チャンピオンヒルズ在厩のマジックブルーは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回、半マイル58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「さらにトモを鍛えていきたいところではありますが、以前ほどすぐに疲れがくるようなことはないですし、この馬自身の成長のペースに合わせて少しずつ強化は進んでいると見てよいでしょう。暑さバテの兆候は見て取れないものの、どことなくあまり覇気がないようにも感じますので、避暑対策を優先的に講じてあげています」
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基本的には先週までと同じメニューでの体力強化が図られていますね。小泉厩舎長によれば「以前ほどすぐに疲れがくるようなことはない、少しずつ強化は進んでいる」とのことですし、そろそろ次の段階に進む可能性があるのかも…。
多少気になるのは、「どことなくあまり覇気がないので避暑対策を優先的に…」の部分ですが、マジックブルーにとって本州の夏は初めての経験ですし、この梅雨時のジメジメした暑さに驚くのは無理もないことですからね。まあ、引き続きミストなどの暑さ対策を継続頂くことを前提に、何とか乗り越えてもらうしかありません。
いずれにしても、マジックブルーなりの成長が見て取れるのであれば、今の方針を大きく変える必要はないでしょう。今週末には一つ下の半弟が早くもデビュー戦を迎えますが、夏後半から秋競馬にかけて、兄の貫録を見せてくれたら嬉しいです。
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「引き続き半マイル58秒台までやれていますが、動き出しの際にいくらか気にする仕草を見せますので、現状ではやはりこれくらいの時計がオーバーワークにならないギリギリのラインといったところではないでしょうか。これ以上のペースアップについては爪の良化を待つほかなさそうです。来週、蹄鉄を打ち替える予定ですので、そこで新たな装蹄療法などがあるのかどうか、削蹄の仕方によってフォローできそうかなど、装蹄師ともよく相談しながら次の手を打っていければと思っています」
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半マイル58秒台を継続しつつ爪の良化を待つ、といった現状のようで、ここから先のペースアップは爪が良くなったあと、あるいは装蹄、削蹄で爪をカバーする方法が見つかった場合には…ということになるようです。
そのあたり、来週の蹄鉄打ち換え時に何らかの進展があれば嬉しいですが、『爪が伸びるのを待つしかない』といった話になる可能性もありますから、あまり先のことを考え過ぎずに待ちたいと思います。
ただし、あまり弱気になるのもアレなので、夏競馬のうちに…という希望は変えずに行きます(^^ゞ
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、現在は、おもに坂路でハロン18~20ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「26日朝の後半でハロン18秒程度。少しずつペースを上げていますが、午後のチェックにおいても問題はありませんので、もう時計ひとつほど進めてみたいと思っています。まずはハロン17秒ペースを安定して乗れるところまで調教の基本ラインを持っていき、そこからしばらく継続して下地を作っていきたいところです」
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ペースが20~22秒までだった先週から前進し、今週はハロン18秒ペースまで。来週には17秒ペースまで上げていき、そこから17秒ペースの継続でベースとなる体づくりをやっていくことになるようです。
その後はエコー検査の結果も参考にしつつ、さらなるペースアップのタイミングを計っていくことになるのでしょうが、今のところ脚元に問題が出る兆候はないですし、おそらく想定通りに進んでいくことになるのではと。。
当然焦りは禁物ながら、すでに前走(マイラーズC・7着)から1年2ヶ月が経過していますし、今度こそストレートで実戦復帰にたどり着いて欲しいと思います。感覚的には遅くとも年内、できれば秋競馬のうちに…といった感じですm(_ _)m
キャニオンファーム土山在厩のエスペシャリーは、おもにトラックで軽め3200~4000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2~3F15-15前後を乗り込まれています。
◇山本厩舎長のコメント 「先週末はハロン17秒ペースから入って終い2F15-13で登坂。まだ余力はありませんでしたが、ラストは予定通り13秒台を出すことができました。馬体重は455kgまで増えてきましたし、1本1本がいい調教になっているものと思われます。今後も脚元に疲れを溜めないように注意しながら、坂路の最後までしっかりと動けるように鍛えていきたいですね」
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なるほどなるほど、すでにゲート試験に合格しているとは言え、ここ数週間の近況を踏まえて考えれば、エスペシャリーにとって今が一番『良いトレーニング』を積めているように思えますし、あまり早期デビューを意識しない方が良いかもです。
週2回の速めをこなしながら馬体が増えているのもそうですし、山本厩舎長も「1本1本がいい調教になっている」と前向きですから、場合によってはこのひと夏を鍛錬に充てて『満を持して秋デビュー』の流れでも悪くない気がします。
ここまでアクシデントらしいアクシデントもなく、とても順調に来ているのは確かですから、どうせなら「坂路の最後までしっかりと動ける」というよりも、初戦から好勝負が可能なレベルに鍛えて頂きたいと思います!(^^ゞ
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、おもに坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇松山担当のコメント 「先週末は馬なり単走で14-14程度。素軽い動きができていましたし、以前とは違って気合いを表に見せるようにもなってきましたね。相変わらず発汗量は多めですが、馬体重が減ることはなく(465kg)、暑さを気にする様子もありませんので、そういう馬という認識で良いかと思います。この調子で速めの本数を重ねていきましょう」
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先々週の近況あたりから、前進気勢が増したこと、トモに張りが出てきたことなど、心身の良化を示唆するコメントが聞けるようになりました。そして今回も松山さんから「素軽い動きができていた、以前とは違って気合いを表に見せるようになってきた」とのコメントがもらえましたから、かなり『イイ感じ』になってきたのは間違いなさそうです。このあたり、(理由はさて置き)前走の未勝利勝ちから次を使い急がなかったことが、結果的に良い方向に作用している気がします。
心配された暑さへの順応についても、今のところ『大の苦手』というワケでもなさそうですし、今の良い流れを逃さないように、次のお声がかかるまでの間にバッチリ乗り込み、パワーアップして昇級戦に臨みたいです。
いやホント、デビューがアクシデント出遅れたにもかかわらず、僅か2戦目で勝てたことは非常に大きかったですし、この中間の成長とトレーニングのバランスを含め、全体的にとてもうまくいっていると思います(^^)
【2024/4/27京都3R 3歳未勝利(ダ1900m)でのジーベック:公式HPより】
真狩サマーステーブル在厩のメリタテスは、現在はウォーキングマシンとトレッドミルで調整しています。
◇岩渕担当のコメント 「ウォーキングマシンを60~120分、トレッドミルを速歩と駈歩を合わせて20分程度。健康面で問題はありません。騎乗すると煩いようですが、普段は聞いていたよりも落ち着いており、特に悪いクセなどはないですね。厩舎陣営によれば、『今後の馬の状態次第ではありますが、7月14日(日)函館10R 駒場特別(2勝クラス・ダ1700m)を視野に』とのこと。このまま順調であれば、ほどなく移動になるかと思います」
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やはり!と言いますか、札幌開催まで待つのではなく、函館最終週の駒場特別に向かうようです。
岩渕担当によれば、メリタテスの様子については「普段は聞いていたよりも落ち着いており特に悪いクセなどはない」ということで、まずまずいつものレース後と変わりない…といったところなのでしょう。
メリタテスは競馬でしっかり頑張る馬なので、この中間は、おそらくあまり攻め込む必要はないですからね。リラックスした状態で函館に戻ってもらえば、それで充分な気がします。
ちなみに(古川奈穂騎手負傷なので)次走も菱田騎手が乗ってくれるとすれば、前走惜敗からの2度目の騎乗で思うところがあるでしょうし、今度こそ決めるぞ!的な、気合のパフォーマンスを期待します(^^)
【2024/6/16函館10R 檜山特別(2勝C/ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
ファンタストクラブ在厩のピークブルームは、おもに屋内ダートコースでハッキングキャンター2400~3200mを消化。週数回、屋根付き坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「25日に登坂しましたので、26日は速歩のみで歩様のチェックを。目に見えるような疲れやダメージはありません。目方的には大きく変わりないのかもしれませんが、以前よりも引き締まるところは引き締まり、体をひと回り大きく見せるようになっていますね。順を追って立ち上げていきたいと思います」
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「目に見えるような疲れやダメージはない」とのことながら、権利がない身の上では、次走までにある程度の間隔を開ける必要がありますからね。引き続きリフレッシュと体調管理を中心に、徐々に立ち上げて頂ければと思います。
その上で、次走をどこにするかは未勝利戦の混み具合と相談しながら…。次走目標をハッキリ定められないのは、きちんと仕上げを行う上でも厳しいでしょうが、それはこの時期の未勝利戦においては当たり前のこと。同じ轍を踏まないためにも、次走では掲示板以上が必須になりますので、何とか上手く調整頂きたいと思いますm(_ _)m
【2024/6/9函館4R 3歳未勝利(芝2600m)でのピークブルーム:公式HPより】
先日の昼間、高校の同級生と会うことになり、三軒茶屋に行ってきました。
ひとしきり会話をしたあとに『ちょっと一杯…』な流れになったのですが、時計を見るとまだ3時半。。そういう時に便利なのが、昼から飲んでいても全然違和感がない餃子専門店の『東京餃子楼』さんです。
東京餃子楼さんはほぼ餃子のみのお店ですが、キュウリなどのちょっとイイ感じのおつまみはあります。
昼からきゅうりとハイボール、堪りませんねぇ(^^)
ガッツリ濃い味の肉味噌もやし。これはとーっても美味しいのでオススメです。
餃子は水餃子、
焼き餃子、
そして揚げ餃子のフルコースで攻めるのが王道でしょう!
東京餃子楼さんは、にんにく&ニラの有り無しを指定できるスタイルなので、仕事の合間に利用するのも全然アリ。私たちは仕事の合間じゃやなかったので、当然にんにくニラありをお願いしました。ただし、もともとが割りと野菜多めのアッサリ餃子なので(宇都宮の餃子に近い?)にんにくニラ有りでも全くしつこくなく、何個でもパクパクイケちゃいます。
餃子とハイボールはとても相性が良く、居酒屋さんが開くまでの時間つぶし(ウォーミングアップ)には最高の組合せと言っても良いでしょう。久しぶりに会った同級生とのくだらない会話も弾みましたし、なかなか楽しいひと時でした(^^)
東京餃子楼 三軒茶屋店
世田谷区太子堂4-4-2 ラウスパレス三軒茶屋
03-5433-2451
そして夕方の5時頃、三軒茶屋のザ・焼き鳥屋さん『いそげん』さんに突入です!
まずはキャベツと、
ここでもハイボール!
あとは焼き鳥で、レバーと
ハツ、
皮と、
ももを焼いてもらいました。ちなみに『いそげん』のオススメはタレ焼きです(^^)
やきとり&ハイボールを楽しみつつ、肉豆腐から…
かなりイイ感じの塩辛へ!
餃子、焼き鳥は、今や国民食といっても過言ではないレベルに人気があるわけですが、何故そうなのかがよく分かると言いますか、いつどこで食べても大体美味しいので非常に助かります。(もちろん、どちらも苦手という方がいないわけではないですが)
その点、東京餃子楼もいそげんも、あまり奇をてらわずに『誰が食べても普通に美味しいと感じる路線』をキープしてくれていて、全くストレスなくダラーッと飲むことができちゃいます。いやホント、三軒茶屋は探せばいろいろなお店がある人気スポットではありますが、餃子⇒焼き鳥も相当に便利なコースだと再認識することができました(^^)
ちなみにこの日、最終的にダーツバーに流れて日付を跨いだ午前2時まで遊んでしまったのは、餃子と焼き鳥とは全く関係ないアクシデントだったと言って良いでしょう!!(知らんがな… みたいな話でスミマセン(^^;))
いそげん
世田谷区太子堂4-22-11
03-3412-5966
うぃずさんからの情報もあり、改めてJBISを確認したところ、24年産馬の情報が更新されていましたので、今朝ほどアップした『広尾TC関連主要繁殖牝馬の産駒情報』改訂版を載せておきますm(_ _)m
**広尾TC関連主要繁殖牝馬の産駒情報**(2024/6/25時点確認情報まとめ)
注目すべきところは、コンタンゴと同配合のディメンシオン’24が牝馬だったこと。一般的には牡馬の方が高く売れるので、販売サイドから見れば牡馬の方が…だったかもしれませんが、生産者目線と言いますか、牝系を繋いでいく意味では早めに牝馬が生まれてくれると安心ですし、父エピファネイアの23年産に続いてロードカナロアの牝馬がミスペンバリー~ディメンシオン牝系を盛り上げてくれると思えば良かったのではないでしょうか。
その意味ではエンパイアブルーも同様で、ルヴァンスレーヴ、エフフォーリアと続けて牝馬が生まれたようなので、まずは無事に後継候補ができました…といったところでしょうか。あとはマジックブルー、ブルータスが活躍してくれれば繁殖としての価値が高まりますので、今週末デビュー予定のブルータスには特に頑張って欲しいです。
今朝の記事で触れなかった24年産馬で面白そうなのは、まずまず好調なスタートを切ったGone West系タワーオブロンドンとレトロクラシックの牡馬でしょうか。タワーオブロンドンは母系にSadler's Wellsがいますので、Gone West系Zafonic×Sadler's Wellsを持つウェルシュステラ系と配合すると、自動的にGone WestとSadler's Wellsのクロスが入るんですよね。。この血統構成でうまくタワーオブロンドンのスピードが生きれば、ルーラーシップやレイデオロとは違った意味での一発が期待できるかもしれません。
あとはパラスアテナの初仔もいますし、セイリングホーム、スーンシャインの牡馬も面白そう。。となると24年産世代については、油断すると22年産世代並みの出資頭数になってしまうかも…。まだそんな心配をするのは早いのですが、増えそうだな…と思ったら23年産世代を抑えた方が良いかもしれず、そのあたりは頭に入れておいた方が良いでしょう(^^;)
おそらく今週末には何らかの情報が出ると思うのですが、ここ数年の通りであれば、間もなく広尾TCの通常募集が始まるはずです。(何らかの事情でラインアップ発表が無理でも、スケジュール感ぐらいは…)
ということで、いろいろな意味で待ち切れないので、心の準備として今回通常募集の主力になる23年産馬の顔触れ再確認と、2024年に生まれた産駒たちの情報を(わかる範囲で)眺めてみたいと思います。
**広尾TC関連主要繁殖牝馬の産駒情報**(2024/6/24時点確認情報まとめ)
今年の通常募集でどの馬が募集されるかは近々わかるとして、絶対に逃したくないのはディメンシオン×エピファネイアの牝でしょう。エピファネイア産駒は難しいところがあるものの、つい2日前には宝塚記念をブローザホーンが制するなど、能力の高さ、一発の魅力は相変わらずですからね。牝馬であれば、さらにその産駒を(母馬出資優先で)追いかけることもできますし… みたいなことをやっていると、一生この遊びから抜けられないのがアレですけれど(^^;)
ステラリード×レイデオロの牡、レトロクラシック×レイデオロの牡も注目を集めそうですが、ご承知の通りステラリードとレトロクラシックは姉妹なので血統表上ほとんど違いがなく、ともに牡馬なので選択が難しい。開き直って両方に!作戦はアリだと思いますが、どちらか一方でもサートゥルナーリア産駒だったら面白かったのに、と思わないでもありません。
ちなみにステラリードの24年産はモズアスコットの牡馬ですから、これは間違いなく矢作先生のところになるのでしょう。いや、もちろん断定はできないですし、答え合わせは来年になると思いますので今気にする必要はないですが(^^ゞ
23年産馬に話を戻しますと、要するにステラリード’23、レトロクラシック’23の選択については、厩舎やお値段、写真や動画などが出てからじっくり考えてみたいと思います。(少なくともどちらか1頭には出資をしたいです)
そして、私がコソッと注目しているのはスーンシャイン×ルーラーシップの牡でして、22年産のマジョレル(父サトノクラウン)のデキがなかなか良さそうなこともあり、ルーラーシップの牡ならちょっと面白そうかなと。。22年産世代は他に欲しい馬がたくさんいたので無理でしたが、木村さんオリジナルの生産馬として検討してみたい気がします。
しかしそうなると、ストームハート×ゴールドシップの牝もやっぱり気になるんですよねぇ。。ストームハート’23はすでに募集されているので現実的な選択肢ですし、ステラリード’23とレトロクラシック’23をどちらか1頭に絞り、父ルヴァンスレーヴのエンパイアブルー’23を我慢すれば頭数オーバーは避けられそうですからね。
ということで、いずれにしても真剣に検討するのはラインアップが発表になってからです。それが今週なのか来週なのかはさて置きまして、私としては準備は万端整っていますので、クラブの皆さんよろしくお願い致します!m(_ _)m