Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

3月のデスク飾り

2017-03-31 23:48:34 | 季節行事
早いものでもう3月も終わりになりますね。ついこのあいだ年が明けたと思って
いたら、もう桜が咲いて本格的な春がやってきてしまいました

今月も仕事中にデスクの上を華やかに彩ってくれたデスク飾りをご紹介します


3月といえばやはり一番に思い浮かぶのは雛祭り。今月のデスク飾りはと~っても
可愛い親王飾りのお雛様です

内裏様・お雛様・小道具などの全てが縮緬で出来ているもので、こども雛なので
お顔も丸く幼い感じで、縮緬の風合いがさらに可愛らしさを引き立てています。
桜と橘もお花付きの縮緬のお手玉で作られているので見ていてほっこりします
京都の「龍虎堂」さん製。

また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます


3月の和小物たち

2017-03-30 23:47:27 | 着物
3月も終わりで、今月着物を着る機会はもう無いので、3月の和小物達を仕舞う前に
ご紹介しますね


3月の簪は2種類あります。一輪の白水仙と、小さな菜の花と桜{桜}に蝶々の簪。
どちらも祇園の「金竹堂」さん製のもの

子は少し季節を先取りして桜の柄のものを使っています。浅草の「文扇堂」製。
懐中時計に付ける根付は桃の節句にちなんで桃の実を。平安神宮のお守りです


手拭いはオフホワイト地に可愛らしい吊るし雛が描かれている濱文様シリーズ。
小風呂敷はピンク地の中央にお内裏様とお雛様が描かれている濱文様シリーズ。
ハンカチはオフホワイトと鶸色の市松のガーゼ地に子供雛で、濱文様シリーズ。

懐紙ももちろんお雛様の柄です。
一筆箋は立ち雛、源氏絵巻風の十二単の姫君、貝桶と合わせ貝の3種があります

来年また活躍してくれる時期まで、大切に仕舞っておきます


桜が開き始めてきました

2017-03-29 23:46:33 | 季節行事
春の代名詞である桜ですが、今年は3月21日、東京が全国に先駆けて開花宣言を
しましたね。それから約1週間、我が家のあたりでも桜がだいぶ咲いています{桜}

春にたくさんの人々の目を楽しませてくれる桜ですが、もともと桜の「さ」とは
山の神様、「くら」は座する場所という意味なのだそうで、あの花の咲いている
辺りに山の神様がいるというのが名前の由来なのだとか


古来の日本で桜といえば、主流は野生種の山桜。花と葉がほとんど同時に出たり
色が少し濃かったり、また咲く時期もかなりばらつきがあるようですね


それに対して今の桜の主流は染井吉野。日本に自生していた江戸彼岸と大島桜の
交配で生まれたとされており、江戸末期から明治初期にかけて、江戸の染井村で
育成されたのが始まりです。

園芸品種で種子では増えず、接木で増やすしかないものですが、葉が出るまえに
花が咲く華やかさから人気を博し、明治の中頃から急激に植えられ始めました。
原木からのクローンのため開花時期は気象条件の同じ場所ならほとんど同じで、
一斉に咲いて一斉に散るのが特徴です。

淡いピンク色の桜が満開になると、まるで一面霞がかかったように見えて、昼は
春の青空に良く映えますし、夜には少しの明かりでもまるで花が光っているかの
ように明るく見えます

日本人は花を愛でるのが好きですが、ことに江戸時代からは、花見といえば桜{桜}

江戸時代の女性達は花見のために新しい着物を誂えたり、もっと裕福な女性達は
いくつもの新しい着物を綱にかけて幕の代わりにする「小袖幕」を張ったりと、
花見は特別なイベントだったようです


オーダーキッチンかシステムキッチンか

2017-03-28 23:45:27 | 日記
ビルダーさんと家の打ち合わせを進めるにあたり、色々と決めなければいけない
ことが多いのですが、間取りのほかにもいま悩んでいるのがキッチンの仕様。

こちらのビルダーさんはオリジナルの造作キッチンが人気です。たいていの方は
オリジナルでキッチンを作ってもらうそうなのですが、現在システムキッチンを
使っている私としては、見た目の可愛さを取るか機能性を取るかが悩みどころ

造作キッチンは間違いなく可愛いのですが、システムキッチンほどの機能性は、
どうしても求めることができません

自分たちにとってどちらが良いのか確認するために、システムキッチンを見に、
先日リクシルのショールームへ行ってきました。


リクシルでは、やはりシステムキッチンはかゆいところに手が届くような細かい
アイデアが詰まった造りになっていて驚きました

背面収納も色々なタイプを組み合わせて作れるのでとても便利そうなのですが、
やはり見た目が好みではなく…

天板を変えたりパネルを変えたり色々できるのですが、やはり「既製品」らしく
仕上がってしまうのです。

色々悩んでいますが、いまのところ造作キッチンに心が傾いています。


「北野をどり」が始まりました

2017-03-27 23:44:36 | 京都花街
他の花街に先駆けて、京都・上七軒では春のおどりの舞台「北野をどり」の幕が
先日開いたようです


(画像は報道系サイトからお借りしました)

「北野をどり」は毎年3月25日から4月7日までの14日間、1日2回公演が行われる
おどりの舞台で、今年で65回目を迎えます


(画像は報道系サイトからお借りしました)

1952年に北野天満宮で50年に一度行われる「大萬燈祭」の記念として初演された
のが始まりで、上七軒は場所柄西陣の旦那衆が通う花街でもあるため、その芸は
渋さが身上なのだそうです

数年前までは設備の関係で4月中旬に行われていましたが、2010年からは、当初と
同じ3月25日公演開始となっています。

今年は縁結びの神の宮を舞台に若殿と踊り子の恋物語を描いた舞踊劇「ゑにしの宮
-末はひとつになる物語」をメインに、日本各地の民謡や行事を題材とした純舞踊
「旅情ところどころ」、そして総踊りの「上七軒夜曲」。

他の花街とは離れていますので、上七軒には私もまだ一度訪れたことがあるだけ
なのですが、市の中心部から離れているからか、良い意味で近代化されていない
伝統をしっかりと守り続けている花街という印象があります

その反面、夏には誰でも入ることの出来るビアガーデンを開催したりと、とても
身近に花街を感じることのできる場所でもありますね

桜の開花よりも早く、京都に春がやってきました{桜}