Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

人生初の胃カメラ / お家ごはん / 5月の和小物たち

2012-05-31 23:17:55 | 日記

午前中、先日の人間ドックの続きで、胃の内視鏡検査に行ってきました。
またまたアークヒルズクリニックへ。

検査の準備として胃の泡を消すお薬を飲み、喉に麻酔のゼリーを入れて、
胃の動きを抑える注射をするのですが、この麻酔ゼリーがクセモノでした。
ノドの奥に入れるのに、飲み込んではいけないといわれるのです

結局苦しくてすぐに出してしまったのですが、それでも充分効いたようで、
ノドの痛みはなんともありませんでした。ただ、内視鏡がどんどん進むと
胃や腸の壁に当たって、それがとても気持ち悪かったです

結果はとても綺麗な状態で、少し炎症があるもののただの胃荒れでしょう、
ということで、無事検査が終了しました。検査終了後は会社へ。

今日は仕事が早く終わったので、スーパーでウキウキしつつお買い物をして、
帰宅してから夕食を作りました


今日のメニューは親子丼、えのき梅、キュウリのニンニク塩麹漬け、お豆腐と
お揚げのお味噌汁の4品。いずれも簡単に出来る、私の好きなメニューです
下準備も少なくすぐにできてしまうので、お米をお水に浸しているあいだに、
30分ほど三味線の自主稽古をしました。

毎日この位の時間に帰れたら、自主稽古も自炊も思い通りになりますね

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今日で5月も終わりということで、着物を着る際に使った季節の和小物達を、
しまう前に撮影しました。


簪は2種類で、紫色の藤と、一輪の紫の菖蒲。どちらも祇園の金竹堂製。
扇子は涼しげな流水に紫の花菖蒲が描かれたもので、浅草の文扇堂製。
懐中時計につける根付は2種類で、4月下旬から5月5日までは鯉のぼり、
それ以降は四つ葉のクローバーです。


手拭いは生成り地に紫の藤が下がっている様子を描いたもの。濱文様製。
小風呂敷も手拭いと同柄で、同じく濱文様製です。
ハンカチは青空を背景に紫の藤が友禅で描かれ、一部刺繍も入っています。
懐紙は5月5日までは兜、それ以降は藤を使っていました。
一便箋は藤、矢箱に菖蒲、ピンクの牡丹の3種類。

また来年活躍してくれる時期まで、大切に保管しておきます


「日本橋 はいばら」さんでお買いもの

2012-05-30 23:48:28 | 日記
今日はお昼休みに、東をどりのチケットを手配してくださった芸者さんへの
お礼を手配しに、日本橋の和紙の老舗「はいばら」さんへ行ってきました。
当日に楽屋見舞いはお持ちしていたのですが、思いがけずお茶席の茶券を
プレゼントして頂いてしまったので、何かお礼を...と思いまして



「はいばら」さんは数年前まで立派なお店を構えていらっしゃったのですが、
ビルの建て替えに伴い、現在は近くの仮店舗で営業していらっしゃいます。
仮店舗でもきちんと風情のある入口を造っているのはさすがですね


夏が近づいているので様々な種類の涼しげな団扇が販売されていました。
私はエアコンが苦手なので夏の湯上りはいつも団扇で扇いでいますが、
新居には団扇を持ってきていないので、今度何か買おうかと思っています。
竹で出来た団扇立ても欲しいんですよねぇ…


お礼は何が良いか悩んだのですが、お稽古場の大きいおねえさんと相談し、
柔らかな水玉模様の和紙の一筆箋と、可愛いネコの文香とネコ型ふせん、
天紅(地は白で上が少しだけ紅色になっている)の懐紙のセットにしました。
懐紙の天紅は東おどりのフィナーレで芸者さんが使う舞扇と同柄なのです


ふせんがとても可愛くて色々な種類があったので、私もいくつか買いました。
ネコ・ウサギ・スズメの3種類。この他にもイヌやカエルなども売っていました。
今までちょっとしたお礼には懐紙などをお贈りしていましたが、和風のものに
興味のない方でも、これなら使って頂けるかなと思い、贈り物用にしました。
可愛すぎるスズメは自分用に

可愛いものは癒されますね


5月後半のデスク飾り

2012-05-29 23:46:56 | 季節行事
5月も終わりかけているこの頃。
少しすると、お庭や街中で色とりどりの紫陽花を見かけるようになりますね。
先週実家の庭を見てみたら、ぐんぐんと伸びてあと一息というところでした。
家の近所でも綺麗な色の紫陽花を頂けそうなところがあるので楽しみです


端午の節句が終わってからの5月のデスク飾り第2弾は、紫陽花です。
紫色のグラデーションがとても綺麗なガクアジサイを模したちりめん細工で、
後ろ側にある茎の部分が匂い袋になっています

花の紫と葉の鮮やかな緑の対比が美しくて、お気に入りのデスク飾りです。
たしか京都に旅行に行った際に、「龍虎堂」さんで求めたものだと思います。
これを飾るとほんのりとお香の匂いがして、仕事中も良い気分になります
中に綿の入ったちりめんの風合いも、ぽてっとしていて可愛いですよね

今日は私も夫も早めに帰宅できました。
夫が先に帰っていたので駅まで車で迎えに来てくれて、2人で買出しへ。
パスタが食べたかったので、サラダ&トマトとバジルとモッツァレラのパスタ
&真鯛のハーブソテーを作ってくれるつもりで食材を買って帰ったのですが、
家に帰ってみたら、水に浸されたお米と洗った蕪が調理台の上に…

家を出る時に夕飯はご飯&味噌汁&何か、を作る予定でいたそうですが、
スーパーに買出しに行ってパスタの話をしていたらすっかり忘れていたと
私がパスタパスタと騒ぎすぎたからでしょうか(笑)

せっかく準備してくれたので、急遽メニューを変更して作ってもらうことに。




冷蔵庫に茄子とピーマンとお肉があったので、ピリ辛味噌炒めにして。
バジルが傷むので、真鯛のソテーはバジルとトマトをベースにしたソースで。
ご飯を炊いて、真鯛のアラで出汁をとったお味噌汁に蕪とワカメを入れました。

和風だか洋風だか中華だかわからない取り合わせになりましたが(笑)、
たまにはこんなこともあるね、と笑いながら、今日は2人でお料理をしました。
パスタはちゃんと週末に作ってくれるそうです


ご飯の後はおつまみを用意して、ワインを飲みながらDVDを見ました。
「THE EVENT」の9巻を見たのですが、あと数巻で終わりということもあり、
話の展開がどんどん面白くなってきて、ついつい10巻も見てしまいました。

12時には寝るつもりだったのに、見終わったのが1時半
明日は寝不足決定です


結婚して半年 / 今週のミニアレンジメント / 凰林堂のガナッシュショコラ / 長唄(三味線)のお稽古

2012-05-28 23:12:24 | 日記
もう5月も最終週になってしまいました。あと1ヶ月で今年も半年終わりです。
去年の11/27に結婚式&入籍をしたので、昨日でちょうど半年が経ちました。

忙しい時期を抜けてやっとお稽古も日程どおりに通えるようになったものの、
7月の長唄の流派の浴衣浚い、9月の日舞の舞台、10月の長唄の舞台と、
それに加え9月の茶道の研修旅行、10月の作陶会、11月はお茶会2つと、
今年後半はお稽古事で目が回りそうなスケジュールです。

結婚したのだからもう少し家庭を優先させなければと思っているのですが、
夫が「好きなようにすればいいよ」と言ってくれているのに甘えてしまって、
独身の頃と変わらないような生活をしている毎日です


養ってもらって好きな仕事やお稽古もさせてもらって着物も買わせてもらって、
そのうえ家事もやってもらって・・・普通はなかなか出来ないことだと思います。
いつも私の気持ちと自由を尊重してくれる夫に、本当に感謝しています。

私は結婚してからも好き放題で良い事ばかりだけれど、夫はどうだろう…
夫に喜んでもらえるように色々と考えてやっているつもりではいるのですが、
私もきちんと夫に恩返しが出来ているだろうかと、たまに心配になります

夫はニコニコと楽しそうに「最高の新婚生活だよ」と言ってくれていますが、
いつの日か呆れられてしまうことのないように、夫を大切にしていきたいです。

さて。月曜日の今日は、またミニフラワーアレンジメントが届きました


サーモンピンクのガーベラをメインに、淡いオレンジ系のカーネーションと、
小さな濃いピンクのカーネーション、そして蔓性のグリーンの取り合わせ。
ガーベラの色がすごく可愛くて私ごのみで、一目で気に入ってしまいました
カーネーション続きなので、次はバラ系などを選んでもいいかもしれません


おやつタイムには鎌倉の「凰林堂」さんのガナッシュショコラを食べました。
実はこのお菓子、5月上旬にあった友人の結婚式で頂いたものなのですが、
ゆっくり時間の取れるときに食べたくて、表に賞味期限が書いていなかった
ので「1ヶ月くらいは大丈夫かな」と、冷蔵庫で眠らせていました

気になって週末に開封してみたら、賞味期限があと1週間ほどだったので、
会社に持ってきて食べることにしました


しばらくの間寝かせたせいか、生地がなじんでとてもしっとりとしていて、
チョコレートも濃厚で、とても美味しいお菓子でした

今日もしばらく残業をして、夜からは三味線のお稽古へ。
お師匠さんが「遅くても大丈夫ですよ」とおっしゃるのでお言葉に甘えたら、
じっくりお稽古して頂いて終わったのが11時近く...遅くまで申し訳ないです

来月は舞台前ということと、私が今月1回しかお稽古に行けなかったので、
お稽古日を8回も設定して下さいました。お忙しいのにありがたいことです。
新婚旅行がありますので6回しか行けませんが、本番まで頑張ります。


ヤフーオークションに出品しました

2012-05-27 23:56:55 | ドールドレス
さきほどオークションにSDサイズのロマンティックドレスを2点出品しました。


まず1点目。
ミントグリーンよりもひと色落ち着いたシャンタン生地を使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。

上半身は薔薇刺繍が豪華な白いレースを使った深めのスクエアネックにし、
背中の部分も同様にし、さらに細幅のレースやビーズワークを施しました。
胸元のネックレスには、ペリドットカラーのスワロフスキーを組み合わせて、
金色のチェーンを使って小ぶりで上品なものをご用意しました。

袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は柔らかな白いチュールレースを車ヒダに折ってたっぷり使いました。

スカート本体は3段切替えで、上段から下段にかけて少しずつ太くなるよう、
白いモチーフレースやチュールレースを、何種類も組み合わせています。
オーバースカートは裾をあまり長く引かず、Aラインのシルエットを生かして、
あえてレースを1種類使っただけの、とてもシンプルな仕上がりにしました。

その代わりに使っているレースはご覧頂いてわかる通り、繊細で豪華な、
ラインがとても美しいものを選びました。写真ではわかりづらいのですが、
そのレースに沿って、オーバースカートのラインをぐるりとなぞるかのように、
びっしりとビーズワークが施されています。なんとその長さは1m以上。

お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
ドレスに合う色のお花を探してコサージュを作り、リボンコサージュは共布、
ボンネットは正面からは見えないところにまでレースやビーズワークを施し、
巻き薔薇を飾り、コサージュのお花に合わせた色のリボンをあしらいました。

生地は少し抑えめのとてもきれいなグリーンで、なかなか見ない色です。
使っているシャンタンという素材はとてもしっかりしていて張る生地なので、
スカートもボンネットのつばも綺麗なラインが出ています。

生地の持つ雰囲気を壊さないよう、「シンプルで上品」というテーマのもと、
素材選びにこだわり、とても手間をかけたドレスが出来上がりました。
(後姿の画像が、一番実物の色に近いと思います)


そして2点目。
ゴールドとも黄色ともいえない、淡い卵色のような柔らかなサテンを使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。

上半身は動きのある白いレースを生かしたラインの珍しいネックに仕上げ、
背中の部分はVラインに、前から後ろまでぐるりとビーズワークを施しました。
胸元のネックレスは金色の華奢な台にシトリンカラーのガラスカメオを嵌め、
パールビーズで作った本体に合わせてボリュームを出しました。

袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は淡い黄色のチュールレースを使ってふんわりと仕上げました。

スカートは3段切替えで上段は本体と同じ柔らかな卵色のサテン生地を使い、
中段は淡い黄色のチュールレースと黄色のオーガンジーを組み合わせて、
下段は同じく淡い黄色のチュールレースと白のオーガンジーを合わせました。

ベースとしてはまるでお花のように広がるシンプルなAラインスカートですが、
正面の写真を見て頂くとわかる通り、上からグラデーションになっています。
卵色からだんだんと色合いが薄くなっていき、一番下は白いオーガンジー。
なかなか面白と思いませんか?

これは生地に合うレースに出会うまでが大変で、しばらく作れませんでした。
やっとぴったりと合う淡い黄色のチュールレースを見つけることができたため、
生地とレースのバランスを考え抜き、グラデーションの形に辿り着きました。

お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
お花はレースの色やドレスの雰囲気とよく合う卵色のコロンとしたバラを使い、
リボンコサージュは裾と同じ白いオーガンジーでまるで妖精の羽のように、
ボンネットはサテン生地にスカートと同じ淡い黄色のチュールレースを重ね、
つば部分は白いオーガンジーで中に淡い黄色のチュールレースを合わせ、
巻き薔薇を飾って、ドレスに良く合う艶のある卵色のリボンをあしらいました。

カラードレスはレースとの出会い次第なので、二度と同じものは作れません。
今回はメインで袖やスカートに使っている淡い黄色のチュールレースの他に、
スカート上段のサテンとチュールレースの境目にあしらったモチーフレースも、
淡い黄色と白で織り出された、このドレスにぴったりのものを選んでいます。

生地はとても柔らかな色合いですが、サテンなので光次第で表情が変わり、
飽きのこないベーシックなデザインにグラデーションという遊び心を加えて、
長く楽しめる可愛らしいドレスに仕上がりました。
(正面の画像や上半身の画像が、一番実物の色に近いと思います)



†Maria Callas†のロマンティックドレスは繊細な生地を使っておりますが、
どなたにも扱いやすいよう、着替えの際に負荷のかかり易い身頃部分は、
全て裏地を付けて縫い上げ、強度を加えております。

また、裏を返して見て頂いても綺麗なように、縫い糸や生地の処理などは、
人間の洋服と変わらないような作りになっております。

こだわり抜いて作った上質なドレス、是非一度お手にとってください