ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

祈り

2008年08月18日 | 家族とわたし
今日は生まれて10週間目の赤ちゃん、ヨハン君に会いに行った。
彼の両親は、ジャーマンのお父さんウーベと、アフリカンアメリカンのお母さんケリー。
40才を越えてからの親業2ヶ月目、かなり眠たそうやったけど、
ヨハン君を見つめる二人の、なんとも言えない優しい眼差しは、見ているだけでほのぼのとした

彼らの家から戻って一息ついていると、
下の息子から電話……事故った……
運転し始めて1ヶ月が経過、そろそろなにかやるやろな~と案じていた矢先だった。
彼が後ろから車をぶつけたのやけど、なんとそのぶつけられた相手は、息子に軽く手を振って走り去ってしもたそうな
警察に連絡しようにも、相手がいなくなってしもてどうしたらいいのか分からず、
とりあえず家に戻って保険会社に連絡させることにした。
車はバンパーはともかく、ボンネットがテントを張ったみたいにグニャッと変形していてビックリ!
旦那はしきりに、首とか背中に異常はないか聞いていた。
ニュージャージーは異様に交通事故が多くて、彼の患者の中にも、事故の後遺症で困ってる人達が大勢いる。
まあ、息子の場合、専属鍼灸師がいてくれるのやから、なにか症状が出てもなんとかなるとは思うけれど。

もうかれこれ2年前ぐらいから、わたしは毎晩眠りにつく前にお祈りしている。
天の神様、石神様(去年、鳥羽の民宿に連れてってもろた時、女性の願いを一つだけなら叶えてくれる神様がいるよと教えてもらって行った神社)、
仏様、ご先祖様、という文句で始まるわたしのお祈り。
わたしがわたしの命と同じぐらい大切に思う人達の、無事と健康を祈る
そして、今日も1日、守ってくださってありがとうと言って目を閉じる

失いたくないものの圧倒的な存在感。
毎晩それを痛いほど感じながら、神様も仏様もご先祖様もごちゃまぜにして祈るわたしを、
みんなして上から眺めながら、やれやれ、またなんかゴニョゴニョ言うとるで、とため息ついてはるのかしらん
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