Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ヤフーオークションに出品しました

2014-08-31 23:30:21 | ドールドレス
本日、ヤフーオークションにSDサイズのドレスを2着出品致しました。
是非ご覧くださいませ

オークション出品ページへは、ドールサイト「†Maria Callas†」トップページの
右側の「Auction」からお入りください

†Maria Callas†




まず1点目。

柔らかなオフホワイト地に茶の濃淡で薔薇が描かれた、セピアカラーのLECIENの
生地で、SD用のおでかけドレスを作りました。

上半身はハイネックのヨークに仕上げ、まわりを薔薇の刺繍が美しい柔らかな
チュールレースで縁取りました。切替の部分にはお花のモチーフレースを飾り、
その上にビーズワークを施しています。

胸元には金色の華奢な台にシトリンカラーのガラスカメオをあしらいました。

袖は3段切替え。上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートラインに、
袖口はヨークと同じチュールレースを使ってふんわりと仕上げました。

スカートも3段切替え。上段には細幅のトーションレース、中段にはピンタックと
モチーフレースと中幅のチュールレースをあしらい、下段はトーションレースと
ラッセルレースですっきりと仕上げました。

生地の地色がオフホワイトなので、使ったレースも真っ白のものではなく、オフ
ホワイトを中心にしています。ビーズやカメオやコサージュに、柔らかい黄色を
アクセントカラーとして入れることで、パッと明るくなっています。

ボンネットにも黄色の巻薔薇を使い、リボンは少し太めのコットンリボンにし、
ボリュームが出るように心がけました。後ろ側にも、レースをたっぷりと贅沢に
使っています。

柄に使われているのは茶色だけなのにとても上品で可愛らしい雰囲気で、まさに
セピア色とかキャラメル色といった言葉の似合うドレスですね。可愛らしい子が
着れば可愛く、大人っぽい子が着ればシックに見えるような、とても使い勝手の
良い1着になりました。




そして2点目。

少しミルクがかった白地に、柔らかいピンクの濃淡で薔薇が描かれたLECIENの
コットン生地を使って、SDサイズのおでかけドレスをお仕立てしました。

上半身はピンタックやモチーフレースで飾った白いラウンドヨークをベースに、
周りを白いお花のモチーフレースと2種類のレースで飾りました。レースの根元で
光るアクセントカラーを取り入れたビーズ使いが、華やかさを添えています。

胸元には金色の華奢な台に嵌め込んだバイカラーのカメオを飾って。生地の色に
アクセントを加える赤×白の組み合わせです。

袖は三段切り替え。上段はふんわりとしたパフスリーブに、中段はぴったりした
ストレートラインにしつつ華やかなモチーフレースなどを使って豪華に。袖口は
ラインの美しいチュールレースでふんわりと仕上げました。

コサージュの薔薇はまるで生地から抜け出してきたかのような、描かれている
薔薇と同系色のピンクのものを選びました。大きめに作っているので、髪飾りに
しても可愛いですよ。

スカートは三段切り替え。ふんわり綺麗に広がるAラインのシルエットにして、
上段にはヨーク部分に使ったものと同じお花型のモチーフレースを。中段には、
袖に使ったものと同じ豪華なモチーフレースを全体にたっぷり使い、下段は裾に
濃い目のピンク色のリボンと淡いピンクのラッセルレースをあしらったうえに、
袖口と同じラインの美しい透け感の強いチュールレースを重ねました。

切り替え部分には、ラインの美しい細幅のモチーフレースを施しています。

ボンネットのツバ部分には硬くならないよう柔らかな芯を何重にも入れてあり、
ハリのある仕上がりです。色々な角度から見たときのラインを考慮して、過去に
何度も何度も型紙を作り直して、やっと出来上がった形です。形だけではなく、
ドレスに使ったレースとのバランスも考えて作り上げました。

可憐で優しげな雰囲気を持つコットンの生地ですが、透け感のある白いレースを
ベースに濃いピンクのリボンをアクセントに使うことで、パッと明るい華やぎが
加わりました。

爽やかな色合いですが寒々しい色使いではありませんので、真冬以外の長い期間
楽しめるドレスですよ。



†Maria Callas†のドレスはいずれも繊細な生地を使っておりますが、どなたにでも
扱い易いよう、着替えの際に負荷のかかり易い身頃部分には、裏地を付けて縫い
上げて強度を加えております。

また裏を返して見て頂いても綺麗なように、縫い糸や生地の処理などは、人間の
お洋服と変わらないような作りになっております。

全て手作りの1点物であり、基本的に全く同じものを作ることはありません。同じ
パターンで作られた量産品とは違い、一点一点生地とレースを並べて悩みながら
時間を掛けて製作しています。

もしお気に召して頂けましたなら、その「出会い」をどうぞお見逃しなきよう、
こだわり抜いて作った上質なドレスを是非一度お手にとってみてください


お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理教室の復習メニュー)

2014-08-30 23:25:14 | おうちごはん
今週はずっと雨が続いていて、まだ8月だというのに急に秋のように寒くなって
しまいましたね。突然の寒さに体が追いついていない感じがします

お天気も悪く、夫も午前中は仕事に行っていましたので、お昼までは娘と一緒に
自宅でゆっくりすごしました

夕方からは先にお茶のお稽古に行っていた夫と入れ替わりで、お稽古場へ

今日のお稽古は、裏千家伝物の茶箱点前「雪月花」のうち一番手数が多く難しい
「月」点前を教えて頂きました。こちらのお点前ではお香を焚いたりするので、
お道具が多く覚えるのが大変そうです。

お菓子は秋らしさを感じる「萩」という銘の可愛らしいもので、「伊勢屋」製。
お軸は「松風颯々声(しょうふう さつさつのこえ)」と書かれた短冊でした。
茶花はトリアシショウマとアザミが籠花入れに活けられていました。

帰宅するともう暗くなっていたので、急いで娘をお風呂に入れて寝かしつけて、
ディナーの準備を開始しました。今日もイタリア料理教室の復習メニューです

今日のお料理のレッスン記事はこちら→
【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・8月】



前菜は夏野菜のハチミツマリネ。先日ハチミツ専門店の「L’ABEILLE」で買った
レモンのハチミツを使って作りました。教室ではナス・ズッキーニ・カボチャ・
パプリカだけでしたが、白を入れたかったのでカリフラワーも加えました

やはり少しこだわったハチミツを使ったので、仕上がりが一味違いました


パスタは鰯とアーモンドとドライトマトのカサレッチェ。オイルベースなので、
重くなくパクパクと食べることが出来ます。アーモンドのぷちぷちした食感が、
やはりクセになりそうです


海老のソテー・オレンジのソース。シチリアでは特産のブラッドオレンジを使う
こともあるそうですが、海老の赤が映えるので、やはりソースはこの黄色っぽい
オレンジを使ったほうが綺麗ですね

でも、海老のソテーのときに白ワインを少し焦がしてしまったので、その茶色が
ソースに混じってしまって、あまり綺麗な色になってくれませんでした…

食後はゆっくりとDVDを見ました。今日は先週も見た海外ドラマ「ダヴィンチ・
デーモン」の続きです。

最近夫が毎回DVDを借りにいくのが面倒なので、オンデマンドで借りたいという
のですが、引越しが終わったら設定や登録など、調べてみようと思っています


ハチミツ専門店「L’ABEILLE」 / イタリア食材専門店「EATALY」

2014-08-29 23:35:22 | 日記
先日習ったシチリア料理を今週末に作るつもりでいます

前菜の「夏野菜のハチミツマリネ」の説明で、シチリアではオレンジやレモンの
栽培が盛んで、その花から採れるハチミツもたくさんあるというお話を伺って、
今回のお料理にはシチリアのハチミツを使いたいと考えていました


そこでハチミツを買いに行ったのが、ハチミツ専門店「L’ABEILLE」。世界中の
養蜂家から届けられた60種類以上のハチミツを扱うお店です


こちらのお店では、私たちの結婚式にあたって披露宴にお招きした方々のお席に
置くネームプレートとして、ハチミツのボトルの入ったギフトを用意して頂いた
ことがあり、思い入れのあるお店です



取扱いしているハチミツは世界各国のもので、フランス、イタリア、スペイン、
ハンガリー、ギリシャ、ニュージーランド、タスマニア、台湾、日本など幅広く
取り揃えていて、選ぶのが楽しくなってしまいます


たとえばイタリアの中でも、同じ植物から採れるものでも地方によってかなりの
味の差があって、特にシチリアで採れるものは特別なハチミツのようでした

今回はシチリア料理なのでシチリアのハチミツを、とお願いしたところ、3つの
ハチミツを勧めて頂いて、3つとも購入しました


シチリア島ラグーサで採れるタイムのハチミツ、シチリア島シラクーサで採れる
ブラッドオレンジのハチミツ、シチリア島カターニャで採れる栗のハチミツ。

購入にあたりたくさんの種類のハチミツをテイスティングさせて頂きましたが、
花が違えばこんなに味も香りも違うのかと驚くほど、ひとことで「ハチミツ」と
言っても大きな差があって、まるで違う食べ物のようでした

それぞれに適した用途があって、タイムのハチミツはチーズなどとの相性が良い
ようで、白ワイン・モツァレラチーズ・ハチミツ・トマトで作ったソースを魚に
かけると美味しいのだとか

またブラッドオレンジのハチミツはお魚料理と相性が良く、魚の下味に使ったり
するのもお勧めだそうです

栗のハチミツはかなりコクがあって香りにもクセがあるものなので、赤ワインと
合わせてベリー系のソースを作るときに適しているそうで、そのソースをお肉に
かけると素晴らしく美味しいそうです

ご説明を頂く中で知ったのですが、ハチミツは時間が経つとざらざらした状態に
固まってきてしまいますよね?これはハチミツに含まれるブドウ糖が結晶化する
ことによって起きる現象なのだそうです

温度変化によって結晶化が起こるのですが、フルーツ系の樹木から取れる蜜には
ブトウ糖が多く含まれているために結晶化が起こりやすく、草花から取れる蜜は
ブドウ糖の値が低いので結晶化しづらいのだとか

50度以上の熱に触れるとビタミンが壊れてしまうため、結晶化してしまった時に
お湯に漬けて溶かすのは厳禁だそうで、例えばホットカーペットの上に置くなど
低温でゆっくりと溶かすのが大切です

また、お米に新米があるように、ハチミツにも「新蜜」と呼ばれるものがあり、
採れてから1ヶ月以内のものをそう呼ぶそうです。採れたての新蜜は香りが強く、
この香りを楽しめるのはそれほど長くないのだそうで、新蜜のものもお勧めして
頂きました。今度機会があったら買ってみようと思います



店頭に置いてあるパンフレットの中にはマリネの小冊子もありました。ハチミツ
漬けのレシピがいくつも載っていて、どれもとっても美味しそう


この本にハチミツ漬けにおすすめのハチミツでスペイン産のレモンのハチミツが
載っていたので、こちらもひとつ購入しました。クセがなくさっぱりとしていて
万能に使えそうなハチミツです

せっかく色々な種類のハチミツを買ったので、夫にテイスティングをしてもらい
ながらどのハチミツが良いか選んでもらおうと思います



せっかく日本橋三越に来たので、ついでに地下1階に入っているイタリア食材の
専門店「EATALY」も寄ってきました。こちらはパスタ・ワイン・オリーブオイルは
もちろんのこと、チーズ・生ハム(しかも削る前のもの)などイタリアの食材が
種類豊富に揃っています


今日は週末に使う予定のドライトマトを購入しました。セミドライトマトなので
少し柔らかいのですが、水で戻して使います。このメーカーのものが美味しいと
先生に伺っていたので、他にも色々ありましたがこちらにしました

これで今週末のお料理の材料で重要なものは手に入ったので、あとは作るだけ。
楽しいディナータイムのために頑張ります


カーテン選び

2014-08-28 23:35:25 | 日記
来月引っ越しをするにあたり、ほとんどの家具は今あるものを持っていく予定で
いますが、いくつか買い足すものなどの準備を進めています


窓の数や大きさなども変わるので、カーテンもいくつか新しくすることになり、
業者さんにカタログを持ってきてもらいました


いくつかのメーカーのものを持ってきてもらったのですが、各社厚さ15cmほども
あるカタログで、写真だけでなく見本の布もついているものなので、イメージが
湧きやすく選びやすいですね

写真と実物ではだいぶ色味が違うものなどもあるので、夫と2人で真剣になって
選んでしまいました

とはいえ、自分たちの家を建てたわけでもないので、あまり手を掛けるつもりは
ないのですが、このサイズの家なら、自分たちの家を建てるまではしばらく住む
ことができると思うので、こだわるところはこだわりたいなぁと

特にリビングのカーテンは家の顔ともいえるものなので、どういう雰囲気にする
のかしっかりと話し合って決めようと思っています


婦人画報の京都特集

2014-08-27 23:35:54 | 京都花街

ふと本屋さんで見かけてついつい買ってしまった先月号の「婦人画報」。表紙が
あまりにツボにはまってしまって、中身も見ずに買いました(笑)


京都、その中でも祇園の特集にページが割かれていて、花街が好きな私としては
ウキウキしながら読み進みました


特集では、今秋公開される周防正行監督の映画「舞妓はレディ」に絡めて、監督
である周防正行氏と、舞妓を目指す少女春子を演じる女優の上白石萌音さんが、
実際にお座敷遊びをしながらインタビューを受けています


「舞妓はレディ」はミュージカル映画で周防監督が構想を20年間も温めた作品。
津軽弁と鹿児島弁の訛りが強い少女が、京都の架空の花街「下七軒」にて舞妓を
目指していくもので、主役は800名のオーディションから選ばれたのだとか


志ま亀の可愛らしい小紋を来た上白石さん。10代半ばの可愛らしい方に志ま亀の
着物は良く似合いますね。笑顔がとってもキュートな女優さんで、こんな可愛い
女優さんの舞妓姿ならぜひ見てみたいと思いました



実際の舞妓の一日を追うページもあり、祇園甲部の舞妓2年目「実佳子」さんの
朝起きてからお座敷に出るまでの様子が描かれていました

とても綺麗で白塗りも良く似合う舞妓さんで、数枚写真を見ただけでもこの方は
人気が出るだろうなぁと感じました


最後には祇園甲部の舞妓さん達のプロフィールもありました。これは都をどりの
パンフレット用に毎年年初に撮影されるものですので、黒紋付きをお召しです

今年は都をどりに行けなかったので新人さんたちのお顔がわからなかったため、
こちらで(しかもカラーで)見ることが出来て嬉しかったです

あ~やっぱり舞妓さんは可愛い大好きです来年こそは京都に行きたいな