函館10レース・UHB杯(3勝C/芝1200m)で13着となったプライムラインの関係者コメントです。
◇菱田騎手のコメント 「もっと事前から雨がしっかり降って重馬場になってくれればよかったのですが、降り始めでまだ芝の上に雨が溜まっているコンディションでしたからね。上滑りするような走りになり、思うようにコントロールできず、それで脚を使ってしまって最後は余力がなくなってしまいました。洋芝の走り自体は悪くなかったと思います」
◇田中克調教師のコメント 「外々を回らされましたし、着順ほど負けてはいませんが、ここからもう一段上がってくれればと思います。去勢して体調の波が穏やかになり、芝でも走れるようになりましたからね。7歳ですがまだゆっくりと良化していますので、このまま諦めることなく出走を重ねていければと思います」
◆クラブのコメント 「半年ぶりの競馬、加えて特殊な馬場状態でもあって最後は伸び脚を繰り出せませんでしたが、転入後初めてとなる芝のレースでも前半のスピードには対応できていましたので、ここを使っての前進に望みをつなげていきたいところです。なお、このあとは、「中1週で6月29日(土)函館11R TVh杯(3勝クラス・芝1200m)に使えるよう調整していければ」(師)と考えます」
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菱田騎手によれば、直線で伸び切れなかったことについては上滑りする馬場の影響もあったとのこと。そのあたりは運不運の話でもありますし、今日はプライムラインの日ではなかったと諦めるしかありません。ただし、「洋芝の走りは悪くなかった」とのことで、今回、改めてそれを確認できたのは収穫だったと思います。
それから、マイナス18だった馬体重については特に言及なし。。おそらくは『全然気にしなくて大丈夫』ということでしょうから、コチラもそのつもりで、次走以降も450kg前後で競馬をすると考えておきます。
注目の次走については、中一週で再び洋芝の1200m戦、TVh杯に向かうつもりとのことです。
正直、私はプライムラインが1200mタイプだとは思っていないものの、同条件の2戦目となれば『慣れ』が見込めるでしょうし、枠順や展開次第で一気の前進があっても不思議ではない気がします。
田中克先生も「7歳でもゆっくりと良化している、このまま諦めることなく出走を重ねていければ…」と仰っていますし、もちろん私も簡単に諦める気などサラサラありません。まずは次走、TVh杯に良い状態で出てきて欲しいと思います!
函館10レース・檜山特別(2勝C/ダ170m)で4着となったメリタテスの関係者コメントです。
◇菱田騎手のコメント 「控える競馬になってしまったので、途中で馬がやめてしまうかと思いましたが、今日は最後までしっかり走ってくれました。最後は内に行くしかなく、思い切って突いてあと少しのところだったのですが…。それでも昇級初戦、しかも控える競馬でこれだけやれたのは良かったと思います」
◇矢作調教師のコメント 「行ければ行ってほしいと指示。ただ、斤量が4kg重くなったぶん、出脚がひと息でした。それでも道中ポツンと揉まれないポジションで競馬ができたのが最後まで集中して走れた要因かなと。昇級、同斤でこれだけやれれば立派ですし、走りの幅が広がったという意味では良かったのではないでしょうか」
◆クラブのコメント 「スタートを決めて、出ムチ一発ハナを窺ったものの逃げられず、内々で控える競馬。直線に向いて進路が開かず追い出しを待たされた分、最後は外から交わされましたが、控える形、狭いところに入っても気持ちが途切れなかったのは収穫と言えるでしょう。なお、このあとは、「連闘後になりますので、一回放牧に出してリフレッシュ。馬の状態が良ければ函館の最終週、もしくは札幌を考えていく」(師)予定となっています」
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なるほどなるほど、菱田騎手、矢作先生のコメントを見ると、今日のレースは『何が何でもハナを取り切る』というほど徹底した逃げ作戦ではなかったみたいですね。逆に言えば、前走でかなり強引に逃げたのは古川奈穂騎手の判断だったのかもしれず、4kg減のメリットを意識した彼女なりの覚悟が窺えたような気もします。
それはさて置き、菱田騎手も矢作先生も、控えるカタチから最後まで頑張れたことについてはかなり前向きに評価をしてくれています。と言いますか、レース直後に暗くなられても困りますし、実際、収穫の多い一戦だったのは確かですしね。
あとは、2勝クラスを北海道シリーズのうちに卒業したいところですが、それに関しては、一旦リフレッシュ放牧をして状態を見てから…とのことなので、あまり焦らず見守っていこうと思います。
とにかくメリタテスは間隔を詰めて走っていますので、まずはお休みを頂けたことがありがたいですし、矢作厩舎のことなので、意外に早いタイミングでケロッと戻ってきそうですから(^^ゞ
函館11レース・UHB杯(3勝C/芝1200m)に出走したプライムラインは13着でした。
【レース内容】好スタートから控えて中団に待機、内から先行争いをする各馬を見つつ、うまく折り合っているように見えました。その後は勝負どころの3角付近から外を回って進出すべく気合を入れられましたが、周囲の馬も充分に手応えを残しており、距離ロスの分をカバーするほど差を詰めることはできず…。直線でもプライムラインなりに脚を伸ばしてくれましたが、前を行く馬たちをごぼう抜きするほどの脚は見せられず、勝ち馬から0.6秒差の13着に終わりました。
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うーむ、そうなっちゃいますよねぇ。。。
芝は全然問題ないように見えましたけど(^^;)
昨日の函館メインでランドオブラヴが0.6秒差12着の負けたのを見て、何となく嫌な予感がしていたのですが、結果的にはその嫌なパターンをなぞるような競馬になってしまいました。。
もっとも、内容的にはかなり違っていて、ランドオブラヴが折り合いを欠いて伸びなかったのに対し、こちらはむしろ距離が足りないと言いますか、やはり1200m戦はプライムラインには忙しいんじゃないかと感じました。陣営の評価は分かりませんが、芝でも問題なく走れるのは分かりましたので、できれば芝1800mで前に行く競馬を試して欲しいかなと。。
まあ、そのあたりは関係者コメントを待つとして、レース内容云々の前にですね、前走からマイナス18kgの446kgで出てくるとは思ってもいませんでした。いや、マイナス体重が敗因だと言う気はないのですが、なんでしょう、去勢明けの一戦がマイナス22kgでその次走がプラス8、そこから半年休んでの今回がまたマイナス18kgですからね。何となく心配です。
馬体重に関しては田中克先生も気にしておられましたので、今後に向けて何か対策をするのかしないのか、いろいろ難しいとは思いますが、改めて考えて頂ければと思いますm(_ _)m
**2024/6/16函館11R UHB杯(3勝C/芝1200m)・良**
UHB杯【2024年6月16日函館11R】:競馬ラボ
函館10レース・檜山特別(2勝C/ダ1700m)に出走したメリタテスは4着でした。
【レース内容】互角のスタートから出ムチを入れてハナに立つかと思いきや、外から先手を主張してきた馬たちを先に行かせ、まさかの中団で1コーナーに入りました。2コーナーから向こう正面に入ってからも中団の内ラチ沿いを追走、動き始めたのは3角手前あたりからでした。3~4角ではラチぴったりの経済コースを進出、手応えを残したまま直線に入りましたが…。結果的には前に出たいタイミングで前が開かず、進路を探すロスがあったのが痛かったか…。最内に進路を切り替えて脚を伸ばし、一瞬先頭に立つ場面もありましたが、外から勢いをつけて差してきた馬たちに僅かに交わされ、差のない4着入線となりました。
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いやいや、なんと申しましょうか…
喜ぶべきか口惜しがるべきか、はたまた驚くべきなのか(^^;)
まずですね、逃げなかったことの是非はさて置きまして、連闘策でマイナス6kgの中、斤量56kgの昇級戦でもきちんと勝ち負け、上位争いの競馬ができたことは良かったと思います。(菱田騎手お疲れ様でしたm(_ _)m)
ラチ沿いで馬群を追走するカタチはあまり得意ではないはずですが、『直線で前が塞がらず、すんなり抜け出せていたら後ろが来る前に突き抜けていたかも…』と思わせるパフォーマンスを見せてくれましたし、このクラスでも十分やれる実力があることは、この一戦できっちり証明してくれたと思います。
その上で、逃げなくても勝ち負けに持ち込めたことを新境地と考えるのか、無理にでも逃げていればメリタテスらしさが発揮できたのでは?と考えるのかはなかなか難しいところで…。
勝ち時計の1分45秒1はメリタテスの前走より1秒近く遅いですし、スタート~500mのタイムも29.3秒で、前走の29.1秒より遅いですからね。無理やりにでも逃げるつもりでいけば、おそらく前走同様のカタチは作れただろうと思います。ただ、56kgで気持ち良く飛ばして、本当に最後まで持ったかどうかは何とも言えないので難しい(^^;)
まあ、考えても結論が出ないことは、とりあえず関係者コメントが出るまで封印しておくしかありません。
勝てなかったのはとても残念ではありますが、メリタテスは今日もすごく頑張ってくれましたし、もしかしたら、そうれほど間隔をあけずに頑張ることになるかもしれませんからね。落馬負傷で乗れなかった古川奈穂騎手の早い回復を祈るとともに、引き続きメリタテスにはタフで元気に頑張って欲しいですし、長く活躍して欲しいと思います!
**2024/6/16函館10R 檜山特別(2勝C/ダ1700m)・良**
檜山特別【2024年6月16日函館10R】:競馬ラボ
昨日、例によって何となく(?)競馬を観戦していました。
だからどうしたと言われるとアレなのですが、昨夜は某所で飲み過ぎたため、あまり込み入った記事を書ける気がしないこともあり(^^;)、今朝は函館の二つのレースを取り上げて簡単な感想を書いてみたいと思います。
まずは函館6レースの2歳新馬戦(ダ1000m)において、2番人気に推されたリリーフィールドが武豊騎手を背に6馬身差の圧勝、モズアスコット産駒として初の勝ち上がりを決めました。
これはモズアスコット産駒2頭を抱える私にとっては相当に嬉しいニュースでありまして、モズアスコットが早い時期から走れる産駒を出したこと、1000mというダートの電撃戦でスピード能力を示したこと、いずれも産駒たちの今後に期待を抱かせる大きなプラスポイントだと感じました。実際、リリーフィールドはスピードの違いで先手を取ると道中の手応えも楽々で、直線に入ってからは差を広げる一方という、とても強い勝ち方でしたしね。
ちなみに私のモズアスコット産駒、アスゴッドは今のところ芝でデビューする可能性が高そうなのですが、ストラテージュは最初からダート短距離路線で勝負する想定なので、この勝利がとても心強いという…。リリーフィールドは母父がサンデー系アグネスタキオンで、モズアスコット×サンデー系はアスゴッド、ストラテージュと共通ですし、さらに母系を見ていくと、Nasrallahの光り具合などはストラテージュに近い気もするんですよね(^^ゞ
もちろん、現実はそれほど甘くはないワケですが、産駒が全然勝たないとどうしても心配になってきますし、とにかく、モズアスコットが『新馬勝ちレベルの産駒を出す種牡馬』であると証明してくれて本当に良かったです!
そしてもうひとつのレースは、広尾TC(蛯名厩舎)のランドオブラヴが出走したSTV杯でありまして。。
私は当然ランドオブラヴに注目、応援していたわけですが、前半3F33秒台のハイペースの中、中団から追い込みを図ったもののあえなく12頭立ての12着に終わってしまいました。
いや、ランドオブラヴは最後まで頑張っていたと思いますし、そもそも勝ち馬から0.6秒しか遅れていないのに12着ですからね。。負けた分は大外枠の距離ロス分と言えなくもないですし、デキが良さそうに見えただけに(直線で少し挟まれる不利もありましたし)非常に残念なレースになってしまったと思いますm(_ _)m
それでですね、私は昨日の記事『【プライムライン】やってみなけりゃ分からんぞ! 6/16函館 UHB杯・枠順&予想』で大外枠歓迎!みたいなことを書いたのですが、ランドオブラヴの敗戦を見てしまうと、果たして大外枠ってどうなのかなと。。他のレースを見て急に自信がなくなるのは情けない話ながら、同じような展開、結果になる可能性も否定できないよなと、ちょっと心配になってしまったというお話です。(勝ち馬のような末脚があれば関係ないですけど(^^ゞ)
でもまあ、今さら枠順は変えられませんし、プライムラインにはプライムラインらしい走りで頑張ってもらえれば。。レースまでにはまだ時間がありますし、昨夜のお酒をきちんと抜いて、しっかり応援しようと思います!
あ、ついでに日替わりパンも載せておきますm(_ _)m
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) June 14, 2024
拳ガジガジバトルに負けた中の人…
やるな🍞め…(中の人は負傷した🤣🤣)#日替わりパン #パンサラッサ#ガジガジバトル #気を抜いてたッッ#中の人軽傷の模様#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/sSKBW4JmwM