ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

せやろがいおじさん「スポーツ選手を激落ちくん扱いしてスポーツウォッシングに利用した政治家さん、こういう人たちを次の選挙で激落ちくんさせなあかんと思わん?」

2021年08月09日 | 日本とわたし
昨日今日と、偶然にも別々の人から聞いた「スポーツウォッシング」という言葉を、そうそうそれそれ!と言いたくなるような説明をしてくれたせやろがいおじさん。
あんまり早口で話さはるので、ゆっくり読みたい方のために書き起こしておきます。

とにかく僕は、今回の東京オリンピック、全然楽しめなかったんですよ。
その理由の一つとして、やっぱりスポーツウォッシングに加担してまうんちゃうかなということ。
スポーツウォッシング、みなさんご存知ですか?
これは、権力者が自分たちの抱える問題や都合の悪いことを、スポーツの盛り上がりによって、目を逸らして洗い流すことを言うんですよね。
まあー本当に、スポーツの持つ力ってすごいから、これが効果的なんですよ。
汚れた権力者たちにとって、スポーツはもう、ほぼね、劇落ちくんぐらい便利なんですよ。
今回の東京オリンピックでも、本当にさまざまな問題が見えてきましたよね。
商業主義、利権構造、開催地への過度な負担、政治利用、マスコミへの問題、これらを隠してオリンピックを存続していくために、スポーツと選手の頑張りを利用している、これが今のオリンピックなんですよ。
今回の東京オリンピックでいよいよそれがバレてきて、国際的に批判は高まっているわけですよ。
問題点を改善して持続可能な形にしないと、五輪終わるよ。
「選手を応援したい」
それは俺も同じ。
じゃあこういった、選手が利用されてる構造を変えるために、選手が最高に輝ける五輪という場を残していくために、五輪の問題点に声を上げていく。
これも選手を応援する立派な声援の一つなんちゃうかなと、俺は思う。
そして、今回のオリンピックではっきり分かった。
開催地の市民やメディアが声を上げても、オリンピックは変わらん
IOCの耳の右から左へ抜けていく。
やっぱりここは、主役である選手のアクションが必要なんとちゃうやろか。
このオリンピック期間中に、選手にさまざまな声が飛んでましたよね。
「選手を批判するのは止めよう」って仰ってた方もいた。
もちろん選手への誹謗中傷、これは論外として、今のオリンピックの在り方について選手に問うこと、これは必要やと思う。
競技を通じて子どもたちに夢を与える、これは素晴らしいよ。
けど、夢を持って競技を始めた子どもたちが行き着くのが、問題だらけのオリンピック
それでええんか?と、俺はアスリートのみなさんに問いたい。
もし、その問いに答えてくれないのであれば、競技だけしてハイ終わり。
そんな都合の良い夢しか与えられないのであれば、その点において、俺はアスリートを批判する。
スポーツ界では、オリンピックの問題点に触れることはタブー視されてるみたいですよね。
勇気を持って声上げた選手がいたら、もうめっちゃ応援しようぜ俺たち!
それが本当の意味でスポーツを応援することになるんとちゃうやろか。
そして今回、あからさまに、スポーツウォッシングのために、オリンピックを、スポーツ選手を、激落ちくん扱いしてスポーツウォッシングに利用した政治家さん、こういう人たちを、次の選挙で激落ちくんさせなあかんと思わん?
今年の秋は衆議院選があります。
TOKYO2020の次はTOHYO2021.
盛り上げていかなあかんのとちゃうか

TOKYO(東京)2020の次はTOHYO(投票)2021、うまいこと言わはるなあ…。

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