株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

再度、黄金分割比率に注意

2007-12-03 11:16:13 | 株に出会う
これから出かけますが、鉄鋼株でも買っていこうと思いましたが、止めにすることにしました。

前場終わりには、またまたフィボナッチ比率の15670円を割り込んでしまいました。どうしてもここに吸い寄せられるようです。このラインにさぞかし強烈な「フェロモン」が分泌されていることでしょう。誰が分泌しているかというと、多分、外国勢、それもフランスあたりの「成り上がり香水王のファンド」かも知れません。それほど臭いが強烈かと。。。普通の神経の生き物は思わず吸い寄せられてしまう程です。

その悪性フェロモンの分泌が止まらない限り、やはり相場は下方への圧力はまだまだあります。後場にこのラインを回復しないことには、短期でのリバウンドも泡と消えそうです。食虫植物に吸い込まれるようなものです。

どういう訳か、こういう地合では新興市場が強いようです。要するに若すぎて大人(1部市場)に効くフェロモンを、むしろ精力として取り込んでしまうようなのです。世の中色々あります。

但し、この悪性フェロモン、時間差で効いてきます。マザーズ指数もヘラクレス指数もOSCでは3%ほど押されていることに注意。

こういう下落の日は、3分足のMACDが明らかに底打ちからの反転を示さないと、いわゆる騙しに合うことは必定のようです。

前場はその早めの仕掛けで、うっかりと吸い寄せられた5563日本電工での-2Kのトレードのみ。その後、827円あたりまでの買い上がりがありましたので、地合好転ならこうした銘柄に資金が集まるかも知れません。

いずれにしても、この黄金分割比率を下回っていることは、長期トレンドがまだ下向きのままということを示しております。

それでは、皆様呉々も悪性フェロモンの騙しに合わないよう、陰ながらお祈りしておきます。但し、聖トーマス教会では、そういう世俗的な願い事は御法度ですので、悪しからずご了承下さい。

ps.先日お伝えした日本国債先物の価格ですが、じわりと今日は上昇して高水準です。まだ債券への逃避が続いているということになります。OSCも先週末でまだ49%です。55%程度までの上昇はあり得ますので、それに呼応して日経平均の下げがあるのかも知れません。
コメント (1)
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