【産経賞セントウルS】メイケイエールが好位からあっさり抜け出しレコードV!悲願のG1獲りへ好発進:サンスポZBAT!
第36回産経賞セントウルステークス(3歳以上オープン、G2、芝1200メートル)は、池添謙一騎手の1番人気メイケイエール(牝4歳、栗東・武英智厩舎)が重賞6勝目。道中は前4頭を見る位置につけると、直線であっさりと抜け出し2馬身半差の完勝。スプリンターズS(10月2日、中山、G1、芝1200メートル)への優先出走権を手にし、悲願のG1獲りへ好発進を決めた。タイムは1分6秒2(良)のコースレコード。
2馬身半差の2着にはファストフォース(6番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にサンライズオネスト(4番人気)が入った。なお、G1馬ソングライン(2番人気)は5着に敗れた。
産経賞セントウルSを勝ったメイケイエールは、父ミッキーアイル、母シロインジャー、母の父ハービンジャーという血統。通算成績は12戦7勝。重賞は2020年小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)、21年チューリップ賞(G2)、今年のシルクロードS(G3)、京王杯SC(G2)に次いで6勝目。産経賞セントウルSは武英智調教師は初勝利、池添謙一騎手は06年シーイズトウショウに次いで2勝目。
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シャンデリアムーン、ファストフォース、ボンボヤージといったところがテンから飛ばし、0-600mが32.5秒で0-1000mは54.5秒というハイペースに。。結果的に馬群がバラけ、周りに馬混みがない好位5番手にすっぽり収まるという、折り合い面に不安が残るメイケイエールにとって願ってもない展開になりました。
それにしても、直線で堂々と抜け出して上り最速の32.9秒を繰り出すのですから、さすがに電撃戦の実績、実力上位がダテではないことを見せつける、素晴らしい内容だったと思います。(プラス14kgの作りですから、ステップレースとしても完璧!)
その一方で、2番人気に推されたソングラインは5着でしたが、そもそもメイケイエールとは純粋なスプリント戦の経験値が違いますし、本番BCマイルを見据えた出走だったことを考えれば、この敗戦は仕方がない面もあるでしょう。
おそらく林先生はBCマイルに向けてどのレースを使うかを様々な角度から検討されたと思いますし、(レース前には言いにくかったと思いますが)こういう展開になった時の負け方としては、ある意味想定内だったのではないでしょうか。
メイケイエールをはじめ、ファストフォース、サンライズオネスト、ダディーズビビッドと、ソングラインより上位に入った馬たちはスプリント戦のスペシャリストと言って良く、テンが速くて前が止まらないレコード決着のレースになった時点で、ソングラインの勝ち筋はかなり細い線になっていたのだと思います。(クレッシェンドラヴが調教のお相手をしたので応援していたのですが(^^;))
**2022/9/11中京11R セントウルステークス(G2/芝1200m)・良**
産経賞セントウルS【2022年9月11日中京11R】出馬表、予想:競馬ラボ
逆にメイケイエールにとっては願ってもない流れでした。G1でも同じような流れになれば優位は動かないでしょうね。
昨日はガチのスプリント戦になってしまいました。
結果、メイケイエールにばっちりハマった分、ソングラインには厳しくなってしまった感じです。
普通に考えれば、メイケイエールは本番でも有力っすねぇ。。