株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

リプラスの驚愕の成り買い

2006-05-19 17:23:30 | 株に出会う
せっかく書いたブログの原稿がチョイとしたキータッチでお釈迦になりました。

申し訳ありませんが、簡単にします。

今日は後場にアウンコンサルティングやM3など手がけましたが、持ち越しのメイコーを含めそれらも引けまで利確しました。来週火曜日から旅行に出かけるためです。持ち越しは、201K~202Kのボックス圏の動きを恣意的にさせられていた4771F&Mの試し買い分だけです。この株なぜ、誰がこのような操作をしているのかチョイと興味があったからです。テクニカルには悪くありません。OSCは+5%の39%、RSIも+8%の37%です。切り返しは歴然としております。

今日は注目銘柄の中にストップ高が結構出ましたが、これは出遅れ株物色の一環であり市場全体が活況を呈した訳ではありません。その証拠にパシフィックマネジメントなどは、今日は-2Kで終えております。これが昨年後半なら、この株まで10Kは上げた筈です。つまり循環物色相場というのが今の相場ではないでしょうか。それならそれで、こちらもそれに合わせた対策を打つことが必要です。

2日と上げは続かないものと覚悟して、出遅れ銘柄を中心に押されたところに買いを入れるという戦法です。利確はその日または翌日とならざるを得ません。

ところでタイトルに書いた今日の注目銘柄の8936リプラスですが、引け際の1分ほどの間に成り買いでストップ高まで行ってしまいました。こんな大胆な買い上がりを見たのは初めてです。どこかの機関がギリギリまで引きつけておいて成り買いを入れたのでしょう。しかもストップを付けてもまだ二百数十枚の買い板がありました。多分、新人が先輩に言われたとおりに引けの3分前に、300枚ほどの成り買いを自動的に入れたのでしょう。そうとしか考えられません。まさに驚愕の成り買いでした。筆者は後場に不穏な感じがあったので、一応270Kで買いを入れておりましたが、うんともすんとも言わず、上にも下にも行かないため、キャンセルしてしまいました。驚愕の成り買いはその10分後ぐらいでした。

まあ、こうしたリプラスのような例が出ると言うことは、相場が戻りつつある証拠とも言えます。やっとここに来て相場と波長が若干でも合うようになってきました。

トコトン、今の相場にあわせて、しかもその裏をかいてやろうという気になりました。その手がかりが今日の相場の動きで得られたのは大きな収穫でした。昨日はパシマネの失敗で、実は結構な心理的なダメージを受けました。土壇場の状況下でまだまだ未熟さが露呈してしまったことの後味の悪さとでも言えるものです。こんなことではこれからの乱世の相場に勝ち残るのは難しいと実感してのダメージでした。あの愚妻にも、あんなに勉強してのこれなら、まだまだね。と言われる始末です。夜中に目が覚めてこのことで寝付きが悪かった程です。

しかし、今日の相場の動きで何とか立ち直りのきっかけがつかめた思いです。これを何とか来週以降に自家薬籠中のものにしなければと思っております。

明日の注目銘柄は週末にじっくりと検討しアップします。それまでお待ち下さい。
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何もしなければよかった前場ですが

2006-05-19 11:25:42 | 株に出会う
しかし、株というのは「いかに人の裏をかくか」というゲームだということが改めて分かりました。

昨日の注目銘柄で逆張りに指定した銘柄群が意外と奮闘しております。筆者が引けに買った6787メイコーはその典型です。もちろん5727東邦チタニウム5713住友金属鉱山のように、商品相場の回復がまだ見受けられなくて、東証1部も16000円割れの状況では、上がるものも上がりません。こうした市況連動型の株は前夜に一応注目銘柄に取り上げはしますが、商品市況その他の当日の動きを見ながら買いを入れないと思わぬ痛手を被りますのでご注意下さい。金は今日は25円ほど下げております。まだ高値調整中のようです。

それから好業績発表で朝から珍しく活気づいていた2315SJホールディングスでは、まさに人の逆を行かないと勝てないことを思い知りました。こうした当日の好業績発表での注目銘柄で、皆さん虎視眈々とデイトレの利確を狙っている場合は、上げかけたところを遅れまじとして追随買いしても禄なことはありません。そこが落とし穴なのですね。今日はこの株で2回エントリーしましたが、一度は同値撤退。二度目は120Kを再度越えようとした時に思わず入って、結局それが「罠」であり、その後の大量の売り板に116Kに落とされる過程で、思わず-2Kで十分に売れるところを、-3Kの117Kで成り売りをしてしまいました。これは売るときも僅かな反転はあるものなので、そうそう慌てることはないという教訓です。自分が売りたくなるその線より1Kは上で売っても、何とかその時の反動買いに救われることがよくあります。買うときも同じですね。利確売りが急激な上げの後には必ず入りますので、そこな我慢して1Kか2K下で待つのがよいようです。もちろん、上げすぎたときの反動は概ね下げもきつくなるので、一応の目安としては5本の移動平均と25本の移動平均がクロスするところまで待ってから買いにはいるのが良いようですね。

このあたりの巧拙で、毎回1-2K程度の差が出ますので、年間を通じては相当な差が出る筈です。

さて、タイトルに書いたことの意味は、昨日から持ち越している9378ワールドロジのことです。昨日場が引けてから、会社側の開示資料を良く読んでみましたが、中間期の進捗が悪いことはあまり気にすることはないようですが、かといって四季報以上のサプライズがこの直近の決算で出るとは思えませんでした。M&Aの効果が良く読めませんが、来期の見通しはある程度のことは期待できるものの、それがブレの大きなM&Aとか投資に絡んだことであれば、やはりリスクは大きいと判断しておりました。従って今日はある程度戻したところで売る予定でしたので、早々と+1K、+3K、+2Kといった時に利確しておきました。しかし、その後は上がっているのを見てのデイトレの戦場と化しているようです。ここからはいわば修羅場での戦いとなりますので、とりあえず明日のことが分からない上は高みの見物とします。

逆張りの大切さを思い知ったのは6787メイコーです。これも今日決算発表ですが、引けにかけてこのままの騰勢を維持できるなら、これまでの下落が激しかっただけにそのままホールドとする予定ですが、それでも上げ目安の7800円までもし到達すれば、これは完全に利確とします。今のところ、いくらMMでもこうした地味な銘柄ではそこまでは行く勢いはないでしょう。

これからも、当日の買い時、売り時、そして、前日の銘柄検討においては、今の相場でも人の裏をかくことを念頭においていけばなんとか活路が開ける様な気がしております。これまでだと、昨日失敗した8902パシフィックマネジメントの昨日の終わり方が良かったので、雪辱を期して引けに買っていたかも知れません。しかし、他の不動産銘柄も同様ですが、今の相場は連日の高値引けを演出するようなエネルギーがある訳はありません。今日は利確しようと待ちかまえている方が大勢いる訳です。従って、今日は引けにかけてOSCがコンバージェンスしており(明日の反転エネルギーがるかどうかの証)、マイナスで終わっているなら、月曜日に、そのマイナス終了で更に下げるのではないかと疑心暗鬼となっている方々の投げが終わるまで待ってから、買いに入るというのが良いかと思います。もちろん、そのシナリオ通りにいかずに、今日のうちにプラ転して上に行くときはその上放れ時期まで待って参戦することが正解となります。この株も含めてこれまで結構押されておりましたので、早く乗りたいと言う方々が大勢いるかもしれないからそれもあり得ます。しかし、新興市場の指数値がマイナスでウロウロしている現状では、そうした新たな参加者は恐らく現れないでしょう。すると、既存の参加者の利確の動きに晒されるというのが、今日のこの株の宿命と考えざるを得ません。
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明日の注目銘柄(5.19.06)

2006-05-18 22:14:05 | 明日のモニタリング銘柄
後場は前場より更に動きが全体に良くなり、マザーズ指数も一時プラ転するほどでした。引けはマイナス8.76ポイントでと下げ渋った感じです。

そんな中、前場のパシフィックマネジメントの痛手を引きずってばかりではと思い、下げすぎ銘柄から6787メイコー9378ワールド・ロジを買いました。引けでは両方とも多少の含み損で終わっております。メイコーは業績好調の筈がRSIが10%台にまで押されておりましたのでつい手が出てしまいました。

ちょっと迂闊だったのはワールド・ロジです。明日が3Qの決算発表ということです。引け後の発表でしょうが、このところの下げは中間期までの通期計画に対する進捗の遅れが反映されてのことのようですので、朝日工業の例もあり、明日処分するかどうかは引けまでの値動きで判断する予定です。何もこんなに難しい銘柄に手を出さずとも上げている銘柄は一杯あったのにね。どうも調子が狂いっぱなしです。

この後調べたらメイコーも19日が決算日でした。もうどうにでもなれと言う気分です。

さて、軟弱な相場展開が続いての反転ですが、明日に続く本格反転になるのかどうか、筆者ももう一度仕切直しで、テクニカル面から検討を加えてみたいと思います。

今日は、この後場の好地合でもまだ反転し切れていない底値圏の銘柄を中心に挙げてみます。いわば出遅れ銘柄です。詳細な解説は省きます。出遅れの穴馬ですので評価は▲ばかりです。

テクニカル用語の簡単解説

1.2413ソネット・エムスリー 

 さすがに切り返してRSI22%→23%とわずかな上昇ですが、OSCは38%→48%と急伸しております。乖離幅も-15Kの+7K終了と申し分ありません。引けに買いを入れましたがタッチの差で不成立でした。

2.8936リプラス 

 OSCは明らかに直近高値を上回り、41%→49%へと急伸。逆にRSIは17%まで落ちての-5%のダイバージェンスです。この両方のオシュレーター系の値の逆の動きが明日はどういう結果となるかも含めて注目。この現象は、今回の変則的な相場のせいか沢山の銘柄で現れております。今回の下げのパターンがかなり特異だったようですね。

3.3754エキサイト 

 これも下げすぎでしょう。RSIは16%まで落ち、OSCは40%と前日同値です。指数値が、この株としての最低値を更新中。決算にもニュースにも反映しないようですが、PER50倍はネット関連としては高いとは思えません。明日は動きを丁寧に見ていこうと思っております。

4.2459アウンコンサルティング 

 これも今日はなかなか上に行かず出来高も増えませんでした。しかし、乖離幅が-42Kと極端に拡がりました。RSIも18%です。明日こそは反発に転じるのではないかと注目です。OSCは47%→48%です。

5.8947ノエル 

 PER19倍まで落ちました。RSIも16%です。OSCは今日-1%の42%ですが、指数値は記録を取りだして以来の最低値更新中です。乖離幅は-21Kです。

6.2450一休

 これも乖離幅が-17Kまで落ち、RSIは20%、OSCは+1%の41%でのコンバージェンスです。指数値は16日以来の低さです。

7.3777ターボリナックス

 押しに押されて、ついに今日反転したようです。それでもRSIは14%をマークし、OSCが+4%の40%です。押され方が激しかっただけに明日の戻し方にも期待。

8.7835ウィズ

 乖離幅が-32Kもあります。RSIは14%です。OSCも+5%の44%と伸ばしましたが、まだ底値圏で低迷中。業績には不安がないはずです。PER20倍弱。

9.8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー

 乖離幅-35K。OSCは+1%の34%で、RSIは-20%の15%と極端なダイバージェンスをしております。初値の約三分の一まで落ちました。指数値は2月13日の上場初日を1000000において、ついにマイナス21000まで落ちました。指数値だけ見ると無限分の1にまで落ちた勘定になります。地球の裏側に突き抜けたようなものです。

10.7844マーベラスエンターテイメント

 OSCは+6%の49%とこのところのピーク値抜けです。RSIは17%まで落ちました。乖離幅は-2K。指数値は16日を底に切り返し中。

11.4325バンダイビジュアル

 これも大和総研のレーティング引き下げが2月10日にあってから、600Kまで付けた株が400K割れまで落としました。そろそろレーティングに見合った株価となったことでしょう。OSCも+8%の44%と抜け出て、RSIは18%とダイバージェンスしております。乖離幅は-2Kですが、反発態勢は整っているようです。

12.4313IXI

 乖離幅-18Kで、OSCが+7%の44%と抜け出ました。RSIは32%。指数値は4月24日の水準を超えたところ。

13.4287ジャストプラニング 

 これも乖離幅-18Kです。OSCは4%落として46%ですが、RSIが15%まで来ております。

14.8704トレーダーズ証券 

 ついに100K割れですが、乖離幅は-7Kもあります。RSIは16%まで落ち、OSCは+2%の46%とコンバージェンスしわずかに抜け出ました。

15.4776サイボウズ 

 RSIが9%まで落ちましたが、4月24日に5%に落ちた翌日はさすがに反発しました。乖離幅も-8500円と拡大。OSCも+1%の34%です。前回と同程度の反発はあるかと思います。

16.2411ゲンダイエージェンシー 

 指数値がほぼ4月24日に並ぶ最低水準です。乖離幅も-17Kです。OSCは+1%の53%とコンバージェンス。RSIはまだ42%ありますが、このところ下げては反発力を強めていますので注目。

17.1970日立プラントテクノロジー 
 
 これは明日の日経次第です。OSCが+2%の15%とコンバージェンスしております。指数値が何よりも今年1月以来の最低値です。OSCは+1%の44%でコンバージェンス。

18.6379新興プランテック 

 このところの原油の値下がりのせいか、指数値が去年12月末以来の水準まで落ち、RSIは14%です。おSCは+3%の3%とコンバージェンスです。乖離幅が-20円もありますので、明日の東証の地合次第ではそろそろ反転か。

19.5727東邦チタニウム

 さすがに商品価格の下落に伴いここまで下げました。しかし、乖離幅が何と-510円もあり、OSCも+1%の40%とコンバージェンスしております。RSIは32%ですが、この株は2月20日の29%以来です。

20.5713住友金属鉱山

 この株にしては絶好の押し目かと思います。乖離幅は-94円です。OSCも37%で前日同値。これは3月8日以来の低さです。金の相場が乱高下しておりますが、基本的にはインフレ懸念がアメリカで台頭しているということは、ドル売り材料であり、金が買われることになります。また、アメリカの利上げが継続すれば、為替も円安に振れますのでこの会社のとっては良い方向かと思います。最近の下落は、金や銅の商品相場が上げすぎてのヘッジファンドの一時的な逃避が進んでいるためのようです。

21.9065山九

 少し前から狙っておりましたが、今日日経が下げたにもかかわらず一足先に反発しておりました。この意味では大穴狙いではありませんが、次の戻し目安の650円あたりまで一気に行くかどうか、他の日経株と共に注目。RSI16%→38%、OSC35%→51%です。

以上、明日はチャート上は、新興銘柄は軒並み戻す形を形成しておりますが、このところ日替わりで出遅れ株が物色されております。その意味で、少々出遅れ株を中心に洗ってみました。この中から明日化ける株がでるかどうか注目下さい。

今日は全くアメリカの爆下げを過大に見てすっかりと調子が狂ってしまいました。後場からの反転にも乗れないままです。このような時期に勝てないのが一番こたえますね」。逆、逆に相場が動くと段々と自分なりの見方までぐらついてくるのですね。一発逆転を狙う心理も出てきたりして、押しに押された銘柄に手を付ける始末です。

明日は、何とか少しでも利益を積み上げて何とかこのスランプを転換させたいものです。
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読み違えで完敗

2006-05-18 11:19:55 | 株に出会う
せっかく昨日の騰勢を確認して買った8902パシフィックマネジメント、海外市場のあまりの下げと、寄り付き前の気配値の悪さ(230Kを挟んでの動き)の両面から、やむを得ず寄り付きでの成り売りをかけておきました。実際には気配値から+6K程度の236Kで急速に寄り付き、そのまま1K下げるものの、いわば右肩上がりの回復でした。

下がれば買おうと下の目安の買い値で注文は入れてあったのですが、じりじりと上げていく株を追っかけて買うことはできないものです。過去、そのような追いかけをして散々失敗しております。まさに完敗でした。

日経も一時15900円にかなり近づきましたが、そこからは先物主導で切り返しております。しかし、後場はまだ油断出来ないと見ております。

今日の完敗を今後の教訓にするには、どう自分なりに考えたらよいのか少々意気消沈気味です。色々と後づけの理屈は考えられますが、一番の理由は、そもそもパシフィックマネジメントのような好業績の株が、ここまで押されてしまっていたのです。ここをまず押さえねばならないかと思います。そして、普通なら今日は十分に20K程は伸びるだけの勢いを得て昨日終了していた筈です。そこに降って湧いたようなNYダウの下げです。場そのものの勢いには逆らえずに一旦下げた訳です。しかし、パシフィックマネジメントのビジネスがアメリカの動向に左右されるとすれば、今回のインフレ懸念からの金利上昇リスクぐらいであり、基本は内需のビジネスですので、ほとんど直接の影響は受けないはずです。そこまで考えると、今日の相場を過度に悲観しての寄りの成り売りは少々行き過ぎであったと反省ですね。(注)少なくとも10分くらいは寄りついてからの様子を見るべきでした。それでも243Kあたりまで押された時には、多分今日の心理状態からすると売っていたでしょう。まあ、今後の糧とするためここは後場にチャンスを狙うこととします。トコトン落ちてくれば明日以降にいくらもリバウンド狙いができそうです。

注:先日の朝日工業で寄りの成り売りで売らなかったことの反省が、強く心理的に影響していたようです。業績悪化などの場合は、総じて成り売りで一旦売った方が最高値で売れることは過去も経験済み。そうでない場合は少し様子見を決め込むのが良いとの教訓でした。
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明日の注目銘柄(5.18.06)

2006-05-17 22:36:20 | 明日のモニタリング銘柄
場が終わってから久しぶりに県のトレーニングセンターで汗を流してきました。ゴールデンウィーク中に湯治三昧したせいか、足腰の具合もかなり良くなったようです。今日は自転車こぎ毎時400Kカロリーの負荷で30分、ウォーキングは無理をしないで毎時6キロで30分行いました。最盛期は毎時8キロまでペースを上げていたのですが、今はリハビリ途上のため、株と同じく無理は禁物です。昨年7月に股関節を筆者が痛めたのは、森光子にならってスクワットをやりすぎたためです。何と森光子はあの年で75回というのを聞いて、筆者の年ならと踏ん張りすぎて200回も猛スピードで毎朝やってしまったのです。これは幾らなんでもデイトレで座りっぱなしの身には無茶でした。そこからのリカバリーに針灸、浪越式指圧、整体、プールでの歩行など色々なことをしながらほぼ1年かかりました。株価も、澤上氏にならってそのぐらいのスパンで回復まで気長に待った方が良いこともあります。

さて肝心の株ですが、どうも底打ちしたようなのです。しかし、円高もまたまた進んでいるようだし、慎重に明日の注目銘柄を選んでみたいと思います。

1.3754エキサイト ▲

 OSC39%→40%、RSI25%→32%、乖離幅-23Kと絶好。昨年10月14に623Kの値段をマークしておりますので、最悪そこまでの下落は想定しておりましたが、その前の段階で切り返したようです。しかし、ここまでよく落とされましたね。全くエキサイティングな下落とはこのことです。

2.2413ソネットM3 ▲

 これも2月の下落時の値段までは行かずに反発しておりますが、それに近くいところまで落とされました。OSC35%→39%、RSI20%→22%、乖離幅-17Kとこれも絶好です。最近、医師や会社経営者などの高額所得者向けの会員制ウェブサイトが出てきております。SNSのはてなも確かそのような会員組織を立ち上げたようです。日経メディカルオンラインも医師向けの競合相手です。M3の独壇場などと悠長なことは言っておれません。しかし、日本の高額所得者はアメリカほどの層の厚さはありません。そして、意外と盲点なのは、日本の高額所得者というのは時間がなく趣味などに造詣がないということですね。いわゆる働き蜂と化している訳です。欧米のそうした方々のように、文化・芸術・思想などに一家言を持っている方は少数です。だから、ウェブの会員制で囲い込めばお金をじゃらじゃらとまき散らすだろうというのは、チョイと甘いかと。彼らはちやほやとそばで褒め上げててくれるセールスパーソン(出来れば異性)にだけ弱いのです。ウェブというのは、彼らからアクセスしなければ、うんともすんとも言いません。これは彼らの人生哲学に反します。黙っていてもどこかからアプローチがあるということに、どうも慣れきっているのです。困ったものです。と言う訳で、M3の先行きにも暗雲が立ちこめてしまい、結局ここまで落ちてしまったのでしょう。

3.2432DeNA ▲

 後場終了後のブログに書いたように、この株の下げ目安として筆者は昨晩242Kを考えておりました。今日245Kまで落ちております。ここからの反発はさすがです。携帯オークションで奮闘中の南場智子社長を応援したいのに、市場は冷淡にもここまで落としました。しかし、孫さんのボーダーフォンもヤフーと組んで、この分野に殴り込むこと必至です。ここは1つ、新しい戦略を早期に立ち上げないと、これからの株の戻りも限られてきますよ。南場さん、しかし、なぜDNAでなくDeNAなのですか? そしてシンプレクステクノロジーと同様に、役員の経歴をHPで誇りすぎています。そんな経歴などオークションで血眼になっている方々にとっては屁のカッパなのです。社名で煙に巻いたり、キャリアを喧伝したりという古典的な手法にこだわっていては、野武士の孫さんにひとたまりもありませんよ。OSC30%→40%、RSI30%→37%、乖離-9K。

4.2459アウンコンサルティング ○

 4月上旬に好業績で675Kまで付けた株ですが、400Kすれすれまで売り込まれました。確かにまだPER130倍ですので高いといえば高いのですが、あのグーグルの正規代理店(知りませんでした。)で検索連動型広告の旗手です。これくらいはいいでしょう。この会社の、盲導犬だったか介助犬だったか、あの犬のマークに敬意を表して明日は注目下さい。OSC37%→47%、RSI38%→43%、乖離幅は何と-26K。いかに押されていたことか。

【その他OSC、RSIともプラ転し上昇傾向にあるもの】

・3762テクマトリクス
  OSC36%→37%、RSI41%→50%、乖離+1K。
・3756豆蔵
  OSC37%→48%、RSI46%→54%、乖離-2K。
・3360グリーンホスピタル・サプライ
  OSC43%→45%、RSI45%→54% 乖離-6K。
・3764アッカネットワークス
  OSC30%→39%、RSI27%→37%、乖離-8K。
・2461ファンコミュニケーションズ
  OSC40%→45%、RSI38%→42%、乖離-5K。
・5456朝日工業
  OSC35%→38%、RSI15%→22%、乖離-11K。
・3388明治電機
  OSC40%→45%、RSI18%→25%、乖離-150円
・8947ノエル
  OSC40%→43%、RSI28%→30%、乖離-10K。
・2448イーコンテクスト
  OSC44%→45%、RSI33%→37%、乖離-5K。
・7835ウィズ
  OSC33%→39%、RSI23%→20%、乖離-32K。
・8942シンップレクスインベストメント
  OSC39%→37%、RSI36%→38%、乖離-5K。
・2440ぐるなび
  OSC29%→42%、RSI23%→30%、乖離-26K。
・3804システムディ
  OSC26%→36%、RSI3%→10%、乖離-99円。
・4240クラスターテクノロジー
  OSC36%→42%、RSI48%→55%、乖離+3K。
・2479ジェイテック
  OSC33%→43%、RSI36%→43%、乖離-14K。
・2478MKキャピタルマネージメント
  OSC38%→44%、RSI41%→42%、乖離-15K。
・2315SJホールディングス
  OSC33%→45%、RSI19%→26%、乖離-7K。
・6902デンソー
  OSC31%→38%、RSI8%→15%、乖離-140円。
・6121滝澤鉄工所
  OSC33%→45%、RSI23%→40%、乖離-7円。
・6908イリソ電子工業 
  OSC29%→30%、RSI30%→36%、乖離+170円。
・2337アセットマネジャーズ
  OSC41%→44%、RSI40%→42%、乖離-20K。
・8902パシフィックマネジメント
  OSC39%→35%、RSI37%→36%、乖離-14K。
・4313IXI
  OSC34%→37%、RSI36%→45%、乖離-10K。
・8699HS証券
  OSC18%→28%、RSI22%→28%、乖離-52円。
・4847インテリジェント・ウェイブ
  OSC35%→36%、RSI24%→36%、乖離-10K。
・3736コネクトテクノロジーズ
  OSC34%→38%、RSI25%→23%、乖離-15K。
・4287ジャストプラニング
  OSC43%→50%、RSI28%→23%、乖離-17K。
・5713住友金属鉱山
  OSC34%→37%、RSI30%→43%、乖離-49円。

いやはや、最初は寸評を続けるつもりでしたが、注目銘柄が多すぎて、途中で諦めてとにかく、戻しの大きそうな銘柄群を羅列してました。

OSCとRSIは低位%(20%台から30%台)から数%ほどの上昇しているもの、乖離幅はマイナス幅が大きいほど、明日の上げ余地が大きいといえます。しかし、下方修正など何らかの事情を抱えた銘柄も、そうした低位%に相当しますので、そこはご注意下さい。上の銘柄群から、お好みの株を明日の勢いに乗じて買って、場が急変しない限りしばらくホールドすることで、少しはこの間の負けは取り戻せるかと思います。

それでは明日こそ良い日になりますように。
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