ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

お味噌とジュゴン

2018年01月14日 | 友達とわたし
久しぶりに、友だちと一緒に、我が家でお味噌作りをした。
今回はちょっと、ホスト役として、新しい方法を試してみた。

ニューヨーク組のわかちゃんとみきちゃんは、大豆を水に浸けたものなんて重くて持ってこられない。
どうせ全員分の大豆をこちらで調達するんだから、それじゃあわたしが大豆の下準備をしてしまえばいいんじゃないかということで、

一人1.5パウンドの大豆だから、合計6パウンドのオーガニック大豆を買って、それを水が透明になるまでよく洗い、18時間以上水に浸けるということなので念のために24時間浸け、水を入れ替えて早朝から煮始めた。


うまくいってくれよぉ〜大豆さぁ〜ん!

いつもは圧力鍋で煮ていたので、こんなにアクが出てくるとは知らなかった。


四つの鍋のフタを開けてはすくい、またすくい、寒かった台所がじわじわと暖まってくる。


お昼過ぎにみんなが到着。
ちょうどいい具合に、大豆が煮上がった。
柔らかく煮上がるかどうか、実はずっと心配してたので、ホォ〜ッと一安心。

煮汁がもう美味いのなんのって!


塩切りをした玄米麹。


まぜまぜタイム!









わかちゃんが、韓国餅菓子にぞっこん惚れてるわたしのために、わざわざ朝から買いに出かけて持ってきてくれた!


みきちゃんがお土産に持ってきてくれた、めちゃウマチャーシュー!


これはみきちゃん手作りの黒にんにく!こんなのが作れるなんてすごい!


歩美ちゃんが持ってきてくれたお餅を焼いて、美味いもん尽くしをいただく。いや〜、労働の後のメシはうめぇ〜!



女子会のおしゃべりの話題は尽きない。
なんだかんだと楽しくしゃべりながらジュゴンの折り紙を折ってたら、あっと言う前にたくさん折れた。


どうしようもない協定や条約をそのまま野放しにして、イマだけカネだけジブンだけの連中が、沖縄の美しい自然を破壊し続けている。
そのために、そこにだけしかないエサが食べられなくなったジュゴンは、絶滅の危機に晒されている。

沖縄を大切にしないことは、自分を大切にしないことだ。
沖縄を無視することは、自分を無視することだ。
沖縄とわたしたちは、一人一人、とても強くつながっているのに、そのことに気づかない、気づこうとしない、気づいているけど気づかないふりをしていると、
気づいた時、気づこうとした時、気づかないふりをやめた時に、もう手遅れになっている。

自分を大切にすることは、沖縄を大切にすること。
自分を無視しないことは、沖縄を無視しないこと。

手作りのお味噌は美味しいだけじゃない。
体を中から強くしてくれる。

また、通い合える心を持つ友だちと一緒に、お味噌を作りたいな。
コメント
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