Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

保育園のハロウィン

2014-10-31 23:30:43 | 季節行事
今日はハロウィン皆様は何かイベントをされましたか

娘の通う保育園では、数週間前から園内の至るところにハロウィンの飾り付けが
されていて、ハロウィン気分を盛り上げていました




黒猫に蜘蛛におばけに蝙蝠、そしてたくさんのジャック・オー・ランタン

大きい子のお部屋は子供達と一緒に飾り付けをしていたそうですが、0歳児部屋は
子供たちがお昼寝をしている時間に飾り付けをしたようで、お昼寝から目覚めて
お部屋の中に知らないものがたくさんあったので、娘は驚いて大泣きしたとか

飾りつけから数週間たったいまでも、大きな飾りを見ると「ふぇ~っ」と言い
ながら私にしがみつきます(笑)

今日は昼間にハロウィンの行事を楽しんだようで、仮装用の衣装なども保育士の
皆さんが手作りで用意して下さったようです

お土産にジャック・オー・ランタン風のお顔が描かれた小さなリンゴと金平糖を
頂きました。来年は怖がらずに楽しめるようになると良いですね


10月の和小物たち

2014-10-30 23:24:56 | 着物
出産後もなんだかんだ言って1~2ヶ月に1回程は必ず着物を着る機会が巡ってきて
いましたが、先日夫に許可をもらったこともあり、これからは最低でも月に1回は
着物でお稽古に行くことができて、それに加えてお茶会があったり、たまに日中
だけ母親業をお休みさせてもらって着物で出かける日がありますので、月に2回は
着物を着られるようになりました

そうするとやはり和小物たちも活躍してくれるようになり、久しぶりに今月から
色々と出して使うようになっています


10月の豆簪は鮮やかな黄色が印象的な一輪の菊。祇園の金竹堂さん製。こちらも
そろそろ派手になってきたので、これは娘にいずれ譲るとして、私は同じ形の白
か淡いピンクのものを買おうかと思っています。乱菊のデザインも良いなぁ

帯に挟む扇子は可愛いピンクと白の小菊が描かれたもので浅草の文扇堂さん製。
懐中時計に付ける根付は黄色い菊の匂い袋。京都の松栄堂さん製。


手拭いは生成り地に、秋らしく銀杏や楓などの吹寄せ模様で、濱文様シリーズ。
小風呂敷は青みの紫地に、黒い色紙に菊や兎柄の大正浪漫っぽい雰囲気のもの。
ハンカチは生成り地に、大胆な色柄で大きなオレンジや白の菊が描かれたもの。

懐紙は菊や楓などの吹寄せ柄。
一筆箋は万寿菊、乱菊、扇子と菊酒の3柄。

また来年活躍してくれる時期まで、きれいにして大切に仕舞っておきます


10月のデスク飾り

2014-10-29 23:23:57 | 季節行事
ついこのあいだ10月に入って、もう年末も近づいてきたかなぁと思っていたら、
気がつけばその10月もそろそろ終わり

娘が生まれてからは、毎日が矢のように過ぎていく気がします

仕事に復帰してからの半年以上は、あまり余裕が無くて飾れていなかったデスク
飾りですが、先月からまた少しずつ飾り始めるようになりました

最近では、駅まで歩く道でも家々の軒先に大きく実った柿が目立つようになって
きました(プチ田舎なので垣根のある家や庭に実の成る木が植えられている家が
多いのです)


10月のデスク飾りは、そんな柿を柔らかなちりめん生地で形作った匂い袋です

片手にちょうど乗るくらいのサイズで、縮緬でできた柿型の袋の中に、とっても
良い香りのお香が詰まっています。京都の老舗「山田松香木店」さん製のもの。

柿の後ろに小さく写っているのは、秋の実りを集めた籠盛りです。全てちりめん
生地で出来ていて、見ていてほっこりとします。京都の「夢み屋」さん製です。

また来年活躍してくれる時期まで、きれいにして大切に仕舞っておきます


人形町「壽堂」の黄金芋

2014-10-28 23:23:24 | 日記
先日、とっても素敵な和菓子を頂きました


人形町にある、創業から130年を数える老舗京菓子司「壽堂」さんの和菓子たち。
壽堂といえば有名なのはこちらにも入っている「黄金芋」で、お店に入るとこの
お菓子に使われているシナモンの香りがするといわれるほどの看板商品


黄色い包み紙の中身はまるで焼き芋のように見える和菓子ですが、このお菓子は
サツマイモを使っておらず、卵黄を混ぜた白餡を皮で包んで、ニッキをまぶして
串刺しにして焼いたもの

小ぶりなサイズも可愛らしく、お茶席のお菓子にも良さそうですね

特に女性に人気のある商品で、昔から東京土産として喜ばれたり、メディアなど
にもたくさん取り上げられていたそうです

私も以前に頂いたことがありとても美味しくて記憶に残っていたお菓子なので、
また食べることができて嬉しいです


黄金芋のほかにも一口サイズの可愛らしい最中が入っていて、こちらは抹茶餡と
大納言餡の二種類。どちらも程よい甘さで美味しかったです

人形町は会社からも近いのですが、近いからこそなかなか行く機会がないので、
次に行くときには壽堂さんへ寄って、お茶のお稽古場の手土産に黄金芋を買って
いこうかな、なんて思っています


羽毛布団のリフォーム

2014-10-27 23:22:55 | 日記
最近は日中はまだぽかぽかと暖かいのですが、日が落ちると一気に気温が下がり
急に冷え込むようになりましたね

新居は木造ながらも機密性が高いのか実家に比べると暖かいのですが、それでも
この時期は夜になると冷えるので、夏に使っていた肌掛け布団+毛布ではだいぶ
寒く感じるようになってきました

「そろそろ限界かな」と思っていた頃、待ちに待っていたものが届きました


実はこの夏、羽毛布団をリフォームに出していたのです。もともとの羽毛布団は
私が学生の頃に母が買ってくれたもの。と~~っても軽くて温かくてふわふわで
気に入って使っていたのですが、さすがに十数年経つと生地が傷み始めたのか、
春頃に生地が一部裂けて羽毛が出てくるようになってしまったのです

買い替え時かなぁなんて思っていたのですが、とても気に入っていたので捨てる
のも忍びなくて、なんとかリフォームできないかと業者さんを探し、夏の終わり
ごろに信頼できそうなところを見つけてお預けしていました

そこではまず、届いた羽毛布団を特殊クリーニングします。それから職人さんが
布団から1マスずつ羽毛を取り出して、ふるいにかけてダスト(長年の使用により
壊れた羽毛のカス)を取り除きます。

機械を使って羽毛にたっぷり空気を含ませ、新しく足した羽毛と良く混ぜます。
充填機を使って新しい側生地に1マスずつ羽毛を入れたら、仕上げの縫製をして、
丁寧な最終チェックの末、ようやくリフォームが完成します


足す羽毛の種類や側生地も選べて、こうして元の羽毛と足した羽毛のサンプルを
添えてくれるのでとても安心です

最近は羽毛布団もそれほど高価ではないものも多く、もう少し出せばある程度の
ものを買いなおすことも出来ましたが、生まれ変わったお布団はやはりとっても
寝心地が良く、安易に捨てずにリフォームして良かったなぁと思いました

今まではダメになったら捨てて新しいものを買うのが普通でしたが、和のお稽古
ごとを始めてからは、結婚してからは特にですが、本当に気に入ったものだけを
吟味して購入し、それを直しながら大切に使っていくことに価値を感じるように
なってきました

こういうことも、娘にきちんと伝えていきたいことのひとつです