上記の動きに原発立地の道・県知事は「とんでもない」との怒りの声、報道が全国各誌で1面トップ。ところが、菅首相も海江田大臣方針に「まったく同一だ」との表明をされてるとのこと。えー!びっくり!
この間の「菅おろし騒動」に冷ややかな眼でコメントしてきました。半分は菅首相の失態・失政のツケ、半分は原発推進勢力の巻き返し、と。今日の朝の海江田経産省大臣の動きの報道に、政府の分裂か、と思いました。
どうも違うようです。確かに、菅首相が「再生エネルギー推進法」をかかげているこの時期、54基のうち17機しか稼動していない現状、しかも13ヶ月に1度の定期検査を考えると、焦る気持ちは分かります。しかし!
エネルギーシフトの制度設計は、原発を止めていく法整備と自然エネルギーを進めていく法整備の二つの分野に分かれます。菅首相に求められるのは、再生可能エネルギー推進に合わせて原発の計画的廃止条件を示すことです。
せっかくの脱原発推進の菅首相ガンバレの声が起こりつつある時に、原発廃止計画を示さないままでの海江田大臣の原発再開は、まるで世論に逆行。先ずは福島原発の収束のメドを福島県民と共に考えることではないでしょうか。
いずれにしても浜岡原発の今後を幅広い関係者含めた議論を進めていく必要があります。賛成、反対を問わず、一度関係者集めての大シンポジウムを静岡市でやってみたいものです。
この間の「菅おろし騒動」に冷ややかな眼でコメントしてきました。半分は菅首相の失態・失政のツケ、半分は原発推進勢力の巻き返し、と。今日の朝の海江田経産省大臣の動きの報道に、政府の分裂か、と思いました。
どうも違うようです。確かに、菅首相が「再生エネルギー推進法」をかかげているこの時期、54基のうち17機しか稼動していない現状、しかも13ヶ月に1度の定期検査を考えると、焦る気持ちは分かります。しかし!
エネルギーシフトの制度設計は、原発を止めていく法整備と自然エネルギーを進めていく法整備の二つの分野に分かれます。菅首相に求められるのは、再生可能エネルギー推進に合わせて原発の計画的廃止条件を示すことです。
せっかくの脱原発推進の菅首相ガンバレの声が起こりつつある時に、原発廃止計画を示さないままでの海江田大臣の原発再開は、まるで世論に逆行。先ずは福島原発の収束のメドを福島県民と共に考えることではないでしょうか。
いずれにしても浜岡原発の今後を幅広い関係者含めた議論を進めていく必要があります。賛成、反対を問わず、一度関係者集めての大シンポジウムを静岡市でやってみたいものです。