5月14日(火)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に14日の海外市況
◆日経先物:14800円(-20円)OSC66%(+-0%)RSIは86%(+5%)VR改は179%(+-0%)4月2日のOSC49%、終値12030円から切り返し中。
◆日経平均:14758円(-24円)OSC66%(-1%)RSIは82%(-2%)VR改は101%(-43%)4月1日のOSC38%、終値12135円から切り返し中。
◆TOPIX:1231(-1)OSC66%(-1%)RSIは79%(-1%)VR改は130%(-57%)4月1日のOSC34%、終値1001ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:1053(+51)OSC65%(+9%)RSIは82%(+1%)4月1日のOSC42%、終値585ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):142.13円(-83銭)OSC28%(-3%)RSIは18%(-8%)5月2日のOSC68%、終値145.15円から下落中。(14日暫定値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:40%(-23%)-10%以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:136.1%(-8.4%)-5月13日現在。
マザーズ:133.2%(+1.9%)-5月13日現在。
しかし、あっという間の国債先物の急落です。この指標は昨年8月分から見ているのですが、今日の安値の141円台というのは記録にありません。5月3日の連休中には145円22銭を付けていました。これで株式市場も冷や水を被せられたようです。
どうやら、昨年後半から買い進めてきた外人の日本国債買いの処分売りがいよいよ出てきたのかも知れません。恐らく、空売りの玉をしこたま仕込んだ上での爆弾の投下でしょう。そうでないと、買い玉をそのまま損切りしたのでは、いくら株式市場で一矢を報いているとは言え、海外ファンド勢にとっては利益相殺もいいところですからね。
このような乱高下を、まさか国債市場で起こるとは思わず、つい、高くなったところ(金利低下)したところでの日本国債ベアを買い付けに失敗しました。でも、先週までのマイナスが、今週は大きくプラス転換。大体の値動きのインパクトは分かりましたので、OSCが60%を再度超えて来たときに買い足す予定。今は、チョイとオーバーシュート。
これで、黒田総裁の金利を上げずに景気を良くするという、経済学の基本に反した金融緩和政策は、あまりうまく行かないことが証明されつつあります。何しろ、新発国債の70%を日銀が買い上げると宣言したため、国債市場そのものが3割程度に縮小してしまい、ボラティリティが高くなっているようなのです。そのうち、この7割もの国債引き受けが中銀による財政ファイナンスであり、日本の財政は立て直しようがないと市場の認識が行き渡った時、いよいよその時が来るのでしょうね。
今は、奇跡的に日本の景気がデフレを脱却して成長軌道に入るかどうか、まだまだ見守っているとき。安倍政権の土建屋優遇の公共工事で、景気が浮揚しないことは散々これまで実証されてきているのに、何故、このような政権を国民の7割以上が支持しているのか、これは全く不可解。目先のことしか考えられない人々が多すぎるとしか思えませんね。。。
【以下は14日の海外市況】
◆ドル・円:102.4円(+25銭)OSC70%(+3%)RSIは69%(+3%)4月30日のOSC47%、終値97.4円から円安トレンドに転換中-14日現在。
◆ユーロ・ドル:1.292ドル(-0.006ドル)OSC36%(-7%)RSIは43%(-6%)4月30日のOSC55%、終値1.317ドルからユーロ安に転換中-14日現在。
◆USドルインデックス:83.79(+0.47)上昇モードの50MA(82.66)の下値抵抗線の下で揉み合い中から抜け出る-14日現在。
◆10年債利回り:1.96%(+0.04%)緩やかな上昇モードの200MA(1.78)の抵抗線の下に落ちてから一気に上昇50MAを突破し上昇中。
◆米3ヶ月国債:0.05%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.91%(+0.04%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:15215ドル(+124ドル)OSC76%(+4%)RSIは79%(+7%)4月18日のOSC52%、終値14537ドルから切り返し中。
◆ナスダック総合:3463(+24)OSC72%(+-0%)、RSIは84%(+1%)4月19日のOSC48%、終値3206ドルから切り返し中。
◆DAX指数:8339(+60)OSC69%(-1%)RSI96%(-1%)、4月22日のOSC30%、終値7478から切り返し中。
◆上海総合:2242(-5)OSC61%(-2%)RSIは58%(-1%)4月15日のOSC39%、終値2182から切り返し中。
◆VIX指数:12.77(+0.22)下落モードの50MA(13.37)の下で停滞中。
◆CRB指数:288(-1)下落モードの50MA(290)をついに下から捉えるも割り込み中。
◆WTI原油先物:94.27ドル(-0.76ドル)緩やかな上昇モードの200MA(92.18ドル)を急回復し高値圏に接近して下落気味。
◆NY金:1425ドル(-5ドル)下落モードの50MA(1518ドル)目指して、大底から反発するも下落中。
◆セミコンダクターインデックス:463(+2)上昇モードの50MA(435)を挟んで上昇中から抜け出し上伸中。
◆シカゴCME(円建て):15100(日取終値比+300円)
特段の経済指標の発表もなく、これまでの惰性で、ヘッジファンドの運用担当者が楽観的な見方を示したというだけで、株式市場は上昇。ヘッジファンドの言うなりに相場が動くなら、彼らは苦労しないでしょう。
但し、米国の財政赤字見通しが対GDP比で7%から4%へと劇的に下がることが発表されております。
もはや、対ユーロ、対円、対新興国のいずれにおいても、アメリカの経済的優位性は打ち立てられつつあり、その意味では、株が上がり、債券が売られというのは自然な流れ。
CRB指数や原油も落ち着いており、インフレ懸念が後退しているのも後押し材料。
◆日経先物:14800円(-20円)OSC66%(+-0%)RSIは86%(+5%)VR改は179%(+-0%)4月2日のOSC49%、終値12030円から切り返し中。
◆日経平均:14758円(-24円)OSC66%(-1%)RSIは82%(-2%)VR改は101%(-43%)4月1日のOSC38%、終値12135円から切り返し中。
◆TOPIX:1231(-1)OSC66%(-1%)RSIは79%(-1%)VR改は130%(-57%)4月1日のOSC34%、終値1001ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:1053(+51)OSC65%(+9%)RSIは82%(+1%)4月1日のOSC42%、終値585ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):142.13円(-83銭)OSC28%(-3%)RSIは18%(-8%)5月2日のOSC68%、終値145.15円から下落中。(14日暫定値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:40%(-23%)-10%以下は底打ちサイン。
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:136.1%(-8.4%)-5月13日現在。
マザーズ:133.2%(+1.9%)-5月13日現在。
しかし、あっという間の国債先物の急落です。この指標は昨年8月分から見ているのですが、今日の安値の141円台というのは記録にありません。5月3日の連休中には145円22銭を付けていました。これで株式市場も冷や水を被せられたようです。
どうやら、昨年後半から買い進めてきた外人の日本国債買いの処分売りがいよいよ出てきたのかも知れません。恐らく、空売りの玉をしこたま仕込んだ上での爆弾の投下でしょう。そうでないと、買い玉をそのまま損切りしたのでは、いくら株式市場で一矢を報いているとは言え、海外ファンド勢にとっては利益相殺もいいところですからね。
このような乱高下を、まさか国債市場で起こるとは思わず、つい、高くなったところ(金利低下)したところでの日本国債ベアを買い付けに失敗しました。でも、先週までのマイナスが、今週は大きくプラス転換。大体の値動きのインパクトは分かりましたので、OSCが60%を再度超えて来たときに買い足す予定。今は、チョイとオーバーシュート。
これで、黒田総裁の金利を上げずに景気を良くするという、経済学の基本に反した金融緩和政策は、あまりうまく行かないことが証明されつつあります。何しろ、新発国債の70%を日銀が買い上げると宣言したため、国債市場そのものが3割程度に縮小してしまい、ボラティリティが高くなっているようなのです。そのうち、この7割もの国債引き受けが中銀による財政ファイナンスであり、日本の財政は立て直しようがないと市場の認識が行き渡った時、いよいよその時が来るのでしょうね。
今は、奇跡的に日本の景気がデフレを脱却して成長軌道に入るかどうか、まだまだ見守っているとき。安倍政権の土建屋優遇の公共工事で、景気が浮揚しないことは散々これまで実証されてきているのに、何故、このような政権を国民の7割以上が支持しているのか、これは全く不可解。目先のことしか考えられない人々が多すぎるとしか思えませんね。。。
【以下は14日の海外市況】
◆ドル・円:102.4円(+25銭)OSC70%(+3%)RSIは69%(+3%)4月30日のOSC47%、終値97.4円から円安トレンドに転換中-14日現在。
◆ユーロ・ドル:1.292ドル(-0.006ドル)OSC36%(-7%)RSIは43%(-6%)4月30日のOSC55%、終値1.317ドルからユーロ安に転換中-14日現在。
◆USドルインデックス:83.79(+0.47)上昇モードの50MA(82.66)の下値抵抗線の下で揉み合い中から抜け出る-14日現在。
◆10年債利回り:1.96%(+0.04%)緩やかな上昇モードの200MA(1.78)の抵抗線の下に落ちてから一気に上昇50MAを突破し上昇中。
◆米3ヶ月国債:0.05%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.91%(+0.04%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:15215ドル(+124ドル)OSC76%(+4%)RSIは79%(+7%)4月18日のOSC52%、終値14537ドルから切り返し中。
◆ナスダック総合:3463(+24)OSC72%(+-0%)、RSIは84%(+1%)4月19日のOSC48%、終値3206ドルから切り返し中。
◆DAX指数:8339(+60)OSC69%(-1%)RSI96%(-1%)、4月22日のOSC30%、終値7478から切り返し中。
◆上海総合:2242(-5)OSC61%(-2%)RSIは58%(-1%)4月15日のOSC39%、終値2182から切り返し中。
◆VIX指数:12.77(+0.22)下落モードの50MA(13.37)の下で停滞中。
◆CRB指数:288(-1)下落モードの50MA(290)をついに下から捉えるも割り込み中。
◆WTI原油先物:94.27ドル(-0.76ドル)緩やかな上昇モードの200MA(92.18ドル)を急回復し高値圏に接近して下落気味。
◆NY金:1425ドル(-5ドル)下落モードの50MA(1518ドル)目指して、大底から反発するも下落中。
◆セミコンダクターインデックス:463(+2)上昇モードの50MA(435)を挟んで上昇中から抜け出し上伸中。
◆シカゴCME(円建て):15100(日取終値比+300円)
特段の経済指標の発表もなく、これまでの惰性で、ヘッジファンドの運用担当者が楽観的な見方を示したというだけで、株式市場は上昇。ヘッジファンドの言うなりに相場が動くなら、彼らは苦労しないでしょう。
但し、米国の財政赤字見通しが対GDP比で7%から4%へと劇的に下がることが発表されております。
もはや、対ユーロ、対円、対新興国のいずれにおいても、アメリカの経済的優位性は打ち立てられつつあり、その意味では、株が上がり、債券が売られというのは自然な流れ。
CRB指数や原油も落ち着いており、インフレ懸念が後退しているのも後押し材料。