東京オリンピックを今年の夏、日本で開催してはいけないたくさんの理由

まずはじめに、Noguchi Akio(https://twitter.com/Derive_ip)さんが紹介してくださった、現在の各都道府県の変異株PCR検査の陽性率データを見てください。

各都道府県の変異株PCR検査の陽性率の推移のデータを更新しました。青森県・岩手県・秋田県だけが18％で、その他の都道府県は全てが60%以上が変異株(N501Y系)になりました。全国集計でも84%が変異株です。インド変異株がこうならないことを祈ります。 pic.twitter.com/Xf1GkF7MGI

— Noguchi Akio (@Derive_ip) May 26, 2021

イギリス変異株よりも感染力が強いインド変異株がじわじわと広がってきています。

本日の沖縄県における新規感染者報告数は302人でした。２日連続の過去最多更新で初の300人超えです。さすがにこれはいけません。沖縄県の人口って東京都の10分の１ぐらいしかない訳ですよ。昨日時点の単位人口当たりの新規感染者数のグラフも添付しておきます。 pic.twitter.com/a4aBhoxsdv

— Noguchi Akio (@Derive_ip) May 26, 2021

こんな大変な状況を抱えていることを知ってか知らずかIOCは開催の一点張りで、テスト試合がうまく行ったからと言いますが、単に政府や自治体などの『超特別待遇』があったからこそで、全く理由にはなりません。

「海外選手らは入国後１４日間の隔離が免除され、ホテルや車両を貸し切って移動した。コーツ氏が「成功した」と胸を張るのも、政府などの「特別待遇」があってこそだ。その期間、全国で毎日１００人前後のコロナ患者の命が失われた。飲食店や映画館、ジムなどには休業要請」

https://t.co/VQf0qUmt4i

— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) May 26, 2021

さらに、そのオリンピックマフィアのドンたちには、こんな無駄なお金が使われることもわかりました。

【東京五輪】東京五輪の来賓セレブ「おもてなし」に43億円も！巨額ムダ出費に批判噴出 https://t.co/wkLdNQVOUW #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ #東京五輪

— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) May 26, 2021

そんな中、とうとうのとうとう朝日新聞が、地方紙よりは遅れたものの、オリパラのスポンサーになった国内の大手新聞社の中では初めての、「東京五輪の中止を首相に求める」という社説を紙面とオンラインで発表しました。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14916744.html

一部引用：

コロナ禍で、競技によっては予選に出られなかった選手がいる。

ワクチン普及が進む国とそうでない国とで厳然たる格差が生じ、それは練習やプレーにも当然影響する。

選手村での行動は管理され、事前合宿地などに手を挙げた自治体が期待した、各国選手と住民との交流も難しい。

憲章が空文化しているのは明らかではないか。

　

人々が活動を制限され困難を強いられるなか、それでも五輪を開く意義はどこにあるのか。

社説は、政府、都、組織委に説明するよう重ねて訴えたが、腑（ふ）に落ちる答えはなかった。

それどころか誘致時に唱えた復興五輪・コンパクト五輪のめっきがはがれ、「コロナに打ち勝った証し」も消えた今、五輪は政権を維持し、選挙に臨むための道具になりつつある。

国民の声がどうあろうが、首相は開催する意向だと伝えられる。

　

そもそも五輪とは何か。

社会に分断を残し、万人に祝福されない祭典を強行したとき、何を得て、何を失うのか。

首相はよくよく考えねばならない。

小池百合子都知事や橋本聖子会長ら組織委の幹部も同様である。

さてみなさん、覚えていらっしゃいますか？

夏の東京はものすごく暑いということを。

熱中症で救急搬送したり、それも間に合わなくて亡くなったりが毎年繰り返されてきた夏のことを。

今年の夏も去年と同様、酷暑と感染症とダブルで戦わねばなりません。

IOC「緊急事態宣言下でも五輪開催」。オリンピック7/23～8/8、パラ8/24～9/5というスケジュールで当初大きな問題になっていた猛暑東京。昨年8月の東京で熱中症の救急搬送4320人・死者195人と過去最多。コロナ医療崩壊下で熱中症救急搬送。五輪が多くの庶民の命を奪います#看護師の五輪派遣は困ります pic.twitter.com/KinJ8rkXH6

— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) May 22, 2021

感染者数は、為政者たちの無能さと無気力さ、そして私欲ばかりに走る愚かさによって、去年よりもグンと増えてしまいました。

なのにワクチンの接種率はダントツで低いまま。医療関係者や救急隊員でさえも、まだ半数にも至っていません。

アメリカは先日、日本に対する渡航警戒レベルを、4段階のうちの最も厳しい『渡航中止・退避勧告』を出しました。

https://www.afpbb.com/articles/-/3348274

何がなんでも開催ありき。

戦争末期の特攻隊や学徒動員に近いものがあって恐ろしいです。

学徒動員といえば、

あなたの声がチカラになります

子どもたちの「東京五輪観戦」の 計画中止を求めます

あなたの声がチカラになります

子どもたちに東京オリンピック・パラリンピックの競技を観戦させる「学校連携観戦」の中止を求める署名です。

現在、都内の幼稚園、小中高校、特別支援学校などの子どもの約8割（81万人）、全国では約128万人が参加する見込みです。

　

江東区では、希望する全公立学校で、オリンピックは小学5.6年生、中学校1～3年生が、パラリンピックは幼稚園（5歳児）と小学校1～4年生が観戦する予定になっています。

　

しかし新型コロナウィルスの感染拡大が深刻になっている現在、観戦計画は中止すべきです。

 

■理由

①   オリンピック会場自体が大勢の人が集まる場所であり、感染対策が不十分である。

②   子どもも感染しやすく、重症化する可能性も従来より高いと指摘される「変異株」が拡大している。

③   ワクチン接種を受けていない。

④   競技場への移動で電車やバスなど公共交通機関を使うため、密を避けられない可能性がある。また教職員の負担が大きい。

⑤   炎天下のマスク着用での観戦は熱中症リスクが高まる。

 

■コロナ対策を優先して！

緊急事態宣言下で通常の学校行事の中止・延期が強いられているにも関わらず、5月10日に教職員を対象とした「東京2020学校連携観戦における実地踏査」が実施されました。

これは緊急事態宣言下での施策として矛盾しています。

　

観戦日は、チケット購入の都合で組まれた日程であり、平日の日程で観戦できなかった場合は「欠席扱い」になる可能性もあります。

　

また、チケットは、東京都の公費で購入しています。

しかしこの予算は、コロナ対策に使うべきです。

　

江東区は、有明アリーナ、東京辰巳国際水泳場、海の森水上競技場を含む10施設が、オリンピック会場に指定されている自治体です。

区内の感染者数を抑えるためにも、計画は中止すべきと考えます。

そしていちばんに、子どもたちの命と健康を守るために声をあげています。

しかもこの計画は、日本オリンピック組織委員会の独断だったと…。

あらためてですが、無観客でも学校観戦するという組織委の検討、文科省（スポーツ庁）も、都教委の担当者も知らなかったとのこと💧当事者にも聞かずに😭変異株の脅威もある中で、公共交通機関を使っての観戦😣、現場の先生方、校長先生方、保護者の皆さん、どう思われますか？https://t.co/0AGuY6PLK6

— 斉藤まりこ (@tsukuttenet) May 24, 2021

絶対に実行などさせてはならないと思います。

モノ言えぬ子どもたち同様、自らは声を上げられない樹木にも、オリンピックは危害を与えようとしています。

東京五輪は国民犠牲の実験場に
代々木公園では木々を剪定しパブリックビューイング会場を設営開始、電通が巨額で落札
東京都が計上した予算は76億円
代々木公園では1日3万5000人、井の頭恩賜公園では2万人の来場者が想定#代々木公園の木々をオリンピックから守りましょうhttps://t.co/BJWzVORgmP

— シロクロつけるパンダ (@applideveloper) May 24, 2021

これを落札したのはやっぱり『電通』…。

立派な樹木を伐採してパブリックビューイング会場なるものを設営する。

それもたった数週間のスポーツ大会のために。

その会場には人々が集い、禁止されている密集を作る。

どこまで狂っているのかと思います。

あなたの声がチカラになります

代々木公園の自然を破壊する、東京五輪２０２０ライブサイト計画の中止を求めます #代々木公園の木々をオリンピックから守りましょう

あなたの声がチカラになります

「今、東京の自然が東京五輪によって破壊されようとしています」

現在、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会、政府、東京都、そして公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京五輪の中止を求める多くの国民の声にも関わらず、開催を強行しようとしています。

そのようななか、東京五輪に関連した、ある計画により都民のオアシスとも言える代々木公園の一部の木々が台無しになろうとしていることをご存知でしょうか？

「東京2020ライブサイト計画」

この計画は、東京五輪のパブリックビューイング会場の建設計画です。

実施計画によれば、この会場は「都内のみならず、国内外から訪れる観戦客等を広く受け入れる」目的で建築するとされています。

また、コロナ前の試算によると、一日あたり合計3万5千人の集客を見込んでいます。

以下はコロナ拡大前に発表された原案のURLです。https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/38e028650a9c1f9ce276e346bb2cf542_3.pdf

感染症拡大の影響により建設自体が中止になるかと思いきや「必要な感染症対策を行った上で当初計画を基本として」実施するというのです。

以下に示すのは、感染症の拡大後に発表された「東京2020ライブサイト計画」のURLです。https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/1876511360500769003669f8181c6234_2.pdf

東京2020ライブサイトの建設予定地は複数ありますが、その一つは都立代々木公園です。

そして、その過程で邪魔となる、代々木公園内の建設予定地に生えている高さ8ｍ以下の木々を剪定することを発表しています。

結果として、木の形が大きく変わり、美しさを失ってしまいます。

私は、この計画について嫌悪を感じずにはいられません。

まず、変異株の影響でコロナ感染が拡大しつつあり、ワクチン接種の進捗率が遅い中で、パブリックビューイング会場を作って何千人もの人を集めるという行為自体が賢明ではありません。

コロナの影響により、五輪中に日本に訪れる外国人は激減するため、パブリックビューイング会場の必要性もありません。

そして、たった数週間のために多くの木を剪定して、形を永久的に変える必要はあるのでしょうか？

もし平時であれば、百歩譲って国民も許容出来たかもしれません。

しかし、今はコロナ禍です。

国を挙げて感染症を抑えようという時です。

そのような時にわざわざ密を生み出す場所を積極的に作ろうとしているのです。

ライブサイトの工事は6月1日から始まります。既に剪定予定の木には印が付けられています。時間はありません。

既にTwitterでは、この件に対して抗議のツイートが多く投稿されています。

我々は断固として、東京2020ライブサイトの建設及び、それに伴う自然の破壊に反対し、中止を求めます。

この要求に賛同してくださる方、一人一人の署名が代々木公園の緑地を守ると共に、コロナウィルス感染症の拡大を防止するための力となります。

ご協力を何卒宜しくお願い致します。

もう始まってしまっているようです。

「できるか分からない東京五輪のために、木まで犠牲に…」パブリックビューイング準備の剪定に厳しい目：東京新聞 TOKYO Web

大勢の人を集める東京五輪関連イベントのために、代々木公園（東京都渋谷区）の樹木の枝が次々と切り落とされていた。コロナ禍で五輪そのものに...

「できるか分からない東京五輪のために、木まで犠牲に…」パブリックビューイング準備の剪定に厳しい目：東京新聞 TOKYO Web

おまけといってはなんですが、もう2件、 オリンピック関連でものすごく呆れたことと恥ずかしかったことを。

いやはや、呆れ返る。コロナ禍に藤沢市が中学生に聖火リレー参加を呼びかけ、しかも走る際の着衣は五輪スポンサー製品か、他社製の場合はロゴマークが見えないものに限ると注文を付けたと😩
「企業の論理を子どもたちの服装にまで押し付けることは、教育とはかけ離れている」https://t.co/wXO26VgXZB

— 盛田隆二🫖Morita Ryuji (@product1954) May 26, 2021

矛盾だらけの東京五輪だが、最大級に恥ずかしい話はやはりこれだろう。
「規則では、ハグ、ハイタッチ、セックスは禁止されているが、主催者は依然として１５万個のコンドームを配布する予定で混乱を招く」と指摘した。ついにシンガポールメディアが追及https://t.co/GPad4AEitb

— 清水 潔 (@NOSUKE0607) May 26, 2021

さてみなさん、東京オリンピック・パラリンピックは、今この状況の日本で、そして酷暑を迎える日本で、本当にやってもいいことなんでしょうか？

どう思われますか？