梅だよりついでにもう一つ。
鎌倉市小袋谷にある成福寺(じょうふくじ)は、鎌倉にただ一しかない浄土真宗のお寺です。
鎌倉市には130以上も寺院があって、浄土真宗(西本願寺)はここだけというのも面白い話です。
成福寺は、横須賀線の線路ぞいにあるので、大船を出てから北鎌倉に至る間の車窓(北鎌倉に向かって左側)から見ることが出来ます。
(成福寺山門)
成福寺山門も近くの常楽寺と同じようにかやぶき屋根です。
この山門の由来は「今の鎌倉市山崎の領主であった奥平氏の娘崇高院がこのお寺の教えを受けたときに屏風などの宝物と一緒に自分の家の門を寄付されたものとのことです。
成福寺には数本の白梅と一本の紅梅があります。
2月11日現在、白梅はちらほら咲き、紅梅は5分咲きという感じです。
成福寺境内には教祖の親鸞聖人のお像があり、その背後に白梅がありました。
(親鸞聖人のお像と白梅)
(親鸞聖人のお像の近くの白梅1)
(親鸞聖人のお像の近くの白梅2)
また、境内には、百日紅の巨木の近くに紅梅がありました。
この紅梅は八重の紅梅で、樹高も比較的高く見応えがあります。
2月12日の時点で三分咲きといったところでしょうか。
(境内の紅梅1)
(境内の紅梅2)
(境内の紅梅3)
成福寺は植木の他に、ヤマアジサイを栽培しており、5月~6月にかけて鉢植えで花を楽しむことも出来ます。
8月~9月にかけての百日紅(サルスベリ)の花は一度本ブログで紹介しています。
成福寺のサルスベリ