まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

外国人無料検診会・受診者の激減をどのように考えるべきか

2011年11月13日 | ニュース・関心事
厚生病院で開催された第14回外国人無料検診会、昨年は47名、今年度がどうなるか、実行委員会としても資金集めだけでなく、広報活動にもかなりの力を割いてきただけに、昨年度を上回ることを期待しましたが受診者は40名。

内訳は、国籍別にブラジル16名、中国5名、フィリピン7名、ペルー5名、スペイン2名、タイ1名、アメリカ1名、カナダ1名、イラン1名、未確認1名。ボランティアは125名と100名以上の受診者に対応できる体制が作られてます。

受診者の激減は、今日の検診会の最中、ずっと中心メンバーで議論されていました。広報活動の不足か。しかし、今年度は相当にキャンペーン活動を行っていますし、浜松市が中止で少しは静岡に流れて来てもいいはずだが。

関係する開業医から結核を抱える外国人がいることや外国人住民向けのアパートで帰国により住民がいなくなっているケース、現状についてもいろんなことを情報共有。浜松の関係者も見学に来てくれ様々な観点で意見交換。

昨年度は浜松市でもその前年で500名を越えた受診者が250名程であったこと、静岡も同じような状態ではないか、意外に栄養相談に外国人の方々の関心が高い、静岡のように厚生病院による検診会会場の提供は羨ましい。

多くの皆さんとの議論で一致した点は、景気の低迷、東日本大震災、福島原発震災への恐怖、ブラジルなど日本をしのぐ経済成長が帰国を促進している事実、そして県内市民活動関係者の情報共有等が必要であるなどでした。

次回、今回の反省を兼ねる外国人無料検診会実行委員会が12月6日(火)19:00地球ハウス、そして12月18日(日)13:30「みんなで考えうよう、TPPの光と影!外国人労働者の行方」労政会館で開催されます。ご参加を!

※※途中でチャリティに協力していただいた「コンセール・リベルテ」の皆さんの第59回演奏会に実行委員会を代表して聴きに行ってきました。市民文化会館ホールは満席。素晴らしい演奏会でした。ごきょうちょくありがとうございました。