今日は、休日なので、筆者がたまたま2年ほど前に知った、行動ファイナンス理論の実践的応用についての41の原則に沿って、自分の投資スタイルを反省してみたいと思います。今日は、動機を振り返る三原則。
1.取引を始める前に、何が得られれば成功か、枠を決めておいて守ること。
これは、最近では日計り取引であっても、テクニカル分析から、終値が前日安値を抜けなかった日の、その安値(A)を+の時の売却の一応のメドにしております。その前の壁として、前日高値や前日安値があったりします。株価が拮抗しているところは大体において、そうした節目の値段であることが多いもの。行動ファイナンス理論で紹介したように、勝っている時は早く利確したくなり、負けている時はリスク選好(ずるずると放置する)になるという傾向を排除するためには、いわゆる利確ライン、損切りラインをきちんと決めておくこと。損切りラインは、基本は前日安値よりアンダーで終わった場合ですが、これはその他の指標(乖離幅、指数)も参考にして決めております。 乖離幅=A-当日高値、指数は真の高値、安値をベースに累計した値。
2.常に取引の動機と目的を振り返ること。自分は成功談しか話さない傾向があることを知っておくこと。
儲かるからといって、調子に乗って投資額を増やさないこと。いわゆる市場を自分がコントロール(支配)しているような幻想をもつことを戒めている原則のようですが、最近は、あまり分散してわずかづつ投資しても大きな利益は得られないので、注目銘柄から、その日の動きがよく合致している銘柄を絞って、1の原則を守って、集中投資をしようかと思っております。今後ともこのブログでは失敗談を公開するだけでなく、なぜ失敗だったか、についても以後の役に立つ「原因」をできるだけ考えてみたいと思います。
3.時間に惑わされないこと。利益の増加がわずかずつであっても、損失が近づいていることではない。損失がわずかずつであっても、利益が近づいていることではない。
基本的に1-3日程度の投資期間なのですが、その1日の動きだけをとっても、いろいろな騙しが値動きに現れます。そのパターンもいろいろとあるようです。この原則の教訓としては、①1時間以内の超短期勝負か ②その日の引けまでの短期勝負か ③指標が悪くなるまでの数日勝負か ④大底からの反転を狙った勝負なのか(数日以上)この4つの期間のどれを目指しての売買かを決めた上で投資したいと思います。
今のように天井でのもみ合い局面では、基本的には①か②の戦法しかとれないと見ております。銘柄によっては③もありますが、場全体の動きにやはり引っ張られてしまうので、持ち越しても翌日までとしないとタイミングを逸してしまうリスクあり。
この項、週末に続く。
1.取引を始める前に、何が得られれば成功か、枠を決めておいて守ること。
これは、最近では日計り取引であっても、テクニカル分析から、終値が前日安値を抜けなかった日の、その安値(A)を+の時の売却の一応のメドにしております。その前の壁として、前日高値や前日安値があったりします。株価が拮抗しているところは大体において、そうした節目の値段であることが多いもの。行動ファイナンス理論で紹介したように、勝っている時は早く利確したくなり、負けている時はリスク選好(ずるずると放置する)になるという傾向を排除するためには、いわゆる利確ライン、損切りラインをきちんと決めておくこと。損切りラインは、基本は前日安値よりアンダーで終わった場合ですが、これはその他の指標(乖離幅、指数)も参考にして決めております。 乖離幅=A-当日高値、指数は真の高値、安値をベースに累計した値。
2.常に取引の動機と目的を振り返ること。自分は成功談しか話さない傾向があることを知っておくこと。
儲かるからといって、調子に乗って投資額を増やさないこと。いわゆる市場を自分がコントロール(支配)しているような幻想をもつことを戒めている原則のようですが、最近は、あまり分散してわずかづつ投資しても大きな利益は得られないので、注目銘柄から、その日の動きがよく合致している銘柄を絞って、1の原則を守って、集中投資をしようかと思っております。今後ともこのブログでは失敗談を公開するだけでなく、なぜ失敗だったか、についても以後の役に立つ「原因」をできるだけ考えてみたいと思います。
3.時間に惑わされないこと。利益の増加がわずかずつであっても、損失が近づいていることではない。損失がわずかずつであっても、利益が近づいていることではない。
基本的に1-3日程度の投資期間なのですが、その1日の動きだけをとっても、いろいろな騙しが値動きに現れます。そのパターンもいろいろとあるようです。この原則の教訓としては、①1時間以内の超短期勝負か ②その日の引けまでの短期勝負か ③指標が悪くなるまでの数日勝負か ④大底からの反転を狙った勝負なのか(数日以上)この4つの期間のどれを目指しての売買かを決めた上で投資したいと思います。
今のように天井でのもみ合い局面では、基本的には①か②の戦法しかとれないと見ております。銘柄によっては③もありますが、場全体の動きにやはり引っ張られてしまうので、持ち越しても翌日までとしないとタイミングを逸してしまうリスクあり。
この項、週末に続く。