ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

メディアに「これ以上我々のことを追求するなら、かつて関わりあった報道機関を公表するぞ」と脅しをかける統一教会の田中さん、いやあ、めっちゃ反社会的!

2022年08月22日 | 日本とわたし
今朝、この文章を目にして、ちょっと考え込んでしまいました。
「かつて関わりあった報道機関を調査、公表する」統一教会側が言った…うん?
この団体は、宗教法人を隠れ蓑に、霊感商法などの詐欺行為、脅しによる献金搾取などの軽犯罪を繰り返し、政治部や経済部に区分けされた関係団体が巧みに根付けをしながら、膨大な財力を蓄えてきた超反社会的団体です。
特に日本は、献金額においては最大で、持ちつ持たれつの関係を結び続けてきた政治家の数も最多。

ちょっと話がそれますが、この写真を見てください。
こんな別荘を持つことができる教祖ってなんなんでしょう?おかしいでしょう?


確かにメディアは、安倍氏殺害事件が起こる前までは、統一教会と議員の癒着問題を警鐘し続けてきた弁護士やジャーナリストのみなさんの声を無視し続けてきました。
その理由はいろいろでしょうが、1番の理由は、先に統一教会が公然と述べた、関わりあった報道機関であったからというものがあるのだと思います。

けれども今、どんな理由であれ、この闇を検証し、詳しく報じようとしているメディアがあり、そのメディアに統一教会が脅しをかけてきた…。
頭が悪いんじゃないのかと思います。
これではまるで、自分たちは政治家をはじめさまざまな権力に取り込み、それらを隠れ蓑にして悪事を働いてきた。
そしてそれらの悪事を報じられないよう、報道機関に圧力をかけてきたと、自ら白状しているのですから。

今、一部のメディアが踏ん張っています(残念ながら、その先頭に立つべきNHKが不甲斐ないままですが)。
これまでの怠慢を取り返すかのように取材に励み、隠されてきたことを次々に報じています。
もしかすると、視聴率がうなぎ上りだからなのかもしれません。
たとえそうであっても、そんなことは重々承知しながら視聴者は観ているし、読者は読んでいるのです。

韓国在住の韓国人の友人は、今回のことが恥ずかしくてならない、自分たちの国から発生したカルトがここまで力を増幅して、いつまでも行いを改めようとしないと嘆いています。

今回のことで韓国や韓国人と統一教会を一緒くたにして考えている人もいるのでしょうし、これを利用して嫌韓思想を煽る人もいるのでしょう。
わたしは違います。
統一教会という、オウム真理教に続いて警視庁が摘発しようとしていた反社会的団体に対し考えたことを、これからも描いていきたいと思っています。
この反社会的団体の基本的教義に、
「日本は『サタン(悪魔)の国』であるため、贖罪として『金のなる木』の役割を担い、”アダム国家”である韓国と国内外の統一教会に全てを捧げるべきである」というものがあります。
また、文鮮明の教え(教義)の一つに、
「文教祖の恨(ハン)を晴らすのは『エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること』『天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させること』」というものがあります。
文鮮明は個人的な恨みを教義に入れ込むことで、韓国に根付く反日思想を巧みに利用し、両国どちらにも熱狂する者を集め、さらには巧みな勧誘で集めた人々を洗脳し続けています。

メディアのみなさんは、この反社会的団体が宗教団体を名乗ることができないようになるまで、宗教法人格が取り消されるまで、こんな脅しに負けずに頑張ってください。
引用はじめ
「仮に『反社会的』な団体だったとすれば、報道機関はまったく関わらないように注意を払ってきたはずなのに、そうではありませんでした」
「それどころか、当法人および友好団体等が開催するイベントへの取材活動を始め、協賛、後援、寄付、ボランティア派遣等を通じて、実に多くの報道機関が密接に関わって来たことは疑いようのない事実です」
「現在、各報道機関と当法人および友好団体等とのこれまでの関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です」

引用はじめ
これは、テレビ朝日のニュースサイトをファイル保存したものだ。
日付は2年前の2020年2月5日。ニュースの配信日時から確認できる。
ちょうど新型コロナウイルスが日本にも上陸。感染者が多発したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港に着岸したことが大きく報じられていた時期だ。
 
私が指摘したいのは、このニュースサイト画面の上と右側に表示されている広告だ。
『文鮮明先生聖誕100周年』
『真の父母聖誕100周年記念』
などと大きく記載があり、どちらも同じ写真が使われている。

引用はじめ
今回、TBSがここまで熱心に報道するのは、過去にオウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件があったからかもしれない。
1989年に、同局ワイドショーのプロデューサーが、坂本弁護士の放送前インタビュー映像をオウム側に見せ、それが殺害のきっかけとなった一件だ。
この一件は、1995年に、日本テレビのスクープで発覚したが、当初TBSはこの事実を否定したものの、翌年になって一転してその事実を認めた。
当時『NEWS23』のキャスターだった筑紫哲也は、番組で「TBSは死んだに等しい」と厳しく(自己)批判した。
今回の報道におけるTBSの姿勢は、この26年前の記憶が局員に残っているからかもしれない。

見逃した方はぜひ!
問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治【7月22日 (金) #報道1930】| TBS NEWS DIG

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