タイトルの写真は、ウルグアイにある文鮮明の別荘です。
昨日の記事にも掲載しました。
このウルグアイの国名を覚えているところに、あるブログを読んで大きなショックを受けました。
そのことについてお話しします。
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音楽家であり作家でもある八木啓代さんのブログを読んで、今朝からずっとモヤモヤしています。
そして心底恐ろしくなりました。
統一教会という団体は、得体の知れない怪物です。
この組織が武器や麻薬で、小さな国を次々に支配していることは知っていました。
食産業に手を出す際には、広大な土地を丸々買い占めたり、造船から漁業、そして流通まで独占したり、とにかく潤沢な献金応酬から得た資金があるからやりたい放題であることも聞いていました。
韓国が一時期金融危機で国がこけそうになった際に、その立て直しをうちだけでやれると豪語したこともあると聞きました。
統一教会は韓国ではカルトとして認定されているが、正確な資産規模は推測できない天文学的な水準であり、財閥としてみなされています。
このカルト団体にゴルバチョフをはじめ、アメリカはブッシュ(息子)を除く共和党の歴代の大統領が、政治的な要件で歩み寄っていたことも最近知りました。
霊感商法や浄水器販売、そして大学生をターゲットにした勧誘と洗脳、家族を不幸のどん底に陥れてでも、盗みを働いてでも献金をしろ、さもなくば不幸になるぞと脅す教義、日本が世界でもダントツに金をむしり取られていることなどが、わたしが知っていた統一教会の実態でした。
ところが、八木さんのブログを読んで、本当に参ってしまいました。
一体誰が、このおぞましい組織の悪事を止めることができるのか、もうどうしようもないということなのか。
みなさんに彼女のブログを紹介します。
八木啓代のひとりごと
引用はじめ
この団体が、そういう「ただの洗脳系悪徳商法」レベルのものではない、と知ったのは、ウルグアイの友人からの電話がきっかけだった。
ある団体が、ウルグアイで、とんでもなく莫大な資金力で、大々的に土地を購入したり、さまざまな企業買収を行っている。
ある団体が、ウルグアイで、とんでもなく莫大な資金力で、大々的に土地を購入したり、さまざまな企業買収を行っている。
新聞も買収し、テレビ局にも触手を伸ばしている。
まるで国をまるごと買い取ろうとでもするかのようだ。
いったい、この団体の正体は、なんなのだ。
いったい、この団体の正体は、なんなのだ。
しかも、韓国の団体のはずなのに、かなりの数の日本人も関わっている...。
この件について報道したのは、しんぶん赤旗。
引用はじめ
統一協会による中南米の土地買い占め。
土地買収とともに「宣教」や「ボランティア」と称する活動や、各国要人、宗教指導者らを招待する大規模イベントを中南米各地で開催しました。
統一協会の最大の資金源は日本。
万物復帰(すべての物は本来神のものであり、神=文鮮明に復帰させることで救いが与えられる)という“教義”で、信者を献金や霊感商法にかりたてて集めた資金です。
引用はじめ
統一協会が中南米で買い占めた広大な土地。
その資金だけでなく、買収工作や“開発”、運営の要員も日本から送り込まれました。
会員たちは「世界宣教のため」などとして駆り出されました。
1996年11月には、ダミー組織の世界平和家庭連合が、ウルグアイ・モンテビデオで開く行事に参加するという名目で、4220人が大量出国。
大半が女性信者でした。
この時の女性たちは、おのおの相当額の金を持参。資金の“運び役”の任務も帯びたのではないかとも伝えられました。
送り込まれた女性がホテル17階から転落死するという事件もありました。
日本は今回を騒動をきっかけに、統一教会を宗教法人格から外し、政治家との関わりを断固として断ち、献金地獄から抜け出せない信者を脱会させられたら、わずかでも打撃を与えられるのではないでしょうか。
なにしろ日本は統一教会を最も潤わせてきたことで有名なのですから。
もはや巨大マフィア兼カルテルと呼んでもいいのではないかという気がしてきました。