まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

放射性物資に対する被ばく治療としての民間療法「梅ドみ」

2011年11月12日 | ニュース・関心事
「梅ドみ」って一体何?というのが普通の人の反応。広島原爆被災地で「梅干し、ドクダミ、味噌、ごま塩、ニンジン、ハブソウ・・・など、これらの食品や「薬草」の「解毒」の力で助かったということから生まれた治療薬。

広島には、18世紀に、吉益東洞という医者が「万病一毒説」=病の原因となる毒を排毒することで病が治ると主張し、この医術が広く深く浸透していたことや赤十字の拠点ということも「梅ドみ」が活用された所以とのこと。

これらをチェルノブイリ原発事故後の被曝者治療として持ち込んだ広島出身の甲斐 等さん。日本で相手にされなかった民間療法、それらを採用したチェルノブイリ現地の「ジュノーの会」。その力をもう一度「フクシマ」へ。

山形県出身のごと和さんと馬場利子さんが今日、県ボランティア協会集会室で甲斐さんの講演会開催。質問は2点。一つは放射線被ばくへの民間療法という概念が上手く自分に整理されないが影響与えた吉益氏とはどんな人物。

二つは民間療法を進める甲斐さん達の活動と肥田舜太郎さんたちの活動との関係について。前者はブログの最初に、後者は直接面識はなしとのこと。終了後に挨拶。甲斐さん「松谷さんの福島支援は奥羽列藩同盟ですね」。

会自体の参加者は少なかったのですが、スイス人ジャーナリストの取材や指圧用張り薬ワークショップ、瓦礫問題、11月25日~27日福島原発震災支援第5弾など意見交換が活発に行われました。再び広がる人と人の輪です。