スタートはまずまず、1番枠だったこともあって内々の最後方に控えた位置取り。道中もじっくり構えて最後方のまま直線の入り口へ。直線で追い出されると、この馬なりに伸びてはいるものの4頭をかわすのが精一杯で、結果9着での入線でした。
確かに「今日も自分の競馬をした」とは言えますが、少し仕掛けが遅すぎた感じです。結果論ですが、もう少し中段につけるとか、3コーナー過ぎから仕掛けていくとか、何か積極的な策が欲しかった気がします。
この先、ヴァンベールの進退について田中清隆調教師がどう判断するかわかりませんが、今は「もう一度チャレンジさせてあげたい」と思っています。
今日の中山11R弥生賞の結果です。
1着 ロジユニヴァース 横山典弘 2:03.5 ◎
2着 ミッキ-ペトラ 田中勝春 2:03.9 2 1/2 -
3着 モエレエキスパート 松岡正海 2:04.0 1/2 -
4着 キタサンアミーゴ 川田将雅 2:04.1 クビ -
5着 ケイアイライジン 内田博幸 2:04.2 3/4 ▲
(印は私の前日予想:ロジユニヴァース以外は大ハズレ)
今日のレースで、ロジユニヴァースは皐月賞での大本命の地位を確実にしたと思われます。大方の予想を裏切って逃げる形の競馬をしたのも、「どんな位置取りでもリズム良く走れば負けない」という横山典弘騎手の自信の表れだと思います。本番まであと1ヶ月余りですが、他の馬が今の力関係を逆転するのはちょっと難しそうな印象です。レース振りも先行抜け出しで安定していますから、展開の紛れによる番狂わせもあまりなさそうです。
そのほかの有力馬2頭は全く良いところがありませんでした。2番人気のセイウンワンダーが着外というのは想定していましたが、対抗に予想したアーリーロブストは案外でした。結果論ですが、前走のようにもっと前々で競馬をしたほうが良かったと思います。
今日の2、3着馬はこれで皐月賞の優先出走権を手にした訳ですが、ロジユニヴァースとの力差は歴然で、本番でのライバルは他のトライアル路線組みという事になりそうです。
出馬表を眺めてみると一長一短のメンバーが揃っていて、いかにも荒れそうな雰囲気です。何年か前なら頭も狙えたレースですが、いかんせん14:08時点の単勝オッズが180.9倍、最低人気です・・・。
確かに勝つ確立となると、それほどないのは認めましょう。でも、人気ほどの差を感じない馬も結構います。こうなったら、開き直って3コーナーまでは死んだ振りでもしていて、最後の直線で出来るだけ頂いちゃいましょう。
ヴァンベール、なんとか掲示板に載ってくれ!