Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

茅の輪くぐり / maxcellアクアパークへ / おうちごはん(イタリア料理: 手打ちパスタ・6月)

2019-06-30 23:48:15 | 季節行事

今朝は子供たちが寝ているあいだにそーっと出かけて、神社に夏越しの払えをしに行ってきました


こちらの神社は娘のお宮参りや七五三でお世話になったところですが、この辺りでは数少ない、きちんと茅の輪が設置されている神社です


休日の7時台だというのに、やはり6月30日だからか、滞在していた短い時間に20人近い参拝客が訪れては茅の輪をくぐっていました


ご神水の周りもしとしとと雨に打たれて、しっとりとした風情が漂います


ほんの短い時間でしたが、やはり御神域は空気が清らかで、心の落ち着く時間を過ごすことができました


朝食のあとは品川にあるmaxellアクアパークへ。1日雨の予報だったせいか、入り口にはチケットを買う長蛇の列ができていました


幸い年パスを持っているので、行列の横を通って入ることができました。小さな子がいてあの行列は(子供が)耐えられません…


まずはお決まりのメリーゴーランド。今日は2回乗ったのですが、息子はどちらも「サメさんが良い」と言ってサメの背中へ。娘はイルカやアザラシなど、色々なものに乗りたいようでした


続いてはイルカショーへ。数ヶ月に一度見に来ていますが、来るたびに違うショーになっていて、何度見ても楽しめます


前回来た時には活躍していたオキゴンドウが亡くなってしまったようで、とても残念です大きな体でのダイナミックなジャンプは本当に印象的でした


ショーのあとはワンダーチューブで頭上を通るサメやエイを見たり、息子は大好きなウミガメが見られて大興奮


アシカショーでは芸達者なアシカさんの素晴らしいバランス感覚を楽しませてもらいました


たっぷり楽しんだあとは、子供たちのお昼寝の時間を利用して、車の1年点検へ


いつも代車は小さめの車が多かったのですが、今回はかなり前から申し込みをしていたので、運転に違和感がないようにと同じ車種の色違いを用意してくださっていました。とっても助かりますね


夜は子供たちの寝支度を済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:手打ちパスタ編・6月】


前菜は黄色いお米のサラダ。のはずだったのですが、なんとお米を茹でる際にサフランを入れ忘れて、白いお米のサラダに…やはり香りがないとひと味足りない気がします


パスタは手打ちパスタトマト入りタリアテッレ、白いラグーソース。昨日に引き続きカラーパスタです。トマトペーストを練りこんだオレンジのパスタに、トマトを使わない白いラグーを合わせて


メインはチキンのフリカッセーア。白ワインで煮込んだ鶏肉に卵黄とレモンを合わせたソースを絡めて、しっかりしたお味ながら酸味を感じる、夏向けの一品でした






七夕飾り作り/おうちごはん(イタリア料理: 手打ちパスタ特別・2月)

2019-06-29 23:36:30 | おうちごはん

今日は夫が午前中は仕事でそのままお稽古に行く日でしたので、掃除と洗濯を済ませると、午前中から実家へ遊びにいきました


小雨が降る中、息子がどうしても外遊びをしたいというので、レインコートを着せてカート遊び。長靴も履いて万全の体制に気を良くしたのか、水たまりに突入していきました…


このカートはどちらもそれぞれの兄の家からお下がりをもらったのですが、子供達の大のお気に入りで、娘も息子も実家に行くと必ずこれに乗って遊んでいます。


自然豊かな場所なので昆虫もたくさんいますが、雨に濡れて蜘蛛の巣の芸術的な形がはっきり見えていました。蜘蛛は苦手ですが、これは綺麗ですね


お外で遊ぶ息子とは対照的に、娘は家の中で遊んでいました。一生懸命七夕飾りを作っていた娘のために、父が竹をひと枝切ってきてくれました


お昼からは娘のバレエ、夕方は英会話に付き添いました。土曜日は習い事で忙しい1日です


娘の英会話を待つあいだ、息子はおもちゃで自由に遊べるコーナーで、電車ごっこに夢中。最近の一番のお気に入りはプラレールのはやぶさのようです


夫と合流して帰宅し、私が料理の準備をしているあいだ、娘は作ったばかりの笹飾りを飾っていました


色々な色の折り紙やキラキラ光る紙も使って作ったので、とても賑やかな飾り付けになりました。これから約2週間、リビングに飾ろうと思います


子供たちの寝支度を早めに済ませたので、夜はゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:手打ちパスタ特別編・2月】


前菜は麦のスープ。香味野菜をみじん切りにしてパンチェッタと一緒に煮込み、押麦を加えた一品。スープが少なめで具がたっぷりの、食べるスープです


パスタは手打ちパスタハート型のピンクのラビオリ。ビーツでしっかりと色をつけた可愛いパスタで、女子ウケ抜群のメニューです。ラビオリは可能性が無限大ですね


メインはブラザード。牛スネ肉を重めの赤ワインでしっかり煮込み、マッシュポテトを添えた一品。ホロホロに柔らかくなったお肉に、赤ワインのしっかりしたソースがよく合います


ドルチェはキャラメルアーモンド入りチョコセミフレッド。キャラメルアーモンド(プラリネ)も自分で作るので、おもてなしにお出ししたら喜んでもらえそうなデザートです。とっても美味しいですよ




夏越の祓え

2019-06-28 23:08:56 | 季節行事

1年の始まりからちょうど半年が経って、疲れもたまる今日このごろ


6月30日、各地の神社では夏越の神事(夏越の祓)が執り行われます。この半年に溜まった穢れを祓い、夏以降の無事を祈願する行事です


この日神社に設置される「茅の輪」と呼ばれる大きな輪をくぐることで、穢れを祓い身を清めるというのが一番有名なものです。都内でも何箇所か茅の輪を設置しているところがありますが、鳥越神社が一番立派だと思います


また、神社が用意した形代(紙で出来た人形に姓名・年齢を書いたもの)で体を撫で、自分の穢れを移した形代をこの日の夕方までに神社に納めておくと、翌日神社がその形代を川に流して穢れを清めてくれます


夏越の祓の後にある行事といえば七夕です。笹に短冊を吊るして飾るのは、実は夏越の祓があってこその行事なのです。写真のように茅の輪の両脇に設置されている笹竹に願い事を書いた短冊を吊るしたのが、現在の七夕飾りの始まりです


もしお近くの神社にあれば、残り半年の健康を願って、茅の輪をくぐってみてはいかがでしょうか




イタリア料理教室【手打ちパスタ特別編・6月】

2019-06-27 23:06:22 | イタリア料理

昨日に引き続き、今日もオーダーメイドレッスンで習った過去のレッスンメニューです


こちらのメニューはササッと作れるものばかりなので、暑い夏に嬉しいお料理


まず前菜は「Invortini di zucchini」。いまが旬のズッキーニを使った、お酒によく会うおつまみです


ズッキーニはヘタを落とし、スライサーで2mmの薄さにスライスしておきます。


ズッキーニを2枚少し重ねて並べたら、軽く塩を振ってからオレガノ・パン粉をかけ、半分に切ったハムを乗せて、手前側だけ半分に切ったスライスチーズを乗せ、手前からくるくる巻いていきます。


巻き終わりを楊枝で止めたら、オリーブオイルをひいたオーブンシートに巻き終わりを下にして乗せ、もういちどオレガノ・パン粉を上からかけて、オリーブオイルをかけてから220度のオーブンで13分焼き、トマトソースと一緒にお皿に盛れば完成です


続いてメインを作ります。メインは「Cotoletta di merluzzo con salsa di porro」。本当は冬のレッスンのメニューだったのですが、美味しそうだったのでこれを選びました


真鱈は骨と皮を取り除いて、食べやすい大きさに切り分けます。塩コショウをしたら、小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつけ、180度の油できつね色になるまであげます。


ソースは以前カプネットで作ったものと同じです。フライパンにオリーブオイルをひいてみじん切りのネギを炒め、しんなりしたら生クリーム・水を加えて10分ほど煮込み、ミキサーで回して塩コショウで味を調えます。


もしあれば下仁田ネギで作ると甘みが増して美味しいそうですよ


お皿に盛る時には、ソースの上に鱈を乗せ、バルサミコクリームをかけて酸味を加えます


最後のパスタは「Tagliolini neri alle calamari e zucchini」。カラーパスタは色々習いましたが、黒いパスタは初めてです


ボウルに強力粉・卵・塩・オリーブオイル・イカスミを入れて混ぜ合わせ、ひとまとまりになったら台に取り出し、表面が滑らかになるまで捏ねたら、ラップに包んで冷蔵庫で1~2時間休ませます。


生地を半分に切って軽く手で伸ばし、パスタマシーンのメモリを下げながら伸ばしたら、マシーンの幅に合わせて折りたたみ、もう一度メモリを下げながら薄く伸ばしていきます。


シート状になったらタリオリーニ用の刃に通します。



本来はスミイカを使って、墨袋から取り出したイカスミをパスタ生地に、身をソースに使うのですが、今日はスルメイカを使います


もしあれば白いかもしくはヤリイカのほうが身が柔らかくておススメだとか


フライパンにオリーブオイル・ニンニク・鷹の爪を入れて火にかけ、香りが移ったらニンニクと鷹の爪を取り出し、スライスしたイカとズッキーニを軽く炒めます。


ミニトマトも加えたら白ワインを入れてアルコールを飛ばし、水を加えて軽く煮ます。


茹で上がったパスタをソースに入れ、オリーブオイルで乳化させたら、塩コショウで味を整えれば完成です


全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


前菜はズッキーニのインヴォルティーニ。ズッキーニは夏には常備しているので、この時期急な来客があっても慌てず作れる一品です。チーズやハムの塩気があるので、お酒が進みますね


パスタは手打ちパスタイカスミのタリオリーニ、イカとズッキーニのソース。黒いパスタにイカの白・トマトの赤・ズッキーニの緑が映えて、見た目にも暑い夏に食欲を刺激してくれます


メインはタラのコトレッタ、ネギクリームのソース。こちらは冬のメニューでしたが、とっても軽いお料理で、すぐに作れるので夏にも作りやすいお料理でした




イタリア料理教室【手打ちパスタ特別編・2月】

2019-06-26 23:00:31 | イタリア料理

先日イタリア料理教室へ行ってきました。


今回もオーダーメイドレッスンで、過去に受けられなかったレッスンのメニューを教えて頂きます



まずは冷やし固める時間が必要なデザートから。デザートは「Semifreddo al cioccolato e praline」。


お砂糖を鍋に入れて火にかけ、溶けて液体状になりきつね色になったら火を止め、スライスアーモンドを入れて混ぜ合わせて、シートに広げて冷蔵庫で冷やし固め、プラリネを作ります。


固まったプラリネはミキサーにかけて砕いておきます。


チョコレートは湯煎にかけて溶かし、卵黄・砂糖を湯煎にかけながら白っぽくもったりするまで混ぜ合わせます。


生クリームはしっかり泡だてておき、卵白は砂糖を数回に分けてくわえながらしっかりしたメレンゲをつくります。


卵黄のボウルに溶かしたチョコレートを入れて混ぜ合わせ、砕いたプラリネを加えたら、生クリームを2回に分けて加えてさっくり混ぜ、メレンゲも2回に分けて加えてさっくり混ぜます。


ラップを敷いた型に流し入れ、トントンと打ち付けて表面をならしたら、上からもラップをかけて冷凍庫で半日冷やし固めれば完成です


続いてはメインの「Brasato is manzo」を作ります。こちらはピエモンテ州の郷土料理で、重めの赤ワインで煮込むお料理です


下処理として、スライスした玉ねぎと人参とセロリとニンニク・赤ワイン・牛肉をボウルに入れ、ラップをして一晩冷蔵庫でマリネしておきます。


牛肉・野菜・マリネ液に分けたら、オリーブオイルをひいた鍋で野菜をじっくり炒めます。お肉は塩コショウ・小麦粉をまぶしてオリーブオイルをひいたフライパンで表面に焼き色をつけ、野菜の鍋に入れたら、マリネ液・ローリエ・水を加えて弱火で1時間ほど煮込みます。


牛肉が柔らかくなったら取り出し、煮汁を濾してから煮詰めて濃度をつけ、バター・はちみつ・塩コショウで味を整えます。


付け合わせのジャガイモのピューレは、塩茹でしたジャガイモを裏ごししてバターを加えて混ぜ合わせ、牛乳で伸ばして塩コショウで味を整えれば完成です


パスタはバレンタインの時のメニューだったので、とても可愛らしい「Ravioli di barbabietola」。


ボウルに強力粉・薄力粉・卵・塩・オリーブオイル・ビーツのピューレを入れて混ぜ合わせ、まとまったら台に取り出し、表面が滑らかになるまで捏ねたら、ラップに包んで冷蔵庫で1~2時間休ませます。


その間に詰め物を作ります。今日はピンクの生地から透けて見えても良いように、白っぽい詰め物。


フライパンにオリーブオイルをひいて、スライスした玉ねぎとニンニクとジャガイモを炒め、しんなりしたら一口大に切ったタラを加えます。


タラに火が通ったら白ワインを入れてアルコールを飛ばし、オレガノ・水を加えてジャガイモが柔らかくなるまで煮込み、水分を飛ばします。


ミキサーにかけてペースト状にし、冷蔵庫で冷やしてから絞り袋に入れます。


パスタ生地は半分に切って手で軽く伸ばし、パスタマシーンのメモリを下げながら伸ばしていきます。マシーンの幅に合わせて折りたたみ、もう一度メモリを下げながら薄く伸ばしてシート状にします。


横長に置いた生地の上半分に等間隔で詰め物を絞り出したら、下半分を折り上げて被せ、空気を抜きながらしっかりと生地を止めて、ハートの型で抜きます。


可愛いパスタが映えるよう、ソースはシンプルに生クリームに粉チーズを入れて軽く煮詰めたもの。塩コショウで味を整えたら、茹でたパスタを浮かべれば完成です


最後にスープを作ります。スープは「Zappa di orzo」。イタリアの冬の家庭料理です。


小鍋にオリーブオイルをひいて拍子切りにしたパンチェッタを炒め、焼き色がついたら、みじん切りにした玉ねぎと人参とセロリとニンニクを加えてじっくり炒めます。


水を加えて弱火で10分煮込み、押麦を加えてさらに15分煮たら、塩コショウで味を調え、粉チーズ・黒胡椒・オリーブオイルをかければ完成です


全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


前菜は麦のスープ。野菜たっぷりで優しいお味の、食べるスープです。押麦のプチプチした食感が良いアクセントになっていて、いくらでも食べられてしまいそう


パスタは手打ちパスタハートのラビオリ。ピンクのハートが本当に可愛らしくて、女子会などにも喜ばれそうですね。ビーツは結構入れないと茹でる時に色が飛んでしまうので、ビーツをたっぷり入れて、そのぶん卵を無くしても良いかも


メインはブラザード。じっくり煮込んだスネ肉は柔らかくてトロトロ。赤ワインベースのソースも濃厚で、いかにも冬らしいとっても美味しい一品でした


デザートはキャラメルアーモンドチョコのセミフレッド。こんなに美味しいセミフレッドが驚くほど手軽に出来てびっくりです。これならいつも家にある材料で作れるので、早速作ってみようかな