**2021/11/13東京11R 武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)15:30発走**
◎ バスラットレオン
○ ソリストサンダー
▲ タガノビューティー
△ ブルベアイリーデ
△ オメガレインボー
△ ワンダーリーデル
△ スマッシャー
△ ダイワキャグニー
バスラットレオンは4枠8番になりました。。出来るだけ外枠を引いてハナを叩き、砂を被らないように… などと勝手なことを考えていたものの、さすがにそこまで都合良くはいきませんでした。ただ、真ん中あたりの偶数番枠で文句を言っていては競馬になりませんし、まずまず良い枠が引けたと前向きに考えたいです。
その上で、とにかく今回は初のダート戦なので、どの程度前にいけるのかもやってみなければ分かりません。競馬メディア向けのコメントなどを総合すると、陣営はダート適性に関してそれなり以上の自信があるようですが、調教での走りと実戦は別ものでしょうし、絶対大丈夫みたいな話ではないですからね。
それでもオーロカップではなく、あえて武蔵野Sを選んだ(破竹の勢いがある)陣営の判断、一週前と当週の追い切り評価が非常に高かったことを考えれば、やはり、いきなりから好勝負を期待したいです。
当然ながら、今度こそ逃げ先行が希望ですが、ザッと見たところリアンヴェリテの逃げ主張は間違いなさそう。もしも、あまりにもテンが速くなるようなら控えて2、3番手でも良いでしょう。バスラットレオンは気分良く道中を運べるかどうかで直線の脚色が変わるタイプだと思いますので、逃げ、または番手外めの位置でリズムに乗り、余力を持ったままで4角先頭!をイメージしたいところです。
東京ダートマイルで逃げ先行をめざすとしたら、ある程度以上のペースで飛ばすことにはなるはずです。そうなると怖いのは差し追い込み勢ですが、これがまた結構強そうな馬たちなので面倒です。対抗ソリストサンダー、単穴タガノビューティーは言うに及ばず、ブルベアイリーデ、オメガレインボー以下の連下勢も全く侮れません。
ダート初挑戦ながら、この秋2戦からの巻き返しを促す意味でもバスラットレオンを本命にしましたが、正直、どこまでやれるかについては半信半疑です。ただ、もしもこのメンバー相手に勝つようなことがあれば、(厩舎の先輩モズアスコットのように)芝砂マイルG1制覇を狙える存在になるわけで、是非とも一発ブチかまして欲しいと思いますm(_ _)m
**2021/11/13東京8R(2勝C/芝1600m)13:45発走**
◎ カイザーノヴァ
○ レッドライデン
▲ チアチアクラシカ
△ リフレイム
△ ガンダルム
△ チャロアイト
△ ファジェス
カイザーノヴァは6枠7番になりました。
今回は何なら大外でも良いと思っていましたので、内枠リスクがない7番枠については特に言うことはありません。スタートを普通に出てしっかり折り合うことが第一ですが、最終的には4角から直線で外に出せる位置をキープしていれば、ダイナミックに、そして大雑把に追い込んでくるカイザーノヴァの良さが発揮できるのではないでしょうか。
と言いつつも、もともとアテにできないところがあるタイプなので、当日の気分次第では、最後まで本気を出してくれないリスクはあるでしょう。そこについては、矢作先生の「日に日に元気になってきており、段々と本来の調子を取り戻しつつある」との言葉に賭けるしかないものの、気持ちの面でも広くて長い直線がマイナスに作用するとは考えにくいですからね。万が一、再びトボケ癖が顔をのぞかせるようなら、坂井騎手には腕がパンパンになるまで気合を入れて欲しいと思いますm(_ _)m
相手には現級好走実績のあるレッドライデン、チアチアクラシカ、リフレイムといったところに1勝クラスを勝ったばかりのガンダルム、チャロアイスト、ファジェスあたりを取り上げましたが、正直、2勝クラスのレースであれば、一にも二にもカイザーノヴァが本気の実力を出すかどうかがポイントだと思います。
あ、そう言えばリフレイムの母Careless JewelはGemGemの全姉、つまり、リフレイムとGemGem’20は同血従妹の関係にあります。もちろん偶然の出来事ながら、GemGem’20が矢作厩舎から募集になるタイミングでのこの対戦…。だからどうするとかではないですが、何となく不思議な縁を感じてしまいます(^^ゞ
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、11日午後、無事に骨片除去手術を終えています。
◇宮内助手のコメント 「14時過ぎに手術室に入り、2時間ほどかけて左右球節部のクリーニングを行ってもらいました。今のところ術後の問題もなく、ひとまずは元気にしてくれている模様です」
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何はともあれ、無事にクリーニング手術が終わって良かったです。
ちなみにJRAの発表によれば、怪我の呼称は「両第1指骨剥離骨折」とのこと。何だか大げさな怪我に感じてしまいますが、3ヶ月の成長促進期間と考えれば大したことではありません。。(と自分に言い聞かせ(^^;))
来春は、早ければファルコンSあたりから始動してマイルカップへ。。しばらく走る姿が見られないのは残念ですが、大舞台での活躍を妄想しつつ復帰を待ちたいと思います。
【2021/11/9東京 京王杯2歳ステークス(G2/芝1400m)でのキングエルメス:公式HPより】
パンサラッサは、11月14日福島11R 福島記念(G3・芝2000m)に菱田裕二騎手で出走します。
- 21.11.10 助 手 栗東坂稍 1回 52.9-38.2-24.7-12.2 馬ナリ余力
- 21.11.07 助 手 栗東坂良 1回 59.0-43.5-29.0-14.5 馬ナリ余力
- 21.11.04 助 手 栗東坂良 1回 51.1-37.4-24.6-12.7 一杯に追う
◇矢作調教師のコメント 「先週51秒としっかり負荷をかけましたので、今週はもう馬なりで流す程度の内容としました。それでも時計は速く、動きも良かったですからね。前走久々を良化途上の段階で勝ち切ったとは言え、反動はなく、むしろ状態は上がってきている感じです。今回は小回りコースになる分、他馬の動きが早くなりそうな点がどうか。前走のようにこの馬のペースでリズム良く走れれば、ここでもチャンスはあると思っています」
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パンサラッサの福島記念出走が確定しました。
昨年は収得賞金不足で出られなかったこのレース。休み明けだった前走のオクトーバーSで見事な勝利を飾ったことにより、今年はノーストレスで出走を決めることができました。(何だか、それだけでもかなり嬉しい(^^ゞ)
今回は中3週での出走になりますが、一週前の4日は51.1-12.7秒、そして10日の最終追い切りは馬なりで52.9-12.2秒ですから、調整過程には文句のつけようがないでしょう。これも、休み明け初戦を勝ったお陰と言いますか、上昇ムードがある中で出走できるのは、挑戦者のパンサラッサにとって非常に大きいと思います。
ちなみにこのレース、厩舎の主戦、坂井騎手はステイフーリッシュに騎乗、前走でパンサラッサに乗った吉田豊騎手は小倉記念2着のヒュミドールに騎乗、パンサラッサの鞍上は菱田騎手に替わりますが、もともとパンサラッサは乗り替わりに強いタイプの馬ですし、ましてや菱田騎手は昨年の関門橋Sで乗ってくれていますからね。
いや、乗り替わりに強いと言いますか、パンサラッサはとにかく先行してナンボの馬なので、誰が乗ってもやることに大差はない…ということなのでしょう。パンサラッサは今までに7回の連対実績がありますが、その7回に乗った騎手は実に6人(坂井瑠星騎手2回、松山弘平騎手、三浦皇成騎手、藤岡祐介騎手、菱田裕二騎手、吉田豊騎手)。。まあ、要するに、誰が乗るかはあまり関係ないタイプですよね(失礼m(_ _)m(^^ゞ)
今回は前走と違って強い逃げ先行馬がいますので、かなり厳しいレースになるでしょうが、それは重賞ですから当然のこと。矢作先生が仰るように、自分のペースでレースをすれば「ここでもチャンスはある」と思いますので、是非頑張って欲しいです!(あまり外枠にはいきたくないなぁ…)
**2021/11/14福島11R 福島記念(G3/芝2000m)出走馬**
【2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】
バスラットレオンは、11月13日東京11R 武蔵野ステークス(G3・ダ1600m)に菅原明良騎手で出走します。
- 21.11.10 助 手 栗東坂稍 1回 51.6-37.6-24.6-12.3 馬ナリ余力
- 21.11.05 坂井瑠 栗東坂良 1回 51.9-37.3-24.2-12.1 馬ナリ余力
- 21.10.20 坂井瑠 栗東坂良 1回 53.8-38.5-24.2-11.7 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「10日に坂路を単走で追い切りました。秋初戦を使って前走でコンディションが上がり、今回もそれをしっかりと維持できている様子。順調にきていますよ。パワーがあるタイプの馬ですからダートでも楽しみはあると思っていますし、気持ち良く自分のリズムで走ることができれば、いきなり好勝負になっても不思議ではありません」
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バスラットレオンの武蔵野ステークス出走が確定しました。
登録時点では14日のオーロカップ(L/芝1400m)との両睨みでしたが、最終的に矢作先生は57kgを背負うダート重賞を選択。条件や相手関係を考えれば、オーロカップの方が無難だったはずで、「いきなり好勝負になっても不思議はない」との手応えがあるにせよ、攻めたレース選択なのは確かだと思います。(予想通りでしたけれど(^^ゞ)
今回は富士Sから中2週での出走になりますので、追い切りは5日、10日に坂路馬ナリを1本ずつでした。ただ、いずれも51秒台で終いまでしっかり駆け抜けており、メディアの取材に武村助手が、「やればいくらでも動く馬。状態はどんどん良くなっています」とコメントするほどの好調をキープしているようです。
状態面に不安がないとすれば、あとはもう初のダートがどうかだけです。ダート重賞好走馬がずらりと並ぶ厳しいメンバー構成ですが、芝のG2勝ち馬がわざわざダートを試すとなれば、ここを勝って来年はフェブラリーSへ!ぐらいの気持ちがあって当然ですからね。(ちょっと前向き過ぎますかね(^^;))
できれば外枠を引いて砂を被らず先行したいところですが、それはまあ、枠順が決まってから考えるとして、まずは、大胆な路線変更となるこの挑戦を思う存分楽しみたいです!
**2021/11/13東京11R 武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)出走馬**
【2021/10/23東京 富士ステークス(G3/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
カイザーノヴァは、11月13日東京8R 2勝クラス(芝1600m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 21.11.11 助 手 栗東坂良 1回 55.6-39.4-25.0-12.6 馬ナリ余力
- 21.11.09 助 手 栗東坂稍 1回 56.3-40.2-26.2-13.1 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「東京への輸送もありますので、今週は比較的軽めの内容としました。復帰戦後は一時的に大人しく、普通キャンターなども乗りやすくなっていましたが、休み明けを2戦して、改めて日に日に元気になってきており、段々と本来の調子を取り戻しつつある様子。本馬は少しやんちゃなぐらいの方が力を発揮してくれますので、良い感じでレースを迎えることができそうです」
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カイザーノヴァの出走が確定しました。
長期休養明けだった前々走(7着)、一度叩いて多少の良化アリと言われた前走(8着)、いずれも、『絶好調でなくとも2勝クラスなら…』といった期待感で応援しましたが、馬の調子だけでなく、位置取り、展開、レース運びといった点でもうまくいかず、休養前に見せていた素質、能力を発揮することができませんでした。
今回は前走から中1週、休み明けを二度使って臨むレースになりますが、矢作先生によれば「日に日に元気になってきており、段々と本来の調子を取り戻しつつある」とのことで、(疲れるどころか)ようやく実力が出せる状態になってきたとすれば、前二走とは全く違うパフォーマンスが見られるかもしれません。
また、大雑把な競馬の方が力を出しやすい今のカイザーノヴァにとって、阪神から東京コースに変わることは必ずプラスになるはず(11頭立てもありがたい)。。坂井騎手は先週の東京で結果を出していますし(キングエルメスの京王杯2歳S@1400m戦ですけれど)、きっと良いイメージで乗ってくれることでしょう。
2勝クラスにしてはメンバーが揃った気もしますが、このぐらいは普通でしょ…と言われれば、確かにこういうレースを勝ってこそ『上でもやれそう』となるわけで、これから休養に入る弟の分まで頑張って欲しいと思います。
**2021/11/13東京8R(2勝C/芝1600m)出走馬**
【2021/10/9阪神8R(1勝C/芝1600m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】