Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2014-05-31 22:45:45 | おうちごはん
今日は日中がとても暑くて東京でも30度を超え、早くも夏日がやってきました。
まだ初夏のはずのなのに、もう盛夏のような暑さで、急な温度変化に体がついて
いけていないような気がします

大人でさえそうなのですから、体温調節機能の未熟な赤ちゃんにはもっと大変な
ようで、珍しく娘もあまり動きたくないようでしたので、今日はなるべくお外に
でかけずに、家の中でゆっくりと過ごしました

少し涼しい風の出てきた夕方になってやっとやる気が出てきたので、ディナーの
準備を開始しました。今日もイタリア料理教室の復習メニューですが、こちらは
去年の6月にならったメニューです

今日のお料理のレッスン記事はこちら→
【イタリア料理教室:手打ちパスタ編6月】


前菜は黄色いお米のサラダ。このお料理を習うまで、お米をサラダにするという
発想がなかったので、目からウロコのメニューでした。具材は何でも良いので、
季節のお野菜を彩りよく選んでビネガーでまとめた、さっぱりとした一品です



パスタは手打ちのタリアテッレ。生地にトマトペーストを混ぜ込みオレンジ色の
パスタに仕上げています。ソースはパスタの色を引き立たせるため、あえて色を
使わずに白いラグーソースにしています

タリアテッレとタリオリーニは、自宅にあるパスタマシーンに付属していた刃で
カットすることができるので、いつでも手打ちが食べられます


メインはチキンのフリカッセーア。卵のソースですがレモンがとても効いている
のでさっぱりしていて、夏にはもってこいのメイン料理です。お教室では一緒に
マッシュルームを入れましたが、今日は彩り良く空豆を入れました

たまにはこうしてゆっくり過ごすのも良いですね。明日もまた暑いようなので、
無理をせずのんびり過ごそうと思います。


千總の藤色地御所解き柄小紋が仕立て上がりました

2014-05-30 23:45:04 | 着物
2月に発売された「美しいキモノ」に掲載されていた千總の藤色地の御所解き柄の
総柄小紋。欲しいと思った時にはもう手に入らず、千總の方に無理をお願いして
新しく染めて頂いたものですが、ようやく仕立てあがって手元に届きました


雑誌でははっきりした紫色に見えていたものですが、実物は濃いめの落ち着いた
藤色系の地色。白上げをメインにして、そこに錆朱や抹茶、グレーがかった薄い
水色を中心とした色使いで御所解き柄が描かれています


柄がかなり多いのでごちゃごちゃしがちな図案ですが、柄に使う色を限定して、
さらに落ち着いた色合いで統一することで、華やかながら煩さのない着物です

八掛も煩くならないよう、地色と同じ色に染めて頂きました。この色の八掛なら
かなり長く着られる着物になるかと思って選びましたが、これから20年は十分に
着ることができそうです


仕立てるにあたり、上前の柄には特に気を付けて仕立てて頂けるようにお願いを
していました。全体的に細かい柄なのですが、ところどころにかなり大きな柄が
はいっているので、そのバランスが大事だなと思ったためです。

仕上がりはとてもバランスよく大きめの柄が配置されていて、大満足でした。

落ち着いた色目なので、娘に譲るのは30年は後かなそれまでは年齢に合わせて
帯を変えつつ、たっぷりと楽しませてもらおうと思います


イタリア料理教室【シチリア料理編・5月】

2014-05-29 23:50:29 | イタリア料理
今日も仕事が終わってからは夫に娘の世話をお願いして、イタリア料理の教室へ
行かせてもらいました。いつも私のイタリア料理教室の日には、頑張って早めに
お仕事を終わらせて帰ってきてくれるので、本当にありがたいなぁと思います


お引越しをした新しい教室に通うのも2回目ともあって、前回のように迷うことは
なかったのですが、駐車場からお教室までの距離が意外とあって、数分遅れての
到着となってしまいました。今日も生徒は私一人だったので良かったのですが

今日はシチリア料理のコースを受講します。いつものようにメニューの内容や、
調理手順のご説明をお伺いしてから調理スタート


まず最初は、前菜から作っていきます。今日の前菜は「Fritelle di cavolfiore」。
カリフラワーを使ったメニューは先日もパスタを作りましたが、シチリアでは
カリフラワーだけでも様々な種類のメニューがあります

シチリアのカリフラワーは大きくて甘みがあって美味しく、かつ、とても手頃な
お値段のため、先日のようにパスタソースにしたり、今日のようにフリッターに
したり、ホワイトソースをかけてオーブンで焼いたりと、大活躍です

今日作るのはその中でもカリフラワーの食べ方としては代表的なもの。日本では
茹でてサラダに使われるなど脇役になりがちなカリフラワーですが、シチリアで
カリフラワーといえばそれをメインとした料理がたくさんあります

カリフラワーはまず小房に分けて、塩ゆでしておきます。揚げるための衣は2種類
作ります。材料を考えると両方を混ぜてしまっても良さそうなものなのですが、
わざわざ分けるのには意味があるのだと思います


ひとつめの衣はボウルに薄力粉と水を入れてよくかき混ぜ、そこにアンチョビの
みじん切り(アンチョビのペーストでもOK)を入れ、しっかり混ぜ合わせます。


ふたつめの衣は、ボウルに卵を割りいれて良くときほぐして、みじん切りにした
イタリアンパセリと塩コショウを加えて混ぜ合わせます。



薄力粉→卵の順番でカリフラワーにしっかり衣を絡ませたら、中温(170度位)に
温めた油で全体が軽くきつね色になるまでじっくりと揚げていきます。


こうして低い温度でじっくりと上げることで、食べたときにふわっとした食感に
なるのだそうですよ。最後に全体に塩をひと振りしたら完成です


お次はリゾットを作っていきます。シチリアでは北イタリアに比べてリゾットを
食べることは少なく、あまりレストランのメニューにも多くは掲載されていない
らしいのですが、このリゾットはシチリアならでは

シチリア特産の「Nero d’Avola」という、少しだけ甘みのある赤ワインを使って
作るリゾットで、最後にシチリアの特産品であるアーモンドをかけるのが特徴。
Nero d’Avolaとはブドウの品種です。




まずは小鍋にオリーブオイルをしき、みじん切りにした玉ねぎを弱火でじっくり
炒めて旨味を引きだしていきます。次にお米を入れて炒め、お米が熱くなったら
Nero d’Avolaを入れてアルコールを飛ばします。

Nero d’Avolaが手に入らないようなら別の赤ワインでも良いのですが、せっかくの
シチリア料理ですから、是非手に入れて残った赤ワインを飲みながら食べたい
ところですよね

お米はイタリアのリゾット用のお米でも良いですし日本のお米でも大丈夫です。
どちらのお米でも、できれば洗わずにそのまま使って下さいね。


赤ワインのアルコールが飛んだら水をひたひたまで入れて塩コショウをし、沸騰
したら弱火にして、お好みの固さになるまで15~20分ほど炊いていきます。


リゾットを炊いている間にメインの準備をしてしまいましょう。今日のメインは
「Tonno con pomodori e origano」。今日はマグロをタタキ風にして使いますが、
イタリアではステーキのようにしっかりと火を入れて食べるそうです

でも生魚を食べ慣れている日本人にとっては完全に火を入れてしまったマグロは
あまり美味しく感じられないので、今日のようにタタキにするのがお勧めです。
マグロでも中トロくらい脂の乗ったものならしっかり焼いても良いそうですよ



まずはトマトの下処理をします。ヘタを外して浅く十字に切れ込みを入れたら、
沸騰したお湯に10秒ほど入れ、すぐに取り出して氷水に入れると、切れ込みから
するっと皮を剥くことができます

それを横半分に切って中のタネをくり抜き、1cm角程度にカットしておきます。



お刺身用のマグロの柵には塩コショウを両面にしておきます。オリーブオイルを
ひいたフライパンで両面をサッと焼き、取り出して粗熱を取っておきます。




同じフライパンにみじん切りにしたニンニクをいれ、香りが立ったらケッパー・
トマト・オレガノを入れて軽く煮詰めます。トマトが少し崩れたくらいになれば
良いので、塩コショウで味を調え、オリーブオイルを入れてソースの完成です

冷ましたマグロに熱いソースをかけるのが嫌な場合は、両方を冷蔵庫で冷まして
おいて、冷たいメイン料理として食べるとまた美味しいですよ


冷ましておいたマグロは斜めに包丁を入れて厚めにカットします。カットをした
面に軽く塩を振っておくと、全体の味が引き締まってとても美味しくなります。
後はお皿に盛ってソースをかければ完成です


最後は炊き上がったリゾットを火から下ろし、バターと粉チーズを加えて素早く
かき混ぜ、塩コショウで味を調えたら、細かく砕いたアーモンドを盛って完成

全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


今日はお教室のテーブルにとっても可愛らしいお花が飾られていて、ちょっと
レストラン気分な試食タイムでした。食卓にお花があると気分が華やぎますね


前菜はカリフラワーのフリッター。天ぷらのようにと~ってもシンプルな作り方
なのですが、衣に混ぜたアンチョビとイタリアンパセリが良い仕事をしていて、
カリフラワーはふわふわなのに食べ応えがあって、とても美味しかったです


リゾットはリゾット・ネロ・ダーヴォラ(赤ワインのリゾット)。

赤ワインを使ったリゾットは、煮込んでいるときは紫色だったのですが、最後に
粉チーズとバターを混ぜたら少し白っぽくなって、なんとも綺麗な藤色に(笑)

お味は玉ねぎからしっかり旨味が出たところにワインの風味が効いていて、上に
かけたアーモンドのカリカリした食感もとても良くあっていました。リゾットに
赤ワインとアーモンドだなんて、日本人にはあまり馴染みのない食べ方ですが、
とても美味しくて気に入ってしまいました


メインはマグロのタタキ風・フレッシュトマトとオレガノのソース。少~し火の
入ったマグロは生で食べるのとはやはり食感がちがって、食べ応えがあります。
そこにオレガノの香りの効いた酸味のあるフレッシュトマトのソースがこれまた
良くあっていて、軽めにペロリと食べられる一皿でした


食後はコーヒーを入れて頂いてホッと一息。今日はどのお料理もすぐに出来る
ものでしたので、試食を含めて1時間半で終わりました。このくらいで終わると、
娘を置いて出てきている身としては助かりますね(笑)

来月のコースは、ほとんどを去年のうちに受講してしまったので、レッスンは1回
だけになります。7月からは既存の2コースでメニューが総入れ替えになるので、
また月に2回は通わせてもらうつもりです

新しいメニューはどんなものになるのかワクワクしながら待っています


夏用にDIANAの靴を買い足しました

2014-05-28 22:45:14 | 日記
会社の通勤などにはDIANAの靴を愛用していますが、仕事復帰前にまとめて購入
した靴たちのなかでいくつか冬素材のものがあったので、それを仕舞うとともに
夏向けの色合いの靴を買い足しました

DIANAの靴は私の足にはちょうど良く合っていて、通勤電車の中でも比較的足が
痛くならないので、ここのものばかり会社用に買っています


ひとつめは夏に良く合うアイボリーのシンプルなパンプスに、トゥの部分にだけ
アイボリー×ゴールドのレースが使われているもの。


ふたつめは白に近い薄いグレーのスムースをベースに、明るいグレーのエナメル
素材を組み合わせたコンビのパンプス。白だと色が強すぎるな、と感じるような
コーディネートの時に良さそうです


みっつめは明るいベージュのスムースをベースにし、濃いめの茶色のスムースを
組み合わせたコンビのパンプス。秋口くらいまでずっと使えそうですね

ついでにいくつかの靴をお直しに出してきました。気を付けて履いているつもり
なのですが、どうしてもふとした瞬間にマンホールや排水溝の穴にヒール部分が
嵌ってしまい、その部分の革が剥がれたり傷がついたりしてしまいます

この5か月ですでに2足もヒールを傷つけてしまったので、ヒールごと交換をして
もらいました。毎日駅まで片道5分ほど歩くので、靴を綺麗なまま保つにはもっと
気を付けないといけないですね


叶匠寿庵の黒胡麻パフェ

2014-05-27 23:45:36 | 日記
今日のランチはご飯ではなく、スイーツを食べに行きました。というのも、少し
遅い時間のランチになってしまったため空腹のピークを過ぎてしまったようで、
あまりご飯を食べる気になれなかったので…

いつも前を通りながらも時間がなくて一度も入ったことのない、日本橋高島屋の
地下にある叶匠寿庵のイートインスペースに行ってみることに


わらびもち、ぜんざい、パフェ、和菓子と抹茶のセットがありましたが、今日は
黒胡麻パフェを頂くことにしました

黒胡麻のアイスクリームに黒胡麻寒天、そしてあずきという組み合わせ。胡麻の
風味に甘さ控えめのアイスクリームがとっても美味しかったです。今日はお外が
暑かったので、冷たいパフェを食べて涼ませてもらいました

最近は定時で帰るために日中はかなり必死で仕事をしていたので、こうして外で
ランチ(今日はスイーツですが)を食べるのが久しぶりで、良い気分転換になり
ました。やはりたまには会社から出ないと息が詰まってしまいますね

わらびもちもとても美味しそうだったので、次回食べてみたいと思います