ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20は、昨年末に屋根付き坂路でハロン16秒ペースを消化。年始より4日間の小休止を挟み、現在は角馬場でダク2000m、屋内ダートコースでハロン20~25秒ペースのキャンター1600mを乗られています。1月上旬の馬体重は480kgです。
◇川嶋担当のコメント 「例年にない大雪の影響により坂路コースがクローズとなったため、先週と今週は周回コースでインターバル調教を消化。来週からまた坂路で進めていく予定になっています。何より冬場でも毛づやの良さが目立っており、これは内臓の強さの表れとも言えますからね。食べたものをしっかりと吸収し、実になっている印象を受けています。少しずつですが後駆を使えるようにもなってきました」
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募集開始時にレトロクラシック’20と並んで大人気だった本馬ですが、トレーニング開始後も、レトロ20同様とても順調に成長してくれています。昨年中にハロン16秒ペースを試したのは、それなりにやれるハズという手応えがあってのことでしょうし、毛ヅヤの良さ、飼葉を成長の糧とする能力など、余計な心配がないという意味では、こちらもかなりの優等生だと思います。
そして今回は、走りの質についても「少しずつ後駆を使えるようになってきた」と嬉しい報告がありました。が、まあ、そのあたりについてはまだまだこれからという時季ですからね。心身ともに健康、すでに馬格も充分という強みを生かし、冬場にしっかり乗り込むことで、さらに良い走りを身につけて欲しいところです。
まだ早期デビュー云々を考えるのは時期尚早ですが、レトロクラシック’20にも本馬にも、今のところそのチャンスは充分にありそうです。例によって脚の速さは未知数ながら、このまま順調に乗り込みが進み、暖かくなる3~4月までに力をつけることができていれば、改めて2歳戦からの活躍を妄想したいと思います!
【ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2022/1/7更新分)より】
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