まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

尖閣諸島漁船衝突ビデオ映像流失事件、神戸海上保安官逮捕か?!

2010年11月10日 | ニュース・関心事
尖閣諸島沖の中国漁船ビデオ映像がインターネット流出した事件で、「自分が映像を流出させた」と名乗り出た神戸海上保安部の海上保安官が国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕される可能性が出てきました。

今日のニュース、検察当局がグーグル側から発信記録を押収したとの報道。一方毎日新聞が「映像流失 是か非か 海保へ意見 8割が肯定的」、読売新聞が「立件に賛否 法曹界「秘密」の解釈めぐり」見出しの問題提起。

そもそも流失映像ビデオが秘密に当たるのかどうか、逆に情報提供は内部告発にあたるかどうか、果たして国家公務員法の守秘義務違反を立件できるのかどうか。沖縄返還時の外務省秘密漏洩事件が思い起こされます。

仙石由人官房長官はこの事件に対して秘密保護法の成立を、鳩山前首相に至っては「クーデター」発言。おかしな方向に動き出していると感じていましたが今日の毎日新聞、読売新聞の報道にやや安心感も覚えました。

政府の「漁船釈放は那覇地検判断」としている以上は証拠物の公開の是非で非公開の縛りがかかりますが、そもそも過去にもこの種の映像は公開されており、政府の稚拙な中国外交による非公開決定だけに政治争点となります。

ただ、私含めて早期公開を求める声は国民の中に広がっており、海上保安庁にかかった電話250件とメール770件のうち8割以上が「映像流失に肯定的な声」(毎日新聞)とのことです。政府に慎重な対応を求めたいと思います。


 

NHK・クローズアップ現代「医療ツーリズム」を観る

2010年11月09日 | ニュース・関心事
TPPもさることながら菅政権の新成長戦略の一つに位置づけられる「医療ツーリズム」。先行するインド、タイ、シンガポール、そして韓国が動き日本も参入の目論見。賛否両論の中でどのように評価すべきか、の観点でした。

タイ・バンコクのバムルンラード病院。500床のベッドはすべて個室でホテルの5つ星。通訳100人で13ヶ国語対応、出入国管理出張カウンターあり。年間40万人の患者で250億円の収益、タイでは8000億円産業とのことです。

病院の国際基準は3年に一度、医療事故、院内感染などグローバル基準は相当に厳しく、インドは16、タイ12、シンガポール17、それに比して日本は1病院。その1病院の千葉県鴨川総合病院の紹介もありました。

ただ、タイでは「医療ツーリズム」病院の医師と一般病院医師との格差は5倍、地方勤務の義務付けありながら全国で医師不足が広がり、お金もち優遇の医療となっているとのことです。日本でも医師の偏在と不足は深刻です。

この実態の抜本的解決のない中での導入は、ますます医師の偏在・不足が広がり、ひいては日本が誇るべき「どこでも、だれでも同じ水準の医療サービス」を受けられる皆保険制度の崩壊につながると医師会は猛反対です。


産業と医療は違うとの指摘、効率性ある健全な競争、世界への日本の医療水準の情報発信。外国人無料検診会を続けてきた私たちはこの「医療ツーリズム」をどのように評価すべきか、医療倫理含め議論してみる必要あります。

街中住居地域の「癒しの場」となっている「コスモス畑」

2010年11月08日 | ニュース・関心事
私自身の住居区域に重度心身障害者施設「つばさ」があり、景観福祉の観点から周辺のたんぼにれんげ畑街道を、と「城北地区の福祉を考える会」では目標を掲げています。訪問活動続けながら少しづつ資料作りに入っています。。

地域の農機具屋さんや農家の方々の話では、既にもっと街中の住居区域で「コスモス畑」が4,5年続いている地区があり今も花が咲いているよ。早速行ってみると農家の方がちょうど「コスモス畑」におり話を聞くことができました。

最初は近所のスーパーの魚屋さんと一緒にはじめた、米は早稲を作り9月初旬には種をまく、一度は水を張らないといけない、これだけの花畑になって本当に大勢の方が見に来てくれるようになった、「癒し」の場になっているよ。

そして、一番きれいだったころの写真を見せてもらいました。感激しますね。いろんな苦労話も聞きました。今では、町内の婦人会の有志がボランティアで花の種をとるようになり、翌年の種が準備できるようになっている、と。

元気が出ました。写真は、ちょっと終わりかけている「コスモス畑」ですが、それでもきれいです。ちょうど、近所の障害者施設の方が散歩していました。何とか、「つばさ」周辺に「れんげ畑」街道を作りたいものです。

TPPめぐる菅首相の農業論と加藤紘一元自民党幹事長の農業論

2010年11月08日 | ニュース・関心事
TPP参加か否かがにわかに日本の政治の中心におかれ、政府は「情報収集のための協議を始める」という「玉虫色決着」で収拾しAPECに臨むことになりました。先日の「市民自治めぐる韓国視察」でも一つのテーマでした。

意外にこの自由貿易めぐる韓国のイ・ミョンバク政権のFTA外交に批判的かと思いきや「すばやい経済政策を見守る」とのキョンギ社会フォーラムの評価にやや驚いた次第です。EPAやFTAより自由化度でハードルの高いTPP。

菅首相は「日本の農業を強くする立場」で推進したいとの姿勢。首相は、年金問題で民主党代表を辞めた時期、農業問題を徹底して研究し「松谷さん、この分野に今集中しているんですよ」と言っていたことを記憶しています。

今日のフジテレビ系「新報道2001」で与野党のTPP議論。山田正彦前農水大臣が「関税低くしても生産費補助をやっている国がほとんど日本は税、補助含め比較で行けば高くない」として明確なスタンスで反対論を主張。

これに対して加藤紘一元自民党幹事長は「TPPというとみんなコメを語るが8兆5000億の農業生産の一番は酪農、2番は、これがわかる人は農業政策をよくわかっている人だが野菜農家、3番目が1兆9000億のコメ」。

「だから、コメ農家への所得補償は役に立たない」と主張。菅、加藤両氏は時代認識において「同じ党にいてもおかしくない」方々。ここは「熟議」民主主義で「徹底した農業論」闘わせて欲しいと願うのは私だけでしょうか。

いよいよ来週14日、外国人のための無料検診会に向けてカルテづくり

2010年11月07日 | ニュース・関心事
受診申込みが心配される第13回外国人のための無料健康相談と検診会ですがいよいよ来週14日開催。1日の静岡市政クラブでの記者会見によって静岡、毎日新聞で紹介されたこともあり申込者が46名から20名増加しました。

今日は、代表の榎本信雄医師はじめ実行委員会メンバーが16:00までかかってカルテづくりを行いました。集まった10名、休日返上のボランティア活動です。12回続けていますので準備は手慣れたものですが議論沸騰です。

資金はまだ不足しています。企業関係者からの社会的貢献を期待しての報告パンフレットへの広告募集を呼びかけています。あと1週間と大詰めに来ていますが何とかあと15社ほど獲得したいという目標と願いです。

浜松市は10月31日に260名という受診者ある中で検診会は終了しています。若干、開催方法などやり方は違いますが、静岡から浜松市に転勤され外国人検診会に関わっている方から、静岡方式にも充実感があるとの言葉。

「世界に輝く静岡市」を掲げる街です。何とか、今年も大勢の外国人の方々にこの検診会を知っていただきたいものです。資金不足に協力していただける企業についてさらに大募集です。よろしくお願い致します。

まだ決着つかない日本シリーズ「中日対ロッテ」

2010年11月06日 | ニュース・関心事
今日は本当に忙しい1日でした。地元城北小学校の「ふれあい祭り」、和太鼓「座・鼓竜」の練習、日本語教育センターの保証人感謝祭、清水港めぐるレクチャー、アジアを考える静岡フォーラム等外国人県内4団体交流会。

三島から自宅に戻って観る日本シリーズ「中日対ロッテ」。この時間になっても決着がついていない15回表です。5時間を越える死闘が繰り広げられています。一体何時まで続けるのでしょうか。観客は誰も帰りません。

帰りの電車は大丈夫か、なんて心配にもなります。世の中では、尖閣列島漁船衝突ビデオ流失が昨日からマスコミトップニュースを飾り続け、馬渕国交大臣が八つ場ダム建設棚上げ発言が報じられています。政治とスポーツ。

60年安保で学生の国会乱入事件が起きていたとき、野球場は満員であったとの話はよくされます。この日本シリーズに熱中する野球ファンに代表される国民の日常感覚と政治の世界で語られる「国家崩壊」のビデオ流失事件。

特に名古屋、河村たかし市長率いる「減税日本」のお膝元、名古屋ドーム。これらはどのような関係の上に成り立ち、何をそこにみていかなければならないのか。三島での懇談では正に尖閣列島問題は激烈な討論テーマでした。

とにかく、日々、時代感覚を研ぎ澄まさなければと自分にいい聞かせる毎日の連続です。

「ユーチューブ」での尖閣列島漁船衝突ビデオの流失

2010年11月05日 | ニュース・関心事
朝、大道芸ボランティアに出かける直前に、標記のテレビニュース。まず、これが本物かどうか、本物とした場合に、どこから流れたか、危機管理上の問題。一方で、このビデオが公になることによる日中外交への影響。

ネット上での情報では、まずホンモノで当然ながら危機管理上の問題が今後の課題になる、映像からみると故意に漁船が海上保安庁巡視船にぶつかっていることが分かる、日本の領海内との専門家分析がアップされています。

そして、日中外交については中国国内でもこの情報は流れており政府としての介入は一部あるが禁止措置はとられていない、現段階で中国側から外交ルートを通じて「関心と憂慮の意の表明」があったと前原外相コメント。 

私自身は早期公表の立場ですが、政府としては「釈放は那覇地検判断」からは公表の理屈が成立しない、というところでしょうか。「衝突故意による逮捕」と「領土問題は存在しない」の関係を改めて問われる事になります。

そうした中で、民主党政権が朝鮮高校への無償化決定を打ち出したとの報道、私自身は歓迎の立場ですが、アジア外交の日本スタンスをどうあるべきか、11月17日fasでの報告会、大いに議論したいと思います。


世界の大道芸、生ゴミ堆肥化機の導入実験

2010年11月05日 | ニュース・関心事
2日目の大道芸、昨日は18万人の人出とのことでしたが、それを上回ったのではと思える賑わいの中「天使の羽」ゴミ拾いボランティアに参加しました。平日ということで10人くらいのメンバーでしたが楽しい出会いでした。

驚くことに今年の大道芸、生ゴミのたい肥化に挑戦していました。ブースから出る口に入るものは何でもokというたい肥化50キロの大型生ゴミ処理機、8時間で堆肥完成。静岡新聞取材もあり、生ゴミを入れるところから実験。

昨日はブース関係者への生ごみ分別が徹底していなかったと反省の弁と今日はしっかりとそのことを伝えたいと。それにしても画期的です。3年前リユース食器導入でゴミゼロ市民グループも「天使の羽」に参加しています。

今回の大型生ごみたい肥化の実験は来年も今年の反省を踏まえて継続されるとのこと。反省会で、来年はこの経験をもとに生ゴミの堆肥化だけでなくリユース食器の導入という新たな課題への挑戦を期待していますと発言しました。

今日は、8:30集合、9:00公園、街中一回り、10:00たい肥化実験、マスコミ取材、リサイクル施設チェック、13:00公園周り、13:30スポンサーのキリングループと合同ゴミ拾い、マスコミ取材、14:30公園、街中、16:00反省会。