三重ホーストレーニングセンター在厩のキングエルメスは、舎飼により安静にしています。
◇伊藤場長のコメント 「到着直後は輸送により球節部が若干ムクミ気味でしたが、熱感も含めてほどなく落ち着いてきましたし、手術痕はきれいになっていますね。獣医師の指示により、向こう2~3週間は馬房内休養となる予定。まずは安静にして術後の経過を見守っていきたいと思います」
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到着直後のムクミなどは致し方ないこととして、手術痕については大きな心配はないのでしょう。それよりも、今後しばらくは馬房内での休養になりますので、その間、キングエルメスが大人しく過ごしてくれるかどうかの方が気になりますね。
ただ、そうは言ってもキングエルメスよりも気難しい(と言われている)半兄カイザーノヴァが、もっと長期間の舎飼いをクリアしたのですから、それを考えれば、あまり心配する必要はないのかもしれません。(当たり前のことを言いますと、そもそも私が心配してもどうにもできない話ですし(^^;))
という事で、療養中のケアについては、カイザーノヴァのこともご存知の三重ホーストレーニングセンターの皆さんにお任せをして、私は復帰後の大活躍祈念に専念したいと思います。
これは全くの勘ですが、キングエルメスは、来年の飛躍に向けて想定以上に早く回復してくれると思っていますし、マイルカップには、必ずや有力馬の一頭として挑戦できると信じています( ・`ー・')キリッ
【2021/11/9東京 京王杯2歳ステークス(G2/芝1400m)でのキングエルメス:公式HPより】
岩城ステーブル在厩のカナロアガールは、おもに角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター2000~3000mを乗られています。11月下旬の馬体重は522kgです。
岩城代表のコメント 「トレッドミルでのキャンター調整と併行しながら進めており、現在の普通キャンター調教をベースとして、これから少しずつピッチを上げていく予定になっています。季節柄、やや冬毛が伸びている感じではありますが、体調そのものに問題はなく、進めて行くにあたって馬の雰囲気も悪くありません」
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とりあえず体調に問題がなく、雰囲気も悪くないのであれば、疲労回復後の立ち上げは今のところ順調なのでしょう。ただし、問題はピッチを上げた時にどうなるかですから…。細かいところは想像するしかないですが、カナロアガールの状態としては『可もなく不可もなし』といった感じなのかもしれません。
さて、この感じだとすぐに復帰することはなさそうですし、忙しいコースはそもそも得意ではありませんから、やはり来年の東京開催に最後の勝負をかける作戦が有力なのでしょうか…。
方針が決まるのは来月以降だと思いますが、どういう作戦になったとしても、その時点で最高の状態で送り出してあげたいです。岩城ステーブル、田村厩舎の皆さん、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m
【2021/10/31東京6R 3歳以上1勝クラス(芝1600m)でのカナロアガール:公式HPより】
テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、今週より走路入りを開始しています。11月中旬の馬体重は520kgです。
◇伊藤マネージャーのコメント 「現在は軽いキャンターを2000m。走路入り後も骨瘤は問題ないですし、この中間、調教師にも実際に確認してもらい、『笹針明けだった前回の立ち上げ時よりも具合はむしろ良いぐらい』ですので、来週から坂路に入れて乗り進めて行くことになりました」
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前回近況で「来週から騎乗を開始してみて骨瘤がどこまで疼くのか否か、その感触を窺っていければ」とありましたので、正直、だいぶ心配をしていたのですが、まずは、走路入り後も問題が出なかったのは何よりです。
来週からは坂路にも入るようなので、是非ともこのまま順調に進んで欲しいと思います。
そう言えば、前回は笹針を打つほど疲れが出ていましたから、見た目に順調そうでも、実際には本調子を作り切れなかった面があるのかもしれません。そのあたりを判断するのは(気持ちの部分もあるので)本当に難しいでしょうし、外からではわからないことが多いのだと思います。
テンコーさんには毎度ご苦労を掛けてしまいますが、強いクレッシェンドラヴをもう一度(二度でも三度でも!)見たいと思っていますので、引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
追加募集馬関連の話題もひと休みということで、久しぶりに立川でやった飲み会の話です。
飲み会と言っても人数3の小規模なもので、主旨は4月に地方から転勤してきた後輩の歓迎会。4月の歓迎が今頃なのは『いかにもな話』ですが、この手のことって、皆さんの近くでもあるんじゃないでしょうか。(さすがに無いかな(^^;))
この日の会場は、立川の居酒屋『じまん屋』さん。料理は全てお任せで飲み放題付き、料金は4千円きっかりという、驚くほど良心的な設定のお店なんです。まあ、4千円でも料理の内容が今ひとつとかだとアレですが、それが、かなり頑張ってくれていてどれも美味しい。一体どういう工夫があるのか分かりませんが、早速、紹介していきます。
まずはお刺身から。写真の奥からブリ、マグロ、そしてかつおのタタキ、
逆サイドは奥から、とろサーモン、ひとつ飛ばして(何だか忘れたので(^^;))タコぶつ、シメ鯖です。
いやぁ、飲み放題付き4千円と聞くと逆に心配だったりするものですが、このお刺身を食べるとそれが杞憂だということが分かります。種類も豊富な上にどのネタも新鮮なのですから、全然文句を言うところがありませんでした。
続いての玉子焼きは出汁巻きではなく、ちょっと甘めのタレが掛かった面白いタイプでした。私はこういう玉子焼きは初めてだったものの、そもそも玉子好きなので何でもOKです(^^ゞ
そして枝豆とそら豆。枝豆やそら豆はダメなものは結構ダメなのですが(意味伝わりますかね(^^;))、どちらも皮が固過ぎず、きちんと美味しいので良かったです。
牛スジ煮込みは割りとあっさりとした塩味の煮込み。味の濃さやトロトロ加減で好みが分かれるところでしょうが、ネギたっぷりの塩味煮込みもたまには良いと思いました。
さらには大好きなあん肝まで出して頂いて…。トロッとしたあん肝は、全く臭みのない美味しいもので、口どけの良さは特筆ものだったと思います。多少身体に悪かろうがどうしようが、こういうのはヤメられませんね(^^ゞ
生ハムのサラダは見た目では分かりませんが、ハムの下にはポテサラが隠れたりしていて、野菜の新鮮さだけでなく、きちんと工夫をしてあるのが嬉しいです。
そして、薄い生地にタップリのチーズとじゃこがのっかったピザ。こんがりクリスピーな生地とじゃこの塩気をチーズがうまくまとめてくれて、何枚でもイケちゃいそうなピザでした(^^)
最後はさっぱりとしたお新香盛りで、料理は終了となりましたm(_ _)m
ザザッと料理を紹介してきましたが、会計をお願いすると、この料理に飲み放題がついて本当に12,000円/3人也。。4千円は税込の値段だったんだ…的な驚きを隠しつつ、もうちょっと少な目に飲んであげた方が良かったかな?などと余計な心配をしてしまいました。(生ビールを飲んだ挙句、芋ロックを相当にお代わりしてしまったので(^^;))
しかし、全部コミコミ4千円でも、やろうと思えば結構なコースができてしまうんですね。恥ずかしながら我々世代は(年齢的に)大量のつまみを必要としなくなっていますし、これだけの質と量なら全くもってありがたい限りです。
もちろん、美酒美食を求めるなら別の選択になるとは思います。でも、じまん屋さんはリーズナブルで面倒がなく、それでいて無難な線をしっかりキープするという、ある意味とても高度なことを実現している気がします(^^)
じまん屋
東京都立川市錦町1-2-10 新井ビル 2F
042-525-8855