄です。浅草の「文扇堂」さん製。

懐中時計に付ける根付は黄色い楓。京都旅行でお土産物屋さんで購入しました


手拭いは生成り地にオレンジの濃淡で楓が描かれたものです。濱文様シリーズ。

小風呂敷はオレンジ地に紅葉した楓と兎が描かれたもの。濱文様シリーズ。

ハンカチは生成りの薄手のガーゼのような生地に、色づいた楓が描かれたもの。

懐紙は色づいた楓と落ち葉拾いの熊手。

一筆箋は吹寄せ、紅葉と御所車、落ち葉の丸の3種類。


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます




保育園のおいもほり

2018-11-28 23:36:16 | 季節行事

娘の通う保育園では、今日は子供の足で歩いて50分ほどの場所にある畑までお芋掘りにでかけたようです


保育園の目の前にある園の畑をボランティアで管理してくださっている方が、ご自身の畑でサツマイモを育てて、そこを園児たちに提供してくださるのです


実はこの場所、実家からほど近いところにあり、今日は実家の父と母がお芋掘りの様子を見学に行っていたようで、写真を送ってくれました


娘は大きなお芋をたくさん掘ってご満悦の様子。畑はとても汚れるので、手足には大人用の靴下をつけて靴&手袋がわりにしています


夜にはお土産に掘ったお芋を持って帰ってきてくれました。遠くまで歩いて大変だったでしょうけれど、楽しい思い出になったかな




7回目の結婚記念日

2018-11-27 23:32:44 | 日記

今日は7回目の結婚記念日でした


先日お祝いのランチをしていたこともあり、平日で私の体調もあまり良くなかったので何も特別なことはしませんでした


結婚してから丸7年、出会ってからは約10年、もうそんなに経つのかと過ぎる時間の速さに驚きますが、その間に2人の子供が生まれて家も建てて、生活はずいぶんと変わりました


いまは子供たちのことで手一杯でなかなか夫と2人の時間を持つことが難しい日々ですが、子育てが少し落ち着いたら、また2人で気軽にランチに行ったり旅行に行ったりしてみたいです


7年間、ほとんど喧嘩もせず毎日安心して過ごしていられるのは、自由にさせてくれる夫のおかげです


いつも本当にありがとう

これからもよろしくお願いします




祇園小唄祭

2018-11-26 23:34:40 | 季節行事

一昨日の11月23日、京都・東山の円山公園で「祇園小唄祭」が行われました


「祇園小唄」という唄はそれほど古いものではなく、昭和5年に公開された映画「祇園小唄絵日傘」の主題歌として祇園をこよなく愛した作詞家・長田幹彦氏が作詞し大ヒットした曲です


1番から4番まで、それぞれ春夏秋冬の祇園を読み込んだ歌詞で、今では祇園の代表曲のようになっているこの唄は、京都の芸舞妓さんが仕込みの頃から習い、お座敷でも代表的な舞妓さんの舞として舞われているもの


この祇園小唄の歌碑が円山公園の池の前に建てられています。その歌碑の前で、舞妓さんが歌詞を朗読し、献花をして唄を讃える行事が「祇園小唄祭」です


月はおぼろに東山

霞む夜毎のかがり火に

夢もいざよう紅桜

しのぶ思いを振袖に

祇園恋しや だらりの帯よ


夏は川原の夕涼み 

白い襟あしぼんぼりに

かくす涙の口紅も

燃えて身をやく大文字

祇園恋しや だらりの帯よ


鴨の川原の水やせて

咽ぶ瀬音に鐘の声

枯れた柳に秋風が

泣くよ今宵も夜もすがら

祇園恋しや だらりの帯よ


雪はしとしとまる窓に

つもる逢うせの差向かい

灯影つめたく小夜ふけて

もやい枕に川千鳥

祇園恋しや だらりの帯よ


(写真は報道系サイトからお借りしました)


こちらに参加するのは比較的年少の舞妓さんが多く、五花街の持ち回りですが、今年は宮川町の舞妓・ふく友梨さんととし七菜さんがいらっしゃったようです


と舞妓さんは絵になりますが、私はそれよりも紅葉と舞妓さんの組み合わせのほうが色合いが美しくて好きなので、秋の舞妓さんは特別美しいと思います