とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

【パンサラッサ】馬に任せて勝つ、それが一番! @関係者コメント

2021-11-14 19:20:31 | パンサラッサ

福島記念(G3/芝2000m)を優勝したパンサラッサの関係者コメントです。

◇菱田騎手のコメント 「馬の具合がすごく良かったです。1頭行きたそうな馬がいましたので抑えようかとも思いましたが、『気分良く行かせて』の指示でしたし、なにより馬自身が気持ち良さそうにグイグイ行き始めましたので、もうこれは逆らわずに馬に任せようと。ハイペースなのは分かっていましたが、馬の気持ちを優先しました。勝負所も後ろを待たずに積極的に行き、直線で追い出してからも反応してくれましたからね。重賞を勝てて良かったです」

◇矢作調教師のコメント 「前半の1000mが57秒3。さすがにあのペースで最後まで残れるのだろうかとも思いましたが、結果的にはジョッキーがうまく乗ってくれましたね。この馬本来の能力を発揮することができたと思います」

◆クラブのコメント 「前半から気分良く、結構なラップを刻んで行く形となりましたが、最後までセーフティーリードを保ったままでの“圧逃”。前走からの2連勝で見事、重賞ウイナーの仲間入りを果たしてくれました。なお、このあとは、「上がりの様子を見ながら、いったん放牧を挟むかどうかを検討」(厩舎陣営)する予定。成長が進み、自身のレースのカタチを築きつつある今、さらに上のステージを目指して挑戦を続けていきたいと思います」

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「馬の具合がすごく良かった」、今日の第一の勝因はそこなんでしょうね。

パドックはもちろん、現地特派員(?)から『返し馬絶好調』との報告がありましたし、そもそも一週前、当週と追い切りのデキがすごく良かったですから、菱田騎手も『馬に任せていってみよう』と腹を括れたのだと思います。

コントラチェック、ディアンドルの着順を見ると、1コーナーまでに抑えて2、3番手からレースをしても勝てたかもしれませんが、馬に任せて逃げ切れるならそれに越したことはないでしょう。何しろ、あれだけのペースで逃げて粘ってしまえば、1000m60秒を基準に追いかけてくる馬たちは、何の抵抗もできないわけですから(^^ゞ

酔った頭と目でレースラップを確認すると、前半3F33.6秒という『1200mかよ!』というペースで意表を突き、1000m通過57.3秒で『どうせ潰れるだろ』と幻惑し、一旦、1200~1600を12.4-12.4で息を入れたところまでは、実は良くある話のような。。パンサラッサのスゴかったところは、1600~1800で12.1とペースを上げて、セーフティリードを作ったことだと思うんですよね。

あれをやられると後続勢はどうしようもないですから、もしも次に対戦する時も、強い馬ほど早めに鈴をつけに行くかどうかできっと悩むと思います。まあ、最後の1Fは13.1秒とさすがに疲れてしまいましたが、それがなかったらツインターボじゃなくてサイレンススズカになってしまうわけでして(^^;) 今のところそこまで偉そうにしてはいけませんし、あくまで謙虚な気持ちを忘れずに、今後の成長を見守りたいと思います。

ちなみに、どうやら陣営は簡単に放牧するつもりはないようですから、来週の近況から目が離せなくなりました。まあ、結局リフレッシュ放牧になる可能性も高いと思いますし、とにかく、今後のことは全て矢作厩舎の皆さんに決めて頂きたいという意味で、私も余計なスケベ根性を封印して待ちたいと思いますm(_ _)m

 


ZBAT!競馬『【福島記念】パンサラッサが大逃げ決めて重賞初制覇!』
第57回福島記念(3歳以上、G3、芝2000m)は、菱田裕二騎手の5番人気パンサラッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)がスタートから押してハナに立ち、速いペースで飛ばして直線に向かうと、脚色は衰えずにそのまま後続を大きく離して逃げ切り。前走のオクトーバーS勝ちからの連勝で重賞初制覇を決めた。タイムは1分59秒2(良)。
4馬身差の2着に差し脚を伸ばした6番人気のヒュミドール、さらに半馬身遅れた3着には1番人気で5連勝を狙ったアラタが続いた。
福島記念を勝ったパンサラッサは父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母の父Montjeuという血統。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産馬で、馬主は広尾レース(株)通算成績は17戦4勝。重賞は初制覇。福島記念は管理する矢作芳人調教師、騎乗した菱田裕二騎手ともに初勝利。


 

【2021/11/14 福島記念を優勝したパンサラッサ:バージョンワンさん撮影】

 


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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【パンサラッサ】ツインターボかっ!! 福島記念・優勝\(^O^)/

2021-11-14 16:11:37 | パンサラッサ

福島11R 福島記念(G3/芝2000m)に出走したパンサラッサが優勝しました!!!

【レース内容】好スタート。内から逃げ態勢のディアンドルを抑え込み、外から出てきたコントラチェックを従えて勢いよく1コーナーへ。逃げるのは俺だ!!という強い意志を示すように、1000m通過57.3秒の思い切った走り。3角手前ですぐ後ろにコントラチェックがついてきたので、決して楽なカタチではなかったですが、それでも気持ち良く走っているのは画面からも伝わってきました。すると、3~4角中ほどで先に一杯になったのはコントラチェックの方で…。パンサラッサはその後も着実な脚取りでゴールをめざし、直線に入った時点では7、8馬身、直線中ほどでもセーフティリードを保ったままで、残り50m地点からガッツポーズで応援できるという、見事な逃げ切り勝ちを飾りました!

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いやぁ、すごかったですねぇ…

気持ち良かったですねぇ…

菱田騎手、ゴールしたあとに笑っちゃってましたねぇ…

ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪

前走のオクトーバーSが大逃げからのアタマ差勝ち、そして今日は57.3秒で飛ばして後続に4馬身差をつける圧勝劇。パンサラッサは完全に逃げ馬として覚醒したと言いますか、まるでハマった時のツインターボを見ているような気分になりました。(若い競馬ファンの皆さん、古いたとえでスミマセンm(_ _)m)

いやですね、予想記事では「何だかんだでディアンドルとパンサラッサの並びさえ決まってしまえば、結局、平均ペースに落ち着くような」と書いたのですが、全然そんな甘いことではなく、無理やりハナに立つカタチでの強引な逃げ。菱田騎手も余ほど腹を括っていたのでしょうが、関門橋Sの時とは全く違う種類の気迫を感じる騎乗でした。

まあ、道中のペースを確認した時は、正直なところ、これでどこまで持ってくれるのか…と思いましたが、結局最後まで持ってしまったのですから、小回り2000mに限って言えば、決してパンサラッサにとってオーバーペースではなかったということですね。いやホント、これじゃ後続勢は全くなす術がなかったことでしょうm(_ _)m

そして、この勝利で父ロードカナロアは全10場重賞制覇を達成、母ミスペンバリーにとっては(意外ですが)これが重賞初制覇、さらに個人的には2週連続重賞勝利という記録ずくめの一戦に。。(最期のは余計ですけれど(^^ゞ)

昨日のカイザーノヴァとバスラットレオンがアレだったので、ここでパンサラッサが不甲斐ないレースをするようなら、追加募集なんてガン無視してやろうかと思っていたものの、こういう気持ちの良いことをされちゃいますと、じゃあ、ちょっと前向きに考えてみますかね… みたいな気持ちになるのも致し方ないところでしょうか┐(´~`)┌ ヤレヤレ

エリザベス女王杯を勝ったのが、デビュー2戦目の未勝利戦で差し切られたアカイイトというのも何かの縁…というよりも、2019年9月28日の阪神3Rは、今風に言えば『伝説の未勝利戦』ってことになるんですかね(^^ゞ

とにかく今は興奮していますので、少し気持ちを落ち着けて、ゆっくり祝杯の準備をしようと思います。矢作先生はじめ厩舎の皆さん、菱田騎手、そして現地で応援している出資者の皆さん、本当にお疲れ様&おめでとうございます!\(^O^)/

 

**2021/11/14福島11R 福島記念(G3/芝2000m)・良**

【2021/11/14 福島記念を優勝したパンサラッサ:バージョンワンさん撮影】

 

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GemGem’20は来日済み、シュウジデイファームで着地検疫中

2021-11-14 05:47:08 | イベント・募集馬検討

『広尾TC・2021年秋追加募集馬 どうする?GemGem’20』の中で、「いつ頃来日するのかぐらいはわかっていないと、思い切ってガツンと出資…という判断はしにくい」と書いたのですが、12日に更新された追加募集馬たちの近況で、GemGem’20はすでに来日、輸入検疫を終えてシュウジデイファームに入っていることが分かりました。

 

(外)Gem Gem’20

1歳 鹿毛 2020.02.06生 米国産(Hunter Valley Farm)
◇父:American Pharoah 母:Gem Gem (母の父:Tapit)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇募集総額 5,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:未確認
◇Point!:米国キーンランド・セプテンバーセールにおいて、名伯楽・矢作芳人調教師がセレクトした良質外国産馬が登場。ミドルサイズのスマートな好馬体には牝馬らしい品格の良さが漂っており、身のこなしの柔らかさ、適度な繋ぎの長さからは日本の馬場への適応力の高さが窺い知れる。加えて性格の良さ、人に従順な点も頼もしく、父に米三冠馬、母の全姉に米G1馬と血統面も申し分なし。ダートはもちろんのこと、芝にも挑戦したくなる三拍子そろった好素材と言えよう。目指す舞台はマイルから中距離あたり。偉大な先輩ダノンファラオに続きたい。
◇最新近況(11/12更新):10月12日(火)に北海道・新千歳空港に到着。厚真町の動物検疫所での輸入検疫を経て23日に浦河のシュウジデイファームへ移動、90日間の着地検疫に入っています。馬体重436kg、体高160cm、胸囲178cm、管囲19.0cm(11/12測定)
「来日と輸入検疫により肉付きや毛づやが落ちる馬もいる中で、本馬はそこまでガレることなく、こちらの環境にもほどなく順応。特にナーバスになるようなこともありませんでした。現在は丁寧に手をかけながら、ロンジングから進めて腹帯をつけるなど、初期馴致を行っている段階。牝馬にしては身幅があって、しっかりとした感じの馬ですよね。飼葉喰いも良好です」(石川代表)

 

石川代表によれば、日本に来てみたら別馬のようになっていた、という最悪の事態は避けられたようで良かったです。と言いますか、どこでどう過ごしているかわからない状況から、お馴染み矢作厩舎の虎の穴で元気にしていることが分かっただけで、出資判断についてのハードルがグンと下がったのは確かです。

馬体重は現時点で436kgとのことですが、体高が160cmあることに加え、今が輸入で細くなった分の回復期だと考えれば、(管囲はもっとあっても良いものの)450kgぐらいでデビューができるかもしれません。まあ、そのあたりは来日後の動画や写真を見たいところですが、その意味でもシュウジデイファームにいるというのは心強く、ほどなくそういった情報も提供されるものと思います。(できれば11/21の前が良いですが、それはさすがに無理か…)

いずれにしても、これでGemGem’20も堂々と出資検討の対象に入ってきました。コロナ以降は出資前に実馬を見る機会もなく、『どうせ目を瞑ってポチるだけ』と言ってしまえばそうなのですが(何ならコロナ前だって出資してから展示会だったですし(^^;))、それでも気分的にだいぶ違うのは確かなんですよねぇ(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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広尾TC・2021年秋追加募集馬 派手さはないけど!?ルックオブラヴ’20

2021-11-14 05:27:45 | イベント・募集馬検討

不定期に続けてきた『2021年秋追加募集馬』についての感想シリーズもこの馬で最後になります。

実は私、今回の追加募集馬全6頭についての感想を書きながら、自然に出資作戦がまとまることを期待していましたが、正直、まだ迷うところがいろいろとあり、この作戦でいこう!というところまで至っていません。まあ、申込み解禁まであと一週間ありますが、一週間などアッという間に過ぎてしまうとも言えますので、なるべく早めにまとめたいと思っています。

 

ルックオブラヴ’20

1歳 鹿毛 2020.04.23生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:ミッキーアイル 母:ルックオブラヴ (母の父:キングズベスト)
◇美浦・新規開業厩舎予定
◇販売総額 1,400万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:現時点では成長過程において脚長のスッキリと綺麗に魅せる体つきだが、骨格はしっかりとしており、これから調教を課して当歳時のスタイルに戻っていくなかで逞しさや力感も備わってくるはず。筋肉は良質で柔らかく、前肢の可動域の広さがストライドの大きな走りを生み出し、父の産駒の特長でもある快活なスピードと相まって出色の動きを見せている。おじクレッシェンドラヴ同様、普段からテンションがやや高めではあるものの、まずは初期馴致を従順にクリア。悲運に見舞われた全兄の分まで、大きく強く駆け抜けてもらいたい。適性は芝の1400~1600mにありそうだ。
◇最新近況(11/12更新):北海道・日高町のファンタストクラブ在厩。おもに屋内ダートコースでハッキングキャンター1600~2000m、または角馬場でのハッキング後、屋根付き坂路でハッキングキャンター1本を乗られています。馬体重414kg、体高156cm、胸囲178cm、管囲19.5cm(11/10測定)
「初期馴致から現在に至るまでスムーズに推移しており、みんなのお手本となるような感じで、日々の集団調教をこなしてくれています。いま現在、目方はそれほどないものの、馬体に幅があり、体型やシルエットがキリッと雰囲気よく出来ている印象。これから進めていく中で、軽快なスピードやキレを見せてくれるのではないでしょうか。総じてピリッと元気な血統のようですが、ここまでは従順で扱いやすい感じです」(米田育成広報)

 

まず、12日に追加募集馬についての近況更新があり、ルックオブラヴ’20は『馬体重414kg、体高156cm、胸囲178cm、管囲19.5cm』とのこと。写真や動画の印象からは、もっと体重があってもおかしくない気がするものの、体高、管囲もまずまずで、これからの成長が充分に見込めそうです。

馬体全体のバランスは良く、これといった欠点のない綺麗なラインを見せています。募集のPOINT!に「適性は芝の1400~1600m」とあるように、現時点ではどちらかというとマイラー体型に見えますが、やや遅い4月後半の生まれだけに、今後の成長で変わる部分はあるかもしれません。(このままのイメージで成長する可能性が高そうですが)

本馬の全兄アイルオブラヴは順調に育成され、早期デビューが視野に入ったタイミングでまさかの急逝、残念ながら実戦でその能力を試すことはできませんでした。思えば兄もなかなか格好の良い馬でしたから、見栄えの良さはこの系統の特徴なのか、あるいはミッキーアイルとの相性が特別に良いのかもしれません。(ミッキーアイル産駒が全体的に好調なのも心強いです)

こうして冷静に、じっくりと写真・動画を眺めてみると、お値段1,400万円は意外にお買い得かもしれません。確かに字面の派手さではGemGem’20に一歩譲るものの、血統的には(竹内さんの診断にあるように)かなり筋の通った馬ですし、ハイアーラヴ系特有の気性難が顔をのぞかせることがなければ結構楽しめるのでは?と思えてきます。

ちなみに竹内さんの血統診断に、「底力豊富な母に軽やかなスピードを持つミッキーアイルの配合は好バランス」という解説が出てくるのですが、確かにルックオブラヴのキングズベスト×Sadler's Wellsは、『日本で活躍するにはスピード不足』といったリスクを否定できないところはありました。

ただ、それは母系として考えた時には底力やパワーの面でそのままプラス要素になるはずで、ミッキーアイルとの配合が狙い通りにハマっていれば(みんな大好き名牝Specialのクロスも入ってます(^^))、かなり面白い活躍が期待できると思います。

ということで、私の場合は20年産出資馬がかなり飽和しており、元出資馬の仔だから即出資…という判断はしにくいのですが、少なくとも、ミンティエアー’20、ジアナズドリーム’20、エンパイアブルー’20、そしてGemGem’20といった出資候補馬たちのグループに加えても悪くない、という気がしています(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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