ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「何人死んだんだ!」→松本内閣府副大臣速攻辞任→名護市長選挙で負けそうだから→稲嶺さん当選させよう!

2018年01月26日 | 日本とわたし
早っ!!

下着泥棒でも、どんなに不謹慎なヤジや発言をしても、大臣たちを辞めさせなかった安倍首相が、まだ騒がれもしていないうちに…。
この暴言男は、熊本地震の政府代表の現地対策本部長を務めたとき、「俺に差し入れしろ」「政府に文句は言うな」などと言いたい放題だったのですよ。
それにもかかわらず、その4ヶ月後の昨年8月の内閣改造で、再び内閣府副大臣に引き立て、総選挙後も続投させてきたのは他の誰でもない安倍首相です。

それがなぜ?

もちろん、来月の4日投開票の、沖縄県名護市長選挙において、基地移設反対の現職・稲葉市長を落とさなければならないからです。
小野寺防衛相もだから、口先だけでも沖縄に寄り添っているふりを見せる芝居をしているというのに、こんな本音が出てしまって、慌てふためいて始末したのでしょう。







自民党はすでに、
・稲嶺市政に対して、「名護市は税金が高い」などというデマ攻撃を仕掛け、
・地元では、稲嶺氏を誹謗中傷するビラも撒き、
・ネット上では、安倍応援団の櫻井よしこが2014年に流した、“名護市は、選挙前に有権者が約2000人、不自然に増えている” “本土から、基地反対勢力が住民票を移してきた結果だ”というデマを、ネトウヨたちに拡散させています。
それほど自民党にとっては、移設反対の現職・稲嶺進氏に、自民党推薦の渡具知武豊氏が負けてはならないということなのです。

なので、ここは日本社会の浄化のためにも、自民党議員の間に蔓延している国民の命に対する蔑視に喝を入れるためにも、
基地移設反対を主張する現職の稲嶺さんに、今回の選挙、勝ってもらわねば!


松本内閣府副大臣が辞表提出 やじの責任で
【NHK NEWS WEB】2018年1月26日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180126/k10011304181000.html

松本文明内閣府副大臣は、沖縄県で、アメリカ軍のヘリコプターによる事故などが相次いでいることをめぐって、
25日の衆議院本会議で、「それで何人死んだのか」などとやじを飛ばした責任を取りたいとして、副大臣の辞表を提出しました。
25日に行われた衆議院本会議で、共産党の志位委員長が、沖縄県で、アメリカ軍のヘリコプターによる事故やトラブルが相次いでいることについて質問している際に、
松本内閣府副大臣は、「それで何人死んだのか」などとやじを飛ばしました。

これについて、共産党の小池書記局長が記者会見で、「本当に許しがたい発言で、言語道断だ」などと述べるなど、批判が出ていました。

松本副大臣は発言によって、沖縄県民の心情を傷つけるつもりはなかったが、今後の国会審議などに影響を与えるおそれもあり、やじを飛ばした責任を取りたいとして、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣に辞表を提出しました。

松本副大臣は、衆議院比例代表東京ブロック選出の当選4回で68歳。
自民党の国会対策副委員長や総務政務官を歴任したあと、去年8月に内閣府副大臣に就任しました。

安倍総理大臣は、政権運営や国会審議などへの影響を最小限に抑えるため、速やかに後任人事の調整を進めるものと見られます。


松本副大臣「不徳の致すところ」

辞表を提出したあと、松本内閣府副大臣は記者団に対し、
「普天間基地が名護に移れば、飛行経路などを考えて安全だと思い、そういう発言になった。
誤解を招いてしまい、安倍総理大臣からも、『国が大変な時期なので、緊張感を持って対応してもらわないと困る』と注意された。
国会審議が始まる中で、沖縄県民ならびに、国民の皆さんに迷惑をかけ、不徳の致すところとしか言いようがなく、おわびするしかない」と述べました。


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松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て!
沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!」卑劣ヤジは安倍自民の本音だ

【LITERA】2018年1月26日
http://lite-ra.com/2018/01/post-3760.html

松本文明内閣府副大臣が、辞任の意向を固めた──。

本日夕方、突然報じられたこの一報に、驚いた人も多いだろう。
辞任の理由は「不適切発言」だ。
 
じつは昨日25日の衆院本会議での代表質問において、沖縄で多発している米軍事故について言及している最中に、松本副大臣は、こんなヤジを飛ばしたのだ。

「それで何人死んだんだ」
 
この卑劣なヤジは、共産党・志位和夫委員長の代表質問のなかで起こった。
志位委員長は昨年10月、東村高江の民間牧草地に、米軍の大型輸送ヘリCH53が墜落・炎上した事件
12月には、宜野湾市の保育園の屋根に、やはりCH53Eの装置カバーが
さらに、同市の小学校のグラウンドに、同機の重さ約8キロの窓枠が落下するという、重大事故が立てつづけに起こった問題を取り上げ、
「恥ずべき米軍追従姿勢をあらため、沖縄のすべての米軍機の緊急総点検と、飛行停止を米国に要求すべき」と主張。
その上で、米軍は、基地周辺だけではなく、沖縄全土で事故を起こしている事実を突きつけ、
「普天間基地の無条件撤去、辺野古新基地建設の中止、海兵隊の沖縄からの撤退こそ、県民の命と安全を守る唯一の解決策」として、安倍首相に見解を求めた。
 
沖縄県民が命の危険に晒されるなか、至極当然の主張だが、しかし、まさにこのとき、自民党席から松本副大臣は、
「それで何人死んだんだ」というヤジを飛ばした
のである。
松本副大臣はあろうことか、第3次安倍第1次改造内閣では、島尻安伊子・沖縄及び北方対策担当大臣の下、内閣府副大臣として、沖縄を担当していた人物だ。
 
松本副大臣のヤジは、「死人も出ていないのにごちゃごちゃ言うな」という意味としか受け取れない。
それとも、「死人が出たら考える」とでも言うのか。
ともかく、沖縄県民の命について、何とも考えていないことだけは確かで、昨年4月、今村雅弘復興相による、
「(東日本大震災が起こったのが)東北で良かった」という暴言に匹敵する、国民を冒涜するものであり、即刻辞任すべき発言
だったことは間違いない。


〓 松本副大臣は、熊本地震でも「俺に差し入れしろ」「政府に文句言うな」とワガママ・暴言の前科

しかし、意外なのは、これほどまでに素早く、松本副大臣の辞任を決めたことだろう。
実際、この暴言ヤジについて報じたのは、本日付のしんぶん赤旗のみ
沖縄の琉球新報、沖縄タイムスの2紙でさえ報じておらず、無論、全国紙やテレビでも、一切伝えていなかった。
 
しかも、松本副大臣の暴言は、いまにはじまった話ではない。
2016年4月に起こった熊本地震の際には、内閣府副大臣として政府代表の現地対策本部長を務めたが
本震の後におこなわれた県と政府のテレビ会議において、被災者対応を差し置いて、
「食べるものがない。これでは戦えない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい」と要求。
その上、西日本新聞の報道によると、松本副大臣は配給がおにぎりのみだった際に、
「こんな食事じゃ戦はできない」と述べるなど、〈待遇の不満を何度も口に〉し、地元の自治体職員に対しても、
「物資は十分持ってきているので足りているんだ。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」と発言していたという。

「俺に差し入れしろ」「政府に文句は言うな」……。

災害発生時に、政府の代表がこの態度とは、まったく怒りしか覚えないが、
このときも安倍首相は、松本副大臣を辞任させるどころか、昨年8月の内閣改造で、松本氏を再び内閣府副大臣に引き立て、総選挙後も続投させてきたのである。
 
それが一転、暴言ヤジが大きな話題になる前に、あっさり辞任させる──。
辞任は当然の措置だが、これまで閣僚たちにどんな失言や不祥事が発覚しても、意に介することなく居座らせてきた安倍政権にしては、異例の素早さと言わざるを得ない。
 
だが、この異例の対応をとった理由は、じつにわかりやすい。
言わずもがな、辺野古新基地建設が最大の争点となっている、28日告示、2月4日投開票の、沖縄県名護市長選への影響を考えてのことだ。
移設反対の現職・稲嶺進氏に対し、自民党は渡具知武豊氏を推している。


〓 松本副大臣スピード辞任は、名護市長選目当てのアピール、でも安倍政権の本音は…

安倍政権の名護市長選への力の入れようは異常なもので、昨年末には、菅義偉官房長官と二階俊博幹事長が、相次いで沖縄入り。
本サイトで、ジャーナリストの横田一氏がお伝えしたように、自民党は、
〈公共事業推進(予算増加)の“アメ”をちらつかせつつ、基地受け入れを迫る“ムチ”を振るう手法〉を繰り出している。
 
その上、自民党陣営は、稲嶺市政に対して、「名護市は税金が高い」などというデマ攻撃を仕掛けているほか、地元では、稲嶺氏を誹謗中傷するビラも、撒かれている始末。
さらに、ネット上では、安倍応援団の櫻井よしこが2014年に流した、
“名護市は、選挙前に有権者が約2000人、不自然に増えている”
“本土から、基地反対勢力が住民票を移してきた結果だ”というデマを、この市長選でも、ネトウヨたちが拡散させている

 
しかし、名護市長選の前哨戦となった南城市長選では、自・公・維新が推薦していた現職・古謝景春氏を、「オール沖縄」勢力系の新人・瑞慶覧長敏氏が、なんと65票差という接戦で破って勝利
名護市長選への自民党の焦りは、相当なものとなった。
 
そのため、最近では、多発する米軍の事故に対しても、小野寺五典防衛相は、
「整備が本当に十分なのか問いただしたい」
「(米軍ヘリの不時着が)繰り返されている。あまりに多い」「極めて遺憾」などと発言。
実際は、飛行停止要求も米軍に突っぱねられており、まったく意味をなしていないのだが、一見、沖縄に寄り添っているかのような演出をおこなっている
 
そして、今回の暴言ヤジでの松本副大臣の辞任──。
つまり、普段ならば、どれだけ世論が反発しても大臣を辞任させないのに、選挙を控えているがために、スピード辞任させたにすぎないのだ。
 
そもそも、「それで何人死んだんだ」という暴言は、安倍政権の本音だ。
もしほんとうに、沖縄県民の命について真剣に考えているのなら、もっと粘り強く、米軍に飛行停止を求めるのが筋で、
ひいては、不平等極まりない日米地位協定の見直しに、踏み込んでいるはずだからだ。
選挙目当てで殊勝な態度をとっても、結局、安倍政権は、沖縄を捨て石にしようとしていることに変わりはないのである。
(編集部)


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劣化議員ついでに、この人をおまけ。











もう一丁。



河野太郎外相、外相専用機導入に向け読売新聞に協力要請!?
【産経新聞】2018年1月25日
http://www.sankei.com/politics/news/180125/plt1801250031-n1.html

河野太郎外相は25日、東京都内のホテルで読売新聞が主催した、各国の駐日大使らが集まるパーティーであいさつし、
「読売新聞が、外相専用機の導入を後押ししてくれることを期待している」と述べ、会場の笑いを誘った。

河野氏は英語であいさつし、「(外相専用機があれば)より効果的な外交ができるようになる」と理解を求めた。

自身が今月16日にカナダ・バンクーバーで出席した、北朝鮮問題に関する外相会合にも触れて、
「北朝鮮への最大限の圧力を維持することが重要だ」と強調した。

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で、補足ですが、この男が欲しがっている候補機種は、米ガルフストリーム社のビジネスジェット『650ER』だそうで、価格は約80億円。

この男は先日、カナダで開催された北朝鮮核問題に関する外相級会合で、北朝鮮籍とみられる船の漂流・漂着が急増していることに関し、
「制裁が効き始めている結果」との趣旨の説明をしていた、という報道を目にしました。
同会合に出席していた、ティラーソン米国務長官が17日、カルフォルニア州での講演で明らかにしたことで、記事になったのです。
 
「ティラーソン氏によると、日本側(まうみ注・河野外相のことです)は会合で、
「(昨年)100隻以上の漁船が日本に漂着し、乗組員の3分の2が死亡した」と報告。
その理由として、
「食糧不足のため、冬にもかかわらず燃料が不十分な船で出漁を命じられた」結果だと説明したという。
会合には、日本から河野太郎外相が出席した」

おびただしい数の漁民が亡くなったというのに、制裁が効き始めている結果だと自賛する、外相としてのみならず、人としてどうなのか。
こんな考え方、倫理観の持ち主を、外相という立場に居座らせていてはなりません。
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わたしはどこで死ぬんだろう

2018年01月26日 | ひとりごと
会おう会おうって言いながら、計画を立てられないまま、気がついたら半年とか一年とかが経ってしまっていて、
だけどそれぐらい久しぶりに会ったのに、なんかちょっと前に会ってたような気分で、
わははは!と笑い転げたり、互いの愚痴に「あるある〜っ!」と心底同情したりしながら、ランチを食べる友だち。

その彼女がポツンと聞いてきた。

「まうみはどこで人生を終わるつもり?」

この家に引っ越してから、いや、この家に住もうと決心した日から、この家の自分のベッドで、できたら家族に見守られながら、人生を終えられたらいいなと思ってきた。
でも、それを叶えるには、健康管理や金銭管理をかなり頑張らなきゃいけない。

自分がどこで死ぬのか。
自分はどこで死にたいのか。

選択肢はある。
あるから悩ましい。
などと贅沢なことを言っているけど、社会情勢があっという間に変わって、選択肢なんかどこかに吹っ飛んでしまうかもしれない。
事故や事件に巻き込まれて死ぬかもしれない。
30代までに何回も死にかけて、それを乗り越えられたから長生きするだなんて、自分勝手に思い込みたいだけで、急に、実に呆気なく、うっかりと死んでしまうかもしれない。

一日一日、わたしはその日に近づいて行く。
持ち過ぎている物を始末し、少しでも身軽にして、自分の人生の後始末で人に迷惑がかかり過ぎないようにしたい。
と思いつつ、周りを見渡せば、物、物、物であふれている。

わたしはどこで死ぬんだろう。
わたしはどこで死にたいんだろう。

そのことが頭から離れないまま、残っていたオーガニックの玄米麹で、塩麹と甘酒を作った。
作りついでに、クルミとナツメヤシとココアパウダーで作るなんちゃってブラウニーも作った。

こうやって写真を撮ってみると、茶色ばっかだってことに気がついた。
そういや味噌も茶色だ。

実物はもうちょっと温かみがある茶色のオーガニック玄米麹。


塩麹の塩は、海水をお日さまと風で乾燥させた純粋な塩を、水はミネラルウォーターではなく、水道水を浄水したものを使った。


すでにブクブクしてる。


甘酒作りは、弟が買ってくれたヨーグルトメーカーに手伝ってもらった。
麹に分量の水を足して、60℃で13時間。ただただ待つだけ。


13時間後、ふたを開けて香りを嗅いでみた。甘酒のいい匂い!下の方が色が濃い。


まずは冷蔵庫に入れて、少しずついただくことにしよう。


これはアク抜き中のクルミ。


こういうものを作るとき、息子たちが育ち盛りの頃にちゃんと作ってやらなかったことを思い出し、いつもダメなかあちゃんだったなあ…と反省する。
時間の余裕だけじゃなく、心にも余裕が無かったのかなあ。

もうすっかりおっさんになりつつある息子たちだけど、お詫びの印に、帰省するたびに、ほら、持ってきな!と、強引に押し付ける。

わたしがどこで死ぬにせよ、わたしが死んだ後、いくらいいもんだからって、いつも無理矢理で、強引グマイウェイな母ちゃんだったよなあって、苦笑いしながら思い出してくれたらいいな。
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