昨日は東京でも気温が37度近くになり、とっても暑い一日でしたね。もう秋の
気配が近づいて来たのかと油断していただけに、体にこたえる一日でした
今日も昨日ほどではないにせよ暑~い一日でしたが、出産する前に最後の遠出を
したいと思って、茨城への日帰り旅行を敢行しました
お泊りでの旅行は先月に行った箱根が最後ですが、日帰りで行ける場所も行きた
かったところがいくつかあったので、臨月に入る前に、と思いまして
朝はゆっくりめの出発にして、まず向かったのは鹿島です。
目的はもちろん鹿島神宮。今年は伊勢神宮と箱根神社に参拝したので、3大パワー
スポットを制覇しようと、夫にお願いして連れてきてもらいました
こちらに伺ったのは初めてでしたが、夏の暑い日だからなのか夏休み最後の週末
だからなのか、参拝に来る人影はまばらで、とても静かでした。日差しに青々と
した緑と楼門の赤が綺麗に映えています
まずは手水舎で手と口を清めます。こちらで出ているお水は飲用水だということ
でしたので、お水を少し頂いて、参道を歩いて乾いた喉を潤わせます
楼門をくぐろうと思ったところ手前にこんな看板が。なんと毎年9/1から例大祭が
行われるそうで、今日参拝する方が少ないのもお祭りの前日だからなのですね。
また、来年には12年に一度という大祭が行われることになっているようです
御船祭と言われるこのお祭りは3日間に亘って行われ、初日には宮内庁から勅使の
御参向があり、二日目には神輿を奉戴した御座船が数十隻にも及ぶ船団を従え、
千葉県の香取神宮まで向かうという一大水上巻が繰り広げられるとか
それはそれは壮麗な景色でしょうねぇ。せっかくなら一度見てみたいなぁ
楼門の前には明日の儀式用の舞台も用意されていて、祭りの前の静けさが漂って
いました。
楼門をくぐるとこちらもまた例大祭の準備がされていました。境内を埋め尽くす
ような数の椅子とテントと飾り物たち。特に、例大祭でしか見ることの出来ない
であろう、参道の両脇に立てられた朱と白の織物などはとても美しかったです
本殿もいつもよりも華やかな装いになっているようです。鹿島神宮自体はとても
大きな敷地なのですが、本殿は楼門をくぐってすぐの場所にあるので、妊娠中の
私にとっては歩く距離が短くて助かりました
夫と共に拝殿前にてお参りをさせて頂きました。私はたいていの神社へ行っても
ご挨拶をさせて頂くだけでお願い事はしないのですが(あまりたくさんの神様に
お願いをしては良くないと思うので)、夫は私が無事出産できるようにとお願い
してくれたようで、お参り中に私のお腹を撫でていました
お参りをしたあとは緑豊かな奥参道を歩いて少し散策をすることに。神宮の森は
なんと20万坪にも及ぶ天然記念物の森。800種をも超える草木が繁茂しているのだ
そうですよ
両側には大きな杉が立ち並んで、伊勢神宮の参道を思い起こさせます。
参道を少し行くと、鹿園がありました。鹿島神宮周辺の森には、かつては多くの
鹿が生息していたようで、その歴史を伝えるべくニホンジカが飼育されているの
だそうです。
鹿園の横に売店があったので、そちらで餌となる人参を購入して、しばらく鹿と
触れ合ってみました。小鹿ちゃんもいてとても可愛らしかったです
そのあとは奥宮まで歩いたのですが、そのさらに奥にある「要石」まで歩くのは
少し大変そうでしたので、ここで引き返すことに。「要石」とは、頭頂部だけが
わずかに露出している霊石のことで、鹿島神宮の大神が光臨した御座とも地震を
起こす大鯰の頭を抑えている鎮石とも言われているものです。
ちょうどお昼時だったので、鹿島神宮の表参道にあるお蕎麦屋さんでランチを
頂くことにしました。この「吉野家」さんは、その創業はなんと室町時代。宿屋
時代には本陣として講中の人々で賑わったそうです。
こちらでは九割そばを出してくださるそうなので、蕎麦の香りが一番わかり易い
ザル蕎麦を頂きました。さすが九割、コシが強く蕎麦の香りもしっかりしていて
蕎麦にうるさい夫も大満足の一皿でした
鹿島を出て次に向かったのは、鹿島から海岸線を北上した場所にあるひたちなか
海浜鉄道の終点である「阿字ヶ浦」駅。田舎町にぽつんと佇むとても小さな駅。
なぜこんなところまで来たかというと、実はこちらの駅では今日まで竹で出来た
茶室が展示されているということで、せっかく鹿島まで行くので見に来ました
とっても小さな駅に可愛らしい電車が止まっていて、田舎町らしい風景に心が
なごみます。駅の看板がやけに可愛らしかったのですが、こちらは今回の茶室を
企画したのと同じ「みなとメディアミュージアム」というアートイベントにて、
以前作られたものなのだそうです。
うわさの茶室はどこかな~と思ったら、なんと駅舎の脇にある筵で囲まれている
一角がそのお茶室でした
茶室は壁と天井が全て数百本から成る竹で出来ていて、6畳ほどの広さがあって、
奥には床の間も設えられていました。手前側には白い玉砂利が敷き詰められて、
夏らしく涼しげな雰囲気です
こちらのお茶室は「竹遷庵」と名づけられており、茶室の入り口から奥にかけて
最初は青々とした竹から、進むにつれて枯れた色合いの竹に変わっていくという
面白いコンセプトのお茶室です
こちらの画像を見て頂くとよくわかると思うのですが、右側がまだ青い竹、左に
いくにつれてだんだんと茶色い竹に変わっていきます。入り口付近に使っている
竹は今年伸びてきたもので、奥の床の間には5年近く経った竹を使っているそう。
このお茶室は、竹の色の移り変わりによって仏教や茶の湯でいう「無常」を観る
ことができるようになっているのだとか
お軸には藤田東湖の「正気歌」がかけられていました。こういった掛け物は普段
茶席にはあまり使われないものですが、ご亭主がこのあたりにちなんだものを、
という気持ちで選ばれたそうです。
お茶席には無料で入ることができるためか、近くの海岸に遊びに来た観光客や、
地元の人たちで終始賑わっていました。もちろん、ひたちなか市内に散らばった
このイベントの出品作品を回っている方も多数いらっしゃいました
私達も早速中へ入ってお茶を頂いてみることに
お菓子は干菓子が2種類で、ひとつは日本で一番薄いと言われている、熊本の名物
和菓子「松風」。もうひとつはなにやらピンク色のくじらのような...
ご亭主の説明によると、阿字ヶ浦海岸の海水浴場には、海に浮かぶ海上滑り台の
「くじらの大ちゃん」というものがあって、その大ちゃんが今年30周年を迎える
ということで、なんと型からお手製で作られたものなのだそうです
こちらがウワサの大ちゃん。帰りがけに撮った写真ですが、確かに海の上に突然
大きなオレンジのくじらが現れました。子供達の遊び場なのでしょうね。
こちらのお茶室はほぼ屋外に近い状態で設置されているので、昨日くらい暑い日
にはさすがに冷茶を点てたそうですが、今日は最終日ということもあって、熱い
お抹茶を点ててくださいました。火の前にいるご亭主は汗だくで大変そう
面白いお茶室を見学して、美味しいお菓子とお抹茶を頂いたあとは、帰りがけに
ビーチに寄ってみることになりました
ところが阿字ヶ浦の海水浴場はあまり環境が良くなく、夫が滞在を渋ったので、
車で少し移動をして、近くの大洗海岸まで足を伸ばしました
もう日も暮れかけていましたがここでやっと夫も遊ぶ気になったようです。少し
遅い時間にもかかわらず、多くの親子連れが来ていました
私達もカキ氷を買って、ビーチでしばらく遊ぶことに。近くの売店でカキ氷を
お願いしたら、とっても懐かしくて可愛い機械で作ってくれました。氷を手動で
削るのを久しぶりに見た気がします
ビーチにシートを敷いて、カキ氷を食べながらのリラックスタイム。波の打ち
寄せる音を聞きながら子供達の遊ぶ姿を見たりと、ゆっくりした時間を過ごして
いました。そうしているうちに夫が眠くなったようで、シートの上で少し仮眠
仮眠から目覚めたあとは私も一緒に波打ち際を歩いたりして、しばらくのあいだ
今年最後になるであろう海を満喫しました
移動距離がけ結構あったので体調を少し心配していましたが、何事もなく無事に
帰宅することができて、これで出産前最後の遠出も終わりました
来週からはもう臨月に入りますので、近場でおとなしく過ごそうと思います。
気配が近づいて来たのかと油断していただけに、体にこたえる一日でした
今日も昨日ほどではないにせよ暑~い一日でしたが、出産する前に最後の遠出を
したいと思って、茨城への日帰り旅行を敢行しました
お泊りでの旅行は先月に行った箱根が最後ですが、日帰りで行ける場所も行きた
かったところがいくつかあったので、臨月に入る前に、と思いまして
朝はゆっくりめの出発にして、まず向かったのは鹿島です。
目的はもちろん鹿島神宮。今年は伊勢神宮と箱根神社に参拝したので、3大パワー
スポットを制覇しようと、夫にお願いして連れてきてもらいました
こちらに伺ったのは初めてでしたが、夏の暑い日だからなのか夏休み最後の週末
だからなのか、参拝に来る人影はまばらで、とても静かでした。日差しに青々と
した緑と楼門の赤が綺麗に映えています
まずは手水舎で手と口を清めます。こちらで出ているお水は飲用水だということ
でしたので、お水を少し頂いて、参道を歩いて乾いた喉を潤わせます
楼門をくぐろうと思ったところ手前にこんな看板が。なんと毎年9/1から例大祭が
行われるそうで、今日参拝する方が少ないのもお祭りの前日だからなのですね。
また、来年には12年に一度という大祭が行われることになっているようです
御船祭と言われるこのお祭りは3日間に亘って行われ、初日には宮内庁から勅使の
御参向があり、二日目には神輿を奉戴した御座船が数十隻にも及ぶ船団を従え、
千葉県の香取神宮まで向かうという一大水上巻が繰り広げられるとか
それはそれは壮麗な景色でしょうねぇ。せっかくなら一度見てみたいなぁ
楼門の前には明日の儀式用の舞台も用意されていて、祭りの前の静けさが漂って
いました。
楼門をくぐるとこちらもまた例大祭の準備がされていました。境内を埋め尽くす
ような数の椅子とテントと飾り物たち。特に、例大祭でしか見ることの出来ない
であろう、参道の両脇に立てられた朱と白の織物などはとても美しかったです
本殿もいつもよりも華やかな装いになっているようです。鹿島神宮自体はとても
大きな敷地なのですが、本殿は楼門をくぐってすぐの場所にあるので、妊娠中の
私にとっては歩く距離が短くて助かりました
夫と共に拝殿前にてお参りをさせて頂きました。私はたいていの神社へ行っても
ご挨拶をさせて頂くだけでお願い事はしないのですが(あまりたくさんの神様に
お願いをしては良くないと思うので)、夫は私が無事出産できるようにとお願い
してくれたようで、お参り中に私のお腹を撫でていました
お参りをしたあとは緑豊かな奥参道を歩いて少し散策をすることに。神宮の森は
なんと20万坪にも及ぶ天然記念物の森。800種をも超える草木が繁茂しているのだ
そうですよ
両側には大きな杉が立ち並んで、伊勢神宮の参道を思い起こさせます。
参道を少し行くと、鹿園がありました。鹿島神宮周辺の森には、かつては多くの
鹿が生息していたようで、その歴史を伝えるべくニホンジカが飼育されているの
だそうです。
鹿園の横に売店があったので、そちらで餌となる人参を購入して、しばらく鹿と
触れ合ってみました。小鹿ちゃんもいてとても可愛らしかったです
そのあとは奥宮まで歩いたのですが、そのさらに奥にある「要石」まで歩くのは
少し大変そうでしたので、ここで引き返すことに。「要石」とは、頭頂部だけが
わずかに露出している霊石のことで、鹿島神宮の大神が光臨した御座とも地震を
起こす大鯰の頭を抑えている鎮石とも言われているものです。
ちょうどお昼時だったので、鹿島神宮の表参道にあるお蕎麦屋さんでランチを
頂くことにしました。この「吉野家」さんは、その創業はなんと室町時代。宿屋
時代には本陣として講中の人々で賑わったそうです。
こちらでは九割そばを出してくださるそうなので、蕎麦の香りが一番わかり易い
ザル蕎麦を頂きました。さすが九割、コシが強く蕎麦の香りもしっかりしていて
蕎麦にうるさい夫も大満足の一皿でした
鹿島を出て次に向かったのは、鹿島から海岸線を北上した場所にあるひたちなか
海浜鉄道の終点である「阿字ヶ浦」駅。田舎町にぽつんと佇むとても小さな駅。
なぜこんなところまで来たかというと、実はこちらの駅では今日まで竹で出来た
茶室が展示されているということで、せっかく鹿島まで行くので見に来ました
とっても小さな駅に可愛らしい電車が止まっていて、田舎町らしい風景に心が
なごみます。駅の看板がやけに可愛らしかったのですが、こちらは今回の茶室を
企画したのと同じ「みなとメディアミュージアム」というアートイベントにて、
以前作られたものなのだそうです。
うわさの茶室はどこかな~と思ったら、なんと駅舎の脇にある筵で囲まれている
一角がそのお茶室でした
茶室は壁と天井が全て数百本から成る竹で出来ていて、6畳ほどの広さがあって、
奥には床の間も設えられていました。手前側には白い玉砂利が敷き詰められて、
夏らしく涼しげな雰囲気です
こちらのお茶室は「竹遷庵」と名づけられており、茶室の入り口から奥にかけて
最初は青々とした竹から、進むにつれて枯れた色合いの竹に変わっていくという
面白いコンセプトのお茶室です
こちらの画像を見て頂くとよくわかると思うのですが、右側がまだ青い竹、左に
いくにつれてだんだんと茶色い竹に変わっていきます。入り口付近に使っている
竹は今年伸びてきたもので、奥の床の間には5年近く経った竹を使っているそう。
このお茶室は、竹の色の移り変わりによって仏教や茶の湯でいう「無常」を観る
ことができるようになっているのだとか
お軸には藤田東湖の「正気歌」がかけられていました。こういった掛け物は普段
茶席にはあまり使われないものですが、ご亭主がこのあたりにちなんだものを、
という気持ちで選ばれたそうです。
お茶席には無料で入ることができるためか、近くの海岸に遊びに来た観光客や、
地元の人たちで終始賑わっていました。もちろん、ひたちなか市内に散らばった
このイベントの出品作品を回っている方も多数いらっしゃいました
私達も早速中へ入ってお茶を頂いてみることに
お菓子は干菓子が2種類で、ひとつは日本で一番薄いと言われている、熊本の名物
和菓子「松風」。もうひとつはなにやらピンク色のくじらのような...
ご亭主の説明によると、阿字ヶ浦海岸の海水浴場には、海に浮かぶ海上滑り台の
「くじらの大ちゃん」というものがあって、その大ちゃんが今年30周年を迎える
ということで、なんと型からお手製で作られたものなのだそうです
こちらがウワサの大ちゃん。帰りがけに撮った写真ですが、確かに海の上に突然
大きなオレンジのくじらが現れました。子供達の遊び場なのでしょうね。
こちらのお茶室はほぼ屋外に近い状態で設置されているので、昨日くらい暑い日
にはさすがに冷茶を点てたそうですが、今日は最終日ということもあって、熱い
お抹茶を点ててくださいました。火の前にいるご亭主は汗だくで大変そう
面白いお茶室を見学して、美味しいお菓子とお抹茶を頂いたあとは、帰りがけに
ビーチに寄ってみることになりました
ところが阿字ヶ浦の海水浴場はあまり環境が良くなく、夫が滞在を渋ったので、
車で少し移動をして、近くの大洗海岸まで足を伸ばしました
もう日も暮れかけていましたがここでやっと夫も遊ぶ気になったようです。少し
遅い時間にもかかわらず、多くの親子連れが来ていました
私達もカキ氷を買って、ビーチでしばらく遊ぶことに。近くの売店でカキ氷を
お願いしたら、とっても懐かしくて可愛い機械で作ってくれました。氷を手動で
削るのを久しぶりに見た気がします
ビーチにシートを敷いて、カキ氷を食べながらのリラックスタイム。波の打ち
寄せる音を聞きながら子供達の遊ぶ姿を見たりと、ゆっくりした時間を過ごして
いました。そうしているうちに夫が眠くなったようで、シートの上で少し仮眠
仮眠から目覚めたあとは私も一緒に波打ち際を歩いたりして、しばらくのあいだ
今年最後になるであろう海を満喫しました
移動距離がけ結構あったので体調を少し心配していましたが、何事もなく無事に
帰宅することができて、これで出産前最後の遠出も終わりました
来週からはもう臨月に入りますので、近場でおとなしく過ごそうと思います。