【チューリップ賞】9番人気クリノメイが激戦を制して初タイトル獲得:サンスポZBAT!
桜花賞トライアル・第32回チューリップ賞(3歳オープン、G2、牝馬限定、馬齢、芝・外1600m)は、酒井学騎手との新コンビで挑んだ9番人気クリノメイ(栗東・須貝尚介厩舎)が好位からしぶとく抜け出すと、ゴール前の激戦を制して初重賞タイトルを獲得した。タイムは1分34秒0(良)。
武豊騎手との新コンビを結成したウォーターガーベラ(7番人気)が中団から内を突いてハナ差2着に入り、1番人気に支持されたビップデイジーは2番手から押し切りを狙ったもののさらに1/2馬身差の3着惜敗。上位3頭は桜花賞(4月13日、阪神、G1、芝・外1600m)の優先出走権を獲得した。
クリノメイは、父オルフェーヴル、母クリノエリザベス、母の父プリサイスエンドという血統。北海道日高町・木村牧場の生産馬。通算成績は4戦3勝。管理する須貝尚介調教師、騎乗した酒井学騎手ともにチューリップ賞初制覇となった。
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以前は桜花賞の行方を占う最重要ステップレースだったチューリップ賞ですが、このところは有力馬がステップを使わず直行するケースが多く、『チューリップ賞勝ち馬=桜花賞1番人気』という構図は崩れつつあります。
とは言え、本番と同じ舞台で争われるG2戦に勝ちがあるのは当然で、実績最上位馬のビップデイジー(阪神JF2着、1番人気)に一泡吹かせ、桜花賞出走権を獲得した上位2頭、クリノメイとウォーターガーベラはよく頑張ったと思います。
勝ったクリノメイはオルフェーヴル産駒で母父プリサイスエンド、Haloクロス持ちでムラッ気がありそうな血統ですが、今日は先行して後続勢の追撃を凌ぎ切る堂々たる勝利。阪神JFでは14着に大敗しましたが、底力、しぶとさが活きる今日のような形になれば今後も活躍が望めそうです。タイプ的には人気薄で買いたい気もしますが、果たして本番ではどうなりますか。
ウォーターガーベラは経済コースをピッタリ回って内からスルスルと伸びてきました。河内厩舎+武豊騎手鞍上で注目されていましたが、戦術的には本当に上手くハマっただけに、あと一歩のハナ差が口惜しいレースになりました。まあ、考えてみれば本馬は牡馬混合のシンザン記念でも3着に来ていますから、もともと力がないわけではないですしね。
1番人気のビップデイジーは3着惜敗になったものの、桜花賞に向けたステップとしては合格点の内容だったと思います。アルマベローチェとの比較に加え、今回、勝ち切れなかったことで人気は落ちるかもしれませんが、自在性があって大崩れをしないですし、当然、調子を上げてくるであろう本番では怖い一頭になるでしょう。
**2025/3/2阪神11R チューリップ賞(G2/芝1600m)・良**
チューリップ賞(桜花賞トライアル)【2025年3月2日阪神11R】:競馬ラボ
しぶとい系が上位に来ましたね。
久々の開催ですし、桜花賞に直結するかどうかは判断が難しいところ。
直行馬がどうなのかもわかりませんし、今年の牝馬路線は特に難しい気がします(^^;)
桜花賞のころにはどんな傾向になるのかわかりませんね。このまま同じような傾向が続くのか、エアレーション効果が薄れたり、暖かくなって芝の根付きが良くなったりで、スピードや瞬発力が活きてくるのか。馬券的には悩ましいところです。
あの新馬戦はエスペシャリーより上位だった馬がみんな勝ち上がっていて、ムチャクチャ高レベルメンバーの一戦でした。
ナムラクララをはじめ、今後の上位馬の活躍次第では、『伝説の新馬戦』と呼ばれる可能性だったありそうです!
こんにちは!
時代の流れと言ってしまえばそうなんでしょうね。
トライアルの位置付け、レースの格、そういう部分もアップデートしていく必要がありそうです。
競馬の楽しみ方も人それぞれになっていくんでしょうね(^^;)
G2でも0.3秒差5着ならレベルが低い新馬戦では当然ないはず!と自分を元気つけています。
エスペシャリーも一つ勝っていつかナムラクララ含めたこのメンバーにも挑めるといいです。
記事に書いてある通り、有力馬がトライアルを使わないから
チューリップ賞も難解になっています。
今週末も弥生賞ディープインパクト記念も有力馬が少なく難解ですねぇ。
トライアルで有力馬が対戦して、本番で巻き返すか?も、面白かったのですが…。
これも時代の流れかぁ…(´-`).。oO