プラムフィールド・静岡放射能汚染測定室主催、虹と緑しずおかフォーラムも共催団体となっている標記の映画。今日の午後の部を鑑賞しました。確かに事前の評判どおりに衝撃的な映像が次から次に続きました。
「1986年4月26日 チェルノブイリの事故発生。それは当時生まれた子供たちにたくさんの災いを及ぼした。放射線の影響で心臓に重度の障害をもった子供たち。それを「チェルノブイリ・ハート」と呼ぶ」と映画紹介。
写真は、チェルノブイリ事故の後に甲状腺がんで手術をした子供たちの年代を横軸に、子供たちの年齢を縦軸に示したもので、甲状腺がんがチェルノブイリ事故によるヨウ素などの放射線によるものであることを示します。
映画の後に京大工学部の工学研究科原子核工学の河野益近さんのチェルノブイリ事故後に現地調査を軸にした講演。映画の後だけに語る言葉ひとつひとつに科学的迫力が伝わってきました。いくつも質問が出ました。
私は2点。1点は、下水汚泥に今もヨウ素が10ベクレル程度検出されるがどう考えたらいいか。答えは、3月11日後の爆発によるものとして半減期8日を考慮すればセシウムの数値がもっと大きい。現在も再臨界によるとすると。
同様にセシウム137がもっと多く検出されなければならないがそうではない。すると福島原発以外の例えば病院など日常的に放射性物質を利用している機関・団体の可能性が出てくる。全国的に問題となっている、と。
2点目は、福島県以外の岩手県、宮城県の放射性瓦礫の受け入れについてはどう考えるべきか。空間線量8000ベクレルのものは法律として厳重な管理の下で移動することが義務付けられている。まず指針でなく法律を作ること。
罰則を作ること。セシウムを含んだ瓦礫を焼却した場合、気化する場合と灰に残る場合と条件によって異なる。バグフィルターで吸収するというなら実験結果をきちんと公開をすべき。現状では認められない、と。
「1986年4月26日 チェルノブイリの事故発生。それは当時生まれた子供たちにたくさんの災いを及ぼした。放射線の影響で心臓に重度の障害をもった子供たち。それを「チェルノブイリ・ハート」と呼ぶ」と映画紹介。
写真は、チェルノブイリ事故の後に甲状腺がんで手術をした子供たちの年代を横軸に、子供たちの年齢を縦軸に示したもので、甲状腺がんがチェルノブイリ事故によるヨウ素などの放射線によるものであることを示します。
映画の後に京大工学部の工学研究科原子核工学の河野益近さんのチェルノブイリ事故後に現地調査を軸にした講演。映画の後だけに語る言葉ひとつひとつに科学的迫力が伝わってきました。いくつも質問が出ました。
私は2点。1点は、下水汚泥に今もヨウ素が10ベクレル程度検出されるがどう考えたらいいか。答えは、3月11日後の爆発によるものとして半減期8日を考慮すればセシウムの数値がもっと大きい。現在も再臨界によるとすると。
同様にセシウム137がもっと多く検出されなければならないがそうではない。すると福島原発以外の例えば病院など日常的に放射性物質を利用している機関・団体の可能性が出てくる。全国的に問題となっている、と。
2点目は、福島県以外の岩手県、宮城県の放射性瓦礫の受け入れについてはどう考えるべきか。空間線量8000ベクレルのものは法律として厳重な管理の下で移動することが義務付けられている。まず指針でなく法律を作ること。
罰則を作ること。セシウムを含んだ瓦礫を焼却した場合、気化する場合と灰に残る場合と条件によって異なる。バグフィルターで吸収するというなら実験結果をきちんと公開をすべき。現状では認められない、と。