Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

夏越の祓え

2016-06-30 23:40:09 | 季節行事
1年の始まりからちょうど半年が経って、疲れもたまる今日このごろ。6月30日、
各地の神社では夏越の神事(夏越の祓)が執り行われます。この半年に溜まった
穢れを祓い、夏以降の無事を祈願する行事です


この日神社に設置される「茅の輪」と呼ばれる大きな輪をくぐることで、穢れを
祓い身を清めるというのが一番有名なものです。都内でも何箇所か茅の輪を設置
しているところがありますが、鳥越神社が一番立派だと思います


また、神社が用意した形代(紙で出来た人形に姓名・年齢を書いたもの)で体を
撫で、自分の穢れを移した形代をこの日の夕方までに神社に納めておくと、翌日
神社がその形代を川に流して穢れを清めてくれます。


夏越の祓の後にある行事といえば七夕です。笹に短冊を吊るして飾るのは、実は
夏越の祓があってこその行事なのです。写真のように茅の輪の両脇に設置されて
いる笹竹に願い事を書いた短冊を吊るしたのが、現在の七夕飾りの始まりです。

もしお近くの神社にあれば、残り半年の健康を願って、茅の輪をくぐってみては
いかがでしょうか


手捏ねパン教室【中級6回目・ウィンナーブランチ】

2016-06-29 23:37:47 | 手捏ねパン
今日は昨日のお昼に受講した手捏ねパン教室のご報告です


中級6回目となる今回は、ウィンナーブランチを作ります。ウィンナーブランチと
セサミブランのから選ぶことができましたが、食事系パンはあまり作ったことが
なかったので、こちらをセレクトしました

ボウルに強力粉・ドライイースト・お砂糖・溶き卵を入れます。いつもと同じく
強力粉は全体の半量、ドライイーストとお砂糖は隣同士に、溶き卵はイーストに
触れないよう強力粉で壁を作って入れます。

40度くらいに温めておいた牛乳をドライイーストめがけて流し入れ、イーストが
ダマにならないよう木ベラでしっかり粘りがでるまで練り混ぜます。

別のボウルに残りの強力粉・バター・塩を入れておきこれをさきほどのボウルに
一度に入れます。木ベラでさっくり混ぜたら捏ね台の上に出します。

手のひらを使い生地を押し伸ばすようにしてしっかり捏ねます。今回は副材料が
たくさんありますが、比較的まとまりの良い生地です

しっかり捏ねてキメが細かく柔らかくなったら、スケッパーなどでひとまとめに
して、軽くX字型に転がすようにして捏ねていきます。乾燥しやすい生地なので、
少し力を加えならがら短い距離で転がすのがポイント


捏ねあがった生地を丸めてとじ目を下にしてボウルに入れ、ラップを被せたら、
40度で25~30分ほど一次発酵させます。


生地を発酵させているあいだに、中に詰める具材を準備します。キャベツは細い
千切りにしてラップに包み、レンジで加熱後、マスタードと塩コショウであえて
おきます。ウィンナーは縦半分に切り、キッチンペーパーとラップに包んでから
レンジで加熱します。



発酵した生地はガス抜きをして4等分にしてからもう一度丸め直し、濡れふきんを
かけて10分のベンチタイム後、とじ目を上にして、麺棒で18cm×10cmの長方形に
伸ばします。


伸ばした生地は縦3等分になるように軽く印をつけたら、両端に8㎜ほどの間隔で
均等に切り込みを入れます。この切込みの数が多いと網目が細くパリパリになり
少ないと網目が太くふわふわに仕上がります

私は少し細めを目指して作ることに。




切れ込みを入れ終わったら生地の中央に縦長にキャベツとウィンナーをのせて、
左右の生地を交互に編んでいきます。編み終わりの部分を手でつまんで閉じれば
成形完了です。


天板に乗せてラップと濡れふきんをかぶせ、40度で20分ほど二次発酵。


二次発酵が終わったら表面に溶き卵を塗り、190度のオーブンで13分ほど焼けば
完成です。網目の綺麗なウィンナーブランチが出来上がりました

今回はマスタードキャベツ&ウィンナーでお惣菜系にしましたが、アレンジでは
板チョコ&ナッツ、クリームチーズ&ドライフルーツなどの甘い系もできますし
プロセスチーズ&生ハムなども美味しいそうですよ


手捏ねパン教室【中級5回目・ヴァンセーグル】

2016-06-28 23:36:40 | 手捏ねパン
今日は娘を保育園に送った後、手捏ねパン教室へ行ってきました。先週と同じく、
午前とお昼に1レッスンずつ、2回続けての受講です


中級5回目となる午前レッスンはヴァンセーグルを作りました。ヴァンセーグルと
フーガスから選べたのですが、ハードパン好きな夫のためにこちらをセレクト

ボウルに強力粉・ライ麦粉・ドライイースト・砂糖を入れます。いつもと同じく
強力粉は全体の半量、ドライイーストとお砂糖は隣同士に。

一度沸騰させてアルコールを飛ばした赤ワインに水を加えたものを40度くらいに
温めておき、ドライイーストめがけて流し入れ、イーストがダマにならないよう
木ベラでしっかり粘りがでるまで練り混ぜます。

別のボウルに残りの強力粉・ショートニング・塩を入れておきこれをさきほどの
ボウルに一度に入れます。木ベラでさっくり混ぜたら捏ね台の上に出します。

手のひらを使い生地を押し伸ばすようにしてしっかり捏ねます。初めはブチブチ
切れてしまいますが、捏ねているうちに伸びが良くなり切れなくなる生地

しっかり捏ねてキメが細かく柔らかくなったら、スケッパーなどでひとまとめに
して、軽くX字型に転がすようにして捏ねていきます。

捏ねあがった生地を丸めてとじ目を下にしたら、手のひらを使って30cmくらいの
円形に広げていきます。出来るだけ薄く大きくするのがポイント。ここで大きく
広げて具材を散らすことで、生地と具材の層が何層にもなり、均等になります。

クランベリーとローストして刻んだアーモンドを全体に散らし、生地を手前から
くるくると巻いていき、巻き終わりを上にして更にかたつむりのような形になる
ようにくるくる巻いていきます。

それをさらに縦長に伸ばして手前から丸めて、90度回転させて同じ作業をして、
なるべく生地にまんべんなく具材が行きわたるようにします。

ボウルに入れ、ラップを被せたら、40度で25~35分ほど一次発酵させます。


発酵した生地はガス抜きをして6等分にしてからもう一度丸め直し、濡れふきんを
かけて5分のベンチタイム後、手のひらに乗せてもう一度それぞれガス抜きをして
から丸めなおします。この時に具材が表に出ないようにするのがポイント

お好みでこの丸めなおしの時に角切りのプロセスチーズを入れても美味しいとか


とじ目を持って表面全体にライ麦をつけたら、とじ目を下にして天板に乗せます。
ラップと濡れふきんをかけて40度で20分二次発酵をしたら、220度のオーブンで、
10分ほど焼けば完成です

今回は赤ワインとライ麦という酸味のある材料を使っていますので、大人向きの
パンが出来上がりました

クランベリーではなくレーズン、アーモンドではなくくるみやピスタチオなど、
具材は好みで変えられますので、夫の好みを聞いてみて我が家に一番合うパンを
作りたいなぁと思っています


一昨日・昨日は五花街合同公演でした

2016-06-27 23:19:56 | 京都花街
この週末は、最近の京都では初夏の風物詩ともなっている「五花街合同公演」が
2日間に渡って行われていました



(写真は報道系サイトからお借りしました)

この五花街合同公演の歴史はそれほど古いものではなく、今回で22回目だとか。
おおきに財団と京都花街組合連合会が主催するイベントで、毎年6月下旬の土日に
南座で行われていましたが今年は工事のため祇園甲部歌舞練場で行われました



(写真は報道系サイトからお借りしました)

それぞれの花街から芸妓さんや舞妓さんが出演して、様々な演目の舞踊を見せて
くれるのですが、一番の注目は終盤に上演される「舞妓の賑い」。京都五花街の
舞妓さんがそれぞれの街から4名づつ出て、同じ演目を同時に舞台上で踊るもの

花街毎に踊りの流派が違うので、同じ演目を踊っても振り付けがそれぞれ違うの
ですが、その違いを見比べることができるとても貴重な機会です

今年は祇園甲部では長唄「秋の色種」、宮川町は清元「四季三葉草」、祇園東は
長唄「君が代松竹梅」、上七軒は長唄「花車」、先斗町は清元「玉屋」でした。
それぞれに美しい艶やかな舞が見られそうですね

この公演の後には「五花街の夕べ」と題したイベントも用意されています。別途
料金がかかりますが、瓢亭・菊乃井・つる家・柊家・炭家の老舗料亭のお座敷で
京料理を食べながら芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるもの

またそれよりも少しリーズナブルに、ハイアットリージェンシー京都の大広間で
同じくお料理と芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるイベントもあります。

公演から続けて参加すれば、丸一日花街の華やかさに触れることができますね


公園でアクティブに / おうちごはん(フランス料理:2016年6月)

2016-06-26 23:14:31 | おうちごはん
今日は朝からとっても良いお天気でしたので、お弁当を持っていつもの公園へ


娘はこの公園に通うようになってからはどんどん身体能力が伸びてきたようで、
以前は怖がってやらなかったアスレチックにもどんどん挑戦しています




急な傾斜も紐をしっかりと握って上までのぼり、ある程度まで上ると手を放して
脚力だけでのぼりきったり。さらに高い場所を目指してまたのぼります



紐にぶら下がって遊ぶ遊具では、もう最初に乗るとき以外は夫のサポートなしで
自分でできますし、遊び終わった後は自分で紐を持って次の人にバトンタッチ。
ほんの少しのあいだに驚くほど成長していました


アスレチックで汗を流した後は、大好きな乗り物に何度ものって満足した様子。
今日はお天気も良く暑すぎなかったので、たくさんの子供たちがいました


ひとしきり遊んだあとはテントを張ってランチタイム。今日はトマトをたくさん
もらったので、トマトとバジルのブルスケッタにしました。あとはさくらんぼや
ブドウなどのフルーツで簡単ランチに

公園から帰るころには娘はお昼寝タイムに入っていたので、私たちも帰宅して、
娘と一緒に夕方までお昼寝をして、あとは家の中でのんびり遊びました

夜は娘を早めにねかしつけて、ゆっくりディナータイムを楽しみます

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【フランス料理教室:2016年6月】


前菜1皿目は焼き茄子のマリネと鮎のリエットの2品盛り合わせ。鮎のリエットは
あんずジャムがなかったので、お義母さま手作りのマーマレードにしたのですが
夫に大好評でした。ほんのり苦みのあるジャムとリエットがぴったりだそう


前菜2皿目はエビと夏野菜のマリネ。お教室ではイカを使いましたが、夫がイカを
食べないので、エビで代用しました。イカの紫色がなくなってしまうので、急遽
茗荷を入れて彩りを足しています


前菜3皿目は玲瓏豆腐。お教室ではひょうたん型にお豆腐をくり抜いていましたが
私は家にあるもので代用したくて、青楓をイメージして楓型に


メインは鮎のコンフィ・胡瓜ソース。鮎が水の中を泳いでいるイメージで小さな
水泡がたくさん表現されたティファニーのガラスの大皿を使いました。とっても
涼しげに仕上がって大満足です


デザートは甘酒とオレンジとヨーグルトのジェラート。はじめに甘酒を使ったと
夫に行ったときは微妙な反応でしたが、食べてみたら美味しかったようですぐに
なくなってしまいました

夕方娘に少し食べさせたときに娘も気に入っていたようなのでまた作ろうかな。
甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く食物繊維も多いので、夏バテに
良く効いてくれそうですね