ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

森友学園→加計学園→日本航空学園→まだまだあるかも、安倍晋三一派の悪巧み。いいのかこれで?

2018年01月10日 | 日本とわたし
さあこれもはっきりさせましょうよ国会で!
議員のみなさん、踏ん張ってください!
国民のみなさん、応援しましょう!




山梨の国有地
日本航空学園に格安売却 評価の8分の1 財務省

【毎日新聞】2018年1月8日
https://mainichi.jp/articles/20180108/ddm/001/010/153000c

山梨県内の国有地を、地元の学校法人が約50年無断で使い続け、管理する財務省関東財務局が、把握しながら放置した末、2016年5月に評価額の8分の1で売却していたことが明らかになった。
国は、学校法人「森友学園」への国有地売却問題を機に、国有財産の処分の適正化に着手したが、ずさんな管理と不透明な取引の実態が、改めて浮かんだ。


引用おわり


なんか似てますね〜あの学園と。
なんで似てるのかっていう理由を、LITERAさんが詳しく調べてくださってます。


何から何まで森友そっくり!
国有地疑惑の「日本航空学園」極右教育と安倍政権との関係

【LITERA】2018年1月8日
http://lite-ra.com/2018/01/post-3725.html


学校法人日本航空学園ホームページより

新年早々、第2の森友事件の勃発か──。
学校法人に対する財務省の不当な国有地売却が、きょう浮上した。

今朝の毎日新聞が、山梨県内の国有地を、約50年にわたって無断で使いつづけていた学校法人に対し、2016年5月に、評価額の8分の1という格安で売却していた、と報じたのだ。
 
記事によれば、学校法人日本航空学園が、1960年代に土地を買収して、パイロット養成用の滑走路を整備したとき、国有地だった農道なども無断で使用
国は67年に、この無断使用の事実を把握していたが、80年代に学園と国が協議した際は、価格面で折り合わず、2012年になって会計検査院が処理促進を提言したことから、交渉が再開したという。
 
しかし、財務省関東財務局が、土地価格を約7180万円と算定した一方で、学園側は、民法の「時効取得」を盾にして、無償譲渡を主張
結果、16年5月に減免措置を適用して、875万円で売却、使用料についても、計約161万円しか徴収していないという。
 
約50年間にもわたって、国有地の無断使用の実態を把握しておきながら、問題を放置しておいて、挙げ句に格安で払い下げる──。
普通はそんな話が通るはずもないのだが、なぜか8分の1という値段で売却するとは、異常である。
 
この算定した土地価格よりずっと安く国有地を売却していた事実には、おのずと森友学園が頭に浮かんでくるが、
じつは、この日本航空学園と森友学園には、もうひとつ共通点がある。
 
それは、日本航空学園の理事長・梅沢重雄氏が、ゴリゴリの極右であるという点だ。
たとえば、梅沢理事長は「日本文化チャンネル桜」の設立発起人に名を連ね、『日本航空学園アワー』なる番組が放送されていた
 
さらに、「南京虐殺はなかった」などと主張する歴史修正本が、国際的に問題となった元谷外志雄・アパグループ代表が塾長・最高顧問を務める「勝兵塾」にも、元文科大臣の馳浩議員や元航空幕僚長の田母神俊雄氏らとともに参加
「第52回 勝兵塾月例会レポート」によると、梅沢理事長はそこで、
「憲法についてのくだらない議論よりも、教育勅語を教えることが必要」
「我が国の伝統文化を教えれば、10年後にはスムーズに憲法改正ができる」
「国体をしっかり守りさえすれば、憲法なんてどうでもいい」
と話したという。


◼️愛国心と国家防衛教育を謳う日本航空学園の極右ぶり

また、こうした理事長自身の政治性だけでなく、同校では、実際に、ゴリゴリの極右教育もおこなわれている。
 
たとえば校訓は、「敬神崇祖以て伝統を承継し祖国を興隆すべし」
これだけでも戦前回帰丸出しだが、梅沢理事長は、ブログでこんなことを綴っている。

〈最も大切なことは、愛国心を教えること、国に誇りを持たないと、愛国心は芽生えません。更に国家防衛教育をすることだと思います〉
〈日本精神を守る事、それが国防の本体である、と確信しています〉
〈日本が平和で栄えているのは、靖国神社の神様になられた方々のお陰なのです。この方々が戦争の時、ご自分の生命まで捧げて守って下さった「私達の日本」を、これからも大切にすべきです〉

 
さらに梅沢理事長は、“転向”前の森友学園同様、「教育勅語」の重要性も説いている。
2014年には、『人生でいちばん大切な10の知恵 親子で読む教育勅語』(かんき出版)という著書まで出版しており、〈『教育勅語』は、戦前・戦後の教育のあり方の変遷のなかで、誤解を受けてきました。
でも、あらためて現在の私たちの生き方に照らし合わせてみると、人間の生き方の根本に関わる答えが、そこに見えてきます〉
(ブログより、以下同)と主張。
 
また、日本航空学園では、毎日の朝礼時には、「君が代」とともに日の丸を掲揚、17時になると国旗降下をおこなうといい、
梅沢理事長は、
〈この国旗掲揚と国旗降下のときは、学校中、教師も生徒も直立不動の姿勢で、国旗に敬礼します。
教師が会議中であっても、生徒がクラブ活動中であっても、そのときはいったん中断し、国旗に敬意を表するのです〉
と胸を張っている。
 
しかし、こうした極右ぶりも当然だろう。
そもそも日本航空学園は、梅沢重雄理事長の祖父である梅沢義三氏が、1932年に、甲府在郷軍人航空研究会を母体にした航空発動機練習所を開設、
陸海軍から払い下げられた練習機を導入して、飛行士や整備士を養成したことが原点。
当時、卒業生は航空隊などへ進み、戦死した者も多いという。
現在は、「日本最大・最古の航空専門学校・高等学校」を売りにして、日本航空高等学校や日本航空専門学校、日本航空大学校などといった、専門学校を運営している
問題の国有地は、日本航空高等学校のキャンパス内だ。
 
そして、初代の義三氏による、「航空教育を通して愛国の精神を培う」という建学の精神を、3代目の重雄理事長も継承している、というわけだ。
 
森友学園問題でも、最初は、籠池泰典理事長による教育勅語を暗唱させるといった、軍国教育の異常さや、日本会議をはじめとする極右ネットワークとのつながりに、注目が集まったが、まさに、今回の日本航空学園も同じなのである。


◼️日本航空学園と政治家の関係、安倍首相の盟友が理事、文科政務官が校長

だが、今回の、日本航空学園への格安国有地売却をめぐっては、さっそく、この問題によって森友問題を矮小化しようとする政治家が現れた
自民党広報副本部長である和田政宗議員だ。

和田議員は、早朝からこうツイートした。
〈今朝の毎日。財務省が、日本航空学園による国有地占有を放置し、結局格安で払い下げ。
森友もそうだが、こうした国有地売却が他にもあるのか、チェックしなくてはならぬ。
政治家の関与あるなし、関係ないところで行われている。
毎日の本質を突く記事。
朝日はこうした記事を書けるか?〉

 
あたかも、森友学園への不当な国有地売却を、日本航空学園の一件によって、“ほかにもありそうな問題”であるかのように印象付け、さらには、“政治家の関与がなくても行われている”と強調。
その上、「森友問題は朝日新聞のでっち上げ」という、陰謀論までご丁寧に付け添える……。

まったく自民党のネトウヨ煽動の工作活動には、呆れ果てるばかりだ。
 
しかし、和田議員は何もわかっていない。
じつは、この日本航空学園の問題でも、「政治家の関与」が疑われているからだ。
 
まず、そのひとりが米田建三・元内閣府副大臣だ。
米田氏は、日本航空学園で、理事・教育顧問を務めていることを、梅沢理事長自らブログで綴っている。
 
そして、米田氏といえば、同期のタカ派議員として、安倍晋三氏と拉致問題や歴史教科書問題、ジェンダーフリー攻撃などで、志をともにしてきた“盟友”的存在だ。
著書『日本の反論』(並木書房)では、安倍氏と対談をおこない、第一次安倍内閣発足直前には、“安倍応援団”を結成して、安倍支持のためのシンポジウムを開催
下村博文議員や山谷えり子議員、稲田朋美議員のほか、安倍氏のブレーンである伊藤哲夫・日本政策研究センター所長や百地章氏といった、“日本会議メンバー”が顔を揃えている
 
また、同学園との繋がりが指摘されているもうひとりの政治家が、赤池誠章議員だ。
やはり赤池議員も、歴史修正主義の極右議員のひとりで、第二次安倍改造内閣では文部科学政務官に就任
この赤池議員も、2005年に、自民党公認で初当選するまでは、日本航空総合専門学校(現・日本航空大学校山梨)の学校長を務めていたというのだ。
  
梅沢理事長は、本日の報道を受けて、さっそく会見を開き、「(政治家の口利きは)まったくなかった」と話したが、
こうした面々の存在を考えると、その言い分をとても鵜呑みにはできないだろう。

大手紙社会部記者はこう語る。
「そもそも、約50年前から、国有地の無断使用を国側が把握しながら、ほったらかしになっていたのは、初代、二代目の、政界や右派団体を通じた働きかけがあったからではないか、といわれています。
ただ、2016年になって、異例の安値で売却されたというのが、最大の問題
ここにも、森友や加計同様の疑惑、官僚の忖度や、政権関係者の圧力があった可能性は、十分考えられる
第二次安倍政権以降、安倍首相を応援する日本会議や、右派団体に属している企業や個人が優遇されている傾向は、確実にありますからね」
 
日本最大の極右団体のイベントに、メッセージを寄せ、改憲をぶち上げるという前代未聞の総理大臣
その影響によって、安倍首相と同じ、極右思想を掲げる団体は、手厚い待遇が受けられる──。
これは、この国が全体主義に近づいている証拠なのだろう。
昭恵夫人の関与が決定的となっている森友問題と同じように、この日本航空学園への不当な取引にかんしても、背後関係の究明が待たれる。
(編集部)


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検討委員会に「遺伝子組換えでない」表示をなくさないで!と訴えよう! 1月27日締切!行動しよう!

2018年01月10日 | 日本とわたし
たびたびコメントをくださるショウさんが、食品の遺伝子組換えについての表示制度が、わたしたちが困ることになる方向に流れていると、警告している方のことを教えてくださいました。

ここにその情報と、安田さんが制作されたビデオからキャプチャしたものを、載せさせてもらいます。

口から体の中に入る食品の、品質低下や毒物の混入を許してしまうと、現在のみならず未来までもに悪い影響があります。
人々の健康や安全の確保などどうでも良いという人たちと、その連中に追従する人たちの、日々の細やかな啓蒙活動や行動によって、水も空気も土も食べものも、じわじわと汚され続けています。

儲けられたらそれでよし。

そういう巨大企業からの献金はもちろん、美味しい餌をもらい、飼い慣らされてしまった人たちが好き勝手なことができないよう、しっかりと監視し、見張っていることを知らせましょう!

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安田美絵@「サルでもわかる遺伝子組み換え」です。

【緊急大拡散希望】

緊急事態です。
今すぐ、わたしたちが行動を起こさないと…。

「遺伝子組み換えでない」表示が消えてしまう

→「遺伝子組み換え」に関する表示を一切見かけなくなり、警戒感すら薄れていく。

→「遺伝子組み換え(不分別)」の表示義務がなくなる。

→「遺伝子組み換え」の豆腐や納豆などの流通が始まる。

→「遺伝子組み換え」の大豆などの国内栽培が始まる。

→「遺伝子組み換え」の麦や米などの国内栽培・流通が始まる 。

→ アレルギー、消化器系疾患、ガン、不妊症、腎臓病、肝臓病、自閉症などの病人がますます増える。



この流れを止めるために今、行動を! 
消費者庁の「遺伝子組み換え表示制度検討会」の委員に、意見を送りましょう!

「表示」は流通を止め、栽培を止める力を持っていることをご存じですよね?

EUでは、すべての食品に遺伝子組み換えの表示義務があるため、人間の食品で、遺伝子組み換えのものは、ほぼ流通していません
(飼料のみ流通)

日本では、豆腐や納豆、味噌など、「組み換えられたDNAや、それによって生成したタンパク質が含まれる食品」には表示義務があり、
表示をすると売り上げが落ちることがわかっているので、企業は、それらに遺伝子組み換えの原料は使いません

ですから、それらの食品で、遺伝子組み換えのものは、日本では一切流通していません

ところが、油には表示義務がないため、キャノーラ油、サラダ油、コーン油、綿実油は、ほとんどが遺伝子組み換え原材料です。

だからこそ、遺伝子組み換えの種子を売りたい企業は、一切の表示をなくしたくてたまらないのです。

その第一歩となるのが、「遺伝子組み換えでない」表示をなくすこと

今、消費者庁の遺伝子組み換え表示制度検討委員会が、
「遺伝子組み換えでない」表示をしてもいい要件を、厳しく設定することにより、現実的に表示を不可能にするような方向で、議論を進めています

「遺伝子組み換えでない」表示が消えるということは、外堀を埋められるということ。

敵はじきに、内堀も埋めにくるでしょう。
そうなったらもう、本丸は取られたも同然。

その前に今、行動を! 

動画を見て、ハガキまたはファックスを、検討委員に送ってください! 
敵は、わたしたちの出方を見ています。


******* ******* ******* *******

緊急アクションの呼びかけです!(平成30年1月27日まで

ファックス用意見書とハガキの見本、送付先は下のリンク先を

http://gmo.luna-organic.org/?p=1561
表示制度検討会のその他の問題点についても、今後上記リンク先にアップする予定です。

参考資料
● 日本の遺伝子組み換え表示のしくみ

http://gmo.luna-organic.org/?page_id=614

● 消費者庁 遺伝子組み換え表示制度に関する検討会
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/genetically_modified_food.html


緊急事態! 遺伝子組み換えでない食品が消える!?
































コメント (4)
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韓国の餅菓子とヘイト本

2018年01月10日 | ひとりごと


ギョッとする人もいるかもしれないけれど、この韓国の餅菓子はわたしの大好物。
なのに、コリアンマーケットにいつ行っても、長い間見つけることができなかった。
そして昨日、かれこれ1年ぶりに、商品棚に置かれているのを見つけた。
見た目は大混乱なんだけど、もち米や黒米、そして木の実や乾燥フルーツのほんのりとした甘みと、ゴリゴリとした食感がたまらない、本当に美味しいおやつ。

祝再会!

パッチュッという小豆粥も、一緒に買ってみた。
家に戻り、おさじでちょっとすくって食べてみると、え?全然甘くない。
甘みが無いので、少しだけ加えられている塩の味がする。
温める際に、自分好みの甘みを加えていただくんだそうで、砂糖疲れしている(おせち料理にはどうしても砂糖が欠かせなかったので)お腹にも、これなら良いかもしれない。

黒豆を完食したら、また砂糖無しの生活に戻らねば。


昨日は急に、気温が5℃まで上がった。
予想していた通り、とんでもない寒さに慣れていたから、5℃が15℃みたいに感じる。
なんて言ってたら、明後日の金曜日は、実際に15℃まで上がるのだそうだ。
もうそうなったらマジで、半袖姿で出歩く人が出てきそう。


昨日の寝しなに、ケント・ギルバート氏のベストセラー『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社)のことを読んだ。
あんなひどいヘイト本が、講談社から出版されたってことが信じられないけれど、
ここ何年か、悪質なヘイト本が堂々と並べられている本屋が珍しくもなくなった、なんてことも聞いているので、然もありなん、なのかもしれない。

この本は、中国人や韓国人への憎悪を煽る悪質なヘイト本で、国籍や民族で一括りにした上に、中傷する言葉を並べ立てている。

〈「禽獣以下」の社会道徳や公共心しか持たない〉
〈彼らは息をするように嘘をつきます〉
〈自尊心を保つためには、平気で嘘をつくのが韓国人〉
〈その病的なレベルについていえば、韓国人が世界一〉

詳しい内容は以下↓の記事を読んでください。
K・ギルバートの中韓ヘイト本に版元の講談社内でも批判の声!
組合報に「まさかこんな差別煽動本が」「目の前が真っ暗になる絶望」

http://lite-ra.com/2017/10/post-3544.html


〈息をするように嘘をつき>ー<自尊心を保つためには平気で嘘をつく>ー<その病的なまでのレベル>って…安倍首相のことを言っているとしか思えない。


こんな最悪最低の本が、この記事が書かれた去年の10月末(といってもほんの2ヶ月前)の時点で、50万部に届こうかという大ヒット中なのだそうで、講談社社内で表彰を受けたらしい…。

「『売れたものが正しい』と言わんばかりの講談社の姿勢には、まったく目眩がしてくるではないか」と、この記事を書いた記者は言っていたが、
わたしたちがクラクラと目眩に襲われている間に、社会はどんどんと劣化してしまっている。
もののついでのように悪法が成立したり、重大な悪事を働いたり嘘をついたりした人が、そのことを質されないばかりか出世したりしている。


ここ米国東海岸の町に住むわたしの周りには、いろいろな国から来た人たちが、それぞれのお国柄、それぞれの文化、それぞれのアイデンティティーを大切にしながら暮らしている。
だから、自分以外の人たちの内心の自由を、大切に思うことができる。
だから、わたしの内心の自由も、他の人たちから大切に思ってもらえる。
もちろん、きれいごとばかりでは生きていかれないのだから、日々折々、大小の問題や衝突は其処此処で発生するが、
その都度、互いの思いや考えを話し合うことで、全部分かり合えなくても共生できる。
まず、自分の出身国を自慢したり、他人の出身国を卑下したりはしない。
そんな幼稚で物知らずな言動は、とても恥ずかしいことだと知っているから。


こんな美味しい餅菓子を食べたら、ケント氏も少しは考えを正すだろうか。
ヘイト本を書いて儲けるような、下品で浅ましいことをやめるだろうか。
日本の書店は、ヘイト本などのようなものを店頭に置くことに、なんの抵抗も無いのだろうか。
売れたからといって表彰するような、そして「売れたものが正しい」などという、イマだけカネだけジブンだけ、という考え方が、本の世界の中にまで蔓延ってしまっているのだろうか。


はじめはちっちゃなことも、見過ごしたり見ないふりしていると、それがいつの間にかとても大きな問題になっていって、
もう取り返しのつかない、止めようもない流れに足をすくわれてしまうことになる。
その時になって後悔しても、やがて訪れる未来を嘆いても、もうどうしようもない。
歴史がわたしたちに残してくれた教えを、失敗談を、他人事のように考えていてはいけない。
そして何よりも、報道や出版、表現者や学者が、社会の悪事を見過ごすばかりか加担したりするような、恥知らずなことをしてはいけない。


何はともあれ、年を重ねた挙句に、あんな下衆い文章を書き殴った本を書くような人間になるなんて、ほんとかっこ悪い。
あんなふうにはならないぞ、いや、なりようがないから考えなくてもいいか、などと、お餅を食べながら考えたことを書いてみた。
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