バスラットレオンが武蔵野Ｓ（11/13東京）とオーロカップ（11/14東京）に、それぞれ登録されています。
現時点でどちらになるかはハッキリしていませんが、ザッと登録メンバーを見た限りでは、どうしても勝利を積み上げたいならオーロカップ、先々の可能性を探りたいのであれば武蔵野Ｓ、といった感じでしょうか。
そうですねぇ、私は最終的には武蔵野Ｓに行くのでは…と思っているのですが、登録メンバーの強敵度で言うと、武蔵野Ｓの方がだいぶ厳しいと思います。そのあたりを矢作先生がどう評価し、判断するのか。。もちろん私は応援がメインなので、どちらになってもバスラットレオンらしいレースが楽しめればＯＫです(^^)
＊＊2021/11/13東京11R 武蔵野ステークス（G3/ダ1600ｍ）登録馬＊＊
＊＊2021/11/14東京11R オーロカップ（L/芝1400ｍ）登録馬＊＊
netkeiba.com『【米・BCフィリー＆メアターフ結果】川田将雅騎手騎乗ラヴズオンリーユーが日本馬初のBC優勝！』
現地時間6日、アメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップフィリー＆メアターフ(3歳上・牝・G1・芝2200m・1着賞金104万米ドル)は、好位馬群でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線の追い比べで8番人気マイシスターナット(牝6、米・C.ブラウン厩舎)と、2番人気ウォーライクゴッデス(牝4、米・W.モット厩舎)の間を割って抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分13秒87(良)。
1/2馬身差の2着に8番人気マイシスターナット(牝6、米・C.ブラウン厩舎)、さらにアタマ差の3着に2番人気ウォーライクゴッデス(牝4、米・W.モット厩舎)が入った。なお、3番人気ラブ(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)は4着に終わった。
勝ったラヴズオンリーユーは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、その父Storm Catという血統。これで19年オークス、4月のクイーンエリザベスII世C(香港)に続くG1・3勝目。日本調教馬初のブリーダーズカップ優勝という偉業を達成した。
netkeiba.com『【米・BCディスタフ結果】マルシュロレーヌが米国勢を降す！日本馬初の海外ダートG1制覇！』
現地時間6日、アメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップディスタフ(3歳上・牝・G1・ダ1800m・1着賞金104万米ドル)は、序盤は後方に位置したO.マーフィー騎手騎乗のマルシュロレーヌ(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、捲るように進出して4コーナーで先頭に立つと、内から迫ったダンバーロード(牝5、米・C.ブラウン厩舎)との大接戦を制し、これをハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分47秒67(良)。
さらに1/2馬身差の3着にマラサート(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)が入った。
勝ったマルシュロレーヌは、父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェ、その父フレンチデピュティという血統。並み居るアメリカ勢を見事降し、日本調教馬として初となる海外ダートG1制覇の快挙を成し遂げた。自身にとってもG1は初制覇。管理する矢作芳人調教師はラヴズオンリーユーに続いて本日ブリーダーズカップ2勝目となった。
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昨日、キングエルメスが京王杯２歳Ｓを勝ち、改めて矢作厩舎の底力を噛みしめていたところ、なんと日本時間の本日早朝、アメリカではブリーダーズカップ２勝というとんでもないパフォーンスを見せてくれました。ＧＣの中継でご覧になった方も多いと思いますが、ラヴズオンリーユーもマルシュロレーヌも臆することなく積極的に勝ちに行った結果、本当に堂々たる勝利だっただけに、関係者の喜びも大きかったのではないでしょうか。
いや、正直なところ、ラヴズオンリーユーは勝つかもしれないと思っていたのですが、スピード重視、テンから飛ばして脱落したら負け、みたいなアメリカのダートでマルシュロレーヌが勝つとは…。マルシュロレーヌ自身が芝からの転向組で、スピードへの対応に不安はなかったかもしれませんが、それにしてもＢＣで勝負と考えたこと自体が大したものだと思います。
うーむ。。これはひょっとしたら、来年のＢＣマイルにはバスラットレオンを、とか考えていたりして…。アメリカは遠いので、できれば香港が良かったのですが… とまあ、勝手な妄想話は別にしまして、とにかく矢作厩舎の勢いが止まらないことには驚かされます。（コントレイルもＪＣは勝つかもしれないっすね）
こうなると、ステラエージェント’21、GemGem’20の矢作厩舎馬２頭も、お値段高過ぎ！とか言うわりには人気が落ちないのかもしれません。値段度外視、他の口数を絞ってでも矢作セレクト馬に出資したい、という方も多そうですしね。
いろいろと考えることが多くて大変ですが、やはり、ステラエージェント’21とGemGem’20を無視することはできない感じになってきました。まあ、出資申込み解禁まであと２週間ほどありますから、引き続き慌てず冷静に検討したいと思いますm(_ _)m
追加募集馬の全容公開後、最初に取り上げる馬をどれにしようかと考えてみましたが、やはり、最高額馬（しかも、かなり突き抜けた最高額）に敬意を表し、ステラエージェント’21からいくことにします。
ステラエージェント’21
◇牡当歳 栗毛 2021.02.26生 浦河産（三嶋牧場）
◇父:Gun Runner 母:ステラエージェント （母の父:More Than Ready）
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇販売総額 9,000万円 / 総口数 4000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:ＴＴ型
◇Point!：良質な雰囲気を放つ血統背景にも優れた持込馬は、ニュージーランドＴを圧勝したバスラットレオンと同様、当歳時から矢作調教師の眼に留まった期待の一頭。初仔ゆえにサイズはやや小ぶりだが、肩の出や首の使い方、硬さのない繋ぎなど、どのパーツも目を見張るものがあり、放牧地における抜群の動き、軽快なフットワークで走る姿からは日本の芝への適性も感じられる。性格は大人しくて扱いやすく、利口なタイプ。芝・ダート、そして距離と適応範囲の広さも魅力のひとつと言えそうで、クラシック戦線も視野に入れて大舞台を狙っていきたい。
お値段に関する話は後回しにさせて頂いて、まずは写真・動画を見た印象ですが…
うーむ、むむむ… これは良い馬ですなぁ(^^;)
募集のPOIT!に「初仔ゆえにサイズはやや小ぶり」とあり、どの程度小さいのかは気になりますが、綺麗でバランスが良くて肢勢もバッチリ、成長途上の現時点でもこれと言って欠点が見当たりません。脚の運びは真っ直ぐで滑らかですし、首、肩、背中、腰からトモにかけてリズミカルに連動しているので、前肢、後肢が気持ち良く前に出ているように感じます。
また、関節にはほど良いクッションがきいていて、緩過ぎない柔らかさがあると言うのでしょうか、本当に良い歩きをする当歳馬だなぁと感心してしまいます。もしかしたら小柄なせいもあるかもしれませんが、キビキビした身のこなしも印象的で、手足の先まで運動神経が行き届いた体操選手のような馬といった感じです。
血統面に関しては、お馴染み竹内さんが血統診断にいろいろと書いてくれています。詳しくはそちらを読む方が早いものの、すごく大雑把に（あえてクラブサイドに立って(^^ゞ）表現すると、『若くてポテンシャルの高い繁殖牝馬に、今最も注目されている新種牡馬を配合した世界レベルの血統馬』ということになるでしょうか。
もちろん、グランアプロウソが新馬勝ちをしているとは言え、Gun Runnerの日本でのポテンシャルは未知数と考えるべきでしょう。ただ、未知数であるがゆえに、『ひょっとしたら、矢作先生が抱く野望＝世界制覇実現のための隠し玉か？』といった妄想が楽しみ放題な面も。。Gun Runnerのアメリカでの快進撃ぶりを考えると、ディープインパクトを超えるスーパーサイアーな可能性だって全否定はできないですからね。
ということで、ここまで随分と褒めまくってしまいましたが、正直、キングエルメスが京王杯２歳Ｓを勝ったことが、本馬に対する評価をさらに前向きにさせているのは確かです。それは、一時的に気分が良くなったから…もありますが、あくまでベースは、これまでたくさんお世話になってきた『矢作厩舎への信頼感』を改めて確認できたからだろうと思います。
さて、そろそろ総額9,000万円というお値段に触れないわけにはいきません。触れないわけにはいかないのですが、イザとなると、どう表現すればよいかは難しいですね(^^;) いや、元々この馬は『結構、高くなるだろうなぁ』とは思っていました。若干、予想より高い設定だったのは確かですが、Gun Runnerの勢いがスゴイことになっていたので、７～８千万まではあるかもと…。
実際には９千万円也だったわけですが、これはもう売り手の評価がそういうことなので仕方がありません。何故そう評価したかについては、募集のPOINT!に書いてある通りで、つまり、芝・ダートを問わず重賞勝ちは当たり前、クラシックやG１も狙える馬なので９千万円ですよ、とクラブは主張しているんですよね。
結局のところ、『それほどの馬じゃない』と思う方にとっては高すぎるのでしょうし、『重賞の一つや二つは当然、なんならＧ１が狙えそう』と考える方にとっては９千万円もアリでしょう。まあ、一般的にはひとつ勝つのが難しい世界ですし、怪我も含めて高額馬ほど金銭的リスクが高いのも事実なので、そこから先は各自で判断するしかありません。。（予算の都合も含めて(^^;)）
ちなみに、馬のお値段を原価積み上げ方式で評価するのは、あまり意味がない…と個人的には思っています。それこそ、同父の産駒や兄弟が活躍すれば、一夜にして安馬から高馬に変わるのがサラブレッドの面白さでもあるワケで。。ステラエージェントだって、今シーズンのGun Runnerの成績が出る前に、その活躍をある程度見通してGun Runner受胎中の牝馬を買った側からすれば、ここで相当の利益を叩き出そうとするのが当然とも言えます(^^;)
だんだん話が発散しそうなのでこの辺でひと区切りにしますが、最後に気になることをひとつだけ。。今回追加募集馬の『特典・ガイド』のページに『早得』についての説明が載っているのですが、何故か『マイレージプラン』につての記述がありません。マイレージプランによるポイント還元は結構デカいですから、もしも対象外なら風景が相当に変わります。
クラブも急にそんなことを言い出さないとは思うのですが、果たしてどうなんでしょうねぇ… というのが急に気になって、過去の出資馬を調べてみたら、ミスペンバリー’19などの『特典・ガイド』のページにもマイレージプランの記載はなかったものの、ちゃんとマイレージプラン適用でポイントが還元されていました。
勝手に焦って勝手に解決したようで申し訳ないですが、何となく不安になるので（気が小さいもので(^^;)）、マイレージプラン適用を書くか書かないかは統一して頂いた方がありがたいですm(_ _)m
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