まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡新聞夕刊「静岡市職員、資金流用か」報道

2010年11月17日 | ニュース・関心事
共立蒲原病院の贈収賄事件について驚いていたのもつかの間、今日の静岡新聞夕刊に「静岡市職員、資金流用か 大道芸w杯とまつり実行委員会 3ヵ年、約1700万」見出し記事。この記事だけでは全体像がよくわかりません。

決算に対しては「不用額」で落とし、大道芸での決算時期が異なることからチェックがきかなかったということのようです。包括外部監査で補助金がテーマとなっていただけに9月決算時に監査委員は把握していたのか。

明日、当局側に説明を求めたいと思います。

尖閣(釣魚)諸島めぐる議論の中での近頃の中学生のすごい発言!

2010年11月17日 | ニュース・関心事
アジアを考える静岡フォーラムの定例会は、日中外交がテーマで9月の湖南省への視察報告の前段に湖南省出身のヤンさんに湖南省の紹介をしてもらい、韓国視察での東北アジアの今後に向けた韓国人メンバーの問題提起を紹介。

そして、尖閣(釣魚)諸島に関する概要を示しての討論会。様々な議論が展開されましたが参加してくれた中学生の発言にびっくりしてしまいました。流れからマスコミの一方的な報道姿勢についてが議論となりました。

その中で「麻生首相の時に漢字の間違いをどうしてあんなに繰り返し繰り返しマスコミは報道を続けたんですか。日本の社会っていじめることが好きなんじゃないかって思ってしまいました」という質問。

確かに。そして、「報道ステーションを見て次にニュースZEROをみてみると、まったく同じような観点でのニュースが続いて、どうしてこんなにおんなじようなニュースが続くんですか。何か、マスコミっておかしい」。

中学生の新鮮な目での素朴な疑問でしょうが、ちょっとすごいこと言うんだなって感心してしまいました。大人の目でいろいろ知っているからの態度で臨んではいけないという当たり前のことを考えさせられました。

「はやぶさ」に感じる日本の技術力の高さ

2010年11月17日 | ニュース・関心事
何のことかわからなかった「はやぶさ」の帰還ですが、すごいことをやりとげたことがだんだん理解できるようになりました。予定をはるかに超えて7年間も漂流していた「はやぶさ」探査機。

「カプセル内の微粒子1500個」は「そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来である」とのことです。世界ではじめての月以外の天体から持ち帰った物質に日本中が沸きかえっています。

二つ目のカプセルはまだ1カ月くらい先にならないと解明はできないとのことですが何故かわくわく感が生まれます。事業仕分けにかかりそうですが「はやぶさ」2号機も計画しているそうです。

主体は、宇宙航空研究開発機構。カプセルを作った企業は郵便局の配達員のバイクの後ろの手紙を入れる箱を作っている会社。機密性を要求される技術とのことで赤字承知で2年がかりの作品だそうです。

3億キロ離れた「イトカワ」という500メートルくらいの小惑星に降り立つ「はやぶさ」のCGみていると「日本の技術はすごい」という妙なナショナリズムに襲われますが、イチローとは違う種類のものかどうか、吟味中。

『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会賛同(共催)のお願い

2010年11月16日 | ニュース・関心事
『健やかな命のための生活講座』・プラムフィールドからいかの呼びかけがなされていますので紹介します。
 
※※
  『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会賛同(共催)のお願い

日ごろより、静岡での市民活動、あるいはそれぞれの活動をお持ちの皆様には、様々なところで、ご協力、協働ありがとうございます。『六ヶ所村ラプソディー』上映会では賛同者となっていただき、ありがとうございました。

皆様もすでにお聞き及びと思いますが、『六ヶ所村ラプソディー』の次回作となる最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』が6月に完成し、全国で上映会が開かれています。静岡県内でも6月から連続上映会が開かれ、若い人々にも静かで深い共感が広がったと聞いています。

静岡市では時期的に上映の機会を逸していましたが、監督の鎌仲さんと交流のある者たちで、映画の上映と鎌仲さんの講演会開催の準備をしています。

この映画は、原発立地の現地祝島で、今もなお、日常の暮らしと日本の海を守るため、原発建設に対峙している人々の活動と、持続可能な社会を作ろうとするスウェーデンの取り組みが描かれています。  

“不可能を可能にするのは私たちの意思と知恵である”事を、強く感じさせてくれこの映画を、多くの人々と共有できるように願い、再び、この映画会を共催していただけますようお願いをさせていただきます。

開催日は鎌仲監督の日程が空いている土日が、すでに来年1月しかなかったため、2011年1月29日。

会場は、サールナートホール(シネ・ギャラリー)のご協力をいただき、上映前売り券での参加だけでなく、シネ・ギャラリー会員の方にも会員券(1000円)でご覧頂く事が出来るようにしました。

どうか、共催者、または共催団体としてご一緒いただけますようお願いいたします。

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上映日  2011年1月29日(土)、

会 場  サールナート・ホール 1階ホール 

上映時間 <昼の部>
  映画上映  13:30~15:45 (13:10開場)
        監督のお話 15:55~16:40 (鎌沖監督来静は確定です)
       <夜の部>
        監督のお話 18:00~18:40 (17:40開場)
        映画上映  18:50~21:05         

参加費   大人 前売り :900円  当日:1200円   
      中・高・大学生 前売り:500円  当日: 800円 

同時開催企画 :祝島の海産物の販売を行います。現地の活動支援にご協力下さい。

尼崎市長選挙に稲村和美前県議会議員が「未来をつなぐ挑戦」掲げて立候補!

2010年11月15日 | ニュース・関心事
きのう告示の尼崎市長選挙に前兵庫県議会議員の稲村和美さんが出馬しました。稲村さんは日本にみどりの党をつくろうという「みどりの未来」の前共同代表を務め「未来につなぐ挑戦」をスローガンに今回の立候補です。

「新しい豊かさ」「新しい公共」「新しい仕組み」をキャッチフレーズに白井文市長の政治姿勢を引き継いでの闘い。もともと阪神大震災の時に神戸大学学生で震災ボランティアとして市民活動に参加した世代です。

政権交代後の失望感続く新政権を睨みながら地方から政治を変えていく政治潮流がこの選挙を通じて再構築されていくのか大いなる注目です。政令市でいうと昨日福岡市長選挙において、事実上の自公推薦候補が当選しました。

新潟市長選挙では現職が当選しています。地方主権改革の旗が色あせようとしているこの時期の自治体首長選挙のこれからの方向性については多いなる期待です。尼崎市長選挙の動向は日本の政治の大きなチャンスです。

ならんで静岡市長選挙が来年3月。立候補者が乱立という予想ですが11月議会で小嶋善吉市長が自ら立候補表明するか否か、これが最大の市政テーマとなります。本人は様子見を装っていますが立候補前提の立振舞いです。

12月3日が本会議総括質問初日で6日、7日と続きます。今度こそ立候補の表明が行われるだろうと予測しています。しかし、不出馬説も報道されており事態は複雑のようです。市民参加の政治めざして頑張ります。

第13回外国人のための無料検診会無事終了!

2010年11月14日 | ニュース・関心事
財政的資金の不足や活動自体のマンネリ化、その必要性の意義など開催自体が危ぶまれていた外国人のための無料検診会、終わってみればいくつもの感動の出会いがあり来年はもっと頑張らなくてはという気持ちになりました。

集まってくれたボランティアは医師21名、通訳18名、医療スタッフ23名、専門職14名、医療関係大学生12名、一般17名の計105名。この中には厚生病院の社会貢献として会場の提供、施設利用に関わって職員の方々協力参加。

財政的には、今年は初めての企画で第13回報告書への広告という形で資金協力してくれた日本語教育センター、(株)ナチュララルスタイル、(株)浜佐園、(株)遠藤科学、冒険クラブ、額縁店「め」などの事業所の存在。

何といっても実行委員会構成する中心となる方々の熱意と持続する意思が第13回という長い間の「行政の財力」も借りずにこうした活動を継続してきました。今回ブラジルシャーガス病検査が産業労働福祉協会の参加で実現。

ただ、受診者が例年の半分47名。事前登録が50名、当日飛び込み10名。国籍はブラジル18名、中国10名、フィリピン7名、ペルー4名、オランダ2名、アメリカ2名、韓国1名、インドネシア1名、カナダ1名、パラグアイ1名。

終了間際に、私が相談員となった3人の方の健康保険問題はまだまだこの実行委員会が必要であることを感じました。1、12年日本で派遣労働。社会保険に加入したいが会社が「だったら、会社に来なくていい」という圧力。

2、日本で6年、社会保険は高い、加入する時厚生年金にも加入。国民健康保険に加入したいと思うができるか。3、国保に加入しているが、出産費用はどうなるか。社会保険の場合はどうなるか等の初歩的問題や構造的問題。

マスコミとしてはテレビ朝日さんが取材に来てくれました。事前の紹介としては静岡新聞、中日新聞、毎日新聞に紹介記事。12月8日19:00地球ハウスにおいて、反省会兼ねた実行委員会が開催予定です。ぜひ参加下さい。

今日の反省会は12月8日(水)19:00地球ハウス。

映画『ぴぐれっと』を観る 時代を超えて失ってはならないもの

2010年11月13日 | ニュース・関心事
NPO法人「まぁぶる」10周年を記念しての「ありがとう」イベント、その中の二つの映画『奈緒ちゃん』『ピグレット』がサールナートホールで上映、『ピグレット』だけを観てきました。8年前の制作ですが感動しました。

奈緒ちゃんという知的ハンディを抱えたお母さんの弟さんがその家族風景を撮り続けたドキュメンタリー。「世界中がぴぐれっみたいだといいのに」という言葉が本当に伝わってきます。心が温まり元気が湧きました。

知的ハンディを抱えた家族の集まり「つぼみの会」から授産所となる「ぴぐれっと1」、福祉業所となる「ぴぐれっと2」、パン工房カフェとしての「ぴぐれっと3」そしてグループホーム「ぴぐれっと4」に向かう22年間。

息子さんが「ぴぐれっと」に働くことになり、福祉作業所からパン工房カフェビジネスとして成り立たせようとする方向をめぐる母と父との対話。自分たちが大切にしてきた「ひとが大事にされる」それだけは守ってほしい。

そして、パン工房は成功し、今度はグループホーム、奈緒ちゃんの自立。「ぴぐれっと」が発展していく背景には当然に政治の変化もあったのだろうけれど社会を突き動かしていくハンディかかえる人々の「想いと力」。

「古いより新しい、きたないよりきれい、逆らうことができない流れだけれども失ってはいけないものがあるはず、だけどそれが足を引っ張りはしないか」。時代を超えて「失ってはならないもの」。いい言葉の響きでした。

全編通じて流れる主題曲が「プリパ」。私の記憶では韓国の民主化闘争の中で歌われた曲のはずです。「プリパ」が随所で編曲されて使われ映画のリズムを作っています。監督はその歌を知っている世代なんでしょうか。

われらはプリパだ チョッタチョワ
共に死に、共に生き チョッタチョワ
ひざをついて生きるよりは立ったままで死のうじゃないか
われらはプリパだ

(プリパは根っこの意味。チョッタは「よいよい」のかけ声)

「神戸海猿の欺瞞 - 田岡俊次のシビリアン・コントロール逸脱の正論」ブログが面白い!

2010年11月12日 | ニュース・関心事
友人が「このブログを読んでみなよ」と標記のブログの内容が送られてきました。読み進めていくうちになかなか鋭い論点提起をしていると驚き、感心し紹介する次第です。

世に倦む日々
http://critic6.blog63.fc2.com/


尖閣(釣魚)諸島漁船衝突ビデオ映像流失事件の実行犯を名乗る神戸海上保安官の任意聴取から一向に逮捕に至らない事情がどのようなことか、やや不思議に思ってましたが、組織的謀略事件とすると違った見方ができます。

私自身、あのビデオは公開すべきという立場ですが、海上保安官の流失事件をどう見るか、で「ユーチューブ」という情報媒体の存在に注目が集まり、また、守秘義務に値する情報か否か、という問題で注目しました。

しかし、それがどうも読売テレビの取材が先行していて「義憤による単独犯」的イメージでもなさそうなだとすると、マイナスのナショナリズム世論を違った形で再組織する方向に向いていくことをどう考えるべきか、と。

「海保は国境警備隊であり、準軍であるから、現場で任務に就く者は必ず上官の命令に従って行動しなければならず、もしも上官や政府の指令を無視して現場の判断で隊を動かせば、それは満州事変と同様の軍事暴走」。

テレ朝のニュース番組に田岡俊次氏がシビリアン・コントロールの視点で上記発言したとのことです。鳩山前首相の「クーデター論」はこの文脈で語られていたとすると、もう一度自分の認識を振り返らなければと思ってます。


立花隆さんの「ユーチューブは放送局だ」コメント

2010年11月11日 | ニュース・関心事
ジャーナリストの立花隆さんの今回の尖閣(釣魚)諸島漁船衝突ビデオ映像流失事件に対する「ユーチューブは放送局だ」コメントに対して、それを認めつつも「フィルターのかからない情報流失」に対する懸念コメント。

「ユーチューブ」とはどんな情報媒体なのかが、海上保安官めぐる「国民の『知る権利』議論と合わせて多くのTV局テーマの一日。この技術を駆使できていない側からすると、努力して活用してみたいと云う気持ちも湧きます。

一方で、尖閣(釣魚)諸島の領有問題がマスコミ媒体の多様化現象の持つ意味を問い返すと云う思わぬ展開に無茶苦茶なスピード伴う情報化社会の変化の現実の一端を知る思いです。とにかく面白いことが起きているんだ、です。

昨日の緊急の各省庁次官に対する菅首相の対策指示が出されましたが、その時代感覚でのぞまないと規制、規制の息苦しさがでてくるように思います。皮膚感覚情報の大切さを思い起こしながらももう少し事態の静観です。

今日から始まった沖縄県知事めぐる伊波洋一前宜野湾市長と現職仲井間知事との一騎打ち。沖縄県民一人ひとりの選択、集合としての選挙結果、日本の政治にもたらす大きな力。一人、一人の人間が社会を動かす、という原点です。

緊急出版! 『必要ですか?子宮頚がんワクチン』(日本消費者連盟)

2010年11月11日 | ニュース・関心事
緊急出版! ブックレット(500円) 11月下旬刊行予定
『必要ですか?子宮頚がんワクチン』日本消費者連盟

 【内容紹介】  表紙  目次・この本について
 【問合せ先】  ワクチントーク全国事務局 TEL 03-3777-1946

 2010年、子宮頸がんワクチンが承認。販売開始と同時に、がん予防の特効薬であるかのようなTVコマーシャルが流れ、人々の意識をあおるようなマスコミの報道が見られるようになりました。2010年に入ると、任意接種の費用を公費助成する動きが自治体に急速に広がっています。

 こうした状況の中、子宮頸がんワクチンが本当に必要なものなのか、皆さんに考えていただく一助になることを願って、2010年8月29日、芝公園福祉会館に於いて行われた『ワクチントーク全国』での講演と質疑応答を基に追加編集を行い、本書を緊急発行いたしました。