Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

Happy Halloween!

2016-10-31 23:33:21 | 日記
日本でも若い世代を中心に年々盛り上がるハロウィンですが、今年も娘の保育園
ではハロウィンイベントが行われたようです

こういった海外から入ってくるイベントというとキリスト教のお祭りなのではと
思いがちですが、実はハロウィンはケルト人のお祭りだそうです

ケルト人の一年の終わりは10月31日で、日本での大晦日に当ります。日本でも
大晦日には追難という鬼やらいの儀式が行われていたように、ケルト人も一年が
終わる最後の夜には有害な精霊や魔女が出ると信じており、それらから身を守る
ために仮面を被ったり魔よけの焚き火をして過ごしました。

そこから発展して、オレンジ色のカボチャを恐ろしい顔の形くり抜きロウソクの
火を灯す「ジャック・オー・ランタン」を戸外に置いて悪霊を怖がらせるという
現在のハロウィンのスタイルが出来上がりました

様々な仮装をするのも、仮面を被っていたものが発展した形でしょうか


去年はジャック・オー・ランタンの仮面と黒いマントを作って仮装した娘ですが
今年のクラスではオレンジ色の大きな袋を切りぬいて絵を書き、ドレスを作った
ようです。ドレスというより等身大ジャック・オー・ランタンに見えますが…

折り紙で作ったバッグにリボンをつけて各クラスをまわり、保育士さんたちから
お菓子をもらったようです

ひとつはイベント中に食べ、残りのお菓子は大切そうに持って帰ってきました。
まだまだハロウィンの飾りを怖がって泣いてしまう年頃ですが、去年よりは少し
イベント自体を楽しむことができたようです


お買い物デイ / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ・11月)

2016-10-30 23:31:34 | おうちごはん
昨日はかなり晴れ間もあってお外で遊ぶのにも気持ち良いお天気でしたが、残念
ながら今日は朝からずっと曇り空で、時々雨のパラつくお天気

公園に遊びに行ってもあまり楽しめなさそうでしたので、一日お買いもの巡りを
することにしました


まずはカー用品屋さんで洗車道具などを調達。先日も来ましたが、こちらのお店
には車型のカートがあるので、娘はこれに乗るのが楽しくて仕方ない様子。夫が
お買い物をしているあいだ、私がカートを押して娘の運転遊びに付き合います

続いては家具屋さんへ。子供部屋は息子が生まれる前にベッドやサイドチェスト
などを購入し、シャンデリアも付けて整えたのですが、リビングは数年前に棚や
ダイニングテーブル&チェアを買ったきりだったので、そろそろ照明をなんとか
したいね、と夫と話していたのです

欲しいシャンデリアなら色々あるのですが、そういうものはたいてい配線工事が
必要なものなので、賃貸の今の家では取り付けができません


今回は今の家でも取り付けできる、引っ掛けシーリングタイプのシャンデリアを
選びに行きました。数年後に家を建てますが、その時に子供部屋に再利用しても
良いかなぁと思えるデザインのものを探しました。

こちらの写真のシャンデリアを買おうとしたのですが、会計前に同じメーカーの
カタログを見せていただける機会があり、もっと良いものがあったのでそちらに
変更して頂きました。2週間ほどで届くので取り付けるのが楽しみです


お目当てのシャンデリアも買ったしそろそろランチに…とカフェへ移動すると、
カフェにおいてあったグランドピアノを使ってミニコンサートが始まりました

まだお若い男女のピアニストの二人で、クラシックの曲だけでなく、子供向けに
ディズニーのメドレーなども弾いてくださり、娘も楽しそうに聞いていました

娘は本当にピアノが大好きなので、そのうち習わせてあげたいと思っています

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:プライベートレッスン編・第回】
【イタリア料理教室:プライベートレッスン編・第回】
【イタリア料理教室:プライベートレッスン編・第回】


前菜はオレンジ入りカラフルサラダ。スライスしてから塩もみしたズッキーニ・
パプリカ・赤玉ねぎに、オレンジの実や果汁を合わせたサラダで、彩りがとても
綺麗でおいしいので、時々ランチ用にも作っています



パスタは手打ちパスタのラザニア。ラザニアはボロネーゼソース、ベシャメル、
ラザニア生地をそれぞれ作らなければいけないので、「さぁ作るぞ」と気合を
いれないと作れないパスタです。でも手作りすると美味しいのですよねぇ


メインは鮮魚の香草パン粉焼き。今日はメカジキを使って作りました。タイムが
しっかりと効いたパン粉焼きなので、パクパクっと食べられてしまいますよ


実家でキウイ狩り / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・11月)

2016-10-29 23:28:06 | おうちごはん
今日は土曜日ですが夫が午前中はお仕事に行ってしまったので、私は子供たちを
連れて朝から実家へ行ってきました

急に寒くなってきたので、娘のお洋服を衣替えしました。去年着ていたものなど
まだ今年も着られるかなぁと思って実家に保管していたのですが、合わせてみた
ところもうだいぶ小さくなってしまっているものが多くてびっくり

1年でこんなに成長するのだなぁとしみじみ感じながら片づけました


衣替えが終わった後は、庭にあるキウイ棚でキウイ狩りをしました。この棚では
ブドウも育てているのですが、今年は私が行かなかった日に全部収穫してしまい
ブドウ狩りができなかったので、娘にキウイを採らせてあげました

父の趣味の畑ではそろそろカブが大きくなってきたようなので、来週あたりには
娘にカブの収穫もさせてあげようかなぁ


午後は少し風邪気味の娘を病院へ連れて行ってきました。小さい子供がたくさん
来るこちらの病院には子供用の待合室があり、たくさんのおもちゃが置いてあり
ます。我が家ではプラスチックのおもちゃや電子音の出るおもちゃはほとんどと
言って良いほどないので、娘は夢中で遊んでいました。

こどもがそういったおもちゃを好むのはわかるのですが、あまり家ではそういう
もので遊ばせたくないのですよね…

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・11月】


前菜は法蓮草のソテー・ローマ風、トマトとモツァレラチーズのブルスケッタ。
ほうれん草のローマ風というと、レーズンと松の実が入るのが特徴だそうです。
トマトのブルスケッタはたくさん作っておくとランチなどに便利ですね


パスタはスパゲッティ・ボスカイオーラ。猟師風という意味の名前のパスタで、
森の中で採れるきのこをたっぷりと使った一品です。唐辛子がピリッと効いた、
トマトベースのとっても美味しいパスタですよ


メインはチキンのソテー、ゴルゴンゾーラクリームのソース。ゴルゴンゾーラは
好き嫌いのはっきり分かれるチーズですが、生クリームや牛乳を加えて加熱して
いるので、それほど香りも強くなく、クリーミーで美味しいソースになります


【フランス料理教室・2016年10月】

2016-10-28 23:19:33 | フランス料理
今日はフランス料理教室へ行ってきました


産前の7月に行ったのを最後に、9月レッスンと10月の外部レッスンは不参加と
なっていましたので、久しぶりのレッスンにワクワクしながら向かいました


今日のウェルカムドリンクはホットワイン。本来はワインにシナモン・クローブ
などのスパイスとオレンジなどの柑橘系を入れるのですが、今日はランチなので
グレープジュースをベースに作られています


今回のレッスンのテーマはハロウィンパーティ。ハロウィンというとオレンジや
パープルがテーマカラーですが、こちらは白と黒をベースにフューシャピンクを
アクセントカラーに取り入れた大人のハロウィン


白いカボチャにフューシャピンクのリボンをかけたり、壁にコウモリを飾ったり
するだけで、いわゆる定番のカラーではなくてもハロウィンらしくなりますね


シャンデリアにクモの巣状にコットンを張り巡らせたり、こちらのディスプレイ
コーナーのキャンドルにクモを飾ったりと、細かいところまでこだわって


お料理ですがまずは固める時間の必要なものから。前菜1品目「トマトジュレと
蟹のヴェリーヌ」。去年の9月に習ったトマトジュレのカプレーゼとベースは同じ
ですが、トッピングを少し変えて。



小鍋に無塩のトマトジュースの半量と塩を入れて火にかけます。温まったら水で
ふやかしておいたゼラチンを入れて溶かして、ゼラチンが溶けたら残りのトマト
ジュースを加えて混ぜ、グラスに注いで冷蔵庫で冷やし固めます。


ジュレが固まったら蟹のほぐし身とディルを飾れば完成です


前菜2品目は「パルメザンのチュイル」。チュイルはフランス語で「瓦」の意味。
本来は粉チーズを使って作るのですが、今回は串に綺麗につけたいので、今日は
溶けるタイプのスライスチーズで作ります。


スライスチーズを好みの大きさに切りオーブンシートの上に置き、竹串を中央に
乗せたら指で軽く押さえて定着させます。600wのレンジで1分くらい加熱したら
一度取り出して様子を見て、足りないようであれば10秒ほど足せば完成


続いてメインを作りますね。今日のメインは「豚肉のメレンゲ包み焼き」。この
お料理は塩釜焼きの一種で、オーブンから出してもしばらくの間お肉を保温する
ことが出来るのが特徴です。


まずはメレンゲを作ります。ボウルに卵白と塩を入れて混ぜ、しっかりとツノが
立つまで混ぜ合わせます。ボウルをさかさまにしても落ちてこないくらいまで。


オーブンシートを敷いた天板にメレンゲをお肉よりも一回り大きい程度に広げ、
その上に豚肉を置き、ローリエやローズマリーなどのハーブを載せたら、残りの
メレンゲを塗って全体を包みます。


今日は特に形にこだわらずにメレンゲで包んでいますが、例えばクリスマスなら
包んだ後でフォークで模様をつけてブッシュドノエル風にすると素敵だそう

包み終わったら140度のオーブンで1時間半焼けば完成です。低温で焼くので、
じっくりと火が入って綺麗なピンク色のお肉になるのだそうです



メインに添えるのはリンゴのソースです。なるべく皮が赤いリンゴを皮ごとすり
おろしてレモン汁をかけたら、砂糖と一緒にお鍋に入れて中火で水分がなくなる
まで10分ていど煮るだけ。優しい甘さの赤いリンゴソースが出来上がります



付け合せにする野菜はお好みですが、今日はレンコン・サツマイモ・アスパラを
ご用意下さいました。付け合せの野菜はオリーブオイルを絡ませて塩コショウを
したら、お肉が焼き上がる30分前に一緒に一緒にオーブンに入れて焼けば完成


前菜3品目は「冬の白いポタージュ」。皮付きのカブ・白菜の白い部分・長葱の
白い部分をそれぞれざく切りにして、バターを溶かした鍋に入れたら塩を加えて
しんなりするまで炒めます。


野菜がしんなりしたら水を加えて10分ほど煮て、ミキサーにかけてピューレ状に
してから牛乳を加えて温め直し、塩で味を整えます。器に盛ったらサッと塩茹で
したカブの葉を飾れば完成です



デザートの「テリーヌ・ショコラ オレンジ風味」を作ります。今回はとっても
簡単に作れるように試行錯誤してくださったとか。小鍋に生クリームとバターを
入れて溶かし沸騰直前で火から下ろします。刻んだブラックチョコレートを加え
溶かして混ぜ合わせます。

ここでお好みでグランマニエやラム酒を加えると、さらに大人の味わいに。



ラップを敷いた型に半量を流し入れて、その上にオレンジピールをまんべんなく
乗せたら、残りのチョコレートを流し入れて冷蔵庫で冷やし固めます。冷やしが
足りないとゆるくて切りづらいのでしっかり固まるまで冷蔵庫で待機。カットを
した後にココアをふりかけピンクペッパーを飾り、アイスを添えれば完成



前菜4品目は「ホタテ・カブ・オレンジのセビーチェ」。セビーチェとは中南米の
料理で魚介をマリネしたものをさすそうですが、フレンチでもよく登場します。

カブは皮をむいて半月切りにして塩もみしておきます。ホタテは半分にカット。
オレンジは皮をむいて実を取り出し、残った部分は果汁を絞ります。

オレンジ汁・マスタード・塩コショウ・オリーブオイルでドレッシングを作り、
刻んだディル・ホタテ・水気を絞ったカブ・オレンジの実をマリネしたら、器に
持ってピンクペッパーを飾れば出来上がりです


前菜5品目は「赤ワイン手毬寿司」。洗ったお米を赤ワインと水で炊き、寿司酢を
混ぜ合わせます。洋風なので寿司酢は白ワインビネガー・塩・砂糖で作ります。


手毬寿司はサーモンと生ハムの2種類を作ります。サーモンはラップにサーモンを
置いてご飯を乗せ、中に半分に切ったオリーブを包んで丸く握ります。ラップを
外したら上にスライスしたオリーブを飾ります。


生ハムはラップに生ハムを置いてご飯を乗せ、中にカマンベールチーズを包んで
丸く握り、ラップを外したら上にディルなどのハーブを加えれば完成



前菜6品目は「栗ときのこのタルティーヌ」。茸はお好みのものですが、今日は
椎茸とマッシュルームを使います。みじん切りにした茸とたまねぎとニンニクを
鍋で炒めたら、白ワインを加えて水分が無くなるまでさらに炒め、塩コショウで
味を整えたら、トーストしたバゲットに乗せて、甘栗とセルフィーユを乗せれば
出来上がりです。


前菜7品目は「ノルマンディー風タルティーヌ」。ノルマンディーはカマンベール
チーズとりんごが特産品なので、先生がそう名づけたそうです。

トーストしたバゲットに、カマンベールチーズと、メインに添えるために作った
リンゴソースを乗せるだけ。本当ならリンゴジャムを乗せるのですが、ちょうど
メインでリンゴソースを作ったので、そちらを流用しています。


お料理が全て出来上がったので、食前酒を用意して乾杯の準備。今日のテーブル
コーディネイトはフューシャピンクがアクセントなので、色を合わせたものを。
冷凍ミックスベリーをグラスに入れ、炭酸水で割って作ります。


お料理を全てテーブルに運んで準備は万端。大人可愛いハロウィンパーティーの
テーブルが出来上がりました。とっても華やかで可愛いです



フィンガーフードがたくさんあるパーティーメニューのテーブルの場合は、台を
使って高低差を出すと良いそうです。こうして並べるとお料理が映えますね


前菜7種をガラスのお皿に盛り合わせて。色々なものを少しずつ食べたい女性には
とっても嬉しいメニューです。どれも簡単なのに美味しくて、作る側にも優しい
レッスンでした

帆立・カブ・オレンジのセビーチェ
パルメザンのチュイル
ノルマンディー風タルティーヌ
きのこと栗のタルティーヌ
トマトジュレと蟹のヴェリーヌ
赤ワイン手毬寿司
冬の白いポタージュ


メインは豚肉のメレンゲ包み焼き。焼き上がったメレンゲはカッチカチなので、
包丁で上の部分を切り取ってからお肉を取り出して切り分けます。オーブンから
出してもしばらく保温ができるので、焼き上がったものをテーブルに飾っておく
のも良いかもしれないですね


低温でじっくり焼いたお肉はとっても綺麗なピンク色で、お肉自体には全く塩を
していないのですが、メレンゲから染み込む塩分でちょうど良いお味に。周りを
包んでいたからか、お肉もとってもしっとりしてジューシーでした

甘いリンゴソースとの相性も抜群。女性に絶対に喜ばれるお料理ですよ


デザートはテリーヌ・ショコラ、オレンジ風味。冷蔵庫から出して少~し時間が
経つと柔らかくなるので、まるで生チョコのような食感になり、チョコの濃厚な
美味しさを味わえるデザートでした。オレンジの風味が爽やかさをプラス。


デザートに合わせた紅茶は、オーストリアのブランド「DEMMERS TEEHAUS」から、
「ザッハブレンド Sacher Mischung」。ザッハトルテが有名なホテルザッハの
公式ブレンドディーだそうです。濃厚なテリーヌ・ショコラにぴったりですね


先斗町「水明会」

2016-10-27 23:18:32 | 京都花街
祇園甲部の「温習会」、宮川町の「みずゑ会」、上七軒の「寿会」につづいて、
先斗町でも秋の舞台「水明会」が始まりました。


(写真は報道系サイトからお借りしました)

先斗町は芸舞妓さんの人数が少なく、メディアにもあまり出てはいないようで、
祇園甲部や宮川町や上七軒に比べるとなじみがないようにも思いますが、以前に
こちらの歌舞練場で着物ショーに出たことがあって、思い出深い場所です

今年は長唄「雛鶴三番叟」で始まり、長唄「水仙丹前」、清元「芝居小曲集」と
続き、最後は常磐津「靭(うつぼ)猿」で締めくくられます。

紅葉にはまだ早いこの時期の京都ですが秋のおどりを楽しむ旅行をしてみたい
ところですね