株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

リプラスの驚愕の成り買い

2006-05-19 17:23:30 | 株に出会う
せっかく書いたブログの原稿がチョイとしたキータッチでお釈迦になりました。

申し訳ありませんが、簡単にします。

今日は後場にアウンコンサルティングやM3など手がけましたが、持ち越しのメイコーを含めそれらも引けまで利確しました。来週火曜日から旅行に出かけるためです。持ち越しは、201K~202Kのボックス圏の動きを恣意的にさせられていた4771F&Mの試し買い分だけです。この株なぜ、誰がこのような操作をしているのかチョイと興味があったからです。テクニカルには悪くありません。OSCは+5%の39%、RSIも+8%の37%です。切り返しは歴然としております。

今日は注目銘柄の中にストップ高が結構出ましたが、これは出遅れ株物色の一環であり市場全体が活況を呈した訳ではありません。その証拠にパシフィックマネジメントなどは、今日は-2Kで終えております。これが昨年後半なら、この株まで10Kは上げた筈です。つまり循環物色相場というのが今の相場ではないでしょうか。それならそれで、こちらもそれに合わせた対策を打つことが必要です。

2日と上げは続かないものと覚悟して、出遅れ銘柄を中心に押されたところに買いを入れるという戦法です。利確はその日または翌日とならざるを得ません。

ところでタイトルに書いた今日の注目銘柄の8936リプラスですが、引け際の1分ほどの間に成り買いでストップ高まで行ってしまいました。こんな大胆な買い上がりを見たのは初めてです。どこかの機関がギリギリまで引きつけておいて成り買いを入れたのでしょう。しかもストップを付けてもまだ二百数十枚の買い板がありました。多分、新人が先輩に言われたとおりに引けの3分前に、300枚ほどの成り買いを自動的に入れたのでしょう。そうとしか考えられません。まさに驚愕の成り買いでした。筆者は後場に不穏な感じがあったので、一応270Kで買いを入れておりましたが、うんともすんとも言わず、上にも下にも行かないため、キャンセルしてしまいました。驚愕の成り買いはその10分後ぐらいでした。

まあ、こうしたリプラスのような例が出ると言うことは、相場が戻りつつある証拠とも言えます。やっとここに来て相場と波長が若干でも合うようになってきました。

トコトン、今の相場にあわせて、しかもその裏をかいてやろうという気になりました。その手がかりが今日の相場の動きで得られたのは大きな収穫でした。昨日はパシマネの失敗で、実は結構な心理的なダメージを受けました。土壇場の状況下でまだまだ未熟さが露呈してしまったことの後味の悪さとでも言えるものです。こんなことではこれからの乱世の相場に勝ち残るのは難しいと実感してのダメージでした。あの愚妻にも、あんなに勉強してのこれなら、まだまだね。と言われる始末です。夜中に目が覚めてこのことで寝付きが悪かった程です。

しかし、今日の相場の動きで何とか立ち直りのきっかけがつかめた思いです。これを何とか来週以降に自家薬籠中のものにしなければと思っております。

明日の注目銘柄は週末にじっくりと検討しアップします。それまでお待ち下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何もしなければよかった前場ですが

2006-05-19 11:25:42 | 株に出会う
しかし、株というのは「いかに人の裏をかくか」というゲームだということが改めて分かりました。

昨日の注目銘柄で逆張りに指定した銘柄群が意外と奮闘しております。筆者が引けに買った6787メイコーはその典型です。もちろん5727東邦チタニウム5713住友金属鉱山のように、商品相場の回復がまだ見受けられなくて、東証1部も16000円割れの状況では、上がるものも上がりません。こうした市況連動型の株は前夜に一応注目銘柄に取り上げはしますが、商品市況その他の当日の動きを見ながら買いを入れないと思わぬ痛手を被りますのでご注意下さい。金は今日は25円ほど下げております。まだ高値調整中のようです。

それから好業績発表で朝から珍しく活気づいていた2315SJホールディングスでは、まさに人の逆を行かないと勝てないことを思い知りました。こうした当日の好業績発表での注目銘柄で、皆さん虎視眈々とデイトレの利確を狙っている場合は、上げかけたところを遅れまじとして追随買いしても禄なことはありません。そこが落とし穴なのですね。今日はこの株で2回エントリーしましたが、一度は同値撤退。二度目は120Kを再度越えようとした時に思わず入って、結局それが「罠」であり、その後の大量の売り板に116Kに落とされる過程で、思わず-2Kで十分に売れるところを、-3Kの117Kで成り売りをしてしまいました。これは売るときも僅かな反転はあるものなので、そうそう慌てることはないという教訓です。自分が売りたくなるその線より1Kは上で売っても、何とかその時の反動買いに救われることがよくあります。買うときも同じですね。利確売りが急激な上げの後には必ず入りますので、そこな我慢して1Kか2K下で待つのがよいようです。もちろん、上げすぎたときの反動は概ね下げもきつくなるので、一応の目安としては5本の移動平均と25本の移動平均がクロスするところまで待ってから買いにはいるのが良いようですね。

このあたりの巧拙で、毎回1-2K程度の差が出ますので、年間を通じては相当な差が出る筈です。

さて、タイトルに書いたことの意味は、昨日から持ち越している9378ワールドロジのことです。昨日場が引けてから、会社側の開示資料を良く読んでみましたが、中間期の進捗が悪いことはあまり気にすることはないようですが、かといって四季報以上のサプライズがこの直近の決算で出るとは思えませんでした。M&Aの効果が良く読めませんが、来期の見通しはある程度のことは期待できるものの、それがブレの大きなM&Aとか投資に絡んだことであれば、やはりリスクは大きいと判断しておりました。従って今日はある程度戻したところで売る予定でしたので、早々と+1K、+3K、+2Kといった時に利確しておきました。しかし、その後は上がっているのを見てのデイトレの戦場と化しているようです。ここからはいわば修羅場での戦いとなりますので、とりあえず明日のことが分からない上は高みの見物とします。

逆張りの大切さを思い知ったのは6787メイコーです。これも今日決算発表ですが、引けにかけてこのままの騰勢を維持できるなら、これまでの下落が激しかっただけにそのままホールドとする予定ですが、それでも上げ目安の7800円までもし到達すれば、これは完全に利確とします。今のところ、いくらMMでもこうした地味な銘柄ではそこまでは行く勢いはないでしょう。

これからも、当日の買い時、売り時、そして、前日の銘柄検討においては、今の相場でも人の裏をかくことを念頭においていけばなんとか活路が開ける様な気がしております。これまでだと、昨日失敗した8902パシフィックマネジメントの昨日の終わり方が良かったので、雪辱を期して引けに買っていたかも知れません。しかし、他の不動産銘柄も同様ですが、今の相場は連日の高値引けを演出するようなエネルギーがある訳はありません。今日は利確しようと待ちかまえている方が大勢いる訳です。従って、今日は引けにかけてOSCがコンバージェンスしており(明日の反転エネルギーがるかどうかの証)、マイナスで終わっているなら、月曜日に、そのマイナス終了で更に下げるのではないかと疑心暗鬼となっている方々の投げが終わるまで待ってから、買いに入るというのが良いかと思います。もちろん、そのシナリオ通りにいかずに、今日のうちにプラ転して上に行くときはその上放れ時期まで待って参戦することが正解となります。この株も含めてこれまで結構押されておりましたので、早く乗りたいと言う方々が大勢いるかもしれないからそれもあり得ます。しかし、新興市場の指数値がマイナスでウロウロしている現状では、そうした新たな参加者は恐らく現れないでしょう。すると、既存の参加者の利確の動きに晒されるというのが、今日のこの株の宿命と考えざるを得ません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする