わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸家を目指す 28 (陶芸教室を開く13)

2010-12-13 21:34:23 | 陶芸家を目指す
前回に引き続き、陶芸教室を、開く方法(準備)について、お話致します。

 ④ 募集広告

  ) 看板による宣伝

   b) 貸し看板による宣伝

    貸し看板で代表的なのは、駅構内に掲げられた看板や、電柱広告です。

    イ) 駅構内の貸し看板: 駅のホームなどに、掲げられている看板類です。

       電車を待つホームの反対側に在る、看板で、内側に、蛍光灯が入った行灯(あんどん)型

       の物も有ります。単に駅で待つ人だけでなく、電車が止まった際にも、見て貰えます。

       駅近辺に、教室が在る場合は、効果が期待されます。簡単な地図を載た物も、有ります。

       期間を区切り、借りる事に成りますが、ホームの何処に、設けるかによっても、効果が変り

       ます。ホームの外れの様に、余り人が集まらない所よりも、改札口近くが、有望ですが、

       その位置に空きがあるとは、限りません。

       そこを借りる際には、駅などに、問い合わせて下さい。(鉄道会社が直接取り扱う場合と、

       その関連業者が、広告を取り扱う事も有ります。)

     ・ 駅から遠い位置にある、教室の場合、宣伝効果は、余り期待できません。

    ロ) 駅構内ではなく、駅に通じる道筋や、駅前などに、貸し看板が有る事も、有ります。

       この場合の、看板使用の申し込みは、何処にしたら良いか、迷う事と思いますが、空きが

       ある場合には、前の広告が、白く塗り粒されています。又、その看板の隅に、連絡先が、

       記されて居る場合もあります。 時には、広告会社から、看板使用の売り込みも有ります。

    ハ) 電柱広告: 道路の脇に立てられている電柱に、広告を載せる方法で、街中で良く見かける

       看板の宣伝方法です。

     ・  電柱に巻き付ける方法と、四角い板状の物を、掲げる方法が有ります。

       縦長の同じ2枚の看板を、背中合わせに、電柱に巻き付け、通行人や、自動車などから、

       見える様にして居ます。

     ・ 四角い看板は、電柱の上部に取り付けますので、通行人の目の高さより、かなり高い位置に

       成りますので、目に留まり難いかも知れません。

     ・ 電柱の広告は、電柱1本では、余り効果はありません。ある程度本数が多い方が良いの

       ですが、費用も増えます。又、教室周辺に取り付けるべきで、余り遠い場所には向きません。

    ニ) その他の看板: 路線バスの側面や後側に、看板を付ける事も有ります。

       教室周辺を走る、路線バスは、ある区間を、頻繁に往復していますので、人目に付き易い

       です。但し、余り効果は、期待できません。

  c) その他の宣方法

    イ) 路線バス内の、停留所の音声案内の際、その停留所の宣伝が、入る場合が有ります。

      「次は○○です。××陶芸教室は、この停留所が便利です」などと、放送して貰えます。

       初めて聞く人には、宣伝効果が、あるかも知れませんが、一般には、聞き流しているのが、

       実情でしょう。

    ロ) 陶磁器の、展示会や、即売会などで、案内書を配布したり、無料体験コーナーを設け

       たりして、募集する事も、可能です。

  陶芸教室の経営が、上手くいくかは、いかに会員(生徒)を集めるかに、掛かっています。

  それ故、なるべく、費用を掛けずに、人を集める事が、大切に成り、色々知恵を絞って下さい。

以上で、陶芸教室を開く場合の、話を終わります。

陶芸で、収入を得る方法として、「御自分の作品を売る」、「陶芸教室を開く」等の、話をして来ましたが、

次回より、第3の方法について、述べたいと思います。

貸し看板
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 陶芸家を目指す 27 (陶... | トップ | 陶芸家を目指す 29 (二... »

コメントを投稿

陶芸家を目指す」カテゴリの最新記事