昨日は、あれだけ我慢しながらノートレードでしたが、今日はNY、ナスダックともに上げCME(シカゴ日経先物)も高かったので、少なくとも寄り付きでは高めに始まるとは思っておりました。ところが、気配値は確かに高かったのですが、先物がまさかの-50円始まりです。今になって思えば、これが今日の大幅下落のサインでした。それだけ、売り逃げを待ちかまえていた大口さんが日本市場にはいたということです。5401新日鐵がその象徴でしょう。20円GDしての始まりでした。
出来高については日経平均はほぼ前日の半日並ですが、新興市場のマザーズは何と5分の1以下の出来高です。それだけ、新興市場のホルダーの方は意表を突かれているということでしょうか。
昨日のブログに書いた「正体」がついに現れました。新興市場も日経に引っ張られての明らかな調整過程に突入です。まだまだOSCは45%(マザーズ)、46%(ヘラクレス)と高過ぎます。更に上下しながらの調整過程に入るでしょう。
このような日経先物の寄り付きのサインを見逃した筆者は、少し調整した後の2489アドウェイズを204Kで買ってしまいました。その後の先物の動きで、OSCがイーブンになった201Kで今年初損切りでした。同じ時期に133Kで買った8735SBIヒューチャーズはデイトレ限定銘柄なのに、一向に動いてくれません。先物の突如の下落に伴う他の銘柄への対処に追われて、皆さん、こんな「遊び株」にまでは神経を向ける暇がなかったと見えます。「鉄」が熱すぎて、新興の常連さんもついにやけどを負ってしまい、それどころではなかったかも知れません。それでもこの株、まだ前場ではゼロ値をキープしておりますので、そのままホールドにしております。後場に動かなければ撤退です。
NY、ナスダック、シカゴCMEと大証の先物の関係では、実はここ数年のデータでは、今日のように、海の向こうが上げている場合は、寄り付き買い・引け売りの成績はあまりよくありません。むしろ寄り付きで多少ともプラスの場合は寄り天のケースが多く、売りが正解なのです。逆のケース、つまりアメリカが下げている場合は、押し目狙いでの戦法がもっとも有効のようです。ところが、上方GAPでシカゴが終わっているのに、大証の先物がプラスにもならずに、マイナスで始まるということは、如何に日本市場の過熱感があったかということであります。これは今後の教訓としてトレードに生かさざるを得ません。
このあたりの動きは、通常の心理状態とは逆に市場は動くということを肝に銘じておいた方が良さそうですね。この往復運動があればこそ、株価の行き過ぎが時間とともに是正され、市場による適正な調整を受けるメカニズムが働く源泉なのですね。実に良くできておりますが、感心しているばかりではなく、いち早く市場の調整メカニズムの先手を打たないと相場には勝てないことを裏付けております。
実は、昨年の筆者の印象に残っている最大の「後悔トレード」は、8902パシフィックマネジメントの5月18日の寄り付きでの売りでした。前日終値が251Kで+1Kでしたがその前日は下落を強めておりました。そこにNYダウの大幅安、これはもっと下げると思って、めったにしない寄り付きでの損切りを敢行したのです。(平均で-14.5Kという大幅なものでした)ところが、そこからは何と前日比+10Kまでの回復でした。途中どんどんと切り上がっていくのに追随する気持ちはもちろん萎えておりました。何故、このような超悲観で更に下がるような心理状態では本来は買いなのに、あえて寄り付きで売ってしまったのか、この自分の相場に対する読みの浅さに昨年は一番のショックを受けました。これは今でもよく覚えております。
出来高については日経平均はほぼ前日の半日並ですが、新興市場のマザーズは何と5分の1以下の出来高です。それだけ、新興市場のホルダーの方は意表を突かれているということでしょうか。
昨日のブログに書いた「正体」がついに現れました。新興市場も日経に引っ張られての明らかな調整過程に突入です。まだまだOSCは45%(マザーズ)、46%(ヘラクレス)と高過ぎます。更に上下しながらの調整過程に入るでしょう。
このような日経先物の寄り付きのサインを見逃した筆者は、少し調整した後の2489アドウェイズを204Kで買ってしまいました。その後の先物の動きで、OSCがイーブンになった201Kで今年初損切りでした。同じ時期に133Kで買った8735SBIヒューチャーズはデイトレ限定銘柄なのに、一向に動いてくれません。先物の突如の下落に伴う他の銘柄への対処に追われて、皆さん、こんな「遊び株」にまでは神経を向ける暇がなかったと見えます。「鉄」が熱すぎて、新興の常連さんもついにやけどを負ってしまい、それどころではなかったかも知れません。それでもこの株、まだ前場ではゼロ値をキープしておりますので、そのままホールドにしております。後場に動かなければ撤退です。
NY、ナスダック、シカゴCMEと大証の先物の関係では、実はここ数年のデータでは、今日のように、海の向こうが上げている場合は、寄り付き買い・引け売りの成績はあまりよくありません。むしろ寄り付きで多少ともプラスの場合は寄り天のケースが多く、売りが正解なのです。逆のケース、つまりアメリカが下げている場合は、押し目狙いでの戦法がもっとも有効のようです。ところが、上方GAPでシカゴが終わっているのに、大証の先物がプラスにもならずに、マイナスで始まるということは、如何に日本市場の過熱感があったかということであります。これは今後の教訓としてトレードに生かさざるを得ません。
このあたりの動きは、通常の心理状態とは逆に市場は動くということを肝に銘じておいた方が良さそうですね。この往復運動があればこそ、株価の行き過ぎが時間とともに是正され、市場による適正な調整を受けるメカニズムが働く源泉なのですね。実に良くできておりますが、感心しているばかりではなく、いち早く市場の調整メカニズムの先手を打たないと相場には勝てないことを裏付けております。
実は、昨年の筆者の印象に残っている最大の「後悔トレード」は、8902パシフィックマネジメントの5月18日の寄り付きでの売りでした。前日終値が251Kで+1Kでしたがその前日は下落を強めておりました。そこにNYダウの大幅安、これはもっと下げると思って、めったにしない寄り付きでの損切りを敢行したのです。(平均で-14.5Kという大幅なものでした)ところが、そこからは何と前日比+10Kまでの回復でした。途中どんどんと切り上がっていくのに追随する気持ちはもちろん萎えておりました。何故、このような超悲観で更に下がるような心理状態では本来は買いなのに、あえて寄り付きで売ってしまったのか、この自分の相場に対する読みの浅さに昨年は一番のショックを受けました。これは今でもよく覚えております。